麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第697回)

2020-05-30 08:25:38 | Weblog
5月30日

一昨年まで、ちゃんと、死につつあることをつねに思い、殺伐としてはいても安定を保てていたのに、その後なにかが乱れて、どうしようもない老人になってしまった。その代償を支払うときがきたようです。自分のためにここに書いておこうと思います。

とっくにこの世に見切りをつけ、去っていった何人かの友だち。あがいている私を大笑いしながら見ていることでしょう。

結局、「明日の心配」をするところから弱気がきた、ということなんでしょうね。明日もこれを保たないといけないという考え。生まれて50年以上、一度もそう考えたことがなかった自分には、それが一番重い病気です。「明日のことを思いわずらうな」。そう言った若者は30ではりつけにされた。すっきりして、なんてすばらしい人生。それに比べて、なんてみじめな人生。保とうとする心は醜い。自分がそうなってすごく感じます。同時に、そう感じるからこそ不適応者なのだと思います。だって、保つということが生活であり、世の中の目的なのでしょうから。

いまさら何をいうのか。やめます。
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生活と意見 (第696回)

2020-05-24 19:29:33 | Weblog
5月24日

アマゾンからメールが来て、キンドル版「風景をまきとる人」が3月末に1冊売れたとのこと。買ってくださった方、本当にありがとうございます。ものすごくうれしくて、ひさしぶりに生きる意欲と創作意欲がわきました。とりあえず、ノートに書いて途中で放り出している短い作品をいくつか完結させここで読んでもらおうと思い、手を入れ始めました。もちろん「友だち」も書き継ぎます。また、「地球の思い出」も、どんな形かわかりませんが出版するつもりです。

それで、もし、もし可能なら、「風景をまきとる人」のカスタマーレビューを書いていただけませんでしょうか。「素人作品。最後まで読めない。時間のムダ」でもいいし「サイテー」のひと言でもいいです。書いてくださったことについてここではいっさい触れません。文庫は約100人の読者、キンドル版ではまだその10分の1ですが、どなたか書いてもらえるとうれしいです。いつでもいいです。よろしくお願いいたします。
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生活と意見 (第695回)

2020-05-17 19:43:51 | Weblog
5月17日

世渡り。それが目的というなら、私はすでにほぼ渡り切ったと思います。なのに、明日から飯を食う仕事を、また新しい場所で始めなければならないとは。面倒くさいですね。4年と少しこれまでの場所でやってきて急に指示が出ました。流浪の貧民。みじめな人生。
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生活と意見 (第694回)

2020-05-10 20:11:20 | Weblog
5月10日

昨日、ごく個人的な事件があり、また一つ終わりました。本当は飯を食う仕事はやめてしまってひきこもりたいのですが貧乏がそうさせません。みじめな人生。
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生活と意見 (第693回)

2020-05-06 22:15:35 | Weblog
5月6日

補助金を利用して短編集を紙で作ってみようかと思い始めました。構成を考えています。

自粛がまだ仕事に影響を及ぼさないので、連休中も徹夜で読んだり書いたりするわけにいかず、中途半端でした。

土曜は恵比寿の歯医者に行きました。晴れていてすっきりしました。感染したかもしれませんが。
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