▼私は現在、プレステ2を持っていない。壊れているので修理中だ。
しかし、今日発売のゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 ファントム・ブラッド』を予約して購入してしまった。
『ジョジョ』の作者・荒木飛呂彦の漫画家デビュー25周年記念のスペシャルDVDが予約特典についているからだ。
こう見えても、私は、その単行本デビュー作『魔少年ビーティー』を、発売日に買った男である。
以後、全ての荒木作品は、全て初版で持っている。
私は、第三部の途中で、ニュージーランドに一年間住んでいたのだが、その時も、連載していた『週刊少年ジャンプ』の『ジョジョ』の切抜きを送って貰っていたほどだ。
ちょうど、承太郎とDIOが最後の闘いをしていたんだ・・・。
日本に帰ってきたら、ジョジョ(第四部)の主人公がリーゼントヘアーだったので、非常に驚いた記憶がある。
さて、今日発売であるが故に、ファンは、既にその内容を知っていると思うが、発売記念に一筆書く。
特典DVDは、四つのコンテンツからなる。
1・荒木飛呂彦 インタビュー
2・ゲーム『ジョジョ』テレビCM&撮影風景
3・ゲーム『ジョジョ』プロモーション映像
4・映画『ジョジョ ファントム・ブラッド』予告編
深い意味はなく、「4」から遡ってみた。
「4」は、面白そうだが、45秒ほどの映像で、物足りない。
「3」は、なかなか見ごたえがあったが、今、手元にあるゲームの映像を見せられても、解せない。
「2」は、面白く、特に、「ダルマさんが転んだ」と言う遊びをモチーフにしたCMは、何度見ても笑える^^
CMの撮影風景も、少女の「ダルマさんが転んだ!」の言葉とともに大勢の大人がポージングを決める様が、ちょっとシュールで抜けていて面白かった^^
かなり多くのエキストラを使っていて、金が掛かっているCMだなあ^^;
多人数の大人が、「ジョジョ立ち」を決めている様は壮観だ。
確か、そんな演劇集団のホームページもあったよね^^
話が前後するが、「1」の荒木先生インタビューで語られるのだが、「ジョジョ」のポージングは、イタリアの彫刻に由来するようだ^^
さて、コンテンツの「2」「3」「4」を見たが、総計で7分程度であるし、さほどの希少価値のある映像とも思えない。
うへ、予約して損はしないけど、得もしないなあ、などと思いつつ、「1」の荒木先生インタビューをクリック!
これが、三十分くらいの映像で、私は満足した。
『ジョジョ』第三部のビデオアニメの巻末には、同じく荒木インタビューがあったが、ちょっとよそよそしい雰囲気があった。
だが、今回のインタビューは、気軽に荒木先生がインタビューを受けていて、なごやかな面持ちが感じられた。
おそらく、荒木先生宅なのだろうか、高級感漂う居間をバックに、第六部のディオのような、なよった感じの荒木先生が登場している。
(少しだけ内容紹介・私の知らなかった情報を)
・第一部の主人公ジョナサンの名前の由来は、新連載の打ち合わせをファミレス『ジョナサン』で行っていたから^^
・ディオの名前の由来は、へヴィメタが好きだったので、そこから。
ちょうど、本日の『2ちゃんねる』にこんなスレッドが立っていたよ^^
【音楽】ディオを含むブラック・サバスが復活! ただし名義は“Heaven and Hell”
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1161842506/1-100
・荒木先生が、第四部の主人公「東方仗助」を好きなのは知っていたが、今のところの全シリーズで「第四部」が一番好きだとのこと。
荒木先生は、「杜王町の物語は終わってない」とし、続編が書かれるのを匂わしている。
しかし、吉良吉影以上の魅力的な悪役は、第四部の設定では考えられないのだが。
ちなみに、私は、この第四部、デビッド・リンチの『ツイン・ピークス』に多大な影響を受けていると思っている。
・また、これも何度も聞いた話だが、荒木先生が横山光輝『バビル二世』を非常に参考にしていると言う話。
でも、初期の頃は、横山作品以上に、白土三平の影響が、画・マンガ表現ともに濃かったと思う。
・第三部でのDIOの復活は、「一度死んだ最強の悪役を復活させてみたく、その間に別の話(第二部)を置いた」とのこと。
いやはや、それにしちゃあ、第二部の完成度は高いぞ!
私は、カーズが「究極生物」になってしまったので、これ以上の敵は現われないだろうと思ったものだが、第三部から出てきた「スタンド(幽波紋)」の概念が、それを吹き飛ばしてしまった^^;
・スタンドの最初のイメージは、「頭の中から飛び出てくるパンチ」^^;
そのパンチには、能力を持つ個々人で、力強いものもあれば、緑色の薄っぺらいものもあり、刺々しいものもある。そんなイメージだったそうだ。
・昔は、戦う女性など、自分(荒木自身)の中に存在しなかったが、時代が流れ、今なら描けると思いそれが徐倫(第六部)に結実したそうだ。
・連載中の第七部については、ネタバレになるので、荒木先生の微笑んでいる映像でお茶が濁らされた。
・第一部から第三部までは、神話上の闘う男を描いていたような気がしているが、第四部からは、「等身大」のジョジョを目指していると言う。
第五部のジョルノなどは、思いっきり身体を細く描いたと言う。
・独特のポージングは、イタリアの彫刻に感銘を受けたことに由来するが、人間の身体ってものの動作機能をデフォルメすると、ああなるのだそうだ。
・擬音は、ホラー映画とプログレッシブ・ロックの影響。
どうしても、描いた情景に、それらのサウンドを鳴らしたくなるのだそうだ。
「キュイィィィィン!! チュイン! チュイン!! チュイン!!」だそうだ。
・多くの人が、初対面のとき、自分(荒木)を岸辺露伴の如く思って、ビビってやってくるのは困る^^; とのこと。
いっそのこと、あの岸部露伴のキャラで通そうかと思ったことも・・・。
てな訳で、露伴先生…、もとい、荒木先生、これからも『ジョジョ』描き続けてください!
最後に、『ジョジョ』で私の好きなキャラ・ベスト10!
1・空条承太郎(不動の一位)
2・DIO様(第三部の時のね)
3・吉良吉影(最悪で、最高! マギーッッ!!)
4・カーズ様(考えるのをやめた…、と言う結末には唖然)
5・リゾット(ボスに挑む一匹狼)
6・重ちー(不覚にも死に様に泣いた)
7・杉本玲美(この頃の絵はうまい)
8・ジャイロ・ツェペリ(生き様に欠点があるのがいい)
9・ジョセフ・ジョースター(第三部の初老の頃ね)
10・岸部露伴(言葉が勉強になる。リアリティ!)
てゆ~か、今、コミックスを見返していて気づいたのだが、私、吉良吉影よりも年上だよ^^; ドギャーーンッ!!
(2006/10/26)
しかし、今日発売のゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 ファントム・ブラッド』を予約して購入してしまった。
『ジョジョ』の作者・荒木飛呂彦の漫画家デビュー25周年記念のスペシャルDVDが予約特典についているからだ。
こう見えても、私は、その単行本デビュー作『魔少年ビーティー』を、発売日に買った男である。
以後、全ての荒木作品は、全て初版で持っている。
私は、第三部の途中で、ニュージーランドに一年間住んでいたのだが、その時も、連載していた『週刊少年ジャンプ』の『ジョジョ』の切抜きを送って貰っていたほどだ。
ちょうど、承太郎とDIOが最後の闘いをしていたんだ・・・。
日本に帰ってきたら、ジョジョ(第四部)の主人公がリーゼントヘアーだったので、非常に驚いた記憶がある。
さて、今日発売であるが故に、ファンは、既にその内容を知っていると思うが、発売記念に一筆書く。
特典DVDは、四つのコンテンツからなる。
1・荒木飛呂彦 インタビュー
2・ゲーム『ジョジョ』テレビCM&撮影風景
3・ゲーム『ジョジョ』プロモーション映像
4・映画『ジョジョ ファントム・ブラッド』予告編
深い意味はなく、「4」から遡ってみた。
「4」は、面白そうだが、45秒ほどの映像で、物足りない。
「3」は、なかなか見ごたえがあったが、今、手元にあるゲームの映像を見せられても、解せない。
「2」は、面白く、特に、「ダルマさんが転んだ」と言う遊びをモチーフにしたCMは、何度見ても笑える^^
CMの撮影風景も、少女の「ダルマさんが転んだ!」の言葉とともに大勢の大人がポージングを決める様が、ちょっとシュールで抜けていて面白かった^^
かなり多くのエキストラを使っていて、金が掛かっているCMだなあ^^;
多人数の大人が、「ジョジョ立ち」を決めている様は壮観だ。
確か、そんな演劇集団のホームページもあったよね^^
話が前後するが、「1」の荒木先生インタビューで語られるのだが、「ジョジョ」のポージングは、イタリアの彫刻に由来するようだ^^
さて、コンテンツの「2」「3」「4」を見たが、総計で7分程度であるし、さほどの希少価値のある映像とも思えない。
うへ、予約して損はしないけど、得もしないなあ、などと思いつつ、「1」の荒木先生インタビューをクリック!
これが、三十分くらいの映像で、私は満足した。
『ジョジョ』第三部のビデオアニメの巻末には、同じく荒木インタビューがあったが、ちょっとよそよそしい雰囲気があった。
だが、今回のインタビューは、気軽に荒木先生がインタビューを受けていて、なごやかな面持ちが感じられた。
おそらく、荒木先生宅なのだろうか、高級感漂う居間をバックに、第六部のディオのような、なよった感じの荒木先生が登場している。
(少しだけ内容紹介・私の知らなかった情報を)
・第一部の主人公ジョナサンの名前の由来は、新連載の打ち合わせをファミレス『ジョナサン』で行っていたから^^
・ディオの名前の由来は、へヴィメタが好きだったので、そこから。
ちょうど、本日の『2ちゃんねる』にこんなスレッドが立っていたよ^^
【音楽】ディオを含むブラック・サバスが復活! ただし名義は“Heaven and Hell”
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1161842506/1-100
・荒木先生が、第四部の主人公「東方仗助」を好きなのは知っていたが、今のところの全シリーズで「第四部」が一番好きだとのこと。
荒木先生は、「杜王町の物語は終わってない」とし、続編が書かれるのを匂わしている。
しかし、吉良吉影以上の魅力的な悪役は、第四部の設定では考えられないのだが。
ちなみに、私は、この第四部、デビッド・リンチの『ツイン・ピークス』に多大な影響を受けていると思っている。
・また、これも何度も聞いた話だが、荒木先生が横山光輝『バビル二世』を非常に参考にしていると言う話。
でも、初期の頃は、横山作品以上に、白土三平の影響が、画・マンガ表現ともに濃かったと思う。
・第三部でのDIOの復活は、「一度死んだ最強の悪役を復活させてみたく、その間に別の話(第二部)を置いた」とのこと。
いやはや、それにしちゃあ、第二部の完成度は高いぞ!
私は、カーズが「究極生物」になってしまったので、これ以上の敵は現われないだろうと思ったものだが、第三部から出てきた「スタンド(幽波紋)」の概念が、それを吹き飛ばしてしまった^^;
・スタンドの最初のイメージは、「頭の中から飛び出てくるパンチ」^^;
そのパンチには、能力を持つ個々人で、力強いものもあれば、緑色の薄っぺらいものもあり、刺々しいものもある。そんなイメージだったそうだ。
・昔は、戦う女性など、自分(荒木自身)の中に存在しなかったが、時代が流れ、今なら描けると思いそれが徐倫(第六部)に結実したそうだ。
・連載中の第七部については、ネタバレになるので、荒木先生の微笑んでいる映像でお茶が濁らされた。
・第一部から第三部までは、神話上の闘う男を描いていたような気がしているが、第四部からは、「等身大」のジョジョを目指していると言う。
第五部のジョルノなどは、思いっきり身体を細く描いたと言う。
・独特のポージングは、イタリアの彫刻に感銘を受けたことに由来するが、人間の身体ってものの動作機能をデフォルメすると、ああなるのだそうだ。
・擬音は、ホラー映画とプログレッシブ・ロックの影響。
どうしても、描いた情景に、それらのサウンドを鳴らしたくなるのだそうだ。
「キュイィィィィン!! チュイン! チュイン!! チュイン!!」だそうだ。
・多くの人が、初対面のとき、自分(荒木)を岸辺露伴の如く思って、ビビってやってくるのは困る^^; とのこと。
いっそのこと、あの岸部露伴のキャラで通そうかと思ったことも・・・。
てな訳で、露伴先生…、もとい、荒木先生、これからも『ジョジョ』描き続けてください!
最後に、『ジョジョ』で私の好きなキャラ・ベスト10!
1・空条承太郎(不動の一位)
2・DIO様(第三部の時のね)
3・吉良吉影(最悪で、最高! マギーッッ!!)
4・カーズ様(考えるのをやめた…、と言う結末には唖然)
5・リゾット(ボスに挑む一匹狼)
6・重ちー(不覚にも死に様に泣いた)
7・杉本玲美(この頃の絵はうまい)
8・ジャイロ・ツェペリ(生き様に欠点があるのがいい)
9・ジョセフ・ジョースター(第三部の初老の頃ね)
10・岸部露伴(言葉が勉強になる。リアリティ!)
てゆ~か、今、コミックスを見返していて気づいたのだが、私、吉良吉影よりも年上だよ^^; ドギャーーンッ!!
(2006/10/26)