今日、イ君の試用期間が終わり、イ君は採用になりませんでした。
イ君は韓国人なので、日本語を話せるものの、がまだよくわからないこともあります。
だから、仕事を教えるのに時間がかかったり、教えても理解するのが
難しかったことが多かったようです。
イ君は会社の改装工事の後、新商品の製造の仕事を習っていましたが失敗が
多く、イ君はこうなると予想していたようです。
イ君は会社にいられないことを残念がっていましたが、「スッキリした気持ちも
ある」と言いました。
そして、「僕、○○さん(私)に会えてよかったです」と言ってくれました。
そう言ってもらえてうれしかったです。
私もイ君に「私もイ君に会えてよかったよ。イ君がいなくなると寂しいよ」と言いました。
イ君は会社の中で一番私と話して、一番私と親しかったように思います。
改装工事の時もよく一緒に片付けをしました。
ブラインドを洗ったイ君は、それを一つ一つ私のところに持って来て
「ひもを引っ張ってください」と言いました。
その時のイ君のうれしそうな顔が思い出されます。
改装工事が終わってあまり話さなくなっても、朝礼の時にはお互いに遠くから
「おはよう」とアイコンタクトしていました。
イ君ともう一緒に仕事ができないと思うと、寂しくてなりません。
イ君の顔がもう見られないと思うと、寂しくてなりません。
しょんぼりしたイ君を励ましてあげました。
私も寂しくてしょんぼりした気持ちでしたが、そこはグッと我慢しました。
そして、イ君が傷テープを持っていたので前にケガをした指先二ヵ所にまた
傷テープを貼ってあげました。
ドキドキ♪
最後に握手をしたいなぁ~と思ったら、イ君の方から手を差し出したので、
握手をしました。
ドキドキ♪
TさんとHさんが私を待っていてくれたので、イ君を呼んで二人に会わせました。
そしてイ君と別れの挨拶をしました。
2階の人たちの中にはイ君と一度も話していない人もいます。
月曜日にイ君がいないことを知ってびっくりするだろうな~。
イ君には辛いことだと思いますが、くじけずにまた仕事を探して、
新しい会社で頑張ってほしいと思います。
ふ~、この記事を何度も書き直しました。
うまく書けなかったし、書いてもいいのかな~?と思う気持ちもあったし。
でも、ま、こんな感じにまとめてみました。
会社を出て家に帰る時、「あっ、イ君の携帯のアドレスか電話番号を聞いておけば
よかった」と思いました。
もう一回イ君に会いたい気持ちがありました。
イ君と一緒に写真を撮りたかったし、イ君に食事でもおごってあげたかったから…。
でも、イ君には彼女もいるし、迷惑かもしれないと思って諦めて帰りました。
イ君と一緒にいて楽しかったこと・ドキドキしたこと、
いい思い出になりました。
その時だけ私は恋する乙女?になっていました。(笑)
イ君、いろいろありがとう。
イ君、元気でね。
イ君、仕事が見つかるといいね。
イ君、頑張ってね。
イ君、さようなら…。