ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

仕事始め

2018年01月04日 18時58分14秒 | 田舎暮らし
今日はきっと娑婆では仕事始め・・・だよね。
それではとばかり、こちらも野良仕事をはじめた。
ミョウガ畑を広げる作業。

ここの土地は1250坪、都会人は「広~~~い!」なんて思うかもしれないけど、実はとっても狭い零細農家なのだよ。
(今では息子夫婦が畑を借りて1町くらいに広がってはいるけどね)
でも地目は宅地・田畑・山林・原野・・・ととっても変化に富んでいる。
それだけに田舎暮らしを始めてもう15年以上たつのにまったく手つかづの土地も多い。

田舎暮らしを始めてまず最初にやったことはすっかりススキが原になってた畑を開墾すること。
ススキを刈り無骨な時代物の手押しの耕運機で朝早くからすっかり暗くなるまで毎日毎日畑を耕した。
毎日毎日汗びっしょりになって日に3回はシャワーを浴び着替えをして、開墾に明け暮れた。
まるで平成の開拓団!

でも・・・その頃が一番楽しかった。
耕したら耕した分だけ畑が増える。
成果が目に見える。
開拓は確かに重労働だけど、それ以上の喜びが待っている。
目に見える形で成果が報われる。
自分の畑が広がっていく!
最もこちらはしょせん開拓団の真似事だけど、江戸や明治の人たちの苦労はよくわかる。
でもそれは苦労だけではない、きっとそれ以上の喜びがある。
今各地に残っている棚田、千枚田。
なんでこんな苦労をしてまで作ったの?
それは作ってみてわかる。
そう、作ることは苦しいけどそれ以上に楽しいのだ。

今日ミョウガ畑を広げようとほんの少し鍬で開墾した。
でるのは石ばかり。
痩せた粘土質の山土ばかり。
でも少しずつ荒れ地が畑になってくれたら嬉しい。

耕起栽培はだめだ!不耕起栽培がいい!と思っている・・・そこの君たち!
君たちは耕起されてる田畑でコメや野菜を作っているんだよ。
耕起があって不耕起栽培が成り立つんだよ。
耕起がダメだというのなら森の中で野菜を作ってみろ!
森の中では野菜はできないよ。
不耕起栽培なんて、木を切り倒し、根を掘り起こし、自然を破壊して、初めて成り立つ農法なんだよ。

今の世界の人口を誰が養っている?
不耕起じゃないよ、耕起だよ。
鉄製の農機具ができてから、その鉄製の農機具で開墾して田畑を広げてから、やっと今の人口を養うことになったのだよ。

・・・なんて言いながら不耕起栽培の考え方は大好き。
でも、だからと言って耕起栽培を否定するな!といいたい。

いろんな農法があってもいいじゃない。
その土地にあった農法をみんなしたらいいじゃない。
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元旦の夕暮れ

2018年01月04日 18時53分56秒 | 写真


元旦の夕暮れの写真です。
今年初めての夕暮れです。
(アップするのを忘れてました)



あれれ、鳥が飛んでますね。



輝かしい夕暮れです。
今年はいいことあるかな?
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