◇真一文字の会

今年初めの、真一文字の会。
「蝦蟇の油」一之輔節炸裂、酔っ払った油売りが、腕の止血ができずに焦る様は大爆笑です。
「二番煎じ」大好きな噺で、これも志ん朝さんの音源何度も聴いてて、だれかやってくれないかなーと思っていたので。
先月の「化け物使い」に続いで、うれしいな。
みんなで猪鍋をつつくところ、興がのって歌いだすところなど、隠れてこそこそ遊ぶ楽い感じがいいんだなぁ。
「按摩の炬燵」初めて聴く噺。
按摩さんに酒を呑ませ、温かくなった身体を炬燵代わりに番頭さんも小僧さんも温まってぐっすり眠ろう、という奇想天外な噺。
そんな申し出を受け入れる按摩さんも、店に火を出してはいけないから炬燵は使わない番頭さんも、なんだかみんな優しい人たち。

一之輔さんの落語に出てくる人たちは、いつも心が温かい。
同じ噺をいろんな噺家さんがやってるのに、なんだかそう感じるのです。
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