本日、井上君が遊びに来ました。
雑談の中で、天牛堺書店が倒産して、閉店しているって。
言われてみれば、昨日、天下茶屋駅前の整骨院(20分手もみ健康保険適用で自己負担180円)に行った後、いつものように、天牛堺書店に行って立ち読みしようと。特に、4日ごとに入れ替わる均一古本コーナーを必ず見ていました。が、シャッターが閉まっていました。
その時は、本日はショップ南海天下茶屋が全館休館日なのだなぁと思いました。
そして、本日、天下茶屋の整骨院に行った後、天牛堺書店に立ち寄ってきました。
貼り紙が。それを読む人が。
それは、この貼り紙でした。
中央通路側。これらすべてが天牛堺書店天下茶屋店でした。巨大な書店でした。
一番の手前のシャッターの手前側には、2つの付箋が貼ってありました。
2枚とも、別の人が書いたものでしたが、長い間ありがとうございました。という内容のものでした。
涙を誘います。
一番長い側の店のシャッターに貼られていたもの。
駅へのエレベータ側。
こちら側にも貼り紙が。
その貼り紙。他の側のと同じ内容。
ちなみに、向かいの八百屋は、12月末で閉店していた模様でした。
何か月前か、2ヵ所あったレジが1つになり、レジ打ちも、バイトではなく、古本を担当しているカッターシャツ姿の正社員がしていました。
人員削減が行なわれていたのは知っていました。
いつも、本を買うときには、この店を利用していました。なぜなら本はどこで買っても定価。この店で買うとブルカポイントが付くので。
ブルカポイントが500ポイントがたまると、500円の天牛堺書店で使える商品券が送られて来るからです。
現在、たまっているブルカポイントは、どうなるのかと思いました。
破産管財人の沢田篤志弁護士説明して。
当ブログ 2019年1月16日記事 本日天牛堺書店天下茶屋店でMonoMaxという雑誌を付録(マーモットはっ水仕様ボディバッグ)目当てで買いました。890円。天下茶屋の整骨院に行くとき財布とスマホを入れて利用。
突然の閉店。それにしても、天下茶屋店にいた従業員の皆さん、今頃、何をしているのでしょうか。
以下、記事。
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大阪府下で書店12店舗、天牛堺書店(堺市)が破産
1/28(月) 14:11配信
帝国データバンク
古書・専門書の目利き力には定評も
(株)天牛堺書店(TDB企業コード:570108157、資本金1000万円、大阪府堺市南区泉田中17-2、代表藤吉信彦氏)は、1月28日付で大阪地裁堺支部へ自己破産を申請し、同日同支部より破産手続き開始決定を受けた。
申請代理人は根來伸旭弁護士(大阪府大阪市北区堂島浜1-4-16 アクア堂島NBFタワー11階、弁護士法人マーキュリー・ジェネラル、電話06-6344-4800)。破産管財人には沢田篤志弁護士(大阪府大阪市北区堂島浜1-1-5 大阪三菱ビル6階、梅田総合法律事務所、電話06-6348-5560)が選任されている。
当社は、1963年(昭和38年)12月創業、68年(昭和43年)7月に法人改組した新書・古書の小売を中心に音楽CD、文具などを扱う書籍店運営業者。古本買い取り店から発足し、大阪府堺市を中心に「天牛堺書店」の屋号で12店舗を展開し、新書と古書を併売する同業筋でも希少な業態を特徴として学校、官公庁筋の卸売なども手掛けていた。特に古書・専門書の目利き力には定評があり、国立大学の図書館や研究室などの取引実績も有し、98年5月期には年売上高約28億円を計上していた。
しかし、近年ではインターネット書籍販売業者の台頭や、スマートフォン利用読書の増加、若年層の活字離れにより、店舗の集客力は低下。当社の売上げは減少傾向で推移し、2018年5月期の年売上高は約18億円にまで落ち込んでいた。また損益面でも不採算店舗閉鎖による売上げ減少などもあり収益環境も悪化、厳しい資金繰りを強いられていた。このようななか、2018年2月頃からは主要仕入れ先から人的支援を受けるとともに、金融機関の返済条件緩和の措置を受けるなど経営再建に注力してきたが、先行きの見通しも立たないことから事業の継続を断念、今回の措置となった。
負債は2018年5月期末時点で約16億4000万円。
なお、(株)天牛書店(大阪府吹田市)は当社とは関係がなく、通常通り営業中である。
アンタそういうの得意でしょ?