高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

久々に行った母校で“初心”を思い出し・・・。

2007年10月27日 23時58分06秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
いまの勤め先にいくつかのセクションがあり、それぞれのセクションで求人募集をしています。

新高島平に印刷工場とオペレーターの部門があるので、高島平新聞に求人を載せ、地元での採用も予定しているのですが、自分のいる企画部門にもデザインナーが必要になり、資料を取りに久々に今日、母校に行ってきました。

たまたま、同窓会企画で同期のデザイナーが講演するセミナーが今日行われ、仲間に会う目的もあったのですが、お陰でミニ同窓会になりました。

同期のデザイナーの講演は、在学時代の思い出から数々の受賞した仕事の話までわたり、在校生に同窓としての誇りと自信、デザイナーの責任と自覚を促すのには充分だったと思います。

現役でバリバリやっている同期の講演に、こちらもデザインを目指した時の“初心”を思い出し、何だか元気をもらいました。

同時に自由な校風と先進的だったゼミを思い出します。
例えばエイゼンシュテインの「モンタージュ理論」、E.T.ホールの「対人距離論」など、授業を受けている時はあまりピンときませんでしたが、いまストーリー構成や発想のヒントに大変に役立っている講義です。

この業界に長く勤められているのも、恵まれた母校の授業環境と刺激的な同期生の存在のお陰かもしれません。

ファッション感覚を含め、モノを想像したり、モノを組み合わせたり、モノを作ることは、気持ちが若くいられる作業だと思います。

いつまでも仲間と刺激しあい、生涯“何かを作る”ことに携わることで、“精神的な若さ”を維持する。

久々に母校を訪ね、そんな思いを強くした一日でした。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする