小金沢ライブラリー

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今週のキン肉マン #371 ロビンの背中を追う者!!

2022年01月24日 | 今週のキン肉マン
・絶対ウォーズマンの試合が始まるタイトルだ
・2連勝でウォーズマンはまずい
・マンモスマンから数えると4連勝中
・何かをすごく匂わせる新たな超神
・この試合の後に何かが起きそう=ウォーズマンが負けそうじゃないか
・超神もまさかマジで試練を受けたくない奴が混じってるとは思わないだろうな
・スグルとバッファローマンのコントがこの次も見られそう
・手を上げてしまうウォーズマン
・話したいことはたくさんあるが今じゃなくてもいいと悩むウォーズマン完全に乙女
・正義超人のリーダーとしての役割は確かに全然果たせてないんだよなあ…
・ネメシス戦の「危ない離れろキン肉マンキン肉マーーン!」という酷すぎるセコンドを思い出す
・ロビンの意図を的確に見抜いているさすが一番弟子
・そういえばウォーズマンとの対戦経験があるというつながりがあった
・余り物3人なんだけど
・ウォーズマンっぽいビジュアルの超神
・ロボ超人か?
・それにしてもウォーズマンが勝てるか心配
・参戦確定のアリステラとパイレートマン、悪夢のマリキータマン4戦目も考えると2~3人は負けるはず
・スグル・ロビン・アシュラマンは勝ち確
・サンシャインは負け確でバッファローマンは神超えがテーマでまあ勝つだろう
・展開的にはウォーズマン負けるんだよな…
・そろそろ超神が勝たないと強さを感じられないし
・ウォーズマンが負けてヘタレてたスグルがやる気を出す流れじゃないだろうな…
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今週のキン肉マン #370 完璧がなし遂げたもの!!

2022年01月17日 | 今週のキン肉マン
・頸動脈を圧迫しているから力が入れられないというもっともな理由
・超人の必殺技にあるまじき現実性
・セイウチンへのパロスペシャルのようにへし折ったーー!!
・セイウチンを思い出してしまうのが完全に余計
・さらに油断せず新技でとどめ
・サイコマン式にコーナーを利用したクロスボンバー
・これは完璧の教え
・素顔出てきた
・リヴァイアサン全然ロビンと関係なかった
・あのボワァなんだったの
・なんだったのといえば武道の扮装もだけど
・ネプチューンマンが勝ってしまった
・いよいよウォーズマンの首が危ない
・驚かないよ
・あれだけ試合中にザ・マン連呼してたら絶対シンパだと思ったよ
・リヴァイアサンの弟子はザ・マンどころか始祖にすらなれなかった
・マジで超神は始祖より弱いんじゃあ……
・出たパワーと鳴るパワー放射ww
・というか天界の危機って何?
・神の椅子争いは別に天界の危機ではないよな
・新たな敵の気配がしますねえ!
・ピースからも小さくボワァ鳴ってるしボワァは友情パワー限定ではなさそう
・ただ紛らわしくボワァ鳴っただけだったリヴァイアサン
・それにしてもなんてロビンに似合わない言葉なんだ「人のふり見てわがふり直せ」
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ミステリ感想-『エンデンジャード・トリック』門前典之

2022年01月16日 | ミステリ感想
~あらすじ~
人気旅館の脇に建てられた不釣り合いなキューブハウス。
その周辺で多発する様々な密室事件と、人喰い熊の噂。
迷宮入りした事件の謎に建築探偵・蜘蛛手が挑む。

2020年本ミス10位

~感想~
プロローグからいったい何人の少女が会話しているのかわからない(※たぶん2人)不安定な描写で笑った。
その後もセリフに鼻をすする音が入ったりと別の意味で不安を煽りながら、島田荘司なら雰囲気たっぷりに伝奇的に仕上げるだろう密室事件が概要だけであっさり語られ、あっさり迷宮入りし、あっさり5年後へ。
蜘蛛手と宮村コンビの捜査が始まり、冒頭の目次に書いてあるから言っても構わないだろうが、新キャラ全員が殺される胸熱の展開が待ち構える。
リアルタイムで詳しく書いてるだけで、前半パートと同じくとんとん拍子にテンポ良く人が殺されまくり、あっという間に解決編へ。
読者への挑戦状もあるが、その書きぶりと、途中であからさまに不自然だったパートから逆に犯人がわかる大ヒントになっており、そっちのトリックはいささか残念だったものの、この作者に期待する方のトリックは抜群で、一読の価値はあるだろう。
とはいえすごく良く出来てるところとものすごく雑なところが混在しており、ネタバレにはならないと思うが終盤に出てくる「闇医師界ではよくあること」というパワーワードが、この作品の強引な力業さ加減と良い意味悪い意味両面での適当さを象徴していると思う。
「闇医師界ではよくあること」で本格ミステリの顛末を済ませるな。というか闇医師界を現実のものとして出すなw

作者は2001年に鮎川哲也賞を受賞した際に「乱暴な言い方ですが、奇想の世界を構築するためなら、他の要素を犠牲にしても構わないとさえ考えています。その考えの善し悪しは別にして、限られた時間をそれだけに固執した作家がひとりぐらいいてもいいのではないか、とも考えています」と述べているが、その姿勢に1ミリたりともブレはなく、この心意気と時に垣間見せる思わず笑ってしまうような大仕掛けこそが魅力であり、今後も応援していきたくなる。

また意味深だが本編には一切出てこないタイトルだが、多くの人が指摘する通り、やはり2020年に今さらアレやコレをメインに引っ張ってきたことこそが「エンデンジャード(絶滅危惧)トリック」なのだろうと思うし、その意気や良しと大いに買いたい。


21.1.13
評価:★★★ 6
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ミステリ感想-『記憶の中の誘拐』大山誠一郎

2022年01月15日 | ミステリ感想
~収録作品とあらすじ~
卒業式の前日に校舎屋上で死亡した少女。彼女が死の直前に語りかけていた先輩とは誰か…夕暮れの屋上で
死者が出ないよう配慮する放火魔は、ある人に会うために放火を繰り返していた…連火
死体を10分割された男の妻は、発見の前日に飛び込み自殺を遂げており…死を十で割る
24年前、私は借金していた同僚を殺し、罪を免れた。だが…孤独な容疑者
5歳の頃に誘拐された友人。しかし身代金を放棄して犯人は消え、両親に救出され…記憶の中の誘拐


~感想~
ドラマ化もされた赤い博物館シリーズ第二弾。時効かその寸前の未解決事件を、調査資料だけで敏腕変人美女警視が解き明かす…はずだが、本作では警視が毎回調査に出張っていく。
わざわざ行かなくてもいいケースも有り新作ドラマ化を意識し(ry

それはともかく内容はいつも通りの「余計な情報が出てきたら100%伏線」な大山ミステリらしい、まじりっけなしの推理ゲーム。だが近年はだいぶ書き慣れてきたのか、不自然すぎる描写や都合の良すぎる偶然の嵐はだいぶ控え目で、本格ミステリを成立させている。
1~2編目こそ手掛かりが揃った時点で真相がわかってしまうような拍子抜けな物だが、3編目を頂点にいつもと同等のクオリティを保ち、それに加えて緋色警視の捜査も、安楽椅子探偵だけではない、古畑の系譜に連なる、何気ない質問から解決にたどり着く面白さがある。
作者は新作を出すごとに長所を磨き、それを元に新たな手管を繰り出して来ており、このまま行けば10年後にはどこまで行ってしまうのかとすら思う。大山ファンなら間違いなく楽しめる好短編集である。

それはそうと解説は「ネタばらしにならいよう注意を払って」と言った舌の根も乾かないうちに、解決で初めて開示される手掛かりをバンバン明かしていく近年稀に見るクソ解説のうえ、検索すると出版社のサイトでも紹介されているので、くれぐれも先に読まないようご注意の程を。


21.1.6
評価:★★★☆ 7
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ミステリ感想-『始祖鳥記』飯嶋和一

2022年01月14日 | ミステリ感想
~あらすじ~
江戸時代中期、男は日本で初めて空を飛んだ――。
ただ飛ぶことだけを夢見た備前屋幸吉の生涯を描いた、構想13年、執筆2年の大作。

2000年このミス5位

~感想~
このミス5位にランクインしたが全然さっぱり1ミリたりともミステリではない時代小説。
主人公は「江戸時代に凧で空を飛んだらしい」という事績だけが伝わる実在人物で、つまりまるまる創作のガチ時代小説なのだが、これがめっぽう面白かった。
主人公の幸吉の生い立ちから、なぜ空を飛ぶに至ったのか、それがどうその時代の人々に受け止められたか、その後どうなったか、波乱万丈の幸吉の人生が(マジで)陸海空を駆け巡り縦横無尽に描かれる。
ある程度の江戸時代の知識は必要だが、広く読まれるべき快作だろう。

それにしても、このミスにランクインしてくれたおかげで読めたことには感謝しているが、これに投票した連中は完全に頭おかしいとは思う。SF界隈ではどんな作品でも隙あらばSF認定する輩が問題視されているというが、全く同じケースであり、こんなガチ時代小説をミステリの範疇に入れるなよ……。


21.12.28
評価:★★★★ 8
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今週のキン肉マン #369 完璧超人の未来!!

2022年01月04日 | 今週のキン肉マン
・リヴァイアサンのようにロープで勢いを殺せないネプチューンマン
・完璧超人が二度も同じ技を喰らうなよ
・「クッ…しまった!」じゃないんだよ
・膝から脳天ぶつけるための出っ張りが出てくるというわかりやすい痛さ
・なかなかのクソギミック
・というかボワァ言ってるんだが
・さらにロビンがボワァに反応している描写
・マジでメイルストロームパワーなのか
・それはそうとだいぶ千兵殲滅落としだ
・仮面が割れるのは普通なら敗北フラグだが立ち上がる
・ここでスグルとの間の友情パワーでボワァしてるから、リヴァイアサンのアレも友情パワーのはずなんだが…
・モデルになったハルク・ホーガンのシャツを破るポーズ!
・チョッキ脱がないのかよwwwww
・大胸筋を見せただけじゃないかwww
・ロビンマスク対策の秘密兵器
・ロビンスペシャルと喧嘩スペシャルの融合のような形
・でもさんざん老害ムーブかましたⅡ世を思い出すヌーヴォーはやめろ
・これで仕留められなければまずいがリヴァイアサンも必殺技をすでに出している
・逆転勝利は間違いないか
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1月の新刊情報

2022年01月01日 | ミステリ界隈
4日 文春文庫
大山誠一郎 記憶の中の誘拐 ※文庫オリジナル

8日 東京創元社
方丈貴恵 名探偵に甘美なる死を

11日 文藝春秋
有栖川有栖 捜査線上の夕映え

12日 光文社文庫
宇佐美まこと 熟れた月
岡田秀文 白霧学舎 探偵小説倶楽部

12日 徳間文庫
中町信 追憶 ※田沢湖殺人事件 改題
山田正紀 囮捜査官 北見志穂 2 ※復刊

13日 星海社
佐藤友哉 水没ピアノ ※復刊

14日 講談社文庫
逸木裕 電気じかけのクジラは歌う

19日 光文社
宇佐美まこと 月の光の届く距離

19日 新潮社
今野敏 探花―隠蔽捜査9―

19日 創元推理文庫
連城三紀彦 黄昏のベルリン ※復刊

20日 集英社
青崎有吾 早朝始発の殺風景

21日 角川文庫
白井智之 そして誰も死ななかった
高田大介 まほり 上・下
竹本健治 狐火の辻

27日 東京創元社
明神しじま あれは子どものための歌

27日 創元推理文庫
芦辺拓 帝都探偵大戦
伊坂幸太郎 夜の国のクーパー ※新装版

28日 角川書店
逸木裕 五つの季節に探偵は
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