久しぶりのお散歩で…

３月初日。
今日は、このあたりでも春の気配が感じられる陽気でした。

今日は山梨での久しぶりのお散歩です。
例年ですと寒さがまだまだ感じられるこのあたりですから、
この陽気はとてもありがたく思いました。

我が家から森の中を１分も進むと、まだ道は凍っていましたし、
２週間ほど前に降った雪を寄せた場所には、雪がかなり残っていましたが、
それでも日差しが温かくて、とても気持ち良くお散歩ができました。

ひと月半ぶりですから、何か変わったことが起こっている場所が
あるかもしれないと思っていましたが、
さして気にするような場所がなくて、ちょっと安心しました。

強いて言えば、森の伐採が進んでいるところがあって、
その横を通る時は、胸が痛みました。
チェーンソーの音があたりに響き渡り、『メギッ…』と音がして、
やがて…『バギバギバギバギ～、ドサッ…』

無抵抗で何も言えない森の木が、倒れてしまいました。

我が家があった場所もかつては森でしたから、
そんな木々が何本も切り倒されていったのでしょう。
そのお陰で我が家を建てることができ、しあわせに暮らしています。
それを思うと、今も森の木々が伐採されていることについて
何も言えるはずもありません。

でも、こうして森の近くで暮らしていますと
成長した木々は有無をいうこともできずに、どんどんと伐採されていきますから、
木としては苦しく辛いのではないかしら…と思い、
申し訳ないような気さえしてしまうのです。

せめて、切り倒された木々の後に苗木が植えられて、
森が森として、これから何年、何十年先までもあり続けますように…と
祈るような思いで、伐採現場を後にしました。


　今朝の東の空です。
　太陽が昇る前に、森が赤く染まります。


　お散歩に出掛けるときの、我が家からの南アルプス。


　お散歩コースからの、久しぶりの八ヶ岳です。