◇Snatch！

マドンナの夫、ガイ・リッチー監督の「スナッチ」をDVDで。
「Lock, Stock & Two Smoking Barrels」も良かったし、こっちも更によし。
テイストは同じ。
野郎どもが出ずっぱりで、犯罪を描きながらとってもポップ。
脚本、めちゃウマ、登場人物の絡み具合が絶妙。
BGMも巧い！
ロシア人マフィアが登場する度のロシア民謡も笑えるね。

一番ギャラが高そうなブラッド・ピットが、主役ってことになってるみたい。
でも、そんなことは全く関係ないです、この映画。
一癖以上の役者さんたち全員が、これ以上はあり得ないってほどの個性で暴れてます。
大好きなジェイソン・ステイサム、「Lock, Stock…」と同様いい味出してます。
フツーにロンドンにいそうなのチンピラなんだ、これが。

マドンナの「Lucky Star」がラジオから流れ、「I like this song」と言わせるところはご愛嬌。

映画って、面白い！ と痛感させられる佳作でした。

◇日本のきのこ

スウェーデンからのお客様との夕食を、赤坂 松葉屋にて。
デパートの地下に、贈答用の瓶詰め商品のコーナーがよくあるので、ご存知の方も多いと思いますが。
そう、秋の味覚の王様、松茸の専門店。
何度も日本を訪れている外国人の方でも、ここに来るととても喜ばれます。
なんたって、Japanese very special mashroom の専門店ですから。

最近は、スウェーデンでも椎茸やえのき茸を売ってるんですって。
そういえば、日本って、きのこの種類がとっても豊富ですね。
日本のきのこのことを説明してて、気付きました。
だって、彼らが普段食べてるきのこって、マッシュルームばっかり。

日本だったら、ざっと思いつくだけでも…
椎茸、えのき、なめこ、まいたけ、しめじ、ひらたけ。
エリンギやマッシュルームは舶来品種か。
食の話を始めると、あー、日本に生まれて幸せ、って思います。

◇お世話になってます

ほぼ毎日、我が家の食卓にあがるのが、三之助の豆腐。
はじめは、高いなー、と思っていたけど、もうよその豆腐は食べられません。
特に油あげをはじめ、揚げ物の美味しさが抜群。

さすが良質の菜種油を使ってるだけのことあり。
いかに良い原材料が味を決めるかがわかります。
油揚げの油抜きって、質の悪い脂を流す作業だったんだよね。
ちょいベジタリアンな我が家の食卓では、生あげの登場回数が一番多い。
タレにつけてこってりとグリルしてよし、そのまま焼いて大根おろしでさっぱりもよし、はたまた煮込んでも旨し。

ちなみに、本日の夕食は、野菜たっぷりの「こんこん」を温め、大根おろしで。
旨い！

◇最期のことば

週に2度は必ずお目にかかるクライアントの I さん、80歳。
先日、奥様が脳卒中で倒れてから、集中治療室での厳重管理。
それまでは手にしたこともなかった携帯電話を、もしものときのために、と首からぶら下げて。

先週は、いつもの曜日にいらっしゃらなかった。
今日ひょっこりと、いつものように表れたその胸元に、非常用のケータイは無く。
奥様は、先週亡くなったそうです。

奥様の持ち物の中からでてきた、遺言ともいえるお別れの手紙のコピーを持って来てくださいました。
どこにでもあるレポート用紙に、かしこまらず縦に走り書き。
自分の年齢を考えて、もしものときにと書き留めたのでしょうか。

奥様には一度もお目にかかったことはありませんでした。
その文面が、いかにも真面目な I さんの奥様らしい。
働き者で昔気質な人柄がにじみ出て、自分の生き方に喝を入れられているよう。
「是非、読んでやってください。女房の気持ちですから。」
コピーを渡してくださった I さんは、ちょっと唇を歪め、こぼれ落ちる涙をぐっとこらえてました。

以下、引用。享年83歳。

平素の御無音お許しください。
永い間の御厚情 御指導を心からお礼申し上げます。
皆さまの御厚情にお答え出来るような一生であったか
どれだけお役に立つことが出来たか
反省しきりでございます。
つきましては最後のご奉公として献体をすることに致しました。
猶 葬儀いっさいを辞退し、これの実行を強く申し送りましたので
失礼の数どうぞお許しください。
近年の世相を眺めるとき
毎日のニュースを耳にするとき
これが私の望んでいた世の中なのか、
かうゆう世の中にする為に私は働いてきたのではない
なぜかうなったのか
どこで歯車が狂ったのか？
日暮れの山道で
私は今何をなすべきなのか？
来世ありや無しや 不勉強の私には皆目解りませんが
在りとすれば地獄行きと思えば間違いなく
そこへ行ったときは 又 先頭に立ち
「皆さん 元気に一生懸命働きませう」
と旗を振るのだと申しましたら
後輩が「先生、私も後をついていきます」と答えてくれました。
私は一人きりではない
私を信じ、私と行動を共にしようと云ってくれる人がいると
涙が出るほどうれしく勇気百倍
残された少ない日々を２１世紀に生きる子供の為に
猶　一層の努力を続けることをお誓いし
お別れの言葉と致します。
永いこと本当に有難うございました。

合掌。

◇おお！請求書が…

１ヶ月程前に、愛車のサスペンションからオイルが漏れているのを修理。
もうすっかり忘れた今、請求書が手元に。
　　うわっっっ、
まあねえ、その位かかるかねえ。

連休中に、自宅の寝室の収納の打ち合わせをして、見積もりが出たところ。
更には、今まで放置してた、先住者が取り外したままの表札を注文したり。
何となく住まいにお金をかけ始めた矢先だったので、激震でした。

冬物、コートやらブーツが気になる季節なんだけど。
どうしましょ。

◇西向く侍

大の月は31日まで。
小の月は30日まで。
もちろん2月は28日までだけど、これも小の月。

９月は小の月で、おまけに祝日が2日もあるから、とっても短く感じます。
いまだに、子供のころ祖母に教わった「西向く侍」を心の中で唱え、大の月と小の月を区別しているあたし。

「西向く侍」をご存じない方のために、解説です。
これは、語呂合わせで小の月を表現してます。
ちなみに、侍を意味する「士」という文字を分解すると、漢字の「十一」になりますね。
だから、侍は11月のこと。
そのほかは、読んだままの数字の語呂合わせ。
「に、し、む、く、さむらい」「２、４、６、９、11」というわけ。

みなさんはどうしてますか？
カレンダーが、当たり前に頭の中にはいっているのでしょうか？

◇赤ちゃんの安眠アロマ

甥っ子の１歳の誕生祝いに何か買わなきゃなあ、と思っていたところ、こんなものを発見。
赤ちゃん用にマイルドな、リネン用に使えるアロマスプレーです。
枕にシュッと一噴き、寝つかずグズる子供も、これにて安眠…。
もちろん、親が使っても差し支えありません。
パッケージもかわいいので、プレゼントはこれに決定。

terre d'Oc（テール・ドック）という、プロバンス生まれのアロマグッズのお店で見つけました。
リニューアルした有楽町西武の、ビューティー館地下にて。
ここ、きらきらしてていいですね。
生薬のお茶をいただけるカフェもある。
漢方薬局やサプリメント・バー、大都会の女性には、何かが不足してるんでしょうか。
それとも、補充せよ！ と洗脳されているだけなのか。

◇あれこれ、つぶやき

■ 気になるマドンナさまの動向。
　 ワールドツアー60公演で総額223億円を稼いだとか。
　 絶句。
　 東京での滞在はヒルズのグランドハイアットだそうです。意外性が無く、フツーだ。　
　 …伊豆の温泉旅館に宿泊して、ヘリコプターでドーム公演へ…
　 　　　　なーんて、面白いんだけど。

■ 丸ビルにある福臨門 魚翅海鮮酒家へ。
　 外国人率が非常に高く、びっくり。
　 ガイドブック効果？
　 高級中華食材のオンパレード。
　 当然ながらのフカヒレ、アワビ、ツバメの巣、蟹肉、北京ダック。
　 伊勢エビは、エビ攻撃を避けるため、かわりのものに。
　 等価交換なのでしょうか、米沢牛になりました。
　

■ 山積みペーパーワークをこなして土曜の休日を何がなんでも休みたい！
　 というわけで、今週は3日間ほど、早朝出勤。
　 朝7時過ぎには職場に到着。
　 で、朝ご飯用に、出勤途中にナチュ□□・□□ソン でサンドイッチを 購入。
　 それがですね…
　 初日、午前中にお腹にきて。
　 あれれ、と思ったのですが、2日目も同様。
　 さすがに3日目は、ここのサンドイッチやめました。
　 添加物？
　　

◇マドンナ＠東京ドーム 9月20日

昨日のマドンナ・コンサート。
うわさのミラーボールから女王・マドンナが登場したあとは、きらびやかなステージに目が釘付けでした。
バックのスクリーン映像もとってもクールに曲の雰囲気を盛り上げてました。
音響もドームにしてはよかったと思います。
ライブというより、巧妙に準備された一大ショー。
アドリブや観客との空気感などは無し。
そういう意味で、マドンナはスターであり歌手であるけれど、ミュージシャンとはちょっと違うのか…、などと思ってしまうのです。

女王様は、しょっぱなはSMっぽい演出。
黒っぽいスーツでムチを片手に、馬の鞍に跨がったり、ストリッパーポールでポーズをとったり。
マドンナって、こういうのが一番似合うんですよね。
問題になった十字架の演出のあたりはちょっと暗かったけど、全体の音のトーンもマドンナらしくてよかったんじゃないかなあ。
最後はディスコ状態。
Dancing Queen のガウンをまとった女王様が登場。
カッコ良い！
体にぴったり密着したウェアで、おそらく20代と思われるダンサーたちと踊りまくるエネルギーに脱帽。

48歳の筋肉美、さすがです！
いわゆる健康的ではない、肉体美をみせつけてます。
セクシーというよりは、エロスということばのほうがしっくりくるかな。
それにしても、大腿四頭筋とハムストリング、女性であそこまで鍛え上げるのってすごいですね。
あと、背中の筋肉も割れてたよ。

この日、コンサートは１時間遅れで始まりました。
この遅れ方も、女王様ならでは？
おかげで、開始前にビール2杯を飲み干しちゃいました。
グッズもチェックしたんですけど、ちょっとそそられたピンクのTシャツが7500円！
高っ。

本日の出費。
S席 内野席の前から14番目で、14000円也。
開演前のビール2杯で1600円也。
ちなみに、プレミアオークションシートが、ペアで50万円って、ほんと？

◇マドンナ@ 東京ドーム

これから始まりま～す。
ビール片手に、待機中。

◇行列のできるケーキ屋さん

銀座三越地下の、いつも行列のできてるケーキ屋さんにて購入。
なぜ行列ができているのか？
人が人を呼んでいる。
つられたあたし。
わざわざ並んで買っちまった。

◇敬老の日

Good Morning TOKYO で毎朝元気な声のジョン・カビラさん。
10月から、なんと長期で充電の旅に。
しばらく番組ナビゲーターは代役の別所哲也さんに。
今朝の放送で、寝耳に水な休養報告にショック。
たっぷり充電して、また朝の番組で Radio Voice を聴かせてくださいまし！
なにしろ J-WAVE 開局以来、カビラさんの声を聴き続けてますからね。
カビラさんの声無しには、朝が始まらないのだ。

本日は敬老の日。
大粒の勢いある雨の音に驚かされた朝、これまた見事に昼前からはお日様が顔を出し。
人生ってお天気みたいなものなのかもしれない。
50年の人生もあれば、100年の人生も。
激しくみえる人生や平穏な人生。
その重さは等しく、決して量れるものではないはず。
幸せってなんだろう、と、ふと足を止める。

100年生きた人たちが、日本では28000人以上。
この人達の青春は、戦争の時代だった。
子供たちを戦争の火から守って必死で生きて。
そのころ、全員がそうやって生き延びていた。

「敬老」はお年寄りを祝う日らしいけれど、特別な努力が実って長生きするものではなし。
たまたま命の続いた時間が、ほんの少し他の人より長いだけ。
みんなその日、その時を、大切に実直に生きてきた。
たとえ100年の命を全うしても、「いかに長生きするか」という目標で生きる人はいないと思う。
大切な家族のため、社会のためにこつこつと。

さて、きちんと暮らすこと、あたしには出来ているのだろうか…。

◇青山でホールフードなランチ

お料理に欠かせない蔵の素を買いに、BROWN RICE CAFE へ。
これ、一度使うとお料理に絶対欠かせません。

混んでたらやめようか…と思ってたんだけど、ちょうど席があいてたので、お昼をカフェで。
ベジバーガーセット 、1800円也。
ひよこ豆やセロリ、きのこ、その他の野菜がたっぷり入った野菜スープは、程よくスパイスがきいたブラウンライスの味。
ほんとに美味しい。
豆腐ドレッシングが添えられたサラダと、優しい味のピクルス。
そしてもちろんベジバーガーはふっくら、隠し味がたくさんの絶品です。
デザートももちろん手抜き無し、穀物コーヒーにはEDENSOY の豆乳とメイプルシュガーがついて、本当にいいものだけを出してくれる。
実直な味に、大満足。

Natural House で食料品を買ってから、職場のイベントに顔を出す。
車で帰宅途中、雨がぱらぱらと。
傘を持たずに困っている人も多かった様子。
明日のお天気はどうだろうか。

◇吊り革おじさん

地下鉄車内って、相変わらず色んな人がいて、とっても不思議。
吊り革おじさん参上の巻。

比較的すいた車内にて。
あたしの横には、競馬新聞を片手に中年のおじさんが掛けている。
中山競馬場の第１１レースに心血注いでいるらしく、穴があく程に馬の血統やレース歴などを熱心に分析。
やおら立ち上がり、まずは向かい側の座席前で揺れる吊り革を、３つ程くるりと巻き上げる。
吊り革の揺れで、気が散っていたらしい。
再び着席し、競馬新聞に目を落とす。
しばらく集中。
そしてまたもや、自分の目の前の吊り革を４つ程、くるりと巻き上げ。

このおじさんが下車するときに、吊り革を元通りにするか否か。
非常に気になったのだけれど、あたしの下車駅の方となってしまい。
立ち上がりざま、目の前に巻き上げられた吊り革をひとつ、思わず元に戻しちゃいました。
だって、つかまるとこ、無かったんだもん。

◇マクロビオティックなランチ＆秋冬物チェック

いつもはジムに行く金曜の午後だけど、このところの仕事の忙しさで疲れがたまり、パーソナルトレーニングはお休み。
大量の書類を明日以降に残して、日比谷シャンテ地下の チャヤマクロビ・デリ＆カフェへ。
伊勢丹のレストラン階にある新宿店より、こっちの方が好き。
テンペバーガーのセットを三年番茶で。1000円也。

どうしても、マクロビな食事はガッツリ感に欠けるので、ディナーよりランチで設定したほうがウケが良いと思う。
その点、日比谷店のほうがカフェメニューなので自然なのです。

その後、銀座にて秋冬物チェック。
この夏は、なにしろあの天候だったので、ほとんど買い物らしいもの無し。
秋冬の素敵な衣料品が手招きしている…。
第一弾として、ボレロっぽく着られるニットをゲット。

コートが気になるんだけど、まだもう少し待った方が良さそうね。
ラルフとD&G、ちょっとテイストが違う、それぞれのチョコ茶のレザーコートが気になるのだ。
うーん、ヤバイかも。