幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

この夏に学んだこと

2017年08月29日 23時27分45秒 | 日記・エッセイ・コラム
夏期講習が終わり、臨時授業2日目。今日は臨時授業と並行して、自習も実施しました。
夏休み前は、なかなか自習に来る人が少なくて、そのことを心配していましたが、今日は学年の半分に当たる10人の生徒さんが自習に来て頑張っていました。

また、サマスペの中で私が紹介した「間違いノート」(通称:ごわごわノート)を早速作り始めている生徒さんもいました。

このノートは、深勉で学習をすることになっています。間違えたところを深勉で勉強すると、それはそれは時間がかかります。だから、始めた生徒さんから「全然進まない」との声も聞かれました。

でも、勉強は本来それくらい深く学ぶことが必要なもの。最初は慣れないと時間もかかりますが、慣れてきて知ってることも増えてくると、きっと早くできるようになってきます。その日まで、一歩一歩確実に進めていって欲しいと思います。

こうやって見ていると、生徒さんは私たちからいろんなことを学んでくれたようです。その学んだことを実際に行って、その成果が出てくるのはもう少し先になるのかもしれませんが、まずは行動をし始めてくれたことを、嬉しく思います。

夏休みには、生徒さんの皆さんは学習のこと、進路のこと、そして、もしかしたらこれから生きていくということ、そんなことも含めたいろんなことを学んでくれたように思います。そして、皆さんは一回り大きくなれたのかな、そんな気もします。

人の成長は眼で見ようと思っても、見ることができません。
だからこそ、どうしても目で見えるもの、つまりは偏差値をはじめとする成績に目がいきがちです。もちろん、塾で学習することの目的は、この「目で見える成長」を伸ばすことですから、それを大切にしていくのは言うまでもありません。

でも、たとえ目で見える成長が上手くいかなくても、皆さんがもしこの夏休みを一生懸命に過ごしたというのなら、皆さんはきっと成長をしているはずです。だから、自分に自信を持ってほしいと思います。その自信がきっと目に見える成長へともつながっていくと思います。

私もこの夏、皆さんからいろんなことを学ばせてもらいました。
「自分以外はみな先生」という言葉があります。私はこの言葉がとても好きです。
自分の子どもと同じくらい年が離れている皆さんですが、私にとってはいろんなことを教えてくれるありがたい先生でもあります。私が知らない世界を知っていて教えてくれる、そんな先生でもあります。

もしこの夏にお互いがお互いから学び合えたとしたら、私はとてもステキなことだったと思います。お互いに学んだことを生かして、皆さんは目に見える成果をさらにしっかりと追いかけ、私は皆さんが学習しやすい環境を整える、そんなことに邁進していけたらと思います。

夏の終わりに、
皆さんといろんな話ができたこと、
いろんなことを教えることができたこと、
皆さんが私の知らないたくさんのことを教えてくれたこと、
そんなことに、心から感謝をしたい、そう思います。

コメント
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