ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

日記

2018年01月01日 17時43分48秒 | 雑感
毎年初仕事は日記の枠を1年分広げること。
もう15年以上もエクセルで日記をつけている。
それで毎年正月になると1年分の枠を広げる作業をする。
これが何とも煩わしいけど、まあ年の初めにやったら済むこと。

日記は中学のころからつけ始めた。
それから時々中断しつつも書き続けていた。
でも昔の日記は残っていない。
結婚したときみな焼いてしまった。
それから長い中断のあと、田舎暮らしを始めた時にエクセルで日記をつけ始めた。
もともと字を書くのがとっても苦手な人間。
だって天才的なほど字が下手な人間なので自分の字を見るととってもうんざりした。
子供のころから習字が大嫌いだった。
人の字をそのまま写すなんてとっても退屈だった。
もし習字でなく創作、あるいはレタリングから入ったらもっと書くことに興味を持っただろう。
子供のころ何度も習字を習いに行かされて上手になるどころかますます書くのが嫌いになっただけだった。

でも今幸いパソコンになってから書く必要はない。
キーボードは全然苦にならない。
というわけでもう15年日記を書き続けている。
紙の日記よりもずっといい。
同じ画面で去年のことが一昨年のことが見れるのがいい、そしてスクロールさせたらもっともっと前のことも見れるのがいい。
そしてそのたびに思う。
なぁ~んだ去年も同じことやってたんだなぁ~進歩ねぇ~なぁ~
でも農作業って毎年毎年同じことの繰り返し。
それで種をまいたり収穫したりした日がすぐわかる。
そうか、じゃそろそろやるか・・・
それだけでなく、ふ~~~ん、去年こんなことがあったんだなぁ~なんて思い出せるのもいい。

日記を書く人は人生を2度生きるという。
一日生き、日記をつけるとき一日分を振り返りまた生きる。
最もこちらはますますぐうたらになっているので今では毎日つけてるわけじゃない。
1週間に一ぺんくらいまとめてつけたりしている。
もちろん、今日やったことも忘れる人間。
1週間のことなんか思い出せるわけはない。
そのためにこのブログをほぼ毎日、日記代わりに書いている。
そしてこれを見て思い出しつつ日記をつけている。
日記を書くことブログを書くこと、これは生きている証でもある。
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おせち料理

2018年01月01日 13時43分46秒 | 田舎暮らし
正月というとおせち料理。
子供のころは重箱にたくさん並んでいたのを思い出す。

まず定番のなます、黒豆、ごまめ。
ごまめを田作りとは言ってなかったような気がする。
これらは縁起物ということで必ずあったけど、あまり人気はなくとりわけなますは最後の最後まで残った。
それから人気がないのは野菜の煮つけ。
里芋、ニンジン、蓮根、シイタケ、タケノコ、ゴボウ・・・
これも人気なし。
それからカズノコが大きい皿にどっさり!
昔はカズノコは安かった。
大してうまいものでもないのでこれまたいつまでも残った。
それから鳴門巻き。これは人気ではやくなくなった。
紅白のかまぼこ。これは普通人気。そこそこ残った。
昆布巻き~これも縁起ものとかで必ずあったけど対して人気なかった。
それからエビなどの天ぷら~これは大人気。
それからハムなどの肉類~これも大人気。
ゆで卵などが入ったじゃがいものサラダ。これも人気。
故郷の長崎では魚が豊富だったので刺身がたくさん!
子供のころから酒の肴になるものが大好きだった。
ナマコもどっさりあった。
それから栗きんとんや寒天。
寒天はたくさんあったのでいつまでも残った。
まだまだほかにもいろいろあったけど思い出せない。

雑煮は鳥が入った吸い物だった。
餅は丸餅。
四角の持ちなんて食べたことなかった。

このように正月にどっさりごちそうを作るのは、きっと豊かさではなく、みんな貧しかったからなのだろう。
日頃たらふく食べてたら、正月だからと言ってべつにごちそうを食べようとは作ろうとは思わない。
日頃暮らしをしているから、正月くらいは豪華に、とりわけ来客にごちそうを見せるのが狙いだったのだろう。

そして正月3日、4日になっても買い物には行かない。
そんなに早く買い物に行くのは恥ずかしいとされた。
それで重箱は日ごとに残り物を寄せ集めて、数も少なくなる。
そして人気のないもばかり残り侘しくなったものだ。

最近では(まあ作るところは作っているのかもしれないけど)きっとどこもあまり作らなくなったのだろう。
我が家でも2~3日分で終わる。
スーパーもコンビニも開いてるし、別に作り置きしなくてもよくなった。
味気なくなったとはいえそれでも正月の風習はまだ残っている。
とりわけ朝からこっそりでなく、どうどうと酒を飲めるのがいい。
こんなんだったら年中正月でも少しも構わない。
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明けましておめでとうございます

2018年01月01日 13時04分25秒 | 田舎暮らし
明けましておめでとうございます。

今年はなんと平成30年。
長い長い昭和のあと平成はあっという間に過ぎてしまった・・・
平成生まれの人は子供だばかり思ってたけど、いつの間にかもう30歳!

昭和という激動の時代のあとに平成という長い長い停滞の時代。
いったい平成の間に何をしたんだろうね?
平成ってどんな時代だったんだろうね?
何だろう?あまり充実感を覚えない。

そして来年はその平成も終わる。
そして平成人間も前世代の人間になってしまう。
昭和世代を年寄りだと思っていた平成人間、ざまあみろ!
あんたらもそう、これからは前世代人間になるんだよ。

今日は誕生日。
子供のころは誕生祝なんてしてもらったことはない、
正月も4日頃も過ぎたころ、あっそういえば誕生日だったね・・・

でもわかりやすい月日、それに生まれた年もわかりやすいので、
少々酔ってもぼけてても絶対忘れることはないだろう。
正月のたびに一つ年を取る。
これはとってもわかりやすい。

 正月や死への旅路をまた一歩
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