幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

“兄貴”の退院

2017年04月15日 23時05分16秒 | 日記・エッセイ・コラム
本日、私が塾業界における“兄貴”と慕っている某先生が、退院されたとの報告を受けました。まずは退院、おめでとうございます。体調不良で入院と聞いてから1ヶ月弱、今日の日をご本人もご家族もきっと喜んでいらっしゃると思います。

もちろん本物のご家族には負けてしまいますが、私もこの業界における“兄貴”と慕っていた方ですので、家族のように今日の日がとても嬉しかったです。本当にホッとした、それが正直なところです。

こうやって考えてみると、人の縁とは本当に不思議なものだなと思います。初めてお会いしたのはたぶん10年ぐらい前、湯西川温泉でおこなわれたNPO埼玉教育ネットの宿泊研修会だったと思います。研修を終えて帰るときに、車で来ていた私が、最寄の駅までお送りした、それが最初だったと思います。

それから10年の歳月が流れる中で、だんだんとお互いを知り、だんだんと分かり合え、だんだんと違うところ・同じところも見えてきて、今日に至るのだと思います。年齢もありますが、いろんな意味でまだまだな私にアドバイスをしてくれたり、一緒に考えてくれたり、落ち込んでいるときに励ましてくれたりと、実際には長男の私にとっては、まるで兄貴ができたかのような頼もしい存在でした。

いろいろな影響を受けて今日に至るわけですが、先生に受けた影響は、学習指導よりも生徒さんの指導に関すること、そして先を見るということのほうが大きかったかもしれません。私の一回り上ですが、まだまだやってみたいことがあると話す姿は、私にとってはとても頼もしく見えました。

そんな“兄貴”の入院に、最初は気が気でなかったのを覚えています。でも、時折来るLINEで元気な様子を伝えてくれて、安心したのを覚えています。LINEの通知がこんなに心強いものになるというのも、なかなかない経験だったかなと思います。

そして今日、無事にご退院、本当に嬉しいです。また“兄貴”と一緒にお酒が呑みたいです!(でも、そろそろお互いに呑みすぎに注意かな…)

私は出会う人は、“縁の上での家族”そんなふうに思っています。その際たる“家族”が生徒さんですね。この塾もかなりの子だくさんになりました(笑)

元気な子もいれば、何かに悩んでいる子もいる、“親”である私に反抗的な子もいれば、素直な子もいる。私も“親”として、上手く自分の想いが伝わらなくて後悔したり、“子ども”である生徒さんから叱られたりと、いろんなことがある“大家族”です。

本当は赤の他人でしかありませんが、せっかくいただいたご縁を、家族のように大切にしながら、私なりに皆さんと育てていきたい思っています。その過程では、これからもきっといろんなことがあると思います。きっと泣かすことも泣かされることもあるかなと思います。

でも家族はいつかは分かり合えるもの、そんな言葉を信じながら、私なりにこの“縁の家族”をしっかりと見守っていきたいと思います。
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