◇映画、また5作品

すべてスターチャンネルで録画鑑賞、まずはオススメのこちらから。
マッツ・ミケルセン主演でデンマーク発の西部劇「悪党に粛清を」。
1870年代、アメリカの広大な大地での成功を夢見てヨーロッパからも多数の移民がやってきていた時代。
デンマークに妻子を残し、兄と共に西部で6年間暮らし、やっと生活がままなって妻子を母国から呼び寄せたところ。
妻子と兄をならず者に殺されたところから、復讐に次ぐ復讐の壮絶な物語が始まります。
ローアングルからの撮影もとても美しく、もちろんマッツ・ミケルセンのちょっと影のある表情がとてもよいです。
エヴァ・グリーンの顔に傷のある役が魅力的。
西部劇好きのデンマーク人が作ったんだな、と思わせる面白さがあり、オススメです。
   

1968年製作、セルジオ・レオーネ監督作品「ウェスタン」、原題は「Once Upon A Time In The West」。
西部劇、スターチャンネルのおかげでたくさん観るようになりました。
そして、これは面白い!
まさに名作。
荒涼とした西部の大地、セリフなしに延々とみせる冒頭のくだり、荒くれた男ども、走る列車でのガンファイト。
ヘンリー・フォンダ、チャルズ・ブロンソン、ジェイソン・ロバーズ、みんないいですね。
クラウディア・カルディナーレの美しさにはうっとりしました。
 余談ですが…セルジオ・レオーネは蝿に芝居をさせたのだろうか???
   

1974年同題作品のリメイクで、マーク・ウォールバーグ主演「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」。
劇場未公開ですが、信じられないような大博打にはまり多額の借金で自らを追い詰める大学教授が主人公。
沢木耕太郎の小説に多く描かれる、博打にはまる男の姿を思い出しつつ、こんな生き方もあるのか…と。
ジョン・グッドマンの怪演も光ります。
   

2003年製作、珍しく韓国映画「殺人の追憶」。
1980年代に実際に起こった、韓国の農村での連続女性殺人事件。
警察はあらゆる手を尽くすものの、結局真犯人逮捕には至らず。
 そんな事実を知っていればやるせなさも半減するのでしょうが、物語として観ていたアタシにとって、ここまで追い込んで犯人がわからない結末が衝撃でした。
前半はちょっとユーモラスに、そしてだんだんと硬派な犯罪ドラマにして惹きこんでゆくところがうまいですね。
   

コーエン兄弟製作・監督「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」。
実はコーエン兄弟の作品とは気づかずに鑑賞。
ドアから飛び出す猫のシーンやライブハウス裏でボコられるシーン、デジャヴのように描かれて。
ものすごく大きなドラマがあるわけじゃあないのに、ダメ男な主人公の人間味がスクリーンからヒシと伝わり。
観終わったときの充実感がなんともいえず、あれれ、エンドロールでコーエン作品だったかと膝を打った次第。
 どうりで。
   
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◇お仕事~。

休日に、たまに仕事がはいります。
くたくたになるほどの忙しさは勘弁してほしいのですが、あまり暇でもなんだか拍子抜け。
今日は、その休日のお仕事の後者。

職場軟禁の一日。

   
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◇ディリット@神楽坂

幡ヶ谷から神楽坂に移転したイタリアン、ディリットへ。

こじんまりしたこちらのお店での美味しい驚きはスフレ。
卵の味わいたっぷりのふわっふわ。
デザート感覚のスフレではなく、卵をじっくり味わう大人の一品。
ここにリクエストして、トリュフをかけていただきました。

あー、幸せ。

   
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◇フライングタイガー

デンマーク発の雑貨屋さん、フライングタイガー。
初めて行って、びっくり。
安くて可愛いものがたくさん。
もちろん、値段が値段なので、長く使えるものではないけれど。
ピクニックに行くときに楽しそうなキッチン雑貨とか、ちょっと遊び心で買いたくなるものがいろいろ。
何しろカラフルで、みていて楽しくなりました。

で、やっぱり買っちゃいますね。
クッキーにアルファベットで文字をスタンプする押し型。
  ↑ いつ焼くんだ?
ハートマークのついたコンテナバッグ。
  ↑ これは可愛かったからね、いつでも使えるし。

   
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◇映画5作品

いつものように、スターチャンネルでの録画鑑賞です。
まずはこれ!なんで今まで観てなかったんだっ!
1999年公開のSFコメディ「ギャラクシー★クエスト」。
スタートレックパロディのコメディで、悪ふざけを真面目に大作に仕上げてぶっ飛び度満点。
B級の枠をはるかに超えて真剣に作ってA級に勝るおもしろさ。
シガニー・ウィーヴァーが出演してるところが、この映画の本気度をぐーっとアップ。
サーミアン星人の純粋さが泣かせます。
「ネバーギブアップ、ネバーサレンダー!」アッハッハ。
   

コメディ「サバイバル・ソルジャー」。
パッケージデザイン会社の社員研修としての無人島でのサバイバル特訓。
その鬼軍曹を演じるジャン・クロード・ヴァン・ダム、ついに笑いの世界に我が身を削ることになったのね、少々痛々しくもあり。
 ポイントは、虎、ですね。
毒もなく、想定内の展開が安心な映画ですね。
   

1967年製作、ポール・ニューマン主演「暴力脱獄」、原題は「Cool Hand Luke」。
めちゃかっこいいです、ポール・ニューマン。
看守のレイバンのミラーサングラスに映る景色を度々とらえる撮影も。
真っ青な空が、収監されながらも自分らしく生きるルークをそのまま表しているようで。
脇役のジョージ・ケネディのアカデミー助演男優賞に納得です。
   

映画館の予告で観た時、結構面白そうだった「ミュータント・タートルズ」。
あー、ダメだなー、マイケル・ベイ、またこんなの作っちゃって。
ミーガン・フォックスがお気に入りだってことは、よーくわかりました。
   

ユアン・マクレガー主演のオーストラリア映画「ガンズ&ゴールド」。
ユアン演ずる凄腕の強盗、その手口が相当に強引なので、こりゃ無理だろうとハラハラしちゃった。
彼の片腕役のブレントン・スウェイツというオーストラリアの役者さん、線の細い感じが役柄にぴったり。
DVDジャケットの写真の顔つきとちょっと違うポートレートはこちら。
   
物語のポイントにチェスを盛り込んだり、ちょいとオシャレ系なクライム映画、オススメです。
   

さて、今日はこのへんで。
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◇ボジョレー・ヌーヴォー

一時期ほど騒がれなくなったけれど、やっぱりこの季節になると、ワイン売り場は華やぎます。
先日自分で購入したワイン、実はいまひとつな感じで。
今年は近年まれにみる当たり年だというふれこみでしたが。
 いやいや、毎年そんなこと言ってる感じも?
所詮ボジョレー・ヌーヴォーはこんなもんか、と。

知り合いに頂いた、なんだかかっこいいゴールドのボトルのこちら。

休日ランチに開けたら、うんうん、これならいける。

あー、昼にのーんびり飲む、これ、大事です。

   
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◇映画「ムーン・ウォーカーズ」


「ムーン・ウォーカーズ」、いつも面白い映画を単館上映してくれる新宿シネマカリテにて。

アポロの月面着陸映像が捏造だという都市伝説、ありますよね。
捏造映像をアメリカ政府がスタンリー・キューブリックに作らせようともくろむのですが、その交渉をするのが映画のことなんかまるで知らないCIAエージェント。
もちろんキューブリックの顔もわからないし、そこでとんでもない行き違いがあって、別人に映像製作を依頼して。
ドタバタコメディなのですが、何より発想が面白いし、配役がさらにいい味出してます。
ヘルボーイのロン・パールマンの不器用なCIAエージェント役、よいですね。
怪しげな映画監督や、ルパート・グリントのバンドマネージャー役も、いかにもって感じで。
とーっても面白い映画で大満足。

観終わった後、「ぽよよ~ん」って音が耳にこびりついたな…。

   
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◇Spot & Table @久松農園:食事編

土を肥やすために大麦を育てている畑の一角に、こんな素敵なテーブルが。

十数人の参加者がつく長テーブルには、蕪で作ったキャンドルホルダー、人参で作ったカトラリーレスト。

参加するまでは畑のレストランって、バーベキューかな、と思っていましたが。
いえいえ、本格的な、畑のエッセンス満載のレストランです。


レタス・レタス・レタス:3種類のレタスの上にビーツとザクロとブルーチーズ。
ブロッコリーShot
カーボロネロ on カーボロネロ:カーボロネロチップスとカーボロネロをひよこ豆の粉に練って揚げたクッキー。
バターナッツシュー
 もう、ここまでのセンスにノックアウトでしょ。

芽キャベツピンチョス
カリフラワー and スローポーチドエッグ:温泉卵に注がれるスープは、なんとカリフラワーを一度ドライにしてからコンソメ出汁をとったもの。
 カリフラワーポタージュはよく作るけど、このコンソメにはびっくりです。
Chips:赤い紙袋の中に、揚げたてのポテトチップ。

鯵大根:大根は葉っぱも一緒に。
和牛ロースト ゴズィラーナのラグー:くたくたに煮込んで旨味を出したゴズィラーナ、和牛にも負けません。
キャロットフレンチトースト:人参ジュース入りの液に浸したフレンチトーストに人参のグラッセ添え。


このイベントの発信は、料理人の横田さんとその奥さんのえみなちゃんが運営するお料理ユニットConvey。
彼と初めて会ったのは、3年前の宮津での田植え。
彼女と初めて会ったのは、その収集間後の麹屋妙峰さんのイベントでのケータリング。
会場となった農園の久松さんとは、かれこれ7年くらいのおつきあいになるのかな。
今回のイベントの主催3人と、別々のところで出会っていて、こうして結びついているということに、われながら驚きます。
 美味しいものは繋がってる…、と、しみじみ。
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◇Spot & Table @久松農園:畑編

いつも新鮮な野菜を宅配していただいている土浦の久松農園。
その畑の野菜を収穫して、その場で調理していただくというイベントに参加してきました。
農園とお料理ユニットConveyとのコラボレーション。

まずは畑へ。
2年半ぶりの畑、以前にも増して野菜達が元気。
これまでは2月の極寒期にばかり訪れていたせいもあり、この時期の冬野菜もりもりの畑を見て、ぐっとくるものがありました。


久松農園は今回が3回目。
以前は横浜の畑仲間と訪れていたのですが、今日はひとりのお友達を除いては初対面の参加者とのツアー。
どんなふうに野菜が育っているか、あたしもかつては知らなかった。
実際に見ると、驚くことがたくさんですよね。
カリフラワーって、柔肌の乙女が大きな葉っぱに守られてるんだ、とか。
畑で抜きたての人参の甘さ、とか。
芽キャベツってこんな風に生えてるのか、とか。

野菜、なんと取り放題。
ツアー参加者、感喜して持ちきれないほどに収穫。

日の短いこの時期、4時過ぎにはもう薄暗くなってきて、畑の一角に設けられた屋外レストランへ…♪
 …次の記事に続く…。
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◇身体のメンテナンス

月に一度の身体のメンテナンス、カイロプラクティックへ。
通いだして、10年以上、と思います。
あたしの体の具合を本当によく理解してくれている、信頼できるT先生。
たまたま友達に紹介したところ、そこからどんどん輪が広がり、T先生の施術を受けている友人数多し。

仕事帰りに行ったら、今日はMさんとYさん、来ましたよ、と。

ちなみにYさん、主訴は「食べ過ぎてお腹が苦しい」だったそうな。

それはT先生でも治せませんわ。

   
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◇イタリア北部の味@カピートロ

しばらくシチリアづいていましたが、今度はぐっと北へ。
トレンティーノの料理店で、日本人でありながらイタリアの郷土食を伝えてきた女性シェフ仲田睦さん。
目黒雅叙園すぐそばにオープンした彼女のお店、カピートロにイタリアンなお仲間と。


睦さんの弟さんは八ヶ岳でトマト栽培しているそうで、その自家製ドライトマトのブルスケッタでスタート。
トマトの軽い前菜。
たもぎ茸とトランペット茸。
写真はたもぎ茸です。
エゾ鹿のストゥルーデルにトリュフたっぷり。
 ストゥルーデルは薄いパイに包んで焼いた北イタリアらしいお料理です。


きのこと栗のタリアテッレ、手打ちパスタむっちり美味しい。
大麦のリゾットはカーボロネロと自家製サルシッチャで、トッピングがリコッタチーズの燻製。
 うまーい!
和牛の赤ワイン煮込み。
デザートは栗のセミフレッドに特大ほおずきのホワイトチョコレート掛け。

満腹、そしてこの料理でこの価格、安すぎませんか?シェフ。
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◇映画「ミケランジェロ・プロジェクト」


ジョージ・クルーニー製作・監督・主演の「ミケランジェロ・プロジェクト」、TOHOシネマシャンテにて鑑賞。
ナチスが強奪したヨーロッパ各地の美術品を、兵士ではない特殊任務の学芸員たちで結成するモニュメンツ・メンが取り戻すおはなし。
何よりも第二次世界大戦時にこんな事実があったのか、ということに驚き。
かなり壮大なストーリーを映画化していて、見応えがありました。
共演もマット・デイモン、ケイト・ブランシェット、ふむふむ大作ですから。
 加えてビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、というあたりでコメディ要素と思いきや…。
残念ながら、せっかく豪華脇役陣を揃えながら、どういう路線で行くのかが中途半端になった気がします。
もったいないなぁ。
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◇私的シチリア強化その4:さあ、祭りだ

六本木のミッドタウンのすぐ脇にある、バール・シチリア。
渋谷のシチリア料理店、ピノサリーチェのセカンド店で、アランチーニやカンノーリをはじめ東京にあってシチリアの食が満喫できるお店です。
こちらで「シチリア祭り」と称するイタリアの食材や小物、マヨリカ焼きの販売イベントがあり、お出かけ。

シチリアからの礼子さん、お友達のCさん、マヨリカ工房のTさん。
食材を少し購入。
 シチリアのアーモンド、とりおきしといてもらってよかったー。
 以前食べたら、日本で普段食べてるのとまるで味が違って、カシューナッツに近い味わいだったのです。
 オレンジのシロップ、枝付きレーズン、海塩、マヨリカ焼きのタイル1枚を購入。
ちょうどお店でおしゃべりしていたら、パン職人のMさん、料理研究家のHさんともばったり。
 なんでみんなこのタイミングなのか、しばし歓談。

胃袋繋がりは相変わらず強靭なり~。
 これにて、私的シチリア強化月間、終了です。
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◇虎白、再々訪

今年後半、おおいにはまった神楽坂の虎白。
3度目の訪問。
今回は毛蟹も出てきて、季節はすっかり秋の食材へ。

今回は鯛づくし。
甘鯛のお椀、金目鯛のしんじょう、真鯛のお造りジュレ掛け。
すっぽんのスープも美味しかった。
牛蒡のくず寄せ豆腐はお椀に入ってもっちりと。

ほんとにいいお料理屋さんです。

   
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◇11月の大夢

今月のお題は「瑞穂の国」。

新嘗祭の月、豊穣を祝う玄関の飾りは四本鋤と稲穂。
床飾りは敷き松葉に苔と寒菊。
今月19日の初亥の日に暖房を出すと火事にならないといわれているそうです。


椀は「斎庭(ゆみば)の穂」と名づけられています。
「斎庭の穂」って…? 天上界で神様が行っていた稲作りを地上でもはじめる、という意味があるそう。
アクリル樹脂の蓋のマジック、きれいにお米が飾られています。
蓋を開けると、慈姑のほんのり苦味と甘みの引き立つ葛寄せに、蕪のすり流し。
慈姑チップスがアクセント。


桃色の脂ののったかじき鮪に旨みたっぷりの平目、きれいな長寿もって菊をたっぷり。
揚げ物は煮含めてから揚げた海老芋に銀杏。
強肴は柚子釜、くりぬいた柚子の表面を削って味を含ませ、中に烏賊、雲丹、蓮根。
大和芋と加減酢のジュレをコントラストに、あー、幸せな味。


まながつおの西京焼きには、もちろん新米。
ほうれん草のおひたしでさっぱりと。
水菓子は紅玉の蜜煮に紅玉ジュース。
上に載っている紅玉は、端のところに砂糖化粧。


さて重箱の蓋を開けると、美しく色づいた葉がぎっしりと。
かさこそと葉をわけると、百合根きんとんともち米の亥の子。
これに薄茶を頂き、19日の亥の子の祭りと23日の新嘗祭を祝う11月のお食事でした。
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