昨日の午後と今日の午前中に渡っての2日間の勉強会である。
今回は遠方から参加された方もいて、賑やかだった。
『歎異抄』の話だけれど、毎度繰り返し同じ事をあの手この手で話されるけど
多分大事な話の間に挟む四方山話で一息入れるのかもしれないけれど
わたしはそういう話だけに反応していたような気がする。
そこから勝手な妄想に遊んでしまい、
いつものように、講義が終わった後に,ひとりづつ感想なり言いたい事を言うのであるが
自分の番になって、ぽかーんと頭の中が白くなった。
早発性痴呆症の走りか。
少しメモしたりするものの、後でそれを見直す事がまずない。
その場で終わりなのである。
NBAを観たり,好きな音楽を聴いたり、お気に入りの落語家のお気に入りの話を聞いたり
好き勝手な暮らしが気持良くて、温泉に浸かった猿みたいになっている。
こういうのを牢獄暮らしと言うらしい。
人に迷惑かけてないし、それのどこがいけないのよ、と言いたい。
佐野さんはいけないと言っているのではない。
それが我等の姿だと言う。
じゃあ,どうすればいいのよ,と聞きたいけれど、答えがないようなあるような。
時々、佐野さんは考え込んでいる。ここがいい。
そして我等は突き放されて、自分で考えるしかないと思わされる。
佐野さんの勉強会は後で効いて来る。
決着がつかない感じである。
有り難いのかも知れないし、有り難くないのかも知れない。あーって感じ。
何だろう,その時々で違うけれど,今回はとても疲れた。