引退

栃乃花関、引退、
その時期がついに来たかと言う感じで・・・
永遠に現役を続けられることはない。相撲の世界も、サラリーマンも新地のママも、みんな、みんな続けられない。いつかは「さよなら」する日が来る。
私は舞台の上で死ぬ、私は店でお客様と話をしながら死にたい、ずっと現役のままでいるんだと言う人もいるだろうが、倒れた日、時間が引退の瞬間ではないかと思う。
引退は逃げることは出来ない出来事なんだ。真っ正面に受け止めなければ。
そう、栃乃花関も今日、受け止めた。
栃乃花関は
大学を出て相撲界に入り小結まで進んだが、腰を痛め地位が下がっていった。私が栃乃花関を紹介してもらって、花関のファン、相撲のファンになったのは、前頭の下位にいた時だ。それから十両に下がり幕内に上がったりだったが、ついに幕下まで下がった。もう引退かと思ったが、踏ん張り十両、幕内に戻り、一昨年には横綱朝青龍と対戦できるまでになった。どれだけの努力があったか。リリオーには計り知れない。
現役は引退されるが、親方となって後進の指導が待っている。
花が咲くように、華のある力士になってもらいたいと親方、大学のＯＢが栃乃花と決めたと聞く。これからも花のある親方として頑張って頂きたい。
そして、リリオーはずっとファンでありたい。