ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

春眠

2024年04月02日 06時56分45秒 | 田舎暮らし

 春の海ひねもすのたりのたりかな

春になるとついついつぶやく蕪村の句や孟浩然の「春暁」
 
 春眠暁を覚えず
 処処啼鳥を聞く
 夜来風雨の声
 花落つることを知る多少

春はやっぱり花と酒と眠り・・・だね
そこで漢詩をいくつか・・・
みんなかなりな意訳です。

 花の香りに包まれて
 一杯、一杯、もう一杯
 ああ、すっかり酔ったよ、もう寝るよ
 覚めたらまた聞かせてよ、琴の音を

  李白「山中に幽人と対酌」~より意訳

 動けばまるで舞のよう
 語ればまるで歌のよう
 酔いの中には楽しみが
 覚めたらただただむなしさが

  陳子昂「酔中の作」~より意訳

 食べては眠り、起きては呑めば
 日はもう西に傾く
 楽しみ暮らす人は日の短さを惜しみ
 憂いに暮らす人は年の長さを厭う
 憂いも楽しみもない人は
 呑んで暮らそう命尽きるまで

  白居易「食後」~より意訳

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