<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

時雨れる山に歩み入る 山頭火の句を読む

2017年10月13日 12時50分57秒 | Weblog

しぐるるやしぐるる山へ歩み入る      種田山頭火

「しぐれ」は、辞書によると「過ぎる」から派生しているらしい。「通り雨」の意。秋の末から冬の初めにかけて、降ったり止んだりする雨。今日の当地の天候が、まさしくこうだ。しぐれている。

「蝉時雨」はしきりに続く蝉の鳴き声。これはなかなか鳴き止まない。「時雨忌」は10月12日に没した芭蕉の忌。「時雨煮」は因みに貝類の剥き身に生姜、山椒などの香味を加えて醤油砂糖で煮詰めた料理だそうな。

動詞「しぐれる」になると、「涙を催す」意になる。山頭火のこの俳句の「しぐるる」もこちらと掛けてあるかもしれない。

山頭火はまたまた旅に出ている。放浪をしている。秋も末になって、寒い。雨も降り出した。と思うと止む。空はどんよりしている。これから山を抜けて隣町まで行く。山の麓の椎の林、竹の林が雨に煙っている。あの辺りはまだ降っているらしい。地蔵堂でしばらく休憩をした後で、笠を取って立ち上がった。畦道の草を踏んでいくと草履が濡れる。上り坂になって来た。夕方までには目的地にまで着いていたい。山頭火の足は軽くなった。

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姫林檎が狂い咲きしている

2017年10月13日 12時40分36秒 | Weblog

姫林檎が狂い咲きしている、我が家の庭先で。濃い赤ピンク色。はっとする。美しい。外へ出て土いじりをしようとすると小雨が降り出してくる。家の中に入る。するとすぐ止んでいる。またしばらくして外に出る。またいっときで降り出してくる。ぐずぐずした天気だ。不機嫌になる。姫林檎を見る。すると機嫌がよくなる。この老爺は他愛ない。狂い咲きをするというのは、なぜ? 春の季節に似ているからだろうか。気温のせいだろうか。ふふふ、人間にもこんながあってもいいなあ。或る日ふっと20歳に戻っているとかいいなあ。20歳の肌が艶々して来て、髪が黒々となって、ニキビが出来て、定めし、そわそわし出すだろうなあ。

 

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小葱たっぷりの卵焼きの出来上がり

2017年10月13日 07時11分27秒 | Weblog

小葱を摘みました。こちらではトクワカと呼んでいます。一株から20本から30本の若い緑の芽が出てすんすんと伸び上がっています。旺盛な生命力を感じます。その健康さ隆盛さ。生命の放つエネルギーにすっかり感動してしまいました。トクワカまプランターにずらりと列んでいます。たった一時の内に片手に握りきれないほど摘み取りました。切り口から粘りけの強い乳状の汁が流れ落ちます。細かく刻んで朝の卵焼きにたっぷり混ぜてもらいました。青々とした卵焼きの出来上がりです。

今日は、雨が降り出す前に、お礼の施肥をしておきましょう。化学肥料をぱらぱらと。

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蕪大根の間引きをして一夜漬け

2017年10月13日 06時54分28秒 | Weblog

おはようございます。朝が来ています。わたしが朝の方へ走って行かなくとも、朝の方がわたしのところへ歩み寄って来てくれるので、苦労がありません。わたしは目を覚ますだけですみます。ひんやりしています。

昨日、畑へ行って、蕪大根の間引きをしました。葉の勢いがよく、隆々と育っています。日に干して一夜漬けにしてもらいました。今朝はご飯に載せて食べられます。青々としています。まず目がご馳走になります。

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