まるぞう備忘録

無題のドキュメント

【小説】死んで終わるもの。死んでも続くもの。

2023-04-06 09:04:56 | 今日のひとり言

防災カレンダー
6日。満月。




 生命の死について考える時、
・死んで終わりになるものは何なのか。
・死んでも生き続けるものは何ののか。
この2つの問いはとても興味深いと思います。



 3つのセルフの死後という空想小説です。



生きている人が思い出す時に、上書きされる故人のストーリー。

 セルフ1という自分が死んだあと。自分が生きた記録は、宇宙の図書館にDVDのような記録として保管されます。固定化された人生となって記録されます。

 ただし。生きた人が思い出すという再生によって、上書きされることがあります。
 あたかもシーズン2のように。
 あのシーズン1の出来事は、実は塞翁が馬だった。というどんでん返しがシーズン2の上書きであり得る。生きている人が、その故人のDVDを、思い出すという再生の過程で、再生しながら上書きをすることが出来る。

 生きている人には、セルフ3という心も三分の一あるから。この心。過去も未来もこの現在の瞬間にある創造の成分。この心が、故人の記録を再生すると、再生と同時に固定化されたはずの過去も、シーズン2として上書きされることがある。

 私は親しい故人は、思い出す時はいつも自分と一緒に生きている感覚になります。
 とても懐かしくて暖かいです。ハッピーエンドのシーズン2です。



大自然の循環の一部として生きる。

 セルフ2の身体は、死とともにまた、この地球の大いなる自然の循環に還って行きます。
 食べられた生き物は、自分を食べた相手の中で、生命の一部として取り込まれる。
 肉体を構成していた有機物は、微生物に取り込まれて、また食物連鎖という生命の循環に還っていく。

 生命は、生命ある限り必死になって生き続ける。
 自分が死ぬ最期のその時まで、120%の努力で生き続けようとする。
 37兆の細胞と100兆もの腸内細菌は、最期の最期まで、生命力全開で生き続ける。

 ストレスで身体が弱ったように見える時、
 実はそれは身体が一生懸命、ストレスを昇華しようとしている過渡現象。

 セルフ1という頭がどんなに(仮想のルールで)落ち込むことがあったとしても
 セルフ2という身体の生命力は最期まで、生き続けようとする。

 でもそれでもその時期が来たら、
 この個体は、予め設定された段取りに従い、この生命活動を閉じて、そして大自然の循環に還っていく。



心の中のお天道様。

 セルフ3という心の奥底の心。
 私であって私ではない。
 相手と自分の境界のない心。

 昔から日本人が、自分の心の中に感じていたお天道様。



揺れながら。山あり谷あり。心配あり安心あり。観たかった景色。


 生きている今の私たちはそれぞれ三分の一ずつ。

 社会で名前を持ち、社会のルールで喜怒哀楽の私が三分の一。
 自己肯定120%。身体の生命力の私が三分の一。
 心の奥底にいる心の中のお天道様が三分の一。

 やじろべえのように、ゆらりゆらりと揺れながら、この宇宙に彩りを描かせて頂いております。
 ありがたいです。
 ありがとうございます。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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そんな中、今日の記事を見て思い出しました!!
私が、ずっとあこがれていた存在が「3つのバランスが取れているひと」だったこと。

→ 昔の日本は大部分の人がバランスの人だったと思います。
そして、今の社会の振り子を観ると、またそのような人が大部分になる。そういう時代いに戻り始めていると思います。どの方も。

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去年100歳を迎えた伯母がいます。今は、病院のベッドの上、もう永いこと意識混濁状態です。この伯母は、若いときに故郷を飛び出し、東京で好きなように生きた人でした。ひとりになった母親の世話をするために故郷に戻り、その後は一人暮らし。90代でも、近所の老人会の世話係をしているような人でしたが、「もっと他人の役に立ちたい。」と言っていたことがありました。おそらく最晩年は、皆そういう気持ちになるのでしょうね。

→ 素敵な伯母様のお話ありがとうございます。

セルフ1がゼロで生まれた私達。
大人になるにしたがってセルフ1全開となっていきますが、
人生を折り返したあたりから、
再び心の中のお天道様に戻っていく方も少なくないと思います。
ありがとうございます。

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ところで質問なんですが、まるぞうさんは休日には何されてるんですか?なんか趣味とかありますか?

→ 休日はヨメも一緒に昼食を食べるので、私はビールを少し飲みながら休日の家族の昼食を作るのが幸せなひとときです。

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チベット体操、ここ数日、まだ1回の流れですがやっています。 呼吸が大事なのは分かっていましたが、私は脈が早いのが性格にも出ているのか?

→ 腹式呼吸が普段の習慣になっていくと思います。大丈夫。

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誰に何を言われなくても
時期が来たら芽が出て花が咲く花のように
わたしもそんな人間になりたい
誰に何を言われなくても

→ 誰しも生まれて来る時に、描きたい構想はあると思います。
生まれて来ると、その構想の記憶は消えてしまいますが、心の奥底では覚えている。
だから、なんとなく。その物語に惹かれていくと思います。という小説です。

もし今、自分がこの世を離れるとしたら、何を後悔するか。
という問いは、忘れていた自分の物語の断片を思い出す。大切な問いだと思います。

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