【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

紅葉の坂本 日吉大社を巡る  2023-11-30(木)

2023-12-21 | いきいき健康ウォーク
≪健康管理に歩くことが見直されてきています。どんどん歩きましょう。≫

行程:JR唐崎駅(湖西線)⇒唐崎神社⇒坂本城址公園(昼食)⇒日吉大社(解散)

JR唐崎駅前でウォーキングに備えて準備体操

1唐崎神社


日吉大社で代々神職を務められた家の先祖である、琴御館宇志丸(ことのみたちうしまる)という方がこの地に居住され、「唐崎」と名付けられました。この頃、天智天皇が奈良の三輪山から大己貴神(おおなむちのかみ)を大津にご勧請された際に、琵琶湖を渡り、この唐崎の地に降り立ったとされており、日吉大社西本宮のご鎮座に大変縁のある場所です。ご祭神女別当命(わけすきひめのみこと)は琴御館宇志丸の御妻君であり、持統天皇の御代697年に創建されたと伝えられています。

琵琶湖の向こうに三上山(近江富士 として知られる。標高 432m。)




2唐崎の松

初代は持統天皇の御代に琴御館宇志丸が初めて植えたことに始まる。記録の上では初代の松は天正9年(1581)に大風によって倒れ、二代目は天正19年(1591)当時の大津城主 新庄直頼公が植えたとされています。この二代目の松は大変大きく、明治初期の由緒書には、東西72メートル、高さ27メートル、幹の円周11メートルもあり、境内を覆うほどでありました。今なお多くの絵画などにその姿が残されております。
石川県の兼六園にも二代目松の実生があり「唐崎の松」として植えられております。

芭蕉は『野ざらし紀行』の旅で琵琶湖の向うに「唐崎の松」をながめて、

『唐崎の松は花より朧にて』
唐崎の松は桜よりも朧に霞んで見える、
という句を詠んでいます。

3.穴太衆の石積み


比叡山延暦寺や日吉大社の門前町として栄えた坂本は、隣接する穴太村の職人集団「穴太衆(あのうしゅう)」によって石垣が築かれ、大小の整形していない自然石を巧みに積み上げ、かつ挟み込んだ「穴太衆積み」によって通り道の景観が形成されている。その美しさと堅固さから戦国時代にはいくつもの城郭の石垣にも用いられた。
坂本の町には、比叡山で修行 を積んだ僧侶たちの隠居坊である「里坊」が集中しているが、その里坊が各々石垣を築いているので、坂本は穴太衆積みのまちとなっている。
また「穴太(あのう)」は大津市坂本付近に今も地名として残る。

4.坂本城址公園



坂本城は1571年の延暦寺焼き打ち直後、織田信長の命により明智光秀が琵琶湖岸に築城。安土城に次いで絢爛豪華な城であったといわれる。1582年の本能寺の変の後、羽柴秀吉軍の攻撃により落城。城内と推測される場所に光秀の供養塚と伝わる明智塚がある。また、琵琶湖の渇水時には湖中の石垣が姿をあらわすが、普段は見ることができない。現在は坂本城のあった辺り2カ所に碑が建っている。一つは下阪本の旧北国海道沿い東南寺付近の碑で、もう一つは湖岸に作られた公園の前に建っており、公園内には明智光秀像もある。

5.日吉大社




👆阿像     👇吽象

日吉大社 詳しくはこちら
全国に約3,800社余りあるの「山王さん」の総本宮。平安京の表鬼門にあたる場所に社殿があり、平安時代から都の守護神として、また比叡山延暦寺の御法神として信仰を集めてきました。神の使いの猿「神猿(まさる)」は、「魔が去る」「勝る」に通じる魔よけの象徴として大切に扱われ、お守りやおみくじ、絵馬などにも描かれている。広大な境内には国宝の西本宮と東本宮の本殿をはじめ、日本最古の石橋といわれる日吉三橋など重要文化財も数多くあり、境内全体が国指定の史跡となっています。社名の「日吉」はかつては「ひえ」と読んだが、第二次世界大戦後は「ひよし」を正式の読みとしている。鳥居は、その上部に比叡山延暦寺を示す山形をのせる独自の形式で※「山王鳥居」(合掌鳥居、総合鳥居)と呼ばれる。

※鳥居形式の一。明神鳥居の笠木 (かさぎ) の上の中央に棟柱 (むなばしら) を立て、木材を合掌形に組み渡し、その頂上に烏頭 (からすがしら) という反りのある木を置いたもの。日吉 (ひよし) 大社の鳥居に始まるという。
👆文中の解説は『いきいき健康ウォーク』のスタッフさん手作りのパンフレット参照。




 

 

 





 












ここ、日吉大社で『いきいき健康ウォーク』の行程では解散でした。
ゆる~い下り坂を歩いて湖西線JR比叡山坂本駅へ

ホームで虹を見た。みかちゃん、Kさんと『ラッキー』っと、思わずハイタッチ。
帰宅して見ると、歩数計は20173カウントしてました。

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2 コメント

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朧(おぼろ)でない鵜の目鷹の目の湖西巡り(W4-11) (里山の風)
2023-12-25 17:43:02
近江八景の一つ「唐崎夜雨」(からさきのやう)・・・唐崎神社は・・・歌川広重の浮世絵絵画でも紹介されている。その松の近辺に松尾芭蕉の句碑が写真で紹介されました。
「唐崎の松は花より朧(おぼろ)にて」です。ヤマザクラの花よりも松の美しさが朧にかすんでみえる・・・との意味だそうでが、この朧(おぼろ)どころか、日吉大社を巡る今回のブログ紹介は「鵜の目鷹の目」の好奇心旺盛な紹介に感服しました。
明智光秀ゆかりの坂本城趾公園、穴太衆の石垣、日吉大社の山王鳥居、山王神輿七基、紅葉参道、などのカメラ目線による写真紹介は、お見事です。
話は変わりますが、日本人の遺伝子には縄文人の遺伝子が1割占めるとされている。その縄文人は好奇心旺盛な人類とされている。従ってだれかさんも好奇心旺盛なのかもしれません。!!
私は光秀の菩提寺「西教寺」(かざくるま寺ともいわれる)も日吉大社から北方向へ徒歩20分程度でいけますので、今度は私が機会があれば探訪したいと思っています。滋賀県野洲市にある三上山(みかみやま)もおとずれてみたい!!!
里山の風さんこんにちは (わんちゃん)
2023-12-30 14:33:11
琵琶湖のこっち側でも向こう側でも、カメラに収めることができる、三上山。
近江富士と呼ばれるだけあって、その姿は美しい、ついカメラを向けてしまいます。

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