【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

折々の花~スプリング・エフェメラル(春の妖精)~

2008-04-27 | 折々の花~葛城山~

「やっぱりカタクリ見に行こう」
葛城高原ロッジでは「カタクリ観察会」「ギフチョウ&カタクリ観察会」「葛城高原写真教室」とこのシーズン3本立てのカタクリにまつわる春のイベントを主催。
ウ~~ンどれに参加しようかな?
カタクリってね、雨の日はもちろん、曇りの日でもきれいに咲いてはくれません。
せっかく申し込んでもお天気が悪ければウンザリ・・・
この1週間ほど、こんなに熱心に天気予報を気にしたことは今までに無かったかも?
良いお天気に恵まれました。これだけで99%成功!!

カタクリの群生もゆっくり観察、撮影・・・


去年(4月21日)は尾上先生の解説で「カタクリ観察会」に参加したので、じゃぁ今年は、「写真教室」に参加・・・
一人で勝手に行けば良いのに、それが出来ないのは、山の上の簡単な地図はあるのですが、三叉路があったりすると、やっぱり一人じゃ心細い・・・・

ショウジョウバカマも私たちを待ってくれていたかのように・・・・




講師は写真家の永田 明さん、この方は葛城山の麓、御所市在住
「大和葛城の四季」という写真集を出版してはります。
やっぱりね、撮影ポイントのご指南はお役立ち・・・・
ココ!!という見所を熟知されてるから、みんなが気のつかないところを、教えてくれはって「フ~~ンなるほど×2」の連続。


↑コバノミツバツツジ


↑コブシ

お昼は葛城高原ロッジで「一人かも鍋&豪華弁当」

午後は永田先生を囲んで懇談会
参考に見せていただいた、たくさんの写真の中から「お好きなのをお持ち帰りください」「えっ!!えぇ~~ いいんですか?」と参加者全員。
私はカタクリの写真をいただきました。。

ロッジを出てからまだちょこっと時間がありそうなので、もう一度途中まで引返してお花を撮りました。
「午前中と違って午後だとまたお日様の光具合がちゃいますので・・・」先生が言うてはりましたのでね・・・



この日は山登りをする人たちも多く見かけました。
ロープウエイで6分のところ、登山者たちは1時間以上かけて登ります
以前、友人と一緒に「一目百万本」と言われるツツジを見に行った時、登りはロープウエイで帰りは山道を歩いて下りたことがありました。
「まぁ~ものすごぉ~きつかったぁ~」そんな記憶があります。

カタクリの花以外にも

ムラサキケマン






【おまけ】
カタクリの花で「春の妖精」スプリング・エフェメラルという言葉を知りました。
Spring Ephemeral―「スプリング・エフェメラル」、「春のはかない命」。
雪融けとともに芽吹き、花を咲かせますが、木々が緑を茂らせるころには枯れてしまう野草たち。
これらの「早春植物」は、6月ともなれば地上から姿を消してしまいます。
春先の僅か40日あまりのあいだに、地表での活動を終えるのです。
カゲロウ(Ephemera)のように儚げな地上での姿から「スプリング・エフェメラル」と呼ばれるようになりました。
じつは、夏から冬にかけての季節を、これらの植物は地下で過ごします。
木の葉の芽吹くまえの早春なら、森の中でも陽の光が地表に射し込みます。
丈の低い小さな植物が、木々に影響されないこの時季を撰び、生命を紡いでいるのです。
地表から姿を隠しても、次の芽吹きまでのあいだ、地下で生き続けています。
カタクリなどは、そういう生活を8年も経て、ようやく花を咲かせます。
一年、また一年、カタクリは地下に生命を蓄えます。
このような生態は、「スプリング・エフェメラル」が生き延びるための、自然界の合理的な仕組みです。
カタクリの花のほかにイチリンソウ、ニリンソウ、ユキワリイチゲ、キクザキイチリンソウ(=キクザキイチゲ)などがあります。
私は残念ながらこれらのスプリング・エフェメラルたちの実物はまだ見てませんのよ
カタクリ以外のね・・・・・
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カタクリ鑑賞会PARTⅡ

2007-04-26 | 折々の花~葛城山~
先週土曜日の葛城山でのカタクリ鑑賞会は尾上ツヤ子先生を講師に迎えて、自然研究路を歩きました。
所々で立ち止まりそこに咲いてるお花の解説が聴けました。
さすが、山野草のガイドさんだけあって、すらすら~っと花にまつわる短歌や歌人が、そして年表さえも解説しはるんです。
「プロやから」と言ってしまえばそれまでですが、山野草に対する優しい心遣いが随所に見受けられました。
「どんなところが?」って、いろいろです!!


ショウジョウバカマ(ユリ科)

カタクリの花よりもちょっと後に「ショウジョウバカマ」が咲きます
丁度群生地を訪れることができました。
少し咲きかけていてこれからが見頃のようです。

ところによっては「雪割草」と呼ばれていますよ。
雪が解けると一面にこの花が咲いているなんて素敵ですよね・・・・ 
山野の湿地に多く見られる仲間です。
ショウジョウバカマの名前のショウジョウは「猩々」のことで、 紅色の花を能楽で使う能装束の「猩々(しょうじょう)」、赤い頭の毛と見立て、花の下の葉を袴と考え たものだと言われています。 ...尾上先生談


タチツボスミレ→葉がハート形

柴背スミレ→葉の裏側が紫色


スミレもカタクリも植物の中では蟻族と呼ばれています。
ゴマ粒みたいなカタクリの種は楕円形をしており、一方の端にエライオソームと呼ばれる突起物が付いていましてね、
エライオソームからは蟻を誘引するにおいがするので蟻が運んでくれて種が散布されるという仕掛けになっているんですよ。
スミレもよく似たようなカタチでアリが種を運んでいるんです。・・・尾上先生談

この他にも山野草のお話たくさんしてくれはりました。
残念なのは、もっとしっかりメモっとけばよかったなぁ・・・と、反省。



 

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カタクリ鑑賞会

2007-04-22 | 折々の花~葛城山~

妖艶で華やかで奥ゆかしく、しかも食用

きっかけは、新聞の切り抜きを整理していて数年前の記事の中にカタクリの群生地の写真を見つけたことから・・・・
奈良県葛城山葛城高原ロッジ主催で毎年カタクリ鑑賞会をやっているらしい、さっそく問い合わせてみると今年もあるという、すぐ申し込んだ。

葛城山は大阪の金剛山から続いていて、ちょっとした登山愛好家のメッカでもある。


温帯性夏緑林(落葉樹)の林床に生える多年草で球根を植えてから
7~8年後1枚葉の時期を経た後、一つの鱗茎から2枚葉となったときやっと、一茎の花が咲きます。(カタクリの花は二枚葉とワンセット)
《葛城山のカタクリは植えたモノではなく自生しているモノです》

カタクリの花は太陽の光を感じて開閉します。 
光を受けると反り返り夜には閉じます。
曇りや雨のときは花を閉じてしまいます。
又気温にも反応します。
《今日は好天気に恵まれ、心ゆくまでカタクリの花、堪能しました。》  


カタクリの花の中
何やら文字のようなモノが見えます。
どのカタクリにも判で押したような模様があります。
これは新発見でした・・・

もののふの  八十娘(やそおとめ)らが  汲み乱(まが)ふ  
寺井の上の  堅香子(かたかご)の花


『カタカゴ』 は、万葉集に一首だけですが、大伴家持が、越中(富山県)の国守(知事)に赴任中(単身赴任だったとか)に詠った歌で、そのゆかりから、高岡市の花に指定されています。
カタクリは古名をカタカゴといい「傾いたカゴ」という意味です。
下向きに咲き、花弁が反り返る形からそう呼ばれました。

妖艶でありながら清楚、華麗だが庭より野にふさわしく、はかなげでありながら地中ではたくましいといった様々な点でのこの植物の二面性は、結果としてこの植物が長い年月を経て子孫を地上に残すのに有効に働いている。
今は人間の手でその美しさ、鱗茎の有効性(片栗粉)から迫害を受けているようにも見受けられるが、それも大伴家持の時代から約千三百年のことに過ぎない。
カタクリにとってこの不遇の千年は地中で鱗茎を太らせている一年のうちの十ヶ月のことを勘案すれば、受難でも何でもないのかもしれない。

今日のカタクリ鑑賞会には講師の先生がついてくださり、以上のようなお話をして下さいました。

ちなみに私は十数年前に栽培用カタクリを庭に植えたことがあったがいつの間にか消えてしまったという苦い思い出がある。

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