◇風ら坊@逗子

先日発覚したビーチハウスのエアコンの水漏れ。
点検してもらったら、要するに結露。
ただし、管の中の断熱材が不足しているようで、補強すれば大丈夫な可能性もあるとメーカー修理担当さんの意見。
手持ちの断熱材が簡易なものしかないと渋ってましたが、何重かに巻いてもらい、おまけに内チューブと配管カバーの間にいらないタオルを詰め込んでもらって、さて、今後の具合を見るしかなさそうです。

   

作業後、逗子駅近くの風ら坊という居酒屋さんへ。
若い店主がカウンター奥で黙々と作るのは、全国から美味しいものを吟味した気取りの無い肴。
これがどれも、うまいのだ。
サービスの若い女性たちも感じがよいし。
 お酒の注文とるとき、「どういうふうに飲みたいですか?冷ですか、燗ですか?」って訊いてくれる。
店主はおそらく猫好きらしく、猫グッズがそこここにあるのもご愛嬌。

 こういうお店、いいですなぁ。
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◇がんばるおばあちゃま

職場のご近所のおばあちゃま夏に89歳になりましたが、とっても元気。
どちらかというと、若いころは肺を病んで太ったこともなく虚弱体質だったそうですが、実はご主人が亡くなってから、とーってもアクティブなのです。

趣味は写真。
ご主人が亡くなってから、見よう見まねではじめたそうです。
もちろんデジカメですが、主に都内や近郊の季節の花が被写体で、撮影した後の画像整理や処理も自分のPCできっちりと。
ときに他の素材と組み合わせて、面白い効果をつけた作品をつくったり。
参加しているサークルの展示会には欠かさず出品。
作品集を作ったり、自分の作品を布地にプリントしてクッションカバーにしたりと、アイデアも豊富なのです。

ときどき夢中になって、腕や首を痛めることがあるので要注意。
自制しながらカメラをかかえてお出かけしてます。

おばあちゃまの年齢に自分がなったとき、何か夢中になれること、あるかしらん。

   
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◇またもやエアコン問題

休日、すこしの時間でも車のアクセスが良いのが秋谷のよいところ。
東京にあった絵やポスター、秋谷にと思って運びがてらのビーチハウス。
あー、来るとやっぱりほっとしますな。

エアコンをドライにして常時稼動させている寝室に行ってみると。
 なーんと、壁近くの枕とベッド、濡れてません??

どうやらエアコンから水漏れ。
すぐにサービスに電話。
点検の依頼だけして、濡れたベッドカバーなどをはがして、水が垂れてきてるところにバケツを置いて。
エアコンを止めちゃうと漏れてるところがわからなくなるので、このまま帰宅。
 あー、近日中に点検立会いだ…。
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◇想いの木、やっぱりいいな

神楽坂のインド料理店「想いの木」、再訪。

うっかりすると通り過ぎちゃいそうな店構え。
 ナチュラルな感じが素敵です。
いろいろ食べてみたくなりますね、ここの料理。
カシューナッツのスパイス炒め、これはお気に入りでまたオーダー。
写真はズッキーニに詰め物して焼いたもの。
辛いトマトのスープも絶品でしたし。
カレーはもちろん美味しいし。

また来よう。
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◇絵のある食卓

わがやの食卓を飾っている、京都の女性アーティストの木炭画。
彼女が今度、中国で展覧会をするそうで、そのためのパンフレットにうちに飾っている写真を載せられないかと話があり。
すぐにきちんとした写真は撮れないので、iPhoneで撮ってみました。

iPhoneの写真って、いがいと広角に写るんですね。
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◇8月の大夢

8月の大夢、お題は「夜の秋」。

お盆ですので、床飾は蓮。
テーブルの大きな天然氷で涼を愛でつつの食事です。
迎え火と名付けられたお椀は盆提灯にみたてたほおずきが飾られて。
中から小さなライトで明かりを灯すアイデア、女将さんのいつもながらの工夫に脱帽!
その蓋を開けると、とろろ汁にオクラで天の川。
中にふっくら蒸されたあわびとほっくり甘い南瓜、お出汁の味がいつもながらとってもよろしい。
夏らしいうちわの木皿の向付は、願いを叶える梶の葉をあしらった真子鰈と皮目を焼いた太刀魚、付け合せは茗荷と万願寺唐辛子。


茶巾茄子は揚げ焼きに、半分くらいこのまま頂き、実山椒とお出汁をかけて別の味を楽しみます。
炙った烏賊、トマトのお浸し、胡瓜と若布を加減酢でまとめた強肴のお題は残暑。
冷やした煮物は、冬瓜、湯葉にデラウェアを添えて。
今日のごはんものは素麺、中国ではお盆に小麦粉のお団子を索餅として食べるそうです。
素麺にはふっくら大きな蛤の天婦羅、箸休めに梨茄子の浅漬け。


水菓子は西瓜。
菓子は銀河の水と名付けられ、大きな蓮の葉にたまった水に、蓮の花びらに乗せられたロウソクが浮いてます。
蓮の葉にたまった冷たい水には、黒砂糖の葛寄せと抹茶の葛寄せ。

床の蓮の花の送り火まで、葉と花への天地がつながりました。
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◇映画の記録…

日本劇場未公開作ばかりなのですが、DVDが出ているものもあります。
どれもオススメですので、機会があれば是非。

2011年製作、原題「Killer Joe」、邦題「キラー・スナイパー」、日本未公開。
悪徳刑事ジョーを演じるのはマシュー・マコノヒー。
テンガロンハット、ティアドロップ型サングラス、ウェスタンブーツの刑事、この時点でリアリティを超越した世界に連れてってくれる演出。
ジョーは実は殺人請負人で、金のために元妻の殺人を依頼するばかりか娘を売ろうとする父と息子、その弱みに更につけ込むジョー。
 この映画の凄さをひとことで言うと、過去に観た映画の中で一番エロい。
  エロティックではなく、エロです。
おつむの弱そうな娘役がジュノー・テンプル、小柄ですがとても印象に残る女優さんです。
監督は「エクソシスト」「フレンチ・コネクション」のウィリアム・フリードキン、1935年生まれですからこれを撮った時76際か…立派です。
   


2015年製作「遥か群衆を離れて」、こちらも日本未公開。
ビクトリア時代のイングランドを舞台に、女領主、その近くに住む初老の独身領主、腕のよい羊飼い。
しっとりと美しいイングランドの生活を背景に、この3人の生き様を描く、ああ、好きです、この感じ。
なんと、監督したのは、デンマーク映画「偽りなき者」のトマス・ヴィンターベアなのです。
 ちなみに、こちらにもたまたまですがジュノー・テンプルが出演、彼女、なかなかよいですな。
   

「フリークス・シティ」、単館上映のみだったようですが、こちらはDVDが出ているようです。
人間とゾンビ、ヴァンパイアが共存する世界に、エイリアンが襲来し、力をあわせてやっつける、とーっても楽しい映画。
最近のこの手の映画は、とにかく特殊メイクや撮影の仕方がとってもうまくて、質が高いです。
 ゾンビになっちゃった天才くんのキャラ、いいですなぁ。
   

2011年製作、こちらも劇場未公開ですがDVDありの「ブッチ・キャシディ 最後のガンマン」。
最近惜しくも亡くなったサム・シェパードが、年老いてボリビアで静かに暮らす「明日に向かって撃て!」のブッチ・キャシディを演じた映画です。
脚本家としてのキャリアでスタートしたせいか、役者さんとしては決して派手ではないけれどとても存在感のある人でした。
 合掌。
   

あらら、これも劇場未公開の「イーグル・ジャンプ」、DVDは出てますな。
マシュー・ヴォーン製作で、ヒュー・ジャックマン、クリストファー・ウォーケンと「キングスマン」でデビューしたタロン・エガートンの共演。
冬のオリンピックのジャンプ競技に初めて出場して話題をさらった「エディ」の実話。
ベタなお話なんだけど、イギリス映画のぼくとつとした雰囲気、いいですね。
   
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◇映画「サンセット大通り」「何がジェーンに起ったか」

古いアメリカ映画、本当に新鮮な感覚で観ています。
知らなかった名作がたくさん。
最近観た2作品は、どちらも老いたかつての女優が…というのが主題。
 あー、ほんとに面白かったな。

1950年製作、ビリー・ワイルダー監督脚本「サンセット大通り」。
オープニングがすごい!
階段に描かれたロードサインがタイトル「SUNSET BLVD.」、カメラが道路に沿って引いてくと、出演者ネームがのっかって、終いにある屋敷のプールへ、するとそこには男の死体がうつ伏せに浮いていて、なんとその死体を水の中から男の顔を撮る位置で捉える。
もう、これで完全ノックアウト。
恐ろしい老女優の毒牙にかかった脚本家、そして狂った女優は最後まで女優であり続けるのです。

1962年製作、ロバート・アルドリッチ監督「何がジェーンに起ったか?」。
名子役として舞台で活躍した妹ジェーンは、その後仕事がなくなり、逆に美しい姉ブランチが映画女優として活躍するように。
その姉を妬んだ妹が、恐ろしい行動をとり、そして老いて二人で屋敷に住む二人は…。
特にジェーンを演じるベティ・デイビスの鬼気迫る演技の迫力は見ものです。

   

「サンセット大通り」「何がジェーンに起ったか?」、どちらもエンディングは共通して女優の抗えない性を描いています。
サイレント時代、女優さんはあくまでも可愛く美しい女でなくてはならなかった…。
「何がジェーンに…」の映画製作にからんだ海外ドラマが作られているそうで、近々スターチャンネルでも放送されるそう。
こちらもとっても楽しみです。
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◇待っても会えない待ち合わせ

昨日の味坊、お友達との待ち合わせは、JR神田駅改札口。
スマホに「着いたよ」のメッセージがあるのに、どうも改札付近で出会うことができず。
北口のある、同じ改札にいるはずなのに。

 とりあえず、電話。
アタクシ:どこにいるの?
Tちゃん:改札出たとこにいるよ。
アタクシ:何か近くに見える?
Tちゃん:うーん、ユニクロの大きな店がある。
アタクシ:ん?それ、神田駅??
Tちゃん:あーっ。。。ごめん、今から行くから。
アタクシ:????

御徒町で待ってたんだとさ、確かに最近、御徒町店ができたらしいけど、どおりで会えないはずですな。
 それにしても、スマホや携帯があるからこそ、間違いがわかって会えたわけで。
  一昔前なら、駅の伝言板にメッセージして、30分くらい待ってうちに帰ってたね。

   
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◇またまた、味坊

6月に行ってから、早くも3度目の神田味坊。
今回のオーダーがいちばんいい感じだったな。

ラムのクミン炒め。
砂肝と葱の和え物。
ラムの水餃子。
凍り豆腐の炒め物。
腸詰。
おやき。

ワインは冷蔵庫から勝手に持ってきて、抜栓お願いしてコップで飲みました。

お店のインテリアとかサービスとか、最低限のものしかないのに。
なんだろ、この満足度は。
 不思議な店でございますな。
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◇これが噂の、虫博士


こちらですか、虫博士。

偶然にもチャンネルが合って、番組に出会いました。
 目が真剣、ジャージ着てカマキリになりきれる大人、めったにいないと思う。
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◇天草の鰻と蛸

母が、実家熊本県天草に住む親戚から、たくさんの蛸と天然鰻をもらったそうで。
冷凍にしたものが、そっくりそのままアタクシのもとに。

蛸は塩でもんで茹蛸に。
摘果みかんをぎゅっとしぼって、オリーブオイルをかけると。
 あー、なんて美味しいんでしょ。

鰻はたれを作って軽く煮て。
これも生姜とあわせて、ごはんや素麺にぴったりのおかず。

蛸と鰻は土用の風物詩。
 ごちそうさまでした。
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◇蝉も静かな終戦記念日

72度目の終戦記念日。
今年の夏はなんだかおかしい。
梅雨明け前に真夏のような天気が続いたものの、いざ7月末に梅雨明け宣言が出されて以降は、夏がどこかに行ってしまいました。

8月15日は、自分の中では一年でいちばん暑く蝉が最も鳴く日だったんだけど。
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◇秋谷の夏祭りの夕暮れ

お盆休み直前に東京へ戻ってきて。
あと1日の休日日曜、秋谷へぶらりと足を伸ばしました。
夏の逗子駅は、夏の海を楽しもうという人たちでいつもとは違った賑わい。
バスで立石まで、そこから海岸に出て浜辺をビーチハウスまで。

窓を開けると汐風や波音と共に、浜で遊ぶ子供たちの嬌声が。
 あー、夏ですね。

夕方、日の沈む少し前に立石のDonへ。
初めて伺ったのですが、すべての料理がさりげなく美味しく、一時代前のテイストもなんだかうれしいお店でした。
テラスで絶品の夕日を眺め。

ちょうど秋谷の浜では町内会の夏祭り。
大人が横笛を、子供が太鼓を敲き、本物のお囃子の音色は、波の音といっしょにいつまでも耳の中に響きました。

   
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◇海の京都〜琵琶湖畔の旅、その5:鯖街道〜琵琶湖畔 湖里庵

今回の旅の最終日。
宮津から日本海側へ高速道路を走ると、原発施設で耳なじみのある地名とたくさんの送電線の景色が目に痛みます。
そんな海沿いから、琵琶湖南岸に向けての道は、鯖街道と呼ばれるかつての主要な産業道路。
日本海であがった鯖を塩漬けして琵琶湖畔へ運び、この地から湖経由の水運で奈良・京都へ運ぶのが、もっとも効率的な関西への輸送路だったとか。
更には塩をした鯖が、運搬の時間にちょうどよい漬かり具合でこの地で酢〆にして、美味しい鯖寿司になったというから面白いです。

この地でもうひとつ有名なのが鮒寿司。
琵琶湖であがった鮒を塩だけの力で発酵させ、2年かけて酸っぱさの加わった鮒寿司に。
鮒寿司といえば、くせのある発酵食品として悪名高い感がありますが、その老舗の魚治の料亭旅館、湖里庵でのお昼ごはんが旅の最終目的です。

湖里庵の目の前は静かな琵琶湖。
湖岸に位置するこの旅館、作家遠藤周作が大いに気に入り、しばしば訪れ自らの狐狸庵という雅号になぞらえて湖里庵と名づけたほど。


ご主人は京都吉兆で包丁をにぎった方。
静かな上品な部屋で、ゆっくりと川魚や鮒寿司を使ったお料理を。
お母様がまた素敵な方で、遠藤周作先生のはなしや鮒寿司のこと、この地方の話をいろいろ語ってくださいました。
最後に鮒寿司のお茶漬けでしめくくり。
旅館として泊まるときは、湖に面した素敵な丸い檜風呂が使えます。
 こんどは泊まりに来なきゃ。
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