今日の午後には畑に出た。
追肥や草取りがある。
下に降りると、庫裏の方でガタガタ音がする。
どうやら、寺の妻女K子女史が片付けをしているみたいだ。
なぜだか、怒りのオーラが感じられる。
最も、わたしが掃除、整理が苦手で、わたしが本気で片づける時、
怒りのオーラを充満させているからそう思うのかも知れない。
怒りのオーラの話をすると、旦那が見に行くと言って庫裏まで出向いた。
暇じゃねえ。
わたしは畑から戻ると、そうそうにお風呂に出向いた。
庫裏のあがりがまちにガラクタが山積みになっている。
和尚さんと出会い、「凄いね、ごみ」と言ったら
「人間も役に立たないのばかり残るな』と冗談を言ったので
すかさず「すんませーん」と言っといた。
家の上の息子が今、失業中で時々顔を出す。
我が家の覇権争いで、わたしが旦那と同等な感じになってから久しいけれど、
旦那は、時々自分の立ち位置に不安を感じるのか、「オレのお陰だろう」
という台詞を言いたがる。確かに、大きな顔していられるのも、
呑気に笑っていられるのも、旦那のお陰と言えばお陰である。
先日、個展に出向いた旦那の留守、しみじみと有り難いと思った。
テレビは好きなのを見られる。好きな食べ物も食べられる。
全ては好き放題で、おばあちゃんと連日肉三昧。
それを息子に言ったら
「有り難いってそこ?」と言われた。
だって、そうですもん。真面目に有り難いなんて、死を前にでもしないと言えません。