『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[近況報告 (124・飲んだくれ/クビになった人/いつか刺されるぞ)]

2011-12-15 22:56:02 | 保守の一考
☆のんびりとした、いい一週間である^^

   ◇

 明日はバイトなので、飲みの誘いは断ったのだが、今、つい宅飲みしてしまっている。

 年末なので、色々と誘いが多いけれど、私、今年中はもう休みが一日もありませんよ・・・。

 本当は、[素晴らしい原子力発電]シリーズを書きたいんだけど、今夜も酔ってしまった。

 最近は寒くなってきたので、ビールでなく、焼酎ばかり飲んでいる。

 今夜は、「サザン(Asahi)」ちゅうのを飲んでいる。

 弟がくれた赤ワインも飲んでいる。

 私は「チャンポン」に躊躇がない。

 つまみは「レバニラ炒め」だった。

 そう言えば、帰宅時のラジオで聞いたんだけど、生きた牛のレバー部から「O-157」の菌が確認・採取されたそうで、このままでは、ユッケに続いてレバ刺しも厳重な規制の対象になってしまうだろう、とのこと。

 私は、ユッケもだが、レバ刺しも大好物なので、食べにくくなるのは辛いなぁ・・・。

   ◇

 最近、職場に何人かの新人が入ってきたのだが、その中に見知った人がいた。

 私が、かつて(3年前)、とあるスーパーマーケットチェーンのアルコール系物流倉庫で現場責任者をやっていた時に、フォークリフト・ドライバーのバイトとして入ってきた人で、

 入社してすぐに立て続けにフォーク事故を起こし、最終的に、納入業者のトラックにフォークをぶつけて、それを黙っていたものだから、後に大問題になり、事業所の統括者の逆鱗に触れ、辞めさせられた人物だった。

 彼は、当時の、その職場に、一ヶ月といなかったので、もしかして私やその現場のことは忘れてしまったのかも知れないが、私は、現場責任者として、彼のしでかした後始末に奔走させられたので、その顔をはっきりと覚えていた。

 でも、現在の会社においては、その人物は、歩きの倉庫作業者として入社していたので、

 まあ、私は、そのことを殊更に回りの者に語る必要もないと思い、

 数人の、親しい人にだけ話し、「あの人、俺のことを知らないって、すっとぼけてやがるんだよなぁ^^;」などと笑い話として語っていた。

 しかし、今日、現在の会社の管理側が、彼をフォークドライバー候補としていることを知った。

 私とて、今後、現場で事故を起こす可能性はあるが、彼においては、このままでは、ほぼ100%事故を起こすのが目に見えていた。

 現在、私が働いている会社は、とにかく「安全第一」をとことん掲げている会社で、幾つかの支店の中でも、現在 所属している支店が最も「無事故」が継続されている。

 だから、みんな、その無事故記録を意識しながら作業をしている。

 私も、自分が無事故記録を止めるようなことがあってはならないと、日々、ちょっとだけ緊張させられている。

 そんな職場であるから、「かつて、私のいた職場で事故を立て続けに起こしクビになった人物」については、いちお、会社の管理側に知らせておくのが筋だと思い、「参考までに報告しておきます」と一連の経過を上に語っておいた。

 事故があった後で、「ああ、あの時、言っておけば良かった!」と後悔するのは嫌だったので・・・。

   ◇

 ただ、かつての職場で、その人がクビにさせられそうになった時に、私は、会社の上に対し、彼を非常に庇った記憶がある。

 実際、彼は作業効率は悪くなかったのだ。

 ただ、集中力を絶対に維持しなくちゃならないときに途切らせてしまう人間だったので、

 そのタイミング(緩急)さえちゃんとしてくれれば、充分に戦力だと思っていた、当時は・・・。

 その、彼の作業態度の改善を行える立場に、当時の私はあった。

 まあ、バッドタイミングで集中力を途切らせるからこそ、彼を彼たらしめているのだろうけど・・・。

   ◇

 で、その時、その人を庇いつつ、私は、自分にツッコミを入れていた。

「つい、数年前までは、人のクビを切ってばかりいたのになぁ・・・^^;」

   ◇

 ・・・派遣会社の社員として、某大手の家電メーカーの請負現場の最高責任者だった時の私は、

 会社と他の現場、請負親会社・同業他社 全てに「勝つ」べく、とにかく、生産量を高めるために、能力に劣る者は退場して頂きまくった。

 私は、現場を見様見真似でとり仕切るのと平行に、超スパルタのリーダー教育を受け、それを反面教師とし、現場では作業者に優しくし、促成栽培で、40人ほどのメンバーのいた現場で、最高の権限を与えられた。

 権限は、主に、与えられた現場を拡張させるために行使され、私は、何人もの、作業能力に劣る者のクビを切った。

 私は作業者を、数値で見ることしか出来なかった。

 それが、与えられた状況の中で、より多くを幸福に導く最高のやり方だった。

 このときの私を、現在の目で見ても、間違っていたとは思えない。

 派遣従業員と言うのは、「エキスパート」か「あぶれ者」と言う両極端の人材がほとんどだった。

 一生懸命にやっているが能力不足の者には、私は優しく、この現場からの退場を告げ、営業に、その者の次の現場の斡旋を頼んだ。

 怠惰な者には、私は容赦なくクビを言い渡した。

 その頃の派遣会社は、最後の栄華を極めていて、文字通り、「代わりは幾らでも」いた。

 怠惰な作業者に無造作にクビを言い渡す私に、サブリーダー格の男が言ったものだ。

「いつか刺されるぞ」

 私は、そんなサブに振り向き、真顔で言った。

「刺して欲しいよ。そしたら、俺は楽になれる」

 ・・・この頃には、もう、戻りたくない。

 現在の会社の「好環境」の中でリーダーをやっている方に、かつての私の状況を経験させてあげたい・・・。

                                                    (2011/12/15)
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