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過去を創る。


本日は書いた記事があったのですが、公開すべきではないと思い削除いたしました。私の気持ちは、その文章を現実世界に一度置いたことで昇華の役割を果たしたようです。私的な話ですので、一般公開まではしていはいけないと思いました。

人によっては日記の習慣をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。日記とはこのように自分の気持ちを文章という現実世界に出現させることで昇華の意味を持つのではないかと思います。
ただ昇華としての意味の文章であるならば、あとで自分で読み返したりまして他人が読み返すものではなく、書き終えたらそのまま誰にも読まれず消えるのが良いと思いました。現実に残っていればそれは、残っているという事実だけで、また自分を逆方向に縛る因子になるかもしれませんから。

私たちはこの現在で未来を創りながら同時に過去を創っております。あまり過去を縛らないように良い言葉だけを過去に置いておくことも、大切な知恵であるように思いました。


おひさま、ありがとうございます。
(本日は中潮ですね)



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下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら

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他山の石。


野党が合流するとかしないとかニュースになっています。民主党から出て行った人間がまた戻るといいます。でも出戻りと思われたくないから、全く新しい党としてなら参加していい。だから党名には「民主」を外してくれといいます。
しかし民主議員は、そのように名前を一新したら、選挙で「民主」と書かれたら自民党にカウントされてしまう。だから民主の単語は外せないといいます。
また小沢党も合流するぞ、と名乗りをあげると、民主からは、小沢だけは絶対ヤダと反対の声が上がります。小沢と組むなら共産党と組む方がマシだそうです。いや、共産党と組むのだけは絶対ダメだそうです。
とにかくまとまりません。これでは国の政治を任せられるはずはありません。そのように見ている国民も多いことでしょう。



野党が勘違いしているのは、与党との違いを主張しなければならない。ということです。ところが選挙民が見ているのは、その政策がブレないでスジが通っているかどうかです。もし政策が与党と同じ内容がありませんば、それは大いに認めるべきなのです。
野党の人間は勘違いしています。日本人のメンタリティを。否定から入ってはいけないのです。とにかく口を開けば与党の否定の言葉です。多分あれでは人を惹きつけることは無理です。
与党の良いところ、与党の政策の共感できるところから話をスタートすればいいのです。そしてそのあとおもむろに、「しかし・・・」と違いを述べればいいのです。
私たちはブレない。「与党と同じ内容」があってもそてを恐れないで堂々としていればいいのです。日本のことを思う政策ならば、同じ共通点があって然るべきですから。


これからの日本人は特に物資的な豊かさより、精神的な豊かさに惹かれる時代に入っているように思います。他人に競争で勝つことよりも、他人に与えて喜んでもらえることに共感する時代になりつつあるように思います。
もう朝から晩まで他人の否定と悪口で明け暮れているだけでは、日本人の心がどんどん離れていくことに気がつかないのでありましょう。あと人相が自分の生き様を隠し立てなく人々に見抜かれていることも。
私も他山の石とさせて頂きたいと思います。



おひさま、ありがとうございます。
(本日は中潮ですね)



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長生き企業の共通点。


 私の母の兄は私が社会人になる前に他界しました。叔父は町工場の経営者でした。工場はシャープ系列でした。叔父はいつも母に「シャープはほんまにええ会社やで」と言っていたそうです。シャープを愛していた人たちは日本中にたくさんいたのでしょう。我が家も冷蔵庫の左右開きは重宝していました。掃除機も空気清浄機もシャープ製であります。

どんな企業でも栄枯盛衰があります。ただ日本には長く続く企業も多いのです。

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・米国最古の農園場、シャーリープランテーションは1613年に開園したが、705年に西山温泉で開業した慶雲館は(同じ一族が52代に渡って経営)、その時すでに創業からほぼ1000年が経とうとしていた。石川県の法師旅館も、同じような歴史を有している。

・上記の西山温泉(慶雲館)ですら、日本では最古ではない。建設会社の金剛組は、西暦578年に設立されているのだ。

・日本にある老舗企業の数は膨大である。西暦1300年以前に設立され、今も続く企業50社のうち24社が日本にある。また、200年以上の歴史を持つ企業は世界に5586社存在するが、そのうちの半数以上となる3146社が日本企業である。100年以上続く日本の企業は、2万1000社以上にのぼる。



http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-1755.html

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 お金が手に入るということは、二つのケースがあるようです。
 一つは自分の陰徳が充分蓄積されて、それがお金が手に入る(売上が伸びる)という現象としてこの世に現れることです。陰徳とは、人様世間様の役に立つように「愛情と手間」を蓄積することです。人様世間様への愛情と手間の蓄積がある点を超えると、お金としてどこからか入って来るのです。
 この陰徳が目に見える幸運として現れるにはタイムラグがあります。だから働いても働いてもラクにならない。という局面が人生にはありますが、実はこの陰徳を積んでいる時が一番幸せな時期ではないかと私は思います。陰徳を積んでいる人が一番輝いて見えるからでもあります。


 お金が手に入るもう一つのケースは徳のサラ金です。怖い怖いサラ金です。将来の自分の幸運を担保に表面上のお金を手にいれることです。自分が人様世間様の役に立つ努力もしていないのに、お金が入ることがあれば、それは怖い怖いサラ金かもしれません。
 ただし多くの人はその怖いサラ金を望むように思います。怖さを知らずに。その人達は、ラクして大金稼ぎたいなあ、といつも望んでいます。
 シャープの役員さんたちもそうであるのかもしれません。莫大な赤字の資金繰りというプレッシャーで、かつての創業者が行なったようにゼロから陰徳を積むという地道な努力より、とにかく一攫千金でこの借金をチャラにすることを、強く強く切望しているのかもしれません。そういうサラ金があれば契約してしまいそうな勢いです。




 長く続く企業は、きっとこれらのお金の陰の流れを見抜く知恵が備わっているのだと思います。見かけの売上数字はもちろん大事ですが、その底流にある「陰徳貯金」がどうか、を肌で感じていることでしょう。
 すぐにお金になるかどうかよりも、人様他人様のために「愛情と手間を積む」ことができているかという感性。陰徳を伴わないお金はとても危険だという感性。
 それらの感性は本来日本人の多くが持っていたものだったのでしょう。これが日本に長く続く老舗企業が多い理由でもあると思います。


 もし人間が謙虚さや質素を忘れ傲慢慢心になってしまうと、この陰徳を見抜く眼も失われてしまいます。だから老舗企業の経営者は特に代々特に謙虚で質素であることが求められているのでしょう。謙虚で質素である間は、自分たち企業の陰徳の流れを感じることができますから。しかし傲慢慢心になると目が曇るので、たちまち企業は傾むくリスクが大きくなります。


 だから老舗企業の経営者ほど謙虚さと質素を自らの生き方の哲学にしているのだと思います。本来の日本人の多くがそうであったように。



おひさま、ありがとうございます。
(今日は月の最遠日で中潮ですね)



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交換条件。


愚者は「どれだけもらうか」しか考えられない。
賢者は「何を手放すか」を先に考える。



シャープ社がホンハイへの身売りを役員全会一致で決定したというニュースが流れました。やはり傾く会社は傾くなりの理由があることを改めて感じました。ただホンハイ側は調印は見送ることを示唆しています。継続するなら値切り交渉が始まることでしょう。


私がシャープの役員が無能だと判断したのは、ホンハイの「役員は全部残す。社員の雇用は守る。」という約束を信じたことでした。世間知らずのお花畑とはこのことだと思いました。
シャープは技術はあるが営業が下手と言われています。ホンハイは世界最大の下請け企業であり営業力はピカイチだと言われています。しかし世界トップクラスの営業力の強さということは、その会社はトップクラスの弱肉強食の社風であるということです。強力な弱肉強食の風土だからこそあまたある世界の競合他社を叩きのめして這い上がってきたのです。


それに対してシャープの役員はぬるま湯から抜け出すことができず、とうとうここまで会社を傾かせました。ぬるま湯から抜け出せないということは自らを弱肉強食の体質にできなかったということです。


企業とはその歴史の中で、何年かごとに成長のチャンスが巡ってきます。それは幸運なチャンスです。しかしそのチャンスは、傍目には「倒産の危機」に見えます。その企業には何か直すべき致命的な欠陥があるというサインです。そして経営者と社員は死に物狂いになる時期だよ。というサインでもあります。本当は私たちの魂はこの世に生まれて来るときに、死に物狂いで自分を追い詰めそしてギリギリの努力をする体験をしたかったのかもしれません。会社の危機は今がその時期だよ。というチャンスのサインであります。


大きくなった会社や世間から魅力的な会社として評価されている会社はみなその貴重なチャンスを乗り越えて一皮むけた体験を何度も繰り返した企業です。死に物狂いで生き延びた回数が多ければ多いほど、生命力のある企業となります。どんな企業であっても必ずその成長の試練に遭遇させられます。その会社の一番弱いところが露呈するようにできています。


そして今のシャープの役員に決定的に欠けていたのが、世界の市場で競合に勝ち続ける弱肉強食のプロの厳しさでした。自分たちは厳しくできないから、ホンハイさん代わりにやってよ。ただし私たちのぬるま湯は維持してね。あなたたちが自分と他人に厳しくして稼いだ血のお金を、私たちのぬるま湯環境を維持するのに使ってね。という決断を、シャープ役員が全会一致で決定したのでした。むむむ。会社が傾くには理由があります。


ホンハイも甘い言葉でシャープ役員を惹きつけました。ホンハイは彼らが一番欲しているものが何かを知っていました。「わかりました。ホンハイは弱肉強食で何万という社員から絞り出した血のお金を、あなたたちのぬるま湯を維持するために使うことを約束しましょう」そのように申し出ました。今回のホンハイとシャープの契約は要約するとそういうことです。シャープの経営者はぬるま湯育ちのお花畑であることをホンハイ経営者に完全に見透かされています。弱肉強食を勝ち抜いてきた創業者はしたたかです。


ではもしホンハイとシャープの合意が成立して、シャープ役員のぬるま湯を維持するという約束は守られるのでしょうか。答えは、ホンハイの基準ではyesです。しかしシャープ役員の基準ではnoでしょう。


ホンハイの言い分は明確です。自分たちは最大の誠意をシャープの役員と社員たちに示している。しかし忘れて欲しくないのは、私たちが闘っているのは世界でもっとも過酷な弱肉強食の市場であるということだ。私たちはおままごとや慈善事業をしているわけではないのだ。私たちホンハイがシャープの人間に示す最大誠意とはその厳しい弱肉強食の世界で私たちと共に闘う機会を与えることだ。勘違いしないで欲しい。これは慈善事業ではないのだ。しかし私達と闘う厳しさから逃げて去りたいと希望するものがこれから出てくるとするならば私たちは彼らを引き止めない。
多分ホンハイ創業者の心中ではそのように思っていることでしょう。


ホンハイの中国本土のあまたの工場の社員たちの仕事がいかに過酷かをシャープ役員は知るべきです。そしてその絞り出された血のお金を受け取ることの本当の意味を知るべきです。それはその天文学的な血のお金に相当する何かをシャープ役員と社員は交換するという契約なのです。シャープの役員は、表が甘い蜜であればあるほど隠されたものの怖さを本能的におそれるべきという嗅覚を持つべきでした。
おそらくシャープの役員は契約交換条件の恐ろしさを知らないようです。ホンハイからのお金は慈善事業でお金が無から湧いてきている感覚なのかもしれません。お金を受け取ることの恐ろしさを知らないがゆえに、会社をここまで傾けてしまったのだと思います。


おひさま、ありがとうございます。
(本日は中潮ですね)



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種が埋まった畑。実り豊かな。

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ニュース詳細
新燃岳 1日100回超の火山性地震
2月23日 19時02分

鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連山の新燃岳で23日朝から火山性地震が増加し、5年ぶりに1日の回数が100回を超えました。気象庁は、すぐに規模の大きな噴火につながる兆候はないものの小規模な噴火が発生する可能性があるとして、噴火警戒レベル2の火口周辺警報を継続し、火口からおよそ1キロの範囲では大きな噴石に警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、霧島連山の新燃岳で23日午前6時ごろから火口直下を震源とする火山性地震が増加し、午後5時までに109回観測されました。
新燃岳で1日に100回以上の火山性地震が発生したのは、104回を観測した5年前の平成23年9月以来です。
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やはり五年前と同じ地震のパターンが繰り返されているのかもしれません。どんな災難でも、起こって欲しくないと願う限りは、災難の因子は追いかけてくれますが、起きても良い、と準備をして覚悟を決めれば、災難の因子が消えると私は考えております。人が準備と覚悟という行為と想いを現実に置くことで、それら災難の因子が昇華されるのだろうと思います。

今回の一連の繰り返しパターンで、多くの日本人が、五年前に準備した防災意識を思い出し再確認することで、本来起きるべきであった大きな災難が小さいものに交換されていくといいなと思いますです。


身体の病気でも仕事のトラブル炎上でもその原因は人の無関心であります。(という仮説でありす。)つまり健康法とは結局自分の身体に関心を持ってあげて、手間をかけてあげることです。その想いと手間が「身体の健康」に交換されます。また仕事とはできるだけ想いを配って手間をかけてあげることです。その想いと手間が「報酬」に交換されます。その交換とは昇華とも表現できると思います。

そして自然災害も同じであります。多くの人が自然に対する畏怖と災害に備える行為が小さな災難へと昇華されるでしょうし、国が滅びるかもしれない懸念に関心を持ちそうならないように一人一人行動することが、国の災いを小さなものに昇華していくと思います。


私たちは生きているうちは心配事が絶えないようにこの世界ができていますが、それはやはり恩寵であるかもしれないと思います。凡人の私などは心配事は嫌です。避けたいです。他人におっかぶせたいです。しかし本当は心配事とは恩寵なのかもしれません。なぜなら私たちは創造の体験をしたくてこの世に生まれて来たかったのでしょう。きっと。
だから私たちの目の前に起きる心配事とは、そこにもっと愛情と関心を向けてあげなさいよ。もっと手間という行為を置いてあげなさいよ。その場所こそが私たちが体験したかった「創造」の場所だよ。というサインなのかもしてません。


物事は本質と表面は真逆できてあります。陰と陽は同時に発生しますから。表面は心配事に思える人生のその場所こそが、私たちが体験したかった創造の場所であるよん。というサインかもしれません。実り豊かな、種が埋まった畑。うむ。むむ。


おひさま、ありがとうございます。


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踏ん張りどころ。

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オバマ氏、首相に「訪ロ自粛を」
今月9日の日米電話会談で
2016/2/23 21:16

 オバマ米大統領が2月9日の日米首脳電話会談で、安倍晋三首相に5月のロシア訪問を自粛するよう求めていたことが分かった。「今はそのタイミングではない」と伝えていた。首相はこれに応じず、議論は平行線に終わった。複数の日ロ関係筋が23日明らかにした。
 北方領土問題の在任中解決を目指す首相の「対ロ接近」に対し、米外交当局だけでなく、オバマ氏自身が強い不満を抱いている実態が裏付けられた。首相はあくまでも訪ロを目指す構えだが、対米説得の難航は必至。日米関係が変調をきたす可能性もある。

http://this.kiji.is/74837140673822723?c=39546741839462401
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上記ニュースは日本の今の国際情勢はあまり芳しくはないことを示しています。とにかくあと1年穏便に済ませたいオバマ氏と、とにかくそれまでの間、中国が暴発しないように布石を打とうと懸命な安倍首相の姿が対象的です。



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一体何が起きているか。以下、複数の米軍、米情報当局関係者から得た情報だ。

 「昨年秋以降、中国政府幹部らは、尖閣諸島のことを声高に『核心的利益』と言い続けている。尖閣奪取のためなら『衝突も辞さない』という日本に対する宣告だ。加えて、昨年末、習氏が軍部に『東シナ海での軍事作戦に入れ』と極秘命令を出した、という情報がある」
(略)
 「中国海警局の重武装巡視船が偶然を装い、尖閣を守る海上保安庁の巡視船と衝突し、戦闘機も加わって攻撃する。この混乱に乗じて、海警局隊員の尖閣上陸作戦を決行する。日本側から出動した自衛隊の護衛艦、戦闘機と局地的戦闘状態に入り、全面戦争突入への危機を発生させる。日本は必ず全面戦争を回避する。弱腰のオバマ氏は日本を見捨てる。解決は国際調停になる。中国の大勝利だ」

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160219/frn1602191140001-n2.htm
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http://40.media.tumblr.com/77d9439fe7b24013aa9602bd24f9ced8/tumblr_mwx7yonFlH1sa7a16o1_1280.jpg


http://blog-imgs-56.fc2.com/k/i/i/kiiti43/f639b45e47ba347c7a11cb853832e589_convert_20130514233047.jpg


http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/bd/1e2222426226f67193dab39dc3c22b30.jpg


中国からすると次のアメリカ大統領が決まるまでの空白期間に、既成事実を作っておきたいと思うのは当然であろうと思います。とにかく尖閣諸島さえ自分の領土に出来れば、念願だった太平洋までの出口が確保できます。そして南沙諸島の例がもう全てを語ります。強制的に埋め立てて、滑走路を作り、地対空ミサイルを配備しても結局既得権を完成させています。

尖閣も同じ手口で、と中共が思うのは当然です。日本単独では絶対に攻撃して来ないとタカをくくっています。だからアメリカの空白期間に既成事実を作ろうと考えていることでしょう。



中共との軍事衝突を避ける布石としてはオバマ政権があてにならないことを前提にして、残念ながら尖閣での武力衝突はある覚悟が必要と思われます。中共は日本は反撃してこないという読みをはずす必要があります。「それがあることを前提に備えをする」以外に「それを避ける」方法は人生にはないからです。

そして、、もし武力衝突になったら。そして、、オバマ政権の腰が引けていたら。日本は国連の敵国条項の対象国ですから非常に分が悪いです。
しかし、もし、ロシアを味方につけることができたなら、大きく情勢は変わります。アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中共の常任理事国の中で中共だけが孤立します。いくら日本が敵国条項対象国であっても常任理事国4カ国が賛同してくれなければ、中共は軍事侵攻は進めにくいでしょう。



そのためにも、日中武力衝突が起きた場合は、ロシアは少なくとも中共の側にはつかないという布石が必要です。レームダックに突入したオバマ政権は弱腰でも、アメリカの次の政権は中共と対峙する覚悟でしょうから、安倍首相には踏ん張って頂きたいたいと思います。日本の国民は一人でも多く「それ」を覚悟して頂きたいです。



おひさま、ありがとうございます。


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ココナッツオイル歯磨き(オイルプリング)。


 ネットで重曹水が虫歯にいいことを知り半年ほど試していました。500mlペットボトルに小さじ1杯ほどのの重曹と水道水を入れます。そして歯磨きのあとこの重曹水で20秒ほどブクブクします。確かに寝る間に口内をアルカリ性にすることは虫歯に効果ありそうです。虫歯菌は酸性状態で活躍しますから。何より口の中の清潔感が気持ちいいです。

 しかしこの重曹水より気持ちが良い歯磨き法を見つけました。もう二週間ほど試しているのですが、とても気持ちがいいです。それはココナッツオイルです。これをティースプーン1/3位口に含んでクチュクチュするのです。たったこれだけですが、虫歯と歯周と白さに効果があるのです。

 ただこれだけですが実はそのクチュクチュは20分以上しなければなりません。これは元々アーユルヴェーダの歯磨きだそうです。今の時期、最初は白い固まりココナッツオイルですがクチュクチュしているうちに唾液と混ざります。20分の間に唾液がどんどん出てきます。これが腔内に良いと思うのです。
 私は寝る前のパソコン仕事やテレビを見ながら20~1時間ほどクチュクチュしています。


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 インド・カヌール:最近の研究によると、ココナッツオイルを使用したうがいは、プラーク形成とプラークが引き起こす歯肉炎を減少させる有効な方法であることがわかった。ココナッツオイルは容易に使用可能で、副作用がごくわずかの安全な物質であり、クロルヘキシジンのような従来の口腔用抗生物質の代わりになれることも示唆された。

 このパイロット・スタディにはプラークによる歯肉炎のある16~18歳の60人が参加し、彼らのうちの半数が30日間にわたって日常の口腔ケアに加えてココナッツオイルうがいを行い、残りの半数は対照群であった。
 ベースライン時および1日、7日、15日、30日目での口頭試問で、プラークと歯肉炎指数の両方が顕著に減少していることがわかった。研究者らによると、治療開始1週間で、プラークと歯肉炎指数の両方が安定的に減少したという。さらに、4週間後にはこれらの値が50%減少しており、クロルヘキシジンを使った際の減少に匹敵する。また、クロルヘキシジンとは対照的に、味覚の変化や長期的なクロルヘキシジン使用でよく生じる副作用である歯のステインといったことは、調査群で報告されなかった。
 オイルでのうがいや局所使用が歯肉炎を減少することは、いくつかの研究で示されてきた。例えば2007年の実験では、ヒマワリオイルでのうがいが45日後にプラークや歯肉炎指数を減少するとわかった。しかし、今回の研究は、こうした点におけるココナッツオイルの利点を調査する最初のものとなった。
 現在のところ、オイルうがいのメカニズムは完全には解明されていない。研究者らによると、そのプラーク減少効果は、プラークの付着を減らす機械的なせん断力によるものと考えられるという。また別の考えられる理由としては、ココナッツオイルの構成が挙げられる。ココナッツオイルは92%の飽和脂肪酸を含み、その50%近くが抗炎症作用や抗菌性効果が証明されているラウリン酸である。研究者らによると、興味深いことに、ヒトの母乳だけが同様に高濃度のラウリン酸を含む自然由来の物質だという。彼らは、これらの仮説を検証するために、ココナッツオイルの効果、潜在的な抗菌性についてより大きな研究調査が必要であると結論づけた。
http://www.dental-tribune.com/articles/news/japan/24880_.html
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 ココナッツオイルは多分身体にとても良い成分であると思いますが母乳と似た成分なのですね。そして唾液も腔内を清潔にする働きがあると思います。唾液こそ最も強力な歯磨き成分であると私は思います。そしてこの20分のクチュクチュで歯も歯茎も唾液でマッサージされます。

 この20分のクチュクチュは顔の筋肉の体操になりますから、ほうれい線などの解消にも役立つと思います。顔のシワ対策として表情筋の体操が効果あると言われますが、この20分のクチュクチュも効果があるのではないかと思います。



 ココナッツオイルはプラーク成分を浮かせる効果があるようです。だから私は20分のクチュクチュの後は軽く歯ブラシで歯を掃除します。あまりゴシゴシやるとせっかくのココナッツ成分が取れちゃいそうなので、浮いたプラークの元成分を掻き出して軽く水でゆすぐ程度です。
 それから、ご存知のようにココナッツオイルは低温で固まりますので、クチュクチュしたオイルは洗面所ではなくトイレに流します。洗面所に流すと排水管がつまる可能性がありますから。



 先日歯医者さんに歯垢を取りに行きました。衛生士さんから、よく磨けていますね。プラークがつきづらい体質なんですね。といわれました。私は虫歯体質なので多分プラークはつきやすいタイプと思いますが、多分ココナッツオイルと20分唾液クチュクチュのおかげのような気がします。あと中年になってから歯茎も弱くなっていましたが、最近は歯茎もしまってきたように思います。

 そして実はこの「20分以上」というのも実は鍵だと思います。どんな健康法でもその根底はその身体の部位に意識(手間と愛情)をむける。ことが本質なのです。多分ね。
 だから毎日20分以上歯と歯茎に意識(手間と愛情)を向ければ、そりゃ口の中は健康になることだと思います。



 人間の創造とは「手間と愛情を向けること」なのでしょう。私たちはこの人生でいろいろなものを創造しておりますが、自分の生活の中で何に「手間と愛情を向けているか」を観察すると自分が人生で何に創造する機会を与えられているかを、改めて知ることができます。多くの人は家族や自分の仕事が「手間と愛情」の対象であろうと思います。嫌だ嫌だと思っていたことは、本当は貴重な創造の対象ということかもしれません。ついつい忘れてしまいます。手を抜きたい、手間を省きたいと思いますが、愛情と手間こそが人生の本質であるのなら、この世はいろいろ素敵です。



 あとココナッツオイルはナイトクリームとしても優秀なようです。お風呂上がりにココナッツオイルを顔に塗ってマッサージすると、こんな中年オヤジの肌でありますが、朝までツルツルの状態が保たれます。
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眠っている間に、顔のシワを目立たなくする方法
(略)
ココナッツオイルには、トコトリエノールという成分が入っており、シワ予防や美肌への効果が期待できるそう。また、保湿成分含んでいるため、乾燥の多いこの時期にぴったり。
洗顔後、豆粒ほどのココナッツオイルを顔に塗るだけでよいそうです。
(略)
http://www.lifehacker.jp/2016/02/160205mediagene_cafeglobe.html
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地鳴り。とうかいじしん。


 昨晩は大地震の夢で目が覚めました。といっても大地震が来た後ではなく来る直前の話でした。外から低振動の地鳴りが響いていたのでした。夢の中で私は、この地鳴りは大きな地震の前兆であることを知っていました。微振動の縦揺れが始まっているようでした。もしカーテンを開けて外を見たら、その大地震が来るだろうということは感じていました。だからカーテンを開けることははばかられます。しかし外で何が起きているのかは知りたい。ゴーっと低く唸る地響きの中、私はカーテンを開けるかどうか躊躇していました。

 そこで私は目が覚めました。まだ夜明け前で家族が寝静まっています。夜なので当然カーテンはしまったままでした。地鳴りも聴こえていたと思っていましたがそれは夢だったとしばらくして気づきました。どこまでが夢でどこからが現実だったのだろうか。



 しかしここ数ヶ月、東京近辺で低い地鳴りが聴こえるというネット投稿がとても多いのです。
http://matome.naver.jp/odai/2145197158088361801

 だからきっと私が夢の中で聴いていたのは本当の地鳴りだったのではないか、と思います。私は時々地震の直前の目が覚めることがあります。おそらくP波(縦波)よりも早く届く電磁波で目が覚める本能が起こしてくれるんだと思っています。現代人の中にも野生の縄文人のDNAが残っているのかもしれません。

 普段起きている時には聴こえないけれど、深夜、街が寝静まった中で低く響く地鳴りを、私の縄文人の本能が聴き取ったのかもしれません。



 大勢の人が注目して覚悟をすることで、大難が少しでも小難になるのであれば、ここのブログもマイナーなデジタル空間でありますが、その記録を置かせて頂きたいと思います。「東海」地震が危ないと昔から言われておりますが、本当に「倒壊」地震は怖いです。救急車もクレーン車も住宅密集地に入ってこれません。
 火事が迫るなか生き埋めになった家族を見捨てて避難するか、自分も焼死するかを選ばなくてはいけない地獄が現れるということです。その時の私はどちらを選ぶのでしょうか。どちらも正解はありませんが、密集地での倒壊地震とはそういう地獄が現れるということです。



 さてさて私の妄想と異なり、現実の本日は誰も見殺しにしなくても生き延びていける平和なありがたい日であります。

http://matome.naver.jp/odai/2145197158088361801




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カンタン。焼きカキフライ。


 私は牡蠣が好きです。子供たちも牡蠣が好きです。しかしヨメは牡蠣が苦手です。ですから我が家ではずっと牡蠣が出たことがありませんでした。しかし数年前に魚屋さんで美味しそうな牡蠣が売っていたことがきっかけで、カキフライは時々食卓に上がり始めました。生牡蠣はダメだけど加熱した牡蠣ならなんとか食べられるそうです。

 今年も牡蠣の季節になりました。我々は牡蠣が食べたいと思うのですが、やはりなかなか食卓に出てきません。

カキフライ食べたいな~。

あれ作るの大変なのよ。

 と大体断られます。まあ本人も牡蠣が苦手なので気持ちはわかります。そうか~。カキフライってそんなに作るの大変なのか。

そうよ。揚げ物っていうのはどれも大変なの。あと牡蠣は最初に洗うでしょ。大量の食塩水にひ浸して丁寧に洗ったあとに、水分拭かなきゃいけないし。そのあと溶き卵と小麦粉とパン粉用意して。油もたくさん必要だし、後片付けも。そうそう、タルタルソース作るのに茹でタマゴとか用意しなきゃ。もうタルタルソースって面倒くさいんだから。

 うちの子供はタルタルソースがなきゃカキフライの意味なし!と豪語してます。まあ気持ちはわかります。
 でも考えてみれば茹でタマゴ作っても結局潰すわけですね。ということは、目玉焼きでもスクランブルエッグでも火を通して固められれば何でもいいわけです。

■カンタンタルタルソース(4人分)
玉子:1個
玉ねぎみじん切り:大さじ1杯
マヨネーズ:半カップ
塩:小さじ1/2
胡椒:少々

 ボウルに玉子を割って、爪楊枝で黄身に穴を開けておきます。爆発防止。



 レンジ強で2分ほど



 茹でタマゴと違ってお鍋でお湯を沸かしたり殻を向いたりする必要はありません。これをフォークで粉々に潰します。



 そして玉ねぎみじん切り、マヨネーズ、塩胡椒を入れて



 混ぜればタルタルソースの出来上がりです。



■焼きカキフライ
牡蠣:2パック
マヨネーズ:適量
パン粉:適量
油(オリーブオイル):適量



 ネットで調べると牡蠣や食塩水で洗えとあります。あるいは大根おろしで洗えと。真水で洗うと味が水っぽくなるためだそうです。ということは別に洗わなくてもいいのでは?と思います。だって加熱するわけだし。
 ネットでは洗わない派の人もおりました。そのまま使うと味が濃いという評価でした。ということで私もパックから出した牡蠣をそのままペーパータオルで水分と汚れを拭き取ります。
 一つ一つペーパータオルで水分と汚れを拭き取ります。ただ気になるかたは牡蠣を一度ざっと洗ってから拭き取ってくださいね。「洗わないこと」を薦めているわけではありませんです。



 拭き終わった牡蠣とトレイに戻して上面だけマヨネーズを塗ります。



 そしてマヨネーズを均一に伸ばします。


 溶き卵と小麦粉の用意と後片付けが面倒なのです。ネットで調べたらマヨネーズで代用している人がいました。しかもパン粉は片面だけ。うむむ。確かにマヨネーズでもいいじゃないか。主原料は卵黄だし。これなら準備も後片付けも簡単です。
 でありますからパン粉をマヨネーズの上に載せます。別に全面パン粉が着いてなくていいんです。上面だけでいいのです。食べてわかりました。加熱された牡蠣の旨さを引き立てるサクサクとした衣は上面だけでも充分なのでした。だって焼き牡蠣だけでも充分美味しいでしょ。



 フライパンにオリーブオイルを少量入れて加熱します。揚げ物を同じく手をかざして熱くなってきたなと思ったら、パン粉を下にして牡蠣を焼き揚げします。



 中火でパン粉がいい色に焼けたらヒックリかえします。もう表面はカキフライでごんす。



 中弱火でじっくり1~2分ほど。あまり加熱しすぎると固くなってしまい残念になります。ステーキでいえばレア状態でしょうか。火は通っているけれども固くなっていない、旨さがもっとも活性化された状態を目指します。


 いい頃合いに焼き上がったら、たっぷりのタルタルソースと軽くお醤油をふりかけて召し上がれ。カキフライ好きの子供も、牡蠣が苦手なヨメも「これなら美味しい」といって食べておりました。
 牡蠣は全面衣がなくても、上面カキフライ、下面焼き牡蠣でもとても美味しいのでした。しかも作る手間と後片付けはめちゃくちゃラクです。

 召し上がれ~。

もっとパン粉をたくさんつけると下のお手本のようにカキフライっぽくなると思います。

参考サイト

マヨネーズの片面カキフライ
http://www.speedcooking.jp/?p=10108

電子レンジでタルタルソース
http://cookpad.com/recipe/1956156

洗わない加熱用牡蠣
http://yukainatousan.blog2.fc2.com/blog-entry-60.html



おひさま、ありがとうございます。
(今日は中潮ですね)



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もっと自分の胸騒ぎに臆病になる。


 昨晩は久々の徹夜の作業立ち会いでした。まるぞう株式会社が作ったWebサイトのシステムをある大手のA社さんに納入したのでした。昼間はその会員サイトは稼働しているので、夜中から朝方のアクセスが少ない時間を狙ってシステムを差し替えるのでした。


 しかしこのプロジェクトは波乱含みでした。先週もこの納入直前になって大問題が起こりました。うちが開発していた対象のiPhoneのバージョンとA社さんが想定していたバージョンが異なっていたのでした。詳しくは書けませんが、その会員サイトの目玉の機能にとても関係がある重要な仕様でした。うちの会社はiPhoneの指定バージョンを事前に構築運用会社B社の相手の担当者に連絡していたのですが、その連絡メールが埋もれていて大手企業A社さんの責任者に伝わっていなかったのでした。

 そのA社責任者の方はカンカンに怒っていたのですが、間に入ってくださった人々の尽力で、何とか丸くおさまり、予定どおりうちの仕様で、会員サイトシステムを納入できる運びとなりました。うちの会社からするときちんと構築運用のB社担当者には伝えていたのになあ。という気持ちでした。しかしこのトラブルは予告の警告であったのです。


 そして昨晩、本番の作業は深夜に開始しました。早ければ数時間で終了する予定です。みな最初は楽観的な空気でした。しかし私は全然成功する感じはありませんでした。長年の勘でした。絶対にトラブル臭いがプンプンしていました。どこでトラブルが起きるかはわかりませんが、誰も予想していない場所で問題が発生する。ということだけはなぜか漠然とわかっていました。


 そしてそれは本当に起きました。誰もが思っていない箇所のトラブルで結局私達が作ったシステムはA社さんのの会員サイトシステムでは全く稼働しなかったのでした。
 原因を探るとやはりそれはうちの会社から構築運用B社の担当者に念を押していたところでした。構築する時はここに気をつけてくださいね。確認してくださいね。と。しかし残念ながらそれはA社責任者には伝わっていなかったのでした。



 ちょっと前の私なら、うちの会社は全く悪くない。と言い張っていたでしょう。なぜならうちの会社は文書で何回もB社に念を押していたからでした。
 ただ今は考えが少し違います。いくら他の人の責任であっても最終的には商売は連帯責任になるということでした。自分は正しくて相手が悪いと主張するのは、商売ではやはり未熟であるということです。たとえ自分が正しくてもトラブルが起きれば全てが失われてしまうのでした。



 ましてや今回は予兆がありました。1回目のトラブルの時に、おかしいぞ?と思って全ての仕様を洗い出してきちんとA社の責任者に直接伝えれば置きないトラブルでした。しかし私はその指示の手を抜いたのでした。胸騒ぎを安易に無視してのでした。構築運用のB社担当に伝えているからと油断していたのでした。

 しかしその間も胸騒ぎはずっとしていました。うまくいくわけがない。と深層意識がざわついていたのはまさにこのことでした。短い納期で大量の仕事を押し付けられたB社担当者が一つの重大な情報をA社責任者に伝え漏らしていました。であるならば、そのミスが一つしかないわけがありません。実際はもっと根深い情報伝達洩れ、仕様確認洩れがあったのでした。だから私の深層は胸騒ぎをしていたのでした。

うむむ。



 やはり私はまだまだ未熟でした。もっともっと臆病になるべきでした。たとえ自分が正しくても誰かが失敗すれば、商売は連帯責任で全てが失われるのです。少なくとも自分が胸騒ぎをするならば、もっと自分の胸騒ぎに臆病になるべきでした。



おひさま、ありがとうございます。
(今日は中潮ですね)



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想定避難2。その4。


 大災害に遭遇した時に、最終的に生き延びるかどうかは、もうその時のその人の本能の直感になることでしょう。右に逃げた方がいいのか、左に逃げた方がいいのか、進んだ方がいいのか、じっとしていた方がいいのか。
 ただはっきりしていることは、漠然と周囲に流される判断では、危険に遭遇する確率が高いということです。ですからこの記事に書かれたことを頭の片隅に置いて頂いて、いざという時にはそれぞれの生存本能と直感をフルに発揮することに役立てて頂きたいと思います。

 低地に住んでいる方は、その場所が4階建てビルが水に没するイメージを脳内で体験して頂きたいです。
 あるいは歴史的に何度も大火に遭遇している火の因子の土地に住んでいる方はや、木造密集地帯に住んでいる方は、その地帯全域が1000度の高熱で数時間全焼するイメージを脳内で体験して頂きたいです。

 人間は擬似的に脳内で体験したことは、現実に体験したことと同様の力を持ちます。人間の想像力は凄い能力です。その脳内擬似体験が、自分の身を守る本能の直感を助けます。
水に没したり、1000度で焼き尽くされている光景が脳内に見えていれば、こんな瓦礫の掃除をしている場合でないことに気づきます。他の人が避難するかどうかは関係なく、まず安全な場所に急いで移動しなければならないと、自分の直感が教えてくれるでしょう。



 火災旋風から身を守る方法は次の3つであることを頭の片隅に置いて頂くことも、いざという時に役に立つかもしれません。

① とにかく木造密集地帯から離れる。
 これは津波の時に海岸付近の低地から離れて高台に逃げるのと同じです。震災直後は電車や自動車は使えないでしょうから徒歩で安全な場所まで逃げる想定を日頃から脳内でしておくことが大切です。地方自治体が発表する火災危険地帯からとにかく早く脱出することが必要です。徒歩で帰宅する人は間違ってもこの危険地帯に入り込んではいけません。

② 耐火性の建物に逃げ込む。
 どうしても逃げきれない場合は、耐火性のビルに逃げ込むしかありません。しかしどのビルのどの場所なら安全なのか。最後には自分の直感です。逃げこむ場所によっては危険なことも知っておくべきです。

・窓が大きい場所は外からの火災でガラスが溶けてしまうかもしれません。
・ビルの中が火事になったら、逆に建物の中の方が危ないです。
・階段の踊り場など密閉したところは外からの火災には安全ですが、防火扉が一箇所で開いていれば、煙が侵入してきて窒息する可能性があります。
・停電の中、窓のない密閉空間にじっとしていることは大変怖いことです。それでもこの暗闇にとどまっていた方がいいのか、それともやはり外に出たほうがいいのか。

 これらの判断はもうその時の自分の野生の直感で生き延びるしかありません。


③ すでに燃え尽くされた焼け跡に逃げる

 幸運にも防火建物の中で、火災旋風をやり過ごすことができたとします。1000度以上あった高熱も数時間たって外に出られるようになったとします。その場合逃げる場所は、すでに全焼した地区がより良いです。なぜなら全焼になったところはもう火事になることはありませんから。関東大震災や東京大空襲でも生き残った人の多くは、全焼の地区に避難した人たちでした。


つづく



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想定避難2。その3。


 しばらくは東京近辺の震災の想定のお話が続きます。ただ他の地域であっても、木造密集地帯 に倒壊震災が発生すれば同様の被害は起こり得ます。一つの知識としてお読み頂ければと思います。





 江戸時代最初の明暦の大火でも火災旋風は発生したと考えられています。湿地帯干拓ののちから江戸は、火の竜巻の洗礼を受ける因子を持っているかのようです。(その因子を発動させてしまうのか昇華させるのかは、そこに住む人々の想念の影響力が多いいというのが私の妄想です。東京を通る多くの台風はなぜいつも深夜なのか。東京に積もる雪の多くはなぜいつも週末なのか。これらは多数の人の想念が気象現象に影響を与えていると私は思っています。) 
 しかし一番最近の火災旋風は70年前の東京大空襲ですから、もう東京人のほとんどは、火災旋風が現実に自分の身に降りかかるかも。ということは頭から消えてしまっているかのようです。多くの人が想定していることは発生しづらいです。が、東京の大火は土地に因子があるにも関わらずほとんどの人は想定意識外です。怖いです。






 火災旋風とは火災が広大な面積で発生するとその強烈な上昇気流により発生する竜巻です。珍しい奇異な現象ではなく、広域火災で発生する物理現象です。火災の面積が広域であればあるほど竜巻の規模も大きく、関東大震災の時は900度以上の熱風が人々を巻き上げました。






 そして火災旋風の怖いところは、この竜巻は新鮮な空気を求めて移動するということです。それは人々が火を逃れて逃げるのを追いかけて来るかのようです。関東大震災では火災旋風が陸軍被服廠跡地に逃げ込んだほぼ4万人近い人たちを全滅させています。生き残ったのはたった2000人だけでした。
 この陸軍被服廠跡地は6.6ヘクタール(100m四方の6.6倍)という広大な広場であっても、周囲が更に広範囲木造密集地であれば危険であることを、多くの人が知って欲しいです。





 東京大空襲の時もそうでした。鉄筋の小学校に逃げ込んだ人たちも全滅しています。高熱で窓ガラスが溶けてしまうからです。いくら鉄筋コンクリートの建物であっても、窓ガラスは熱で溶けてそこから数百度という熱風が吹き込んできます。





 災害時の広域火災は火の威力の桁が違います。これらの赤い地域が全焼するほどの火のエネルギーです。周囲数キロ以上が1,000度以上の高熱になります。じゃあその1,000度以上が数時間続く中で、どうやって生き延びるか。という闘いになります。



 もし東京で倒壊級建物大地震が発生したら、木造密集地のたとえ100軒のうち99軒が火事を出さなくても1軒が火事を出したらもうおしまいという覚悟を東京の人は持つべきです。道路は渋滞と倒壊物道路は、密集地に消防車は入れません。特に都内で同時多発で起きた火災全部にはとても手が回りません。そうなると木造密集地の火事は、山火事と同じで燃えるものがなくなるまで消えることはなく、広域火災へと広がります。そして広域火災はその強烈な上昇気流で竜巻を発生させ、その1,000度の竜巻は新鮮な空気求めて移動します。川沿いのや幹線道路沿いは新鮮な空気の通り道であり、火災旋風の絶好の通り道となります。




つづく



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(本日は若潮ですね)



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想定避難2。その2。


 大震災の後の避難で、重要なことは、安全な避難の多くが私たちの本能とは逆の判断をしなければならないことがたくさんある。ということです。



 多くの人は震災のあとすぐ片付けを始めます。本当はすぐに避難しなければならなかった地域の人たちだったにも関わらず。これは、異常事態が起きた時に、脳はそれを認めたがらずいち早く通常の慣れた生活に戻ろうとする本能のためです。

 また同調圧力といって他の人と同じ行動をとろうとする本能も障害となったケースも数多く報告されています。他の人が避難をしないから、まだ安全だ。と思ったり、避難が始まっても他の人たちのあとを漠然とついていくだけだったり。

 また帰巣本能として、とにかく家に帰らなきゃと急ぐ行為も本当は危険を伴ないます。本当は家族を助けに行くことも我慢して、津波や火災が収まるまでは、家族各自がそれぞれ一番安全と考えられる場所でじっとしていることが、本当は家族それぞれの命を救うことになるかもしれないのです。
 岩手では「津波てんでんこ」という言葉があります。
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2014.3.10 11:00

生存率99・8%「釜石の奇跡」
「津波てんでんこ」の教えの正しさ 都司嘉宣

 千年に一度の超巨大津波に襲われた東日本大震災から明日で3年。被災地の調査を続ける中で、常々思い知らされるのは「津波てんでんこ」の教えの正しさだ。
 てんでんことは各自のこと。海岸で大きな揺れを感じたときは、津波が来るから肉親にもかまわず、各自てんでんばらばらに一刻も早く高台に逃げて、自分の命を守れ-という意味だ。
 この教訓に基づき、片田敏孝・群馬大教授(災害社会工学)の指導で津波からの避難訓練を8年間重ねてきた岩手県釜石市内の小中学校では、全児童・生徒計約3千人が即座に避難。生存率99・8%という素晴らしい成果を挙げて「釜石の奇跡」と呼ばれた。
http://www.sankei.com/life/news/140310/lif1403100041-n1.html
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 津波てんでんこという言葉は生活の知恵です。この言葉で多くの人の命が救われました。東京のように木造住宅が広範囲に密集する地域も、同じであります。かつて江戸と呼ばれた時代、火災が起きたら、大八車を使って道具を持ち出して避難することは禁じられていました。とにかく着の身着のままで避難しなければならないことが徹底していたようです。
 しかし現在の東京の人たちはどうでしょうか。前回の311で、建物倒壊や火災の被害がほとんどなかったため、火災に対して油断しているように思います。


http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2012/01/DATA/70m1k100.pdf

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/list/CK2013091802100016.html

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kouhouka/kts/kts_06/kts01.html

 こちらは東京都と東京消防庁がそれぞれ発表したデータです。この地図でオレンジ色や垢で色付けされた地域は、直下型地震の発生後半日以内に全焼すると思った方が良いでしょう。なぜなら大震災後はまともな消火活動はできないので、とにかく燃えるものが無くなるまで火事は収まらないと覚悟するべきです。

 もしこの危険区域に住んでいる方は、この区域は直下型震災後は半日で全焼するという光景を一度はシミュレーションして頂きたいです。もしそうなったら瓦礫の片付けをしている場合ではありません。たとえ誰も避難をしていなくても、まだ火に囲まれる前に、木造密集地帯から抜け出すべきです。ただ介護家族などの理由で遠く密集地帯外まで避難できない人は、防火構造の建物に避難を日頃から想定した方が良いでしょう。関東大震災時に、火災旋風で助かった数少ない事例の横浜正金銀行の事例が参考になります。明日詳述します。

 また多くの人が働いている都心から、一斉に帰宅しようとすると多くの人は危険な木造密集地帯を通過することとなります。東京周辺にお住まいの方は、もう一度上記の3つの地図を御覧になって、自分の職場と自宅の位置をご確認ください。
 すぐに帰宅したい気持ちはわかりますが、自宅への移動を開始するのは、まず津波の危険性がないか、広域火災の危険性がないかを確実に確認してからです。地震によって倒壊住宅が発生しているかどうかが一つの目安になります。マスコミはすぐにヘリコプターを出し報道を開始しますから、住宅が倒壊しているか、火災が起き始めているかは、ワンセグやラジオですぐわかります。そしてもし、不幸にも密集地帯から火災が数箇所発生していたら、オフィス街の人たちは、これらの環状木造密集地帯が全焼し尽くすまで移動せず安全な場所に留まるべきであることを、頭の片隅に覚えておいて頂きたいです。一人一人がまず一番近くで安全と思われるところに批難すること。
火災てんでんこ。



つづく。



おひさま、ありがとうございます。
(太陽電子束が乱れていますね)



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想定避難2。その1。


 大地震の時にその後の火災をどう想定し避難するか。それはその火災がどうやって発生するかを知る必要があります。
先日のNHKスペシャルで阪神淡路大震災の検証を行なっていました。阪神淡路大震災も火事で500人以上の方が亡くなりました。出火原因は通電火災が最も多く、停電が復旧した時に、倒れた電気ストーブなどから出火したのでした。

教訓1:大地震の後の火災は地震発生数時間後から始まる。

地震の揺れが収まって、多くの人が帰宅に急いだり、家の内外の倒壊物を片付け始めたころに、火災がゆっくりスタートします。

教訓2:火事の進行は最初は遅い。それで人は油断する。

 また別のNHKスペシャルでは、関東大震災直後の映像を放映していました。その映像は神田付近でした。数時間後には焼け野原になる場所でした。しかし震災直後は、多くの建物が崩壊していましたが、火事はまだ起きていませんでした。その後火災があちこちで同時多発的に起こりますが、その広がりは人が歩く速度程度でした。ですから人はのんびり歩きながら避難しています。しかしこの人たちのほとんどがその後火事に巻かれて焼死します。なぜなのか。



 数年前です。別の民放番組で首都直下型地震のシミュレーションを行なっていました。東京板橋区の環七付近の木造住宅密集地をモデルにしていました。最初は数世帯から出火しますが、まだその時点では多くの人は避難しません。
 東京は大震災時は消防車数が圧倒的に足りないことがわかっています。ただでさえ渋滞で消火活動は困難です。このため最初は数件の火災でしたが、数時間後にはどんどん延焼が広がり、最終的には木造密集地域は全焼します。

 そして住人たちが、こりゃヤバイな。避難しなきゃと思った時は、もう周囲は火事で囲まれてどこにも逃げる場所がない。という恐るべきシミュレーション結果でした。大都市のような広大な住宅密集地では、エリア全体に満遍なく火災が発生するので、延焼が広がってしまうともう逃げ場がなくなっているのです。

教訓3:火事から避難しなきゃと皆が思う時はすでに手遅れ。

 これは津波の避難と似ていますね。もしあなたが大震災の時に住宅密集地にいたならば、まだ周囲に火災が発生していなくても火災の避難を想定するべきでしょう。津波だってそうです。津波の避難も10回のうち9回は無駄足になります。それでも万が一を考えて人は避難するのです。


ではどこに避難したら良いのでしょうか。そのヒントが関東大震災の時の記録です。


==========
関東地震の被害)
 関東地震の被害をざっとみると、東京市では倒壊家屋は比較的少なかったが、地震の発生したのがちょうど昼食時だったことから、ガス・かまど・七輪などからの出火、あるいは薬局や大学における薬品の落下などが原因となって、市内各所で同時多発火災が起こった。ある記録によれば、東京市内の出火点は163ケ所。このうち、79ケ所はすぐ消し止めたが、残りの84ケ所からの出火が、おりからの強風にあおられて、またたくまに燃え拡がっていった。地震から2時間後の午後2時には、すでに、京橋・日本橋・麹町を中心に、東は本所・深川、北は浅草、西は本郷、南は芝の各区にわたって火災はますます拡がり、それからそれへと火の手を延ばし、黒煙が市の大半を包むようになったという。また、地震によって屋根瓦の剥離した家屋への飛び火も70件を越え、これらの火災が各所で合流し、総計58の火系となって、市内をなめ尽くしたのであった。地震とそれに続く火災によって本所・深川・浅草・神田の各区がほぼ全滅となり、人的被害は、死者・行方不明者合わせて6万8000人にのぼっている。
 このように、関東大震災では地震直後から各地で火災が発生し、しかもそれが急速に燃え拡がったため、麻布・牛込・赤坂・四谷・小石川・本郷など少数の区を除いて、多くの市民は避難することになった。もちろん、出火の数や火災の延焼速度のちがいがあるので、避難開始時期は地域によって異なっていたが、避難民の大半が車に家財道具を満載し、あるいは大きな荷物を肩に背負って火炎を逃れ、避難場所へと向かった。けれども、その多くは何の見通しもなく、ただ右往左往するばかりだった。火に追われてひたすら逃げると、その先にまた火がある。だれかがあっちへ逃げろと叫ぶと、群衆となっていわれるままに駈けだす、という状態が各所でみられた。避難についての確かな情報がないから、ただやみくもに逃げ回るばかりであり、その結果、ただ幸運な人々だけが生き残ったのである。


(被服廠跡地の惨状)
 避難者の多くは最初、なるべく近くの避難地を選んだ。そこで、ちょっとした広場や公園はすべてはち切れんばかりの人となったが、やがてそこも危険となると、人々は、また逃げ出してまた止まりまた逃げ出すといったように、何度も何度も避難地を変え、その結果、荷物を失ったり家族が離れ離れになるなどして、思わぬ悲劇を生じたものも少なくなかったという。
 こうした避難地のうち、もっとも大きな悲劇に見舞われたのは、本所区横網町の陸軍被服廠跡地であった。ここには、本所・深川方面から火に追われて3万数千人の人々が押し寄せ、地震から3時間が経過した午後3時頃には、2万坪以上ある広場が避難者でいっぱいになった。しかし周囲に延焼し、四方から火が襲ったため、午後4時頃には、広場に猛烈な火災旋風が発生した。また、避難者が運び込んだ膨大な荷物に飛び火し、それが人々の衣服や髪の毛に燃え移って、まさに生き地獄のようなありさまになってしまった。火災は、午後8時ないし9時頃にはようやくおさまったが、そのときには死者は3万8千を越え、一方、生存者はわずか200名にすぎなかったのである。
 東京朝日新聞社編集の『関東大震災記』によれば、本所区は、地震とともに若宮町と森下町から発火し、さらに向島も火災となって、たちまち火の海に化したという。そのため、避難民は火に追われて電車路を避難し、最後には被服廠跡地に集まることになった。また、深川区民も同様に、追いつめられて被服廠跡地に集まったので、広場は何万とも数知れぬ避難民と荷物で充満してしまった。
そのうち、午後4時頃になると、猛火のためにすさまじい旋風が被服廠内に巻き起こった。旋風は、まるで悪魔のようなうなりをたてて避難民に襲いかかり、木材も車も家財も人も火のかたまりとなって、宙に舞い飛んだ。また大火焔は人と荷物をひとなめにし、断末鬼の叫びが、閧の声のようになって廠内に響き渡った。しかし、こんな場合にも生きようとする人間の努力は恐ろしい。場内の中央部にあったわずかばかりの水溜りの中に全身を浸し、その後で蒲団をかぶったり、あるいは折り重なった人々の下敷きになって、九死に一生を得たものが200人ばかりいたということである。この恐ろしい旋風と火災は、夜の8時頃になってようやく鎮静したが、そのあとには、3万2千人以上の人間が、累々たる死体となって残されたのであった。 
http://www.hiroi.iii.u-tokyo.ac.jp/index-genzai_no_sigoto-tokyo_chokka_jisin-kantojisin_taiken1.html
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つづく


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天災は忘れた頃にやってくる。


 ニュージーランドのクライストチャーチでマグニチュード5.8の地震が発生しました。これは5年前の311の直前に起きた地震と同規模です。最近の日本の社会の雰囲気が311に似ていたように思っておりましたので、更に要注意のように思います。


 前回の311の被害者の多くは津波によるものでした。津波の教訓は私たちの中に生きておりますから、またもし太平洋側で大きな地震がありましても、多くの人たちは真っ先に高台や高い建物に避難されることと思います。


 備えあれば憂いなし。おそらく次の地震に大きな被害があるとするならば、多くの人たちが油断しているところで起きるでしょう。これから3月11日に向けてかつの大震災に関する検証番組が多く報道されることでしょう。過去を振り返るだけでなく、これから起こるであろう「太平洋側の大きな地震」や「首都圏の直下型の大地震」そして「富士山の噴火」についても注意喚起を促す番組が多く報道されて欲しいと思います。



 特に関東平野は火の海になる因子を持っていると私は思っています。もともとの湿地原野を徳川幕府が、開拓し風水結界で人が住める場所にしました。この土地は水を封じたために、定期的に火のガラガラポンを受ける因子を持つように思われます。江戸は定期的に大火に見舞われていたのは、そもそもの江戸の成り立ち因子によるものだろうと思います。東京に名前を変えてからも二度焼け野原になりました。


 しかしながら、多くの東京の人たちは自分たちが火事に包まれるということには、全くの無防備無関心に思えます。火事は最初は小さく始まります。だから多くの人が油断しやすいのです。数時間後にいつの間にか周りが火の海になり逃げ場がなくなります。もし直下型地震などで火災が複数の住宅街から発生することになれば、前回の311ように幹線道路を歩いて帰宅することは自殺行為です。火災が起き始めているという情報を得たならば、大丈夫なうちに耐火性のビルの中で半日以上じっとしているしかないのです。しかしこのことを知っている人は本当に少ないと思われます。


 311で亡くなった方の多くが津波が原因であったように、関東大震災で亡くなった方の多くは火災でした。しかも火災旋風によるものでした。東京に住む人間はそれを忘れてはいけません。
 もし現代の東京で火災旋風が発生するとすると、それは皮肉にも避難区域に指定されている公園や校庭という住宅街に囲まれた広く開けた場所や、環6から環7の木造住宅密集ドーナツ区間を横切る広い幹線道路です。これらの幹線道路は、新鮮な空気の通り道となり、かつガソリンが詰まった車が無数に渋滞しています。


江戸と呼ばれた地域で一番怖いのは大火です。




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