想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

植樹が終わりました。

2014-06-26 21:57:54 | 日記
そんなメールが届きました。
メールには、植樹の様子や植えられた木が写っていました。

今年3月、2ヶ月ぶりに沖縄から山梨に帰った時、私はとても驚きました。
それは、我が家の横のヒノキの木が、3本切り倒されていたからです。

昨年の11月頃でしたか、「東電からの委託で…。」と男性が来られました。
我が家の横に立っている電柱に、我が家のヒノキの枝がかかっているので、
3本のヒノキは、電線の高さで芯止めを、他の1本は、15本の枝切りをしたい。」ということでした。

このヒノキは、我が家を建てる時には、直径が5cmほどの細い木でしたが、
それから15年に近い年月が経ち、根本あたりの直径は30cm近くになっていました。
記念樹のような木でしたので愛着はありましたが、電柱や電線も必要不可欠のものですから、
ヒノキの芯止めと枝切りには同意し、サインをしました。

ところが、約束とは違って、3本は根元から切り倒されていたのです。
木が切られたことによって、道からは室内が見えやすくなりました。
柔らかい木洩れ陽がなくなったので、朝早くから窓辺が明るくなり、西日も入ります。

すぐに、東電に電話をしましたら、東電の関係者の人と伐採の委託業者さんが来られました。
説明を聞きますと、2件の工事があり、一件については我が家に伝えたものだけれど、
もう一件の工事については、我が家が留守だったため、地主さんに許可をもらったといわれるのです。
しかも、その許可も、僅か一日違いの日付だったので、混同してしまったと…。

窓辺から見えるヒノキが、年々大きくなっていくのを楽しみに見ていましたので、
木がなくなった空間を見るたび、私の気持ちの中にも、
同じようにポカンと穴が開いてしまったような寂しさを感じました。
何よりも、ヒノキたちが可哀そうで仕方がありませんでした。

そんな気持ちを伝えていましたら、涙が流れてしまいました。

そのお話の後、東電さんは「同じ大きさの木は植えられませんが、植樹を致します。」と言ってくださいました。

そのヒノキが、今回植えられたのです。

今までのヒノキたちの時のように、このヒノキたちの成長を、これから楽しみに見守りたいと思っています。


 切られたヒノキは3本でしたが、2本だけ植えていただきました。
 2mほどのヒノキのようです。

コメント
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