他人を見てうらやましいと思うこと、私たちはいつでもそんな感情にとらわれがちです。
「あの人は、あんなに幸せそうなのに、どうして自分だけは…」
「あの人は、あんなにできるのに、どうして自分は…」
「あの人は、あんなに人に好かれるのに、どうして自分は…」など
人をうらやむことは、日常的にあることともいえると思います。
私もかつてはそう思う一人でした。
誰かの持っている何かを自分も手に入れたい、
そう思って悶々としたこともたくさんありました。
もちろん他の誰かが持っている何かのうち、
努力すれば自分も手に入れられるものもありますが、
その人固有のもの(例えば性格)などは、
そうたやすく手にすることはできるものではないと思います。
「うらやましい」
「自分もああなれたらいいのに…」など、
そんな思いがときどき人を支配してしまうことがあります。
俗に言う「無いものねだり」という状態ですが、
そんな状態は、その人の持っている本来のよささえも消してしまうように思います。
かくいうわたしにも、無いものはたくさんあります。
正直にいえば、人を見てうらやましいと思うこともあります。
でも、自分に無いものを手に入れようと汲々とすることで、
本来の“私のよさ”を失ってきた、そのようにも思うようになりました。
人はそれぞれに個性があります。
自分では気づきませんが、他人をうらやむそんな“私”にも、
きっと他人から見ればうらやましいと思われるところがあるように思います。
だから、私は人をうらやましいと思うことをやめることにしました。
だからといって、人としての成長をやめるという意味ではありません。
努力すれば手に入るものは、もちろん手に入れる努力をし続けたいと思います。
でも、どんなに努力しても、その人になれるわけではありません。
だからこそ思うようになったのは、
「無いものねだりをするよりも、その人と一緒に行動すればよい」
という考え方です。
自分には無いよさを持っている人とともに行動すれば、
自分の苦手とするところを補ってもらえる、
また、自分が得意とするところで、その人の苦手なところを補える、
そのように思ったからです。
無いものをねだって汲々とするよりも、
自分の無いものを持っている人とともに行動する、
そうやって補ったり補われたりする関係、
これもまたステキな人間関係なのではないかなと思います。
私は塾長としてスタッフを採用したりしますが、
あえて自分とは正反対なよさを持った人を入れることがあります。
そうすることで、いろんな個性を持った人が、この塾にいるようになり、
この塾の幅も広がるように思うからです。
自分ひとりで何もかもできればよいのですが、それはやはり無理な話。
自分ではできないことを補ってもらう、そのような関係を築いていくことも、
大切な人間関係の一つのような気がします。
今年も生徒さんをはじめ、講師もチューターも事務のスタッフも、
個性に溢れる人たちが揃いました。
たくさんの個性の中に自分も埋没しないようにしながら、
そして自分の個性をしっかりと磨きつつも、
たくさんの個性を生かせる職場作りを心がけていこうと思います。
「あの人は、あんなに幸せそうなのに、どうして自分だけは…」
「あの人は、あんなにできるのに、どうして自分は…」
「あの人は、あんなに人に好かれるのに、どうして自分は…」など
人をうらやむことは、日常的にあることともいえると思います。
私もかつてはそう思う一人でした。
誰かの持っている何かを自分も手に入れたい、
そう思って悶々としたこともたくさんありました。
もちろん他の誰かが持っている何かのうち、
努力すれば自分も手に入れられるものもありますが、
その人固有のもの(例えば性格)などは、
そうたやすく手にすることはできるものではないと思います。
「うらやましい」
「自分もああなれたらいいのに…」など、
そんな思いがときどき人を支配してしまうことがあります。
俗に言う「無いものねだり」という状態ですが、
そんな状態は、その人の持っている本来のよささえも消してしまうように思います。
かくいうわたしにも、無いものはたくさんあります。
正直にいえば、人を見てうらやましいと思うこともあります。
でも、自分に無いものを手に入れようと汲々とすることで、
本来の“私のよさ”を失ってきた、そのようにも思うようになりました。
人はそれぞれに個性があります。
自分では気づきませんが、他人をうらやむそんな“私”にも、
きっと他人から見ればうらやましいと思われるところがあるように思います。
だから、私は人をうらやましいと思うことをやめることにしました。
だからといって、人としての成長をやめるという意味ではありません。
努力すれば手に入るものは、もちろん手に入れる努力をし続けたいと思います。
でも、どんなに努力しても、その人になれるわけではありません。
だからこそ思うようになったのは、
「無いものねだりをするよりも、その人と一緒に行動すればよい」
という考え方です。
自分には無いよさを持っている人とともに行動すれば、
自分の苦手とするところを補ってもらえる、
また、自分が得意とするところで、その人の苦手なところを補える、
そのように思ったからです。
無いものをねだって汲々とするよりも、
自分の無いものを持っている人とともに行動する、
そうやって補ったり補われたりする関係、
これもまたステキな人間関係なのではないかなと思います。
私は塾長としてスタッフを採用したりしますが、
あえて自分とは正反対なよさを持った人を入れることがあります。
そうすることで、いろんな個性を持った人が、この塾にいるようになり、
この塾の幅も広がるように思うからです。
自分ひとりで何もかもできればよいのですが、それはやはり無理な話。
自分ではできないことを補ってもらう、そのような関係を築いていくことも、
大切な人間関係の一つのような気がします。
今年も生徒さんをはじめ、講師もチューターも事務のスタッフも、
個性に溢れる人たちが揃いました。
たくさんの個性の中に自分も埋没しないようにしながら、
そして自分の個性をしっかりと磨きつつも、
たくさんの個性を生かせる職場作りを心がけていこうと思います。