【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

絵手紙~2011年6月:アジサイ・水無月・トマト~

2011-06-30 | 絵手紙

【アジサイ(梅雨どき見舞い】




カンラカラカラの夏天気、今年の梅雨はいずこへ??
梅雨お見舞い状も出しそびれてしまったわんちゃんです。

オクラを切りましてね、スタンプでチョンチョンチョンといろんな色を押していきます
書き損じのハガキのヘリを使って雨が降ってる様子もさりげなく・・・
実物とは若干違ってますね
オクラの角々は5、アジサイの花びらは4、
ま、その辺は・・・・・

梅雨の花と言えばアジサですよねぇ~~


【水無月(みなづき)】



何の変哲もない形なんで、ホントにどぉってことない形なんで・・・
小豆から描いていきますよ~、小豆たくさん載ってますが全部描くとタイヘンなんで、ま、いい加減にいきますよ・・・
粒を揃えて描くとへんなカンジになるので、ばらばらの粒にします
ういろうはしゅっと引いてしまうと面白くないので、しゅるしゅるしゅる~~と・・・

彩色は
アズキは岱赭(ちゃいろ)と紫を混ぜ、しゅっしゅっと塗ります、ホラあんこ色になりましたでしょ?
切り口のところはソレらしく、濃く見えるところは濃く
ういろうは墨をうす~くうす~く。

≪おまけ≫
水無月(みなづき)は白の外郎(ういろう)生地に小豆をのせて三角形にカットされたお菓子です。
水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷をあらわしているといわれています。
6月30日は水無月を食べる日だそうです。
京都では1年のちょうど折り返しにあたる6月30日の夏越の祓(なごしのはらえ)に食べるものとされ、これによって災いを祓いひと夏の無病息災を祈ります。
今みたいに冷凍設備などない時代、夏の氷は限られた者しか口にできない貴重品だったのです。
宮中では暑気払いと夏の厄除けに氷を食したのが「氷室の節会」という習わしなのです。
これにならい白い外郎(ういろう)にてお菓子を作り、氷の代わりとし、また厄除けの効能があると言われていた小豆をのせて素朴な庶民の厄払いとして食されるようになったのがこの「水無月」なのです。

ちょこっと冷やした「水無月」と冷たい麦茶で涼を味わってみませんか?


【トマトの暑中見舞い】



ヘタから描きます、クタァ~となってるヘタがあったら、元気良く・・・


もりもりとスジが入ってますね、赤だけじゃなくってミドリもありますよね、
お尻はカンタンなんです、


ダイジなのは中身
開いて片方だけ上には字、




(トマトを切った断面を見ながら)実線ではないので、ちょっとヘロヘロ~としたカンジに描いて下さい。
タネもありますよ、皮の際のところは濃く、白っぽいところもありぃの・・・
タネのヌルッとしたところは濃いですね、タネはミドリなんですよ、
タネは若葉

真っ赤っかよりも、薄~い上朱(じょうしゅ)→朱色からいきまぁ~す、
次はもうちょっと濃くしていきます、
もっと濃くしたかったら上朱(じょうしゅ)→朱色+紅
一番濃いのは皮ぎわです。
ヘタは若葉の薄い濃い、ちょっとだけ青草(あおくさ)→をまぜます。
ハイ大事なのはトマトの切り口の方の面はうす~く、外の赤は濃いですよ
手順
厚紙で型を作り、巻紙に型を取り、切らないでトマトを描きます
描き終わったら型より少し大きい目に切り取り厚紙に糊で貼ります。
トマトの外側と内側を貼ったら型に沿って切り取ります。
ハイ出来上がり、透明の袋に入れて切手を貼ってポストイン・・・


「トマト畑」   野口雨情

雨降り雲はなぜ来ない
トマト畑がみな枯れる

トマト畑に太陽(おひさま)は
じりりじりりと照らしてる

雨降り雲はなぜ来ない
トマト畑がみな枯れる

トマト畑の百姓は赤いトマトを眺めてる。

↑ 道草さんよりいただきました

ササユリ(笹百合)ユリ科

2011-06-27 | 折々の花~植物観察会~

南山城村(京都府)野殿・童仙房 ササユリ見学会



Oさんのおウチのすぐそばなんですけど、そこにササユリは群生してます
Oさんのおウチの横手から裏庭に回らせてもらい・・・


「はぁ~い ここの主のOさんを紹介します、ここのササユリについて、もう長年頑張って保護しようと、お世話されてます、でも、なかなかササユリは言うことを聞いてくれないみたいです、そのへんの御苦労話なんかを聞かせてもらえたら・・・」
「皆さんにササユリのもっと立派なモノを見てもらえたら良かったんですけど、だんだん退化する一方で年々減っていってます、別に何が原因か、も一つよう解らんのですが、ウチの裏手なんで草も秋に枯れるまでほっといてぼうぼうになるまでと思ってるんですが、どんどんと毎年減る一方なんですわ、2006年ごろが一番元気よかったでっしゃろか?2008年に七つ2009年に九つも咲いて楽しみにしてたんですが、花が咲くと、途端になんか花が萎れてきたんでどうしたんかな?と見るとちっちゃな穴を開けてネズミが根っこを・・・
まぁちょこちょこ咲いてはいたんですが、サッパリになりましてね、どういうワケか自分でも判断付かないんですよ。
多いときには100を超えるほどに咲いてたんですよ、この頃は40ぐらいになってしまいました。
草を刈ったりして世話をしてね、最初は斜面の上の方にたくさん咲いていたんですが、上の方のが、だんだん咲かないようになってしまって、下へ下へ来てるみたいです。
(ふと足元を見ますと軒下の辺りまで一本のササユリがきてました。)
なんか本によりますと、どんどんと花を咲かせる場所を変えて行き新しい土地へ新しい土地へ移って行くようで、長い間同じところに居ると病気が出てだめになっていくって、聴きました。

コレ、ぺらっとしたのが1年目、


こっちは2年目、


ほかのモンと間違いやすいので踏まないように・・・
こういうモンも大事にしてやってほしいって・・・

タネが飛ぶみたいです
よく種子を稔らせ、風によって種子を散布する、タカサゴユリと似ているってお話しされてました。
根もなんですけど、花から種がやっぱり飛んでいくから花を摘んでしまったらもったいないんです。

「ま、そんなことで、せっかく遠いところ来ていただいたのに期待はずれなことでして・・・」
とOさんはおっしゃってましたが、ササユリは清楚な凛とした姿をわんちゃんたちに見せてくれましたよ。


また別の観察地点に案内していただきました
田んぼの向こう側の斜面です。


斜面の上の方に咲いていた時は200本を数えたそうです、ところがイノシシにやられたそうで、その日は斜面の下の方に咲きかけているのが少し見えてました。

たくさん咲いていたところも、いったん繁殖するとそこが嫌になるのか、最近は上の方は減ってるそうです。
茶畑の向こうになるんで人が摘んで持っていくようなところじゃないんですけど、今年はよう咲いてへん年回りのようです。
それでも2~30本、例年の一割ぐらいかな?
ず~っと、たくさん咲いていたんやけど根っこはイノシシが食べるは、春先に蕾が出たころ蕾を鹿が食べたりしてね、せっかく来ていただいたのに申し訳ないなぁ・・・
と、Iさんもおっしゃってました。
「そりゃぁね、我々でも茶碗蒸しにユリネを入れたら美味しいモンなぁそれに鹿も味のいいのんを知ってるんですよ」とも。

私ら子供の頃はこの辺りどこにでも、ササユリは咲いてました、ところが、道路ができ車が入ってくると、道の縁に咲いていたのはほとんど、持っていかれてしまいました。
それから童仙房に営農組合ができて「ササユリは持っていかないでほしい、と看板を置くようにしたんです。」
道の縁にはササユリはもうないから人に持っていかれることは無くなったんですが、イノシシがとにかくユリネを食べよる、臭いで分かるのかちっちゃいちっちゃい穴を開けて食べてる、昔はイノシシもおったんやけど、こんなモンは食べてなかった、山の手入れが行き届いてないので、イノシシの食べ物の関係が怪しくなってきたんやね・・・
とも、おっしゃってました。


2011.6.25野殿・童仙房:ササユリPhotoStory1.wmv


そんなお話を聞かせていただきながら、ササユリを鑑賞
タイヘンなご苦労なんやなぁと思うわんちゃんでした。

  「笹百合の咲く古里の山偲ぶ」 久保ふさ子  
↑ 道草さんよりいただきました
【おまけ】
2008.6.29童仙房ササユリPhotoStory1_1.wmv




【も一つおまけ】
このササユリ見学会を主催されたのは

「花鳥の郷をつくる会」
です。
「花鳥の郷をつくる会」の発起人、理事長さんは
 花鳥画家の上村 敦之さん  


会員のやませみchanさんからこんなステキな画像をいただきました

ササユリ五姉妹
つぼみから開花まで記録しました。
娘の成長を見るようで心込めて撮りました。
16日


17日


18日


そして満開が19日でした。

今は、雑草の中に埋もれています。

里山を歩いて・・・

2011-06-24 | やましろ里山の会


山田川~木津:5月21日(土)

向こうの方は国道163号線、ここは国道163号線からちょっと入った木津川の河川敷です。
わぁ~~こんなに群生を見たのは初めてかなぁ?


セイヨウヒキヨモギ (西洋引蓬) ゴマノハグサ科

辺り一面に・・・
ちょっとみんなカンゲキでした。


その日は近鉄山田川駅で集合、JR木津駅に向かっての散策でした。
車が行きかう道路を少し入ると結構古い町並みが続き静かなところでした。
木津川に沿って木津嵐山自転車道が整備されてます。
自転車道から河川敷を眺めて“黄色いじゅうたん発見”ってところでしょうか。


道々、出合った小さなお花たち

5-21山田川~木津PhotoStory1.wmv


アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)アカバナ科
アメリカフウロソウ(亜米利加風露草)フウロソウ科
ウマゴヤシ(馬肥)マメ科
カタバミ(片喰)カタバミ科
カスマグサの実
コバンソウ(小判草) イネ科
ヒメコバンソウ(姫小判草).イネ科
ノイバラ(野茨)バラ科
ノビル(野蒜)ユリ科
ノミノツヅリ(蚤の綴り) ナデシコ科
ハハコグサ(母子草)キク科
ハルジオン(春紫菀)キク科
マメグンバイナズナ(豆軍配薺)アブラナ科
メキシコマンネングサ(メキシコ万年草) ベンケイソウ科


京田辺市打田~天王方面:6月5日(日)

普賢寺小学校にて集合
小学校の校庭の隅にあるラクウショウから


さて、この大樹の高さは?幹回りは?
巻尺とその先の角度とかなんとかで、およそ25~26mじゃないかな?と。
学校の門を開けて幹回りを計りたいところですが、また今度・・・ということで。

小学校の横手からハイキングコースに沿って歩きはじめます。
のどかな里山の風景をノンビリ楽しみながら道端や田んぼのあぜ道で出合った小さなお花たちを観察しました。
この里山でしか居ないよ、というお花たちじゃなくって、コロと散歩しているウチのそばででも出合うお花もありましたが、カサスゲ、テキリスゲ、ノミノツヅリなどは初めて出合ったモノたちでした。



6-05京田辺市打田~天王PhotoStory1.wmv



ウシハコベ (牛繁縷) ナデシコ科
ノアザミ(野薊)キク科
ウツギ(空木)ユキノシタ科
カキ(柿)カキノキ科
カサスゲ(笠菅)カヤツリグサ科
ガマズミ(莢蒾) スイカズラ科
コマツナギ(駒繋ぎ)マメ科
スイカズラ(吸葛)【キンギンカ(金銀花)、ニンドウ(忍冬)】. スイカズラ科
タチイヌノフグリ (立犬の陰嚢) ゴマノハグサ科
チチコグサ(父子草)キク科
テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科
テキリスゲ(手切り菅) カヤツリグサ科
トウバナ (塔花)シソ科
トキワハゼ(常磐爆)ゴマノハグサ科
ノミノツヅリ(蚤の綴り) ナデシコ科
ハハコグサ(母子草)キク科
マツバウンラン(松葉海蘭)ゴマノハグサ科
ミヤコグサ(都草)マメ科
ラクウショウ(落羽松)別名ヌマスギ(沼 杉)スギ科
コウゾリナ(剃刀菜・顔剃菜)キク科
サワグルミ(沢胡桃)クルミ科
ニガナ(苦菜)キク科


イトウチャンに「名前の分からないお花たちがあります、blogの中で名無しのマンマなんで教えて・・・」
黄色いキク科のお花の名前が無事判明しました。
イトウチャンおおきに・・・・・



ニワゼキショウ(庭石菖)アヤメ科







「濃き日ざし庭石菖を咲き殖す」上村占魚
↑ 道草さんよりいただきました。


ニワゼキショウは大好きなんです:特別大公開





琵琶湖さざなみ街道(一部)15km

2011-06-21 | SKW(シルバー健康ウォーキング)
JR堅田駅集合
その日歩くコースの説明の後ストレッチ体操で体をほぐし、最初の目的地「浮御堂」に向かい歩きます
駅からの街並みは時代を感じさせる古い町並みですが、きれいにお掃除が行き届いているように思いました






正式名称を「海門山満月寺」という浮御堂は、平安後期に湖上の交通安全を祈願した恵心僧都が千体仏を安置したことに始まり、航行の目印とされました。

雁が列をなして優雅に舞い降りる、湖に浮かぶ浮御堂が描かれた近江八景
「堅田落雁」


浮御堂から琵琶湖大橋に向かいます。
大きな観覧車が見えました、今は動いてないようです。



ゴンドラの中から見えた琵琶湖の眺望は素晴らしかったやろうなぁ・・・
動いてない観覧車は錆びも見え、なぜか寂しそうでした。
観覧車を左に見ながら、琵琶湖大橋西詰より渡りはじめます、 琵琶湖大橋 を歩くんです。



車で渡ると「アッ!」と言う間ですが歩くと20分くらいかかりましたでしょうか、大型車とすれ違うと、橋が揺れるんですよ、ちょっと変な気分でした。

橋の一番高いところから琵琶湖を眺めると
「琵琶湖って大きいなぁ、海みたいやなぁ・・・」って。
漁船が見えました、船の先に大きな網を付けて魚を掬っているように見えました.


モロコかな?小エビかな?
主人はモロコの甘露煮、舅は、えび豆が好物でしたね、そういえば・・・

「西風の窓をひらく」  白川 淑

沖に浮かぶ あの小さな船は
わたしの窓の accessory
ここでは エンジンの唸りは聞こえない
それが起こす 波紋は見えない

沖を走る あの白いヨットで
わたしひとりの sailing
西風を斜めに受けて 水尾を引いて
灼光の夏を 掴みに往きたい

↑ 道草さんよりいただきました



橋を渡り終えて、琵琶湖に沿ってさざなみ道路を歩き予定の場所でお弁当タイム
渡ってきた琵琶湖大橋が遠くの方に見えてました。


琵琶湖葭原(よしはら)再生プロジェクトのそばを歩きます。
さざなみ道路は湖の波打ち際のすぐそばを歩いて行きます。
カワイイ野草が咲いてます、歩きながら撮りながら・・・

コヒルガオ


セイヨウオトギリソウ


ノハカタカラクサ(トキワツユクサ)


マンテマ


ヒサウチソウ


烏丸半島

水生植物園も琵琶湖博物館もすぐそばです
ここはもっと夏が良いんじゃないかな?


ここで解散
JR草津までバスに乗り組と歩き組とに分かれました
躊躇なくバス乗り組みを選んだわんちゃんでした。

でも結構、歩きましたよ、15km、平坦な道でしたけど・・・
今回は60名もの参加でした。

相楽健康ウォーキングの会は月一で近畿圏を歩きます
手元には4月から来年3月までの計画表が届いてます
行先、コースとともに集合場所、乗車駅、ダイヤ、乗り換え等々、加えて距離、一言ポイントなどが記されてあります。
1月は初詣でコース、来年は伏見稲荷神社奥の院~石峰寺、ちなみに今年の1月は 三輪神社~長谷寺
各月の行先、コースを眺めて楽しみにしているわんちゃんなんですよ。
いろんなコース一人じゃ歩けないです、みんなとワイワイおしゃべりしながら歩くって楽しいモンです。


植物観察会~童仙房初夏編②~

2011-06-18 | 折々の花~植物観察会~
昼食後は車で移動、次なる目的地は?
不動の滝へ・・・
三叉路の地点で車から降りて滝への道を歩きます
カヤラン に再会です(古~い、スモモの木に着生)

カヤラン(榧蘭)ラン科



ず~っと滝の方へ歩きすすんでいきますと、ツクバネウツギが沢山花をつけていました。
ツクバネウツギ(衝羽根空木)スイカズラ科




カツラギグミ(葛城茱萸)グミ科

カツラギグミに遭遇ちょうど今が花盛りとばかりに・・・
絶滅危惧種と教えていただきました。

滝のすぐ近くでイワカガミにも再会

崖になったような山肌、見上げるとちょっと無理っぽいけど、そばの木をつかみながら登って行くと群生してました、カンゲキです。
イワカガミ(岩鏡)イワウメ科


ウリカエデ(瓜楓) カエデ科


クサスゲ(草菅) カヤツリグサ科


滝から戻って三叉路のところで一応解散でした
大河原に帰る途中、山の狭い斜面にいろいろなお花たちが咲いているのに出合いました。
ちょっと車から降りて観察です

ヤマルリソウ(山瑠璃草)ムラサキ科


ムロウテンナンショウ(室生天南星) サトイモ科


ガクウツギ(額空木) ユキノシタ科




ニョイスミレ(如意菫)スミレ科



この日の観察記録係はKさん。
Kさんのレポートによると、わんちゃんが撮影したお花たちの他に
ミツバアケビ、コバノガマズミ、タニウツギ、エゴノキ、カマツカ、コツクバネウツギ、ウルシ、ヤマツツジ、ヒカゲノカズラ、ヒロハコウガイゼキショウ、ショウジョウバカマ(花は終わってた)、ハナニガナ、クサソテツ(コゴミ)、ウツギ、レンゲツツジ(蕾)、コアジサイ(蕾)、シャガ、マルバアオダモ、ヤブデマリ、カマツカ、コハウチワカエデ、ツガ、モミ、キッコウハグマ、ズミ(蕾固し)、ナガバノモミジイチゴ(まだまだ青い実)、モミジイチゴ(花)、ヒメコウゾ、リョウブ、シュンラン、ツルカノコソウ、ミヤマキケマン、タガネソウ、クジャクシダ、オサシダその他何種類かのシダ・・・

Kさんは観察した樹木やお花たちをキチンとメモされてました。
わんちゃんが撮影したお花はホンの一部だったんです。

お天気にも恵まれ沢山の植物たちに出会え、観察しながらの楽しい会話に大満足の一日でした。
(Kさんの結びの言葉です)

(木津川市植物同好会)

植物観察会~童仙房初夏編①~

2011-06-15 | 木津川市植物同好会
5月中旬に童仙房での植物観察会に参加してまいりました、その日の様子です

童仙房は春・夏・秋と何回訪れても飽きることのない植物観察には最高の地です。
木津川市植物同好会の5月例会でした。
加茂支所から和束町を抜けて童仙房に入ります
車の窓から移りゆくのは、まさに「山笑ふ」のごとし・・・
目に優しい緑・緑・緑(木々の緑色もいろいろあるなぁ・・・とか思いながら)
童仙房は広いンで、ポイントポイントで車から出て観察します。
以下、観察した順番に・・・
オオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)ウマノスズクサ科

ちょうど花が沢山咲いていました。
「京都ではここ以外に宝ヶ池で見ることができます」と、N先生がおっしゃってました。

そばに、ちっちゃなリンゴのようなモンが目につきました
コナラメリンゴフシ( コナラ芽林檎附子)

これは花でも実でもありませんナラメリンゴタマバチ( ナラ芽林檎タマ蜂) が作る虫こぶです。

またちょっと視線を動かすと、
サルトリイバラ(猿捕り茨) ユリ科

サルトリイバラのお花に出合うことができ、カンゲキ。
お花は初対面なんで・・・

ミツバアケビ(三葉木通、三葉通草)アケビ科

えっ?こんな小さな可愛いお花からあの実が?ですか?

オオイタドリ (大疼取)タデ科

道路のわきに、オオイタドリが居ました、わんちゃんの腰の高さぐらいまではあったでしょうか?

ムネアカオオアリ(だと思う)がオオイタドリの蜜腺から出ている蜜を舐めにきてるとこでした、甘いのかな?


車で移動しましてね、駐車場は池のそば、そのそばには確か、4月頃には水芭蕉が・・・
ジシバリ(地縛り) キク科


ニガナ(苦菜) キク科


ミツバツチグリ (三葉土栗) バラ科


ヒメハギ(姫萩)ヒメハギ科


クチナシグサ(梔子草)別名: カガリビソウ(篝火草)ゴマノハグサ科

果実がクチナシの実に似ている
スゲの仲間に半寄生する、と、教えていただきました。

チゴユリ(稚児百合)ユリ科


カキドオシ(籬通) シソ科

籬通の籬とは?ちょこっと気になりまして
籬(まがき)は、竹や柴などで作った目の粗い垣(かき)を言います。

駐車場から少し歩いてお寺の方へ
大きなホオノキが花をつけているのに出合いました
高~い木の枝で大きな葉っぱの隙間から・・・
ホオノキ(朴の木)モクレン科





廃校になった小学校の付近で車から降りて観察
近くの川の中に居た今や絶滅危惧種に指定されているエンコウソウ
エンコウソウ(猿猴草) キンポウゲ科

今の時季、ここへ来ると元気なエンコウソウに出合えるってほっとすると同時にとてもうれしく思います
名前の由来は黄色い花をつける花茎が猿の腕のように伸びるからだとか。

田んぼの土手には
フデリンドウ(筆竜胆)リンドウ科

このお花はお天気が良くないとアカンのですよ。

車で移動して野殿・六所神社へ
境内では見事に花をつけたツクシシャクナゲを愛でながらのお弁当タイム




これらの他に午前中に観察したお花たち
ヒカゲノカズラ、ヒロハコウガイゼキショウ、ハナニガナ、


昼食後は車で移動
次なる目的地は?
滝のあるところへ・・・
そこででも絶滅危惧種に遭遇

つづく(木津川市植物同好会) ⇒こちら

ぶらり一人歩き~大沼湖畔:函館ベイエリア~

2011-06-12 | 旅行
札幌から鹿部(函館本線)まで移動です
札幌から鹿部って、結構遠かったです。(290Km:4時間45分)
(おおよそ、京都駅からだと、静岡と浜松の中間で掛川あたりでしょうか)

鹿部駅にはKさんご夫妻が・・・
「いらっしゃ~い ようこそ~~」

翌朝、窓を開けると、湿った空気?霧雨のよう・・・
どうしようかなぁ・・・
大沼公園にぜひぜひ行きたくって、6時前に起きたんです。
前の晩も
「わんちゃんとは、いっぱいお話ししたいけど、明日大沼公園に行くのなら朝早いしもうお休み」ってKさんたちとのおしゃべりも早い目に切り上げたんですよ。

早朝のウチの中はシ~ン・・・
朝食はパパッと済ませて、取りあえず出かけることに・・・
Kさん宅から5分ほどでゴルフ場に、
ゴルフ場の駐車場を横切れば鹿部駅へは近道なんです。

ゴルフ場では皆さん、スタートの準備をしてはります
クラブハウスの前でキャディさんに出会い
「こういう天気ってどうなんでしょうか?晴れます?それとも雨足が強くなるとか?」
「う~~ん、この辺は海が近いからねぇ、いつもこんな天気が多いよ、他は知らないけどぉ・・・」
と、いうことは?海から離れたら雨は降ってないかも?

鹿部から一つ隣駅の銚子口で降りて(おっ!雨は降ってないぞラッキー)大沼公園の方へ・・・

一昨年の初秋に歩いた同じ道を歩きました
こちら

大沼湖畔をテクテクテク
クルマバソウ見っけ、以下のお花たち、出合った順番です。

クルマバソウ (車葉草)アカネ科




茎は高さ10~30cm
直立し途中で枝分かれすることがない。
葉は6~10片輪生
押し葉にすると、葉っぱは緑色に乾き、クマリンの香りがある
クマリンの香りって?
クマリンは桜餅の香り成分として知られている、そうです。

マイヅルソウ(舞鶴草) ユリ科




二枚の葉(ほぼハート形)、白い小さな花がカワイイ!っていうか、愛らしい。
ツルが舞っているような・・・に見えるというのですけど。


シロバナエンレイソウ (白花延齢草)ユリ科 別名:ミヤマ エンレイソウ



花びらは白色でまれに淡紫色のものがありムラサキエンレイソウという
と図鑑に載ってます、ウ~~ン・・・

ムラサキエンレイソウはシロバナエンレイソウのうちの紫がかったものにつける品種名ですから、
シロバナエンレイソウまたはミヤマエンレイソウでいいと思います。

ハイ解りました

エンレイソウ(延齢草) ユリ科


湿り気のある林の中に生える多年草です。
茎の先に 3 枚の葉を輪生し,その先から花柄を出して花をひとつつけます。


マムシグサ(蝮草)サトイモ科 の仲間


茎の模様でマムシグサかな?と思ったんですけど・・・
コウライテンナンショウかも?
それで、マムシグサの仲間と・・・


チゴユリ (稚児百合)ユリ科




茎頂に、長さ1~1.5センチの白色の花を1~2個下向きにつける。
可憐な小さな花を稚児にみたて、この名がある。

コンロンソウ(崑崙草) アブラナ科




(崑崙草)と書かれるが、これは中国でのよび名ではないですよ。
中国の西部に崑崙山脈(クンルンシャンマイ)があり、ここは標高6,000m以上の高山が200峰以上連なる、約3,000kmにも及ぶ大山脈です。
牧野新植物図鑑には「白い花を崑崙山の雪と見立てたものか」とあります。
群生してそろって花をつけると、まさにまさに・・・

アマドコロ(甘野老)ユリ科





このお花と間違いやすいのが、ナルコユリ、ホウチャクソウ
お花の咲き方を見てなんとなくアマドコロと思いました。

日本名はトコロに似た地下茎に甘味があることによる⇒検索入門野草図鑑により

クサノオウ(瘡の王) ケシ科


和名は皮膚病の一種である瘡(クサ)の優れた治療薬であることから、「瘡の王」であるとの説がある。
瘡:クサ(皮膚病の一種)とは丹毒(たんどく)のこと。
クサノオウの方言に、チドメグサ(血止め草)、タムシグサ(田虫草)、イボクサ(疣草)、ヒゼングサ(皮癬草:皮癬=疥癬)など皮膚病と関係の深い名前で呼ばれていることがあると聞けばナルホドです。
しかしですね、「薬と毒は紙一重」
毒性の方が強く、多量に服用した場合には酩酊状態、嘔吐、昏睡、呼吸麻痺を引き起こし死亡することもある、と教えていただきました。
結構、身近な道端や土手、里山に生えているので、気ぃつけなアキマセンね


大沼湖畔を歩きながらお昼は素敵なお店を見つけました






道路沿いの原野の中に一軒、とてもオシャレ・・・


大沼駅までまたまたお花たちや虫たちを撮りながら・・・




1時間以上に一本という列車もなんのその待ち時間の間に駅の周りをブラブラブラの楽しみ十分に体験しましたよ。
鹿部駅に帰り着くとラッキーなことがありました
ゴルフ場のそばのホテルの送迎バスがたった一人のお客さんのために迎えに来てたんですよ
「スイマセ~ン 便乗させてもらっていいですか?」

その夜のこと、Kさんが時刻表を繰りながら
「鹿部発8時37分に乗らないと12時30分まで函館行は無いよ、遅い方やったら飛行機に間に合わないねぇ、早い方に乗って函館でブラブラする?」
「そうですねぇ ちょっと見学してみようかな?」
「函館に着いたら、まず、空港行きの送迎バスの時間確かめてね、空港まで20分ぐらいかな?荷物はまず駅のコインロッカーに預けるといいよ、バス停に10分前くらいに行けるように段取りすれば、結構函館の街ゆっくり回れると思うね」
翌日鹿部駅まで送っていただいて函館ではKさんたちのアドバイス通りに行動したわんちゃんでした











なぁ~んか、異国を歩いている気分に浸ってましたよ。

「馬車の中」 石川啄木

花咲かず、雨の降る日の街をゆく馬車の中なる年若き我は旅人。
わが泣くをとがめ給ふな。
函館の少女子(おとめご)達よ、煙草吹く年寄達よ、情(なさけ)ある乗合人よ、
わが泣くをとがめ給ふな。
そそけたる髪に霜おき、皺深く面(おも)痩せはてし
貧しげの媼(おうな)の君ぞ、わが側に座りたまへる。
よく見れば、さにもあらねど、その鼻、ああ、故郷に
ただ一人居給ふ母に いと似たり。
縞目もわかず褪せし衣(きぬ)、そもまた似たり。
袖口のきれしも似たり。
など、かく、と、そは我知らず、見れば、ただ涙し流る。
年若き我は旅人、
わが泣くをとがめ給ふな、情ある乗合人よ。

↑ 道草さんよりいただきました。

街路樹も・・・
ベニバナトチノキ(紅花栃の木) トチノキ科



たら~と、下向きに咲いてるのと違って、ド~ンと上向いて咲いてる姿は堂々としてるなって・・・

ナナカマド(七竈)バラ科



秋に北海道で真っ赤な実をつけているナナカマドに出合ったことがありました
紅葉も見事なモンです。



午後の飛行機でした



飛行場のショップで海鮮寿司とヨーグルトを買って飛行機の席でお昼にしました。
北海道はお魚が旨い!!



「関空に無事到着、こちらは良いお天気で早速半袖っす。いっぱい楽しかったです、中身はblogで・・・1週間ほどかかりますがお楽しみに。また来年もお伺いできたらなぁ・・・ってせつに思います」
「安心しました、お疲れ様でした、時々、鹿部のこと思い出してくださいね、お元気で・・・秋に奈良でまたお会いしましょう」

一人旅珍道中北海道編:完

北海道大学植物園~北海道大学札幌キャンパス

2011-06-09 | 旅行
近畿地方が平年より12日早く、昨年より18日早い梅雨入りとなった日、わんちゃんは札幌に居ました。

てくてく歩き①北海道“気ままに電車とバスの旅”を携えて
いざ、札幌の街へ・・・
京都市内のように碁盤の目のようになってます、ということに地図を見て改めて知った・・・というカンジ。

「札幌では、北大植物園がお勧めです。」と、友人のアドバイス・・・・・
北海道大学植物園⇒の看板を見てホッとしながら入口の方へ・・・
その入り口までの遠いこと・・・
途中で白い可愛いお花に出合いました、塀からはみ出しそうになってます。


ちゃんと名札が「Malus sp.リンゴの一種(バラ科)」


続いてエゾノウワミズザクラ(蝦夷の上溝桜)バラ科




やっと入り口についてチケットを買って中に入ってウロウロウロと

あっち方向の立て看板を見ながら、入り口でもらったパンフレットも見ながら・・・
植物園の中の散策道はややこしい

「北海道は大好きですねん、ふた月にいっぺんぐらいは来てますやろか」
「関西のお人ですか?」
「ハイ」
「えっ!ほんなら、今朝関空から?ひょっとして同じ飛行機?」
「いいえ、神戸空港からです」
あっそっかぁ、神戸港沖に飛行場があったんやった。
行きたいところが同じ方向みたいなんで、ま、いろいろおしゃべりしながらお花も観察しながら・・・
行きたい行き先がビミョウに違ってきましてね
「じゃぁ ここで、素敵な旅になりますように・・・」ってお別れ。

園内を歩いていて気が付いたんですが、柵が無いんですよ、


「木や花を踏まないようにしてください」と注意看板がちょこっと見えてました


エゾ000から・・・
エゾイタヤ(カエデ科)


エゾイヌナズナ (蝦夷犬薺)アブラナ科




エゾエンゴサク (蝦夷延胡索)ケシ科


エゾノチチコグサ( 蝦夷の父子草 ) キク科


わんちゃんにとっては珍しいお花たち
北大植物園PhotoStory1


アポイアズマギク (アポイ東菊) キク科.
アメリカカンアオイ(アメリカ寒葵)ウマノスズクサ科
イカリソウ(錨草) メギ科
イワベンケイ(岩弁慶) ベンケイソウ科
イワヤツデ(岩八手) ユキノシタ科
クロフネツツジ(黒船躑躅) ツツジ科
クロミノウグイスカグラ (黒実鶯神楽)スイカズラ科
ケナシヒマラヤユキノシタ
チシマキンバイ(千島金梅)バラ科
チシマゼキショウ(千島石菖) ユリ科
チシマフウロ (千島風露) フウロソウ科
チングルマ.(稚児車) バラ 科
ツルキジムシロ(蔓雉筵) バラ科
ノビネチドリ (延根千鳥) ラン科
ハナカイドウ(花海棠) バラ科
ミヤマノギク(深山野菊)キク科


園内をウロウロしてる時
「札幌大通公園ではライラック祭りで賑わっているようです。お天気良くて一気に温度も21度になるようですよ、ぜひライラック祭り行ってみては?」
と、Kさんからメールあり。

植物園から大通公園までは近くのようです
道々尋ねながら・・・
その日は平日だったんですが結構賑わっていましたね。





ワインフェスティバルなんですよ、いろんな銘柄のワインがズラ~っと並んでいました。


ライラック祭りですから・・・

「思い出」    ウォルト・ホイットマン

お前は 
私に 
三つ揃ったものを持ってきてくれる。
永遠に咲くライラックと 
西の空に傾く星と 
そして
私が愛している彼の思い出とを。

↑ 道草さんから お寄せいただきました。




北海道旅行一日目は
関空➱新千歳空港➱北大植物園➱ライラック祭り
二日目
札幌➱小樽➱札幌

ハイ三日目です。
北大キャンパス➱札幌~鹿部(Kさん宅に移動)

ホテルが札幌駅のすぐ近くなんでチェックアウト後、荷物を預けてブラブラブラ
北大キャンパスは北大植物園からJR函館本線を挟んで向こう側のようです
ホテルから徒歩圏内でした。


学生たちが何故かユッタリしているように見えました







こんなところで勉強したかったなぁ・・・
とか羨ましく思いながら・・・

北大と言えばやっぱり・・・
クラーク像



ポプラ並木


見事なポプラ並木もいつぞやの台風で凄いダメージが・・・とか
「北海道大学ポプラ並木の再生に向けて」
とか・・・
ここに来て初めて知ったわんちゃんでした。

クロユリの群生に出合いました

「え~~!?」と思ったモンでした
理由があったのです






キャンパス内を見学されるときには、自家用車・タクシー・バスに限らず車で入ることはできません。
公共の交通機関をご利用いただくように・・・
キャンパス内の見学はいつでもできますが、キャンパス内はあまり照明設備が整っておりませんので、明るいうちにお越しください。
大学は教育と研究の場です。
キャンパス内では静かにしましょう。
・講義や実験を行っている各学部の建物への立ち入りはできません
・火気の使用はやめましょう
・ゴミは必ず持ち帰りましょう
・樹木の落枝や倒壊に注意しましょう
・犬の散歩のマナーを守りましょう
・野鳥の餌やりや植物の採取はやめましょう

という約束をきちんと守ったわんちゃんでしたよ。

北大札幌キャンパスを出てホテルで荷物を受け取り
午後の札幌発特急スーパー北斗に乗りました
Kさんにメールメール
「森で一輌の電車に乗り換えました、外は雨のようです」
「鹿部駅でお待ちしてますよ」
「アリガトウです、お世話になります」
★森駅って、駅弁”森のいかめし”で有名な駅です

つづく⇒ ぶらり一人歩き~大沼湖畔:函館ベイエリア~


【おまけ】
キャンパス内の大きな樹の根っこになにげにニリンソウが・・・











石原裕次郎記念館

2011-06-06 | 旅行
「そりゃぁ 裕次郎のファンやったら小樽の石原裕次郎記念館には行くべきやでぇ」
「と、長男が言いますねん」
「そらそうやで、まぁいっぺん行ってみぃ・・・」
と、グラウンドゴルフ仲間でカラオケの時”なりきりユウジロウ”のKaさんも・・・
(ちなみにKaさんの愛車ではいつも裕次郎さんの歌声が・・・いいですねぇ・・・)

5月中旬に北海道に向かい出発されたKさんは
「裕次郎記念館に寄って此方の方へ来ました。
さすがに、車、靴、洋服等々圧倒されました、昔が懐かしくなりました、ぜひ行かれることお薦めします」

と、多くの方々に薦められて北海道旅行の二番手に組み入れました

「明日、裕次郎記念館に行きたいんです、お得な切符ありますか?」と、札幌の“みどりの窓口”で・・・




栄光に生きたスーパースターのドラマ
①俳優・歌手として栄光に生きたスーパースター「石原裕次郎」の世界があますところなくひろがっています

ハイ、そうです、そうです、そうでした

②思い出の名画シーンのセット再現からヒットナンバーやCMのひとこまひとこまがテレビモニターとワイドスクリーンで鮮やかに甦ります。

「黒部の太陽」のセットは圧巻
♪喜びの酒~・・・宇野重吉さんとの禅問答が懐かしかったぁ・・・

チョー大きなスクリーンで、名シーンの数々が続きます
「夜霧よ今夜もありがとう」♪しのび 会う恋を つつむ夜霧よ・・・
「嵐を呼ぶ男」♪俺(おいら)はドラマー やくざなドラマー・・・
「俺は待ってるぜ」♪霧が流れて~ むせぶよな波止場・・・
「狂った果実」♪夏の陽を浴びて 潮風にゆれる花々よ・・・
「銀座の恋の物語」♪心の底までしびれるような・・・
「二人の世界」♪君の横顔素敵だぜ・・・
が、順繰りに何回も・・・何回も。
ステキな歌声とともに、なつかし~い、シーンが次々と・・・
「あの頃、裕ちゃん若かった~」ってつぶやくわんちゃん、
そう、あの頃わんちゃんも若かったぁ・・・

見学コースの順番通り、ゆっくり見て回りました
知らないうちに出口に来てました
出てしまうのが惜しくってもう一度引っ返して最初からじっくり見直してる、わんちゃんでした。
2時間近くも居てたかなぁ??

ま、後ろ髪を引かれる思いで、石原裕次郎記念館を後に・・・

小樽の街で何回でも乗ったり下りたりできる「おたる散策バス」を利用





「小樽運河」へ


レンガ造りの倉庫をバックに飛び交うカモメ(オオセグロカモメかな?)をいざいざ・・・
思うほど撮るのは難しかったです
街灯のてっぺんに止まってるのをどうにか・・・









飛翔の姿はこれ止まり(お見苦しいのは“笑って許して”)







ちょこっと小樽の街をウロウロ
あの桜(立ち姿がハート形の)➱こちらに会いに天狗山へもね。



小樽駅


小樽駅のホームでは、

ぶら下がってたランプが心に残りました。


【おまけ】
「フツーのおばさんになりたい」っていったんは引退した都はるみちゃんが
「こういう歌が歌いたかった」とばかりに1990年にこの曲でカムバック
それまでの唸り節とは違い演歌でない演歌とも・・・


小樽運河(都はるみ)


小樽運河
吉岡 治 作詞
弦 哲也 作曲

精進落としの 酒を飲み
別の生き方 あったねと
四十路なかばの 秋が行き
セピア色した 雨が降る
イェスタディを聴きながら
二人歩いた
あぁ 小樽運河

誰のせいでも ないけれど
これで終わるの 始まるの
あなたはほんとの 男なら
私一人に させないわ
イェスタディを抱きしめて
揺らぐガスライト
あぁ 小樽運河

上りのディーゼル 待ちながら
やっぱり明日も 漂って
傘をあなたに 貸したまま
セピア色した 雨が降る
イェスタディをもう一度
窓のむこうに
あぁ 小樽運河

イェスタディをもう一度
窓のむこうに
あぁ 小樽運河

【おまけ②】
石原裕次郎記念館駐車場で


小樽の街歩いてて街路樹の下とか・・・

↑キュウリグサ(胡瓜草) ムラサキ科




↑ヘラオオバコ(箆大葉子) オオバコ科




↑ムシカリ(虫狩)スイカズラ科 別名:オオカメノキ(大亀の木)


つづく

2011年桜紀行:最終章~北海道編~

2011-06-03 | 折々の花~桜編~
奈良のお宅でのお花見に伺ったときのことKさんご夫妻が
「まだ、私たちが北海道に行けるうちに何回も来てちょうだいね」って、
「ハイありがとうです、今年は5月ごろどうかな?って思ってるんですけど」
「もう、仕事辞めたんやったら、1週間でも2週間でもウチでゆっくりしなさいよ」って
「ありがたいですけど、まだまだムリっぽいです」って・・・

そうですね、5~6年前から毎年北海道のKさん宅に行かしてもらってるんです。
Kさんたちはスゴイんです、5月~10月は北海道、後の半年は奈良在住という生活・・・
あっちこっち、お二人でいつも案内してくれはりました。
白老温泉へ泊りがけで連れて行っていただいたこともありました。
江差や恵山の方へも・・・
今度は一人で行動しようかな?と思ったんです。
Kさん宅から最寄駅の函館本線・鹿部までの送り迎えはあてにしてもイイから・・・って。

> それで、大阪、旭川、札幌、小樽・・・どのような線で繋げば良いでしょうか?
と、友人に相談。

私が自由に上の場所に行くなら、千歳空港からレンタカーを借りて富良野経由で旭川へ、そして高速を使って札幌・小樽へ戻る、というところでしょうが、車を使わないとなると・・・ 分かりません。
しかし、札幌に行くのなら、北大植物園がお勧めです。

レンタカーを借りて・・・はムリかな?(ナビが付いてるからダイジョウブですよって言われても)
「てくてく歩き 北海道」本屋さんで見っけ・・・
”気ままに電車とバスと徒歩の旅”⇒お得な切符はおまへんか?


日程作成完了

一日目
関空⇒新千歳空港⇒札幌(泊)
札幌にはお昼すぎに到着、軽い昼食を済ませて
ホテルでチェックイン後、早速、北大植物園へ

ここは東京大学小石川植物園に次ぐ日本で2番目に古い植物園で、面積13.3haの園内に約4、000種の植物が育成・保存されています。
(ちなみに京都府立植物園は大正13年に開園した日本で最初の公立植物園、面積24haの広大な敷地に約12000種類、約12万本の植物が植えられています。)


えっ?!ここで、桜に出合えるなんて・・・・・
カンゲキやわぁ・・・・・

↓カバザクラ(樺桜)↑


サトザクラ


池の畔で・・・



翌日、小樽のガラス工房で桜のチラシを見っけ
「小樽で最後の桜が今、満開ですよ」と、お店の方が・・・
行ってきましたよ、天狗山。
小樽では乗り降り自由のバス・フリーキップ
ロープウエイで山上へ、小樽の街が一望できます



桜に会いに・・・




この桜はホラ!立ち姿がハート形をしてるでしょ?

なぁ~んかカップルには縁起が良いって評判なんだそうですよ。

その翌日、北大キャンパス見学
ここでも桜に出合いましたよ~~





「岬の道昆布あふれて蝦夷桜」角川源義
↑ 道草さんよりいただきました。


今年の桜紀行の締めくくりは、黒田百年桜(京都府京都市右京区京北宮町)と決めていました。
結構電話で何回も問い合わせてました、そこは道の駅らしいです。
「今ね三分咲きですよ~~」
「もう五分咲きですねぇちょっと良いお天気が続いたら早いですよ~」
「ちょっと良いお天気が続いたら2~3日で満開ですねぇ、是非いらしてください」
とても親切に教えてくださいました。

どうもG/Wの半ばあたりが見ごろの様子「う~~ん」予定が入ってました。
ふっと、空いた日には雨が降りました。
「もう、ええわ来年に期待しよう」いとも簡単にあきらめのわんちゃんでした・・・
だってね、黒田の百年桜は逃げませんもんね。

北海道行きが決まったとき
「もう桜はムリやろなぁ」と諦めてました。
ところが行く先々で桜に出合えたんです、うれしかったです。
ポッテリとうつむき加減の八重咲きが主流でした、とても可愛いサクラたちでしたよ。

いっぱいお花たちの写真を撮ってきました
再会のカンゲキに・・・のお花たちもアリです。
今の時季、北海道はお花がいっぱいでした。

北海道旅行つづく