拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ハンマーのレンタル料

2024-03-22 14:20:55 | 音楽

昨日、「年齢による衰え」のことを書いたけどね、期せずして、スズ子も、若手の台頭があったりしてそのことに悩んだ今週でありました(朝ドラ)。でも、若手の存在をエネルギーに変えてがんばってましたね、今日の放送では。

横野君も、ここんとこしみったれたことを言ってたけど、休肝日を設けたら逆に体調がいまいちになって、それで弱気になったらしい(不健全な体には不健全な魂が宿る)。よし、今日こそ飲むぞ、と思ったらあっという間に元気になった。とたんに鼻息も荒くなって言うには、たしかに、これからは練習に励んでも衰え分をカヴァーして終わりかもしれない、でも上手い人は、上手かった分、きっともっと「昔はこんなじゃなかった」って言ってがっかりして一日中ふて寝するかもしれない。そしたら衰えるに決まってる、いくら上手でも。ここで、もし、横野君も何もしないと、上手い人が衰えたのと同じ分だけ横野君も衰えちゃって、技術ラインは平行線を描いて差は埋まらない(ケース1)。

でも、ここがチャンスとばかり一生懸命練習して衰えを最小限にすれば、10年後には逆転できるかも!って言うのよ(ケース2)。

言ってることは良し!じゃあ、今日は歌ったの?楽器の練習をしたの?って聞いたらしてないって。朝から、こんな、見ないでも分かるようなグラフつくって悦にいってる(一太郎で元図を作ったのをPDFに変換して、それを画像に変換して、ペイントで大きさを整えたと言ってえばってる。そこまでして作る価値はないと思う)。こりゃ、やっぱりケース1だね。

これは横野君の話。私はね、相変わらず、外付けHDDのディスク化作業をやってます。「笑っていいとも」に続いて「タモリ倶楽部」もやっつけた。あらためて、この番組こそは本当にいい番組だった。取り上げるネタがレア!例えば、某大生が作る日本列島の立体地図を見ながらタモリさんとオタクっぽい学生さんが蘊蓄を語り合う回とか(ブラタモリをもっと過激にしたよう)、美術館を巡って男性の裸の銅像の股間についてあーだこーだ言う回だとか、駅メロを特集した回だとか……あと、この番組って横野君が喜びそうなクラシック音楽の話も結構取り上げてて、「誰も弾けない現代音楽」なんてNHKだって「題名のない音楽会」だってとりあげそうにない。「クラシック打楽器特集」なんて回もあった。普通のティンパニとか、シンバルなんかには見向きもしない。とりあげたのは、例えばマーラーの交響曲で一箇所だけで使われるハンマー!そのハンマーを持ってきた楽器のレンタル屋さんは、ホームセンターで買ってきて、台と込みで1回5000円で貸し出してるんだって。利益率は良さそうだけど半年に1回出ればいい方っていうからあんまり儲けにはならないか。幻想交響曲に使う鐘(音はドとソ)はそれに比べればずっとよく出て1か月に1回程度。トゥーランドットに使うドラは8年で1回だけだって。



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