7月5日
立ち寄ってくださって、ありがとうございます。
河出文庫から「ボヴァリー夫人」(山田じゃく訳)が出ました。
これは、中公の「世界の文学」シリーズに入っていた翻訳なのですが、なぜ今文庫になったのでしょうか。わからないけど、買いました。フローベールが好きなので。できれば、「感情教育」も岩波版とは別の訳で読んでみたいところです。
「創造者」、おもしろいです。
「全と無」という、シェイクスピアの生涯をたった6ページで書いた作品がとりわけ気に入りました。
その本から、とてもすばらしいと感じた「あとがき」を引用します。
自分でもいつでも読めるように。
「一人の人間が世界を描くという仕事をもくろむ。長い歳月をかけて、地方、王国、山岳、内海、船、島、魚、部屋、器具、星、馬、人などのイメージで空間を埋める。しかし、死の直前に気付く。その忍耐づよい線の迷路は彼自身の顔をなぞっているのだと。」
では、また来週。
立ち寄ってくださって、ありがとうございます。
河出文庫から「ボヴァリー夫人」(山田じゃく訳)が出ました。
これは、中公の「世界の文学」シリーズに入っていた翻訳なのですが、なぜ今文庫になったのでしょうか。わからないけど、買いました。フローベールが好きなので。できれば、「感情教育」も岩波版とは別の訳で読んでみたいところです。
「創造者」、おもしろいです。
「全と無」という、シェイクスピアの生涯をたった6ページで書いた作品がとりわけ気に入りました。
その本から、とてもすばらしいと感じた「あとがき」を引用します。
自分でもいつでも読めるように。
「一人の人間が世界を描くという仕事をもくろむ。長い歳月をかけて、地方、王国、山岳、内海、船、島、魚、部屋、器具、星、馬、人などのイメージで空間を埋める。しかし、死の直前に気付く。その忍耐づよい線の迷路は彼自身の顔をなぞっているのだと。」
では、また来週。