想いを伝える

今日から新年度が始まりました。
今年は新年度を控えた時期に、なぜかだいぶ前に卒業した生徒さん達と会うことが多くありました。大学生になった人、社会人になった人、社会人として歩み始める人など、今の立場はそれぞれですが、こうやって何年かたっても「せんせいー！」って言われるのって、やっぱり嬉しいですね。

そんな元生徒さん達との再会は、もちろん偶然なのでしょうが、何となくこれから始まる１６期生の生徒さん達との新しい１年に向けて、力を与えてくれている、そんな気がします。教え子の皆さんとともに歩んだ年月を振り返ること、それが私にとっては次の生徒さんを引っ張っていく力にもなります。もちろん偶然なのでしょうが、教え子の皆さんとの再会で、なんだかとても力をもらった気がしました。

現役の生徒さんの明るい笑顔や教室中に響く賑やかな笑い声、それもまた私には力を与えてくれるものですが、教え子達の活躍もまたとても力を与えてくれます。先生と生徒という不思議な関係、改めておもしろなと思いました。

さて、そんな新年度が始まってすぐの明日、当塾では新中３を対象にした「高校入試ガイダンス」を行います。中３は年に３回のガイダンスがありますが、その第１回目が明日行われるガイダンスです。

毎年４月のガイダンスは「どんなことを生徒さんに伝えようか」と一番思い悩むガイダンスでもあります。ここで生徒の皆さんや保護者の皆様に、私の想いを届けられるかどうかで、その年度の初動が決まってしまうように思うからです。

それがゆえに、「あれも話そうか」「いや、これも話しておきたい」など悩んでしまい、ギリギリまで悩むのですが、昨日あたりから内容が固まりだして、先ほど資料もほぼ全て作り終えました。今回は、１学期にやっておいて欲しいことと勉強法を中心に皆さんにお話しをすることにしました。

毎年私はその年の３年生全体を通した「あだ名？」をつけています。
全体を象徴するようなあだ名をつけていくのですが、そのために改めてこの１ヶ月この学年を観察して見ました。そうしてみてみると、この学年は、内在する力を持っている学年だと私は思いました。今は「うーん」となってしまっている人でも、能力的にはもっともっと伸びていいはず、そんなふうに思っています。

そのあたりも含めて、明日は私の皆さんに対する想いも伝えていけたら、そんなふうに思っています。

いよいよ新学年もスタートします。
皆さんにとって学びの多い、成長のできる１年になりますように！