小金沢ライブラリー

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2021 横浜DeNAベイスターズ私的感想 先発投手編

2021年10月31日 | スポーツ
今永昇太 3.08 5勝5敗
帰ってきたエース。休み休みだが一年を通して投げ切り、安定感あるピッチングも見せた。平均イニング数も6回以上で、来年はさらに伸びるだろう。今永と東と平良がフルに投げられれば来年はいくらでも挽回できる。


大貫晋一 4.34 6勝7敗
いちおう勝ち頭の右のエース。6勝でチームトップという事実に我々は改めて震えを禁じえない。4~5月に炎上を繰り返すが再調整もされず使われ続け、我々は采配への不信感を募らせた。6月に一息入れると復活したため、なおさらもっと早く休ませろよと思わせた。秋にまた一崩れ来たがそれでも春と比べればマシだった。今永・東不在のローテーションを2年間支えてくれて文句は言えない。


濱口遥大 3.94 5勝7敗
良い時と悪い時がはっきりしすぎたいつもの姿。パワプロだと調子極端のもっと極端な特能を持ってる。8月にストライクが全然入らなくなり二軍に落とされたきり戻ってこなかった。一軍で投げさせ続けてなんぼだと思うのだが。今さらコントロールが改善されるわけないし、されたらされたで荒れ球という魅力が消えてしまう。我慢して使って欲しい。


東克樹 2.29 1勝2敗
帰ってきた新人王。かつてのイメージと遜色ない投球を見せ、来年への期待がふくらんだ。東と今永の復帰以外に今年の先発陣で明るい話題はなかった。


坂本裕哉 5.25 4勝6敗
一年通してだいたいローテーションにいたが、とにかくイニングが食えない。相当酷いだろうなあと思って平均イニング数を見たら5回を切ってて吹いた。四球も多いがそれ以上に打たれ出すと止まらない印象だった。あれではすぐに変えたくなるのも無理はない。改めて数字だけ見ると濱口とは逆によく辛抱して使い続けたな…。


ロメロ 3.01 5勝3敗
5月にデビューすると早々にブロードウェイし、おいおいとんでもない奴が来ちまったぜと思ったが、再調整を経たら別人のように生まれ変わった。坂本とは逆にイニングを食え、完封まで披露。当たりの助っ人先発になかなか恵まれないが、来年はさらに期待してしまう。


京山将弥 4.97 2勝7敗
首脳陣の期待が相当大きいのか何年も辛抱強くローテーションで使われ続けている。はたから見るとローテーションを回すには完全に力不足で打たれているようにしか見えないのだが。京山を追い落とす存在が早く出てきてくれなければチームとしては厳しい。


阪口皓亮 4.11 2勝3敗
とにかくイニングが(ry。悪くてもイニングだけは食える井納・山口がいかに貴重な存在だったかよくわかる一年だった。手術を受け、来年はもっと長く投げられますように。


上茶谷大河 7.15 1勝3敗
気持ち良いほどの(※良くない)大炎上を繰り返し二軍暮らしが続いたが、終盤に帰ってきて1年ぶりの勝利を上げた。今年は終わりよければ全てよしとしておこう。


平良拳太郎 0.90 0勝0敗
故障で一年を棒に振り、離脱と同時にチームも終わった。良い時の無双ぶりは溺愛する西森が言う通りの二桁勝つどころかタイトル奪取も予感させる。来年こそ1年通して投げてくれ。


入江大生 7.85 0勝4敗
ドラフト1位の期待を背に開幕ローテーションに入ったが4戦4敗を喫した。ま、まあコントロールは悪くなかったよね…。手術を受け二軍でもろくに投げられなかった。毎年毎年1位が当たって来たほうが奇跡である。まずは身体作りからやり直しだろう。


中川虎大 6.49 0勝1敗
二軍で無双しローテーション入りを期待されたが今年も応えられず。二軍でもリリーフに回ったようでとうとう見切られてしまったか。国吉161kmを投げられるなら使えるはずだがはたして。


宮國椋丞 6.19 1勝1敗
菅野との投げ合いを制し移籍デビュー勝利を飾ったのはしびれた。ヒーローインタビューでは涙を隠すように帽子を目深にかぶった姿が良かった。他球団ファンから見てると良い時の姿しか覚えてないので、巨人でローテーション回してた投手をタダでもらえていいのかと思ってしまう。リリーフもまだ試してないし来年以降も楽しみ。


有吉優樹 2.70 0勝1敗
国吉と交換トレードし、初登板で好投したがそれっきり使われず。怪我でもしたっけ? 二軍で炎上していたようだが様子がよくわからないので何も言えない。
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2021 横浜DeNAベイスターズ私的感想 レギュラー野手+監督編

2021年10月30日 | スポーツ
今年は4月でシーズンが実質的に終わってしまい、あまりちゃんと見ていないので簡潔に。

桑原将志 .310 14 43
まさかの完全復活を成し遂げた切り込み隊長。梶谷隆幸の穴を埋めたというか横浜ファンの予想通り巨人で梶谷が梶谷ったのでそもそも穴が無かった。結果超プラス。前半戦で往年のイキの良い姿を見せると、ボーンヘッドや凡ミスにもめげずそのままシーズンを走り抜けた。守備範囲の広さでは梶谷より上でいったい何本のヒットを食い止めたことか。来年も同じ勇姿を見せて欲しい。


柴田竜拓 .234 2 15
大和のセントーンを浴びて脱臼し、復帰したと思ったら指をスパイクされと呪われたような前半戦だった。呪われてたのはベイスターズ本体の方だと思うが。年ごとに上げていた打撃成績も下降したのはいいとして(※いやよくない)問題は守備でエラーが多発したこと。純粋にカウントされただけではない細かなミスが多々あり、今年は長所が完全に消えていた。


佐野恵太 .303 17 72
前半戦は得点圏で一本が出なかったが首位打者を獲った打棒は健在でヒットを量産。オースティンと4番を交代すると呪縛から解かれたようにチャンスでも打ち出した。数字は去年より一回り落としたがまずまずのものだった。今見ると去年の得点48が少なすぎてグロい。後ろが全然返してないんだな…。


オースティン .303 28 74
打席数が1.5倍以上になったこともあり佐野とは逆に数字を一回り上げた。ハッスルプレー(死語)による故障癖はもう仕方ないが、シーズン当初の球団の手続きミスにより彼の到着が遅れたことがあまりにも痛すぎたし、規定打席にたった4打席到達できず、3割も逃したのはフロント陣に猛省していただきたい。一番そういうのに詳しくないとまずいだろIT企業なんだから(※関係ない)。


宮﨑敏郎 .301 16 73
計ったように例年と同じような数字を残したバット職人。スペ体質もどこへやら故障なくほとんどフルに出てくれた。得点圏であまり打った印象も打率も無いが、淡々と毎日のように打ち続けてくれるのがどれほどありがたいことか。問題はFAである。宮﨑が抜けたら第一候補が柴田、第二以降が倉本かチノちゃんである。グロい。33歳になるし残ってくれるとは思うが…。と危ぶんでいたら残ってくれた。だが6年契約!? ロペスでさえ衰えたのに、ソトの3年契約でさえもったいなかったのに、功労賞込みとはいえ32歳のそれも打者に6年は正気ではない。入国ミス・国吉移籍に続くフロントへの不信感を募らせる出来事だ。


牧秀悟 .314 22 71
期待のはるか上空をかっ飛んでいったスーパースター。前半はロペスを彷彿とさせるフォームと新人離れした佇まいで、思ったよりええやん!とファンを喜ばせたが、後半はもうあまりにも打ちすぎてファンでさえちょっと引いてた。10月の月間打率.452、4番に座ってから5割の大爆発で、1ヶ月前には.280くらいだったはずなのにあわや首位打者まで脅かした。初のフル稼働で疲れが出たり、攻略法が発見される終盤でなんでさらに加速してるの…? 例年なら確実に新人王だが、金メダリスト栗林もいるしまあ無理だろう。それより来年もっと打ちそうで怖い。やばい。


ソト .234 21 62
去年から兆候はあったが成績がさらに下降。1年目助っ人ならまだしも4年目で2.5億円の3年契約でこれはちょっと厳しすぎる。そしてもっと大きな問題はこのソトのレギュラーを脅かす存在がついぞ現れなかったことの方にある。調子が悪いというよりも攻略されかかっており、来年持ち直すかどうかは厳しそうだが…。


伊藤光 .213 2 13
2番で一瞬打ったら以降2番で使われ続け、特に打たなかった。番長12球団で最も2番打者に興味ない説。それよりもっとやばいのがたった192打席で出場数トップという点。併用でもなんでもなくただただスタメンを張れる捕手が一年見つからなかっただけ。打てる捕手の名目なのに50打席少ない戸柱の方が打ってるし。年齢的にも上積みはないし、なぜドラフトで捕手を取らなかったの…?


大和 .252 2 26
前半は去年は併用された柴田・倉本があっという間に故障離脱し、一人でショートを任された。その間に鬼の勝負強さで得点圏でランナーを返しまくったが、柴田が復帰するとなぜかスタメンを明け渡された。その柴田が全然打てず守備でもやらかしと、なぜ大和を使わない!?とファンをやきもきさせた。いや本当になんで使わなかったの。年齢的には厳しくなってくる頃だが、大事に使えばまだまだ活躍してくれそう。最悪右の代打専任でもいいぞ。


三浦大輔
開幕戦スタメンに田中俊太を抜擢し大爆発させたものの試合自体は負けて、それが象徴するように以降も「もってなさ」を発揮し続けた。終盤も初めてマウンドに行って激励した直後に打たれて笑った。とにかく判断が遅く、一度決めたことは変えない頑固さも見え、序盤は怖いほどのスタメン固定っぷりで、戦力をやりくりしたり、新戦力を試す気配が微塵もなかった。先発もリリーフも何度炎上してもなかなか諦めず、たまに一軍に上げてはちょっと打席やマウンドに上げただけですぐ二軍に送還しと、意図が全く見えない。戦術的にもバントも盗塁も(できる選手もいないが)全然試みず「戦力をやりくりしないし、もってないラミレス」だった。フロントのやらかしで助っ人不在は痛かったが、それが無くてもCS進出は難しかっただろう。森くんや3年目あたりの新戦力の扱いを見ても育成ができる感じもなく、はっきり言って来年以降も采配的な期待はできないと思う。
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昨年10/4のNXT TAKEOVER ⅩⅩⅩⅠ #585

2021年10月28日 | 今週のNXT
NXT北米王座戦
ダミアン・プリースト ◯-× ジョニー・ガルガノ
(ハングマン式レコニング)防衛成功

NXTにもリモート観戦する観客が映ったモニターが客席に設置されたサンダードームが導入。
プリーストは脚を痛めつけられ、謎のアサイDDTやローブローからのシャーク・イン・ザ・ウォーターやガルガノ・エスケープも喰らうが、それ耐え抜くとワンファイナルビートを受け止め、ハングマン式のレコニングで逆転勝ちした。


KUSHIDA ◯-× ベルベティーン・ドリーム
(ホバーボードロック)

怒り心頭のKUSHIDAはアピール中のドリームをジャケットも脱がずに襲撃。その後も遠目に見るとモザイクが掛かってるような髪を白く染めてきたドリームをラフファイトで攻める。
最後はデスバレーボムを喰らったものの、その勢いのままホバーボードロックに固めてタップさせ、その後もレフェリーの制止を振り切って殴りつけ、関節技で2回タップさせた。


NXTクルーザー級王座戦
サントス・エスコバー ◯-× アイザイア・スコット
(ダブルアームフェイスバスター)防衛成功

両雄は技量を見せつけ合うように技を繰り出す。スコットは450スプラッシュを完璧に決めるがエスコバーはカウント2.9で肩を上げる。動揺したスコットはエプロンでのJMLドライバーを狙うが、外された拍子にコーナーに頭をぶつけ意識が飛んでしまい、すかさずダブルアームでエンジェル・ウィングスのように担ぎ上げ、膝に顔面を落とす新技で仕留められた。


NXT女子王座戦
紫雷イオ ◯-× キャンディス・レラエ
(ムーンサルトプレス)防衛成功

キャンディスはラフファイトで優位に立ち、夫のガルガノ・エスケープで捕らえるが、ロープに逃げられる。構わず殴りつけていると振り上げた手がレフェリーの顔に当たってしまい、驚いた隙にイオはシュバインからのムーンサルトプレスを狙うが、今度は剣山で跳ね飛ばされたイオがレフェリーに衝突。
キャンディスはカーブストンプで踏み潰したがレフェリー不在でカウントが入らず、夫のガルガノがレフェリーのシャツを着ながら駆け込み高速カウントを叩くが一歩間に合わない。
ガルガノは復活したレフェリーに退場を促されるが妻にイオの王座ベルトを渡すことに成功。しかしイオはベルト殴打でもフォールを許さず、トップロープに上がったキャンディスを雪崩式スパニッシュフライで落とすと、ムーンサルトプレスで追い打ちし、夫妻の共同作業をしのいだ。

その後トニー・ストームがNXT参戦を表明し、さらに故障で長期欠場していたエンバー・ムーンもバイカー(?)にキャラ変してNXT復帰した。


NXT王座戦
フィン・ベイラー ◯-× カイル・オライリー
(クー・デ・グラ)防衛成功

オライリーが途中、フィンのソバットがみぞおちに入り、マジのトーンで場外へ退避するトラブルもあったが、ロープに吊り下げダイビングニードロップを浴びせる荒業で反撃。ネタバレだがこれでフィンは顎を骨折した模様。吐血するが、試合は普通に続行される。
終盤、オライリーがヒールホールドで捕らえるがフィンはロープへ逃れる。脚のダメージは重く、オライリーはアックスキックを狙うがフィンが立ち上がれずタイミングが合わない。近づいたところを倒されスタンディングのクー・デ・グラを被弾し、ジャーマンで投棄したもののまたもクー・デ・グラで踏みつけられる。そしてトップロープからの正調クー・デ・グラを突き刺したフィンが辛くも勝利した。

両雄は健闘を称え握手を交わしたが、そこへリッジ・ホランドが昏倒したアダム・コールを担いで現れ、ポイ捨てしていった。
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今週のキン肉マン #362 巨像の涙!!

2021年10月25日 | 今週のキン肉マン
・問答無用で敗者を握りつぶすギミックじゃなかった
・ジェロニモがかばったから止まったのか
・ということはしょっぱい試合だったら揃って潰されてる?
・テリーマン VS ジャスティスマンだったら危ない
・ジャスティスマンは平然と掌の中から出てきそう
・アイドル超人の中でただひとり一回も死んでないテリーマンも生きてるな
・アシュラマンもこれにはにっこり
・テリーマンは待望の落下技のヒントももらえてよかった
・カーフブランディングそういえば落下技だった
・落下技というかプロレス技だけど
・目は試合中も結構見てただろ
・ぶった切ってに若干の悪意がないかw
・恩人をマサカリで脳天真っ二つはやりすぎだろと思ってたのか
・バイコーンさんにも別のもっとマシな思惑があって欲しいよ
・それにしても結構元気だなエクスキューショナー
・調和の神の狙いがついにわかる
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ミステリ感想-『鍵の掛かった男』有栖川有栖

2021年10月23日 | ミステリ感想
~あらすじ~
推理作家の有栖川有栖は、大物作家の影浦浪子から、執筆に使うホテルに定住していた謎めいた男の死が、自殺か否かを火村英生に調べて欲しいと依頼される。
試験期間中で動けない火村の代わりに有栖川は調査を始めるが、その男の生涯はまるで鍵が掛けられたように厳重に閉ざされていた。

2015年このミス8位、文春5位、本ミス7位

~感想~
火村英生シリーズ最長で、面白いは面白いが絶対こんなに長い必要はない。
仕事で身動きの取れない火村が出張ってくるのは中盤以降だが、本作が面白いのは有栖川有栖による素人探偵パートの方。丹念な調査と、少しばかりの幸運から次第に浮かび上がってくる「鍵の掛かった男」の生涯と、意外な事実は読ませる。古色蒼然たる夢の中での被害者との語り合いやら、ただ丁寧に同じ内容を繰り返すだけの回想はやっぱり必要なくて長いけども。
この有栖川パートを「ハードボイルド」とする感想をちらほら見たが、全然さっぱりハードボイルド味は感じないものの、シリーズでも随所に見られた、火村より遅れているだけでわりと真相に近付いてるし推理も正しい、意外と有能なワトソン有栖川の実力が存分に発揮されており、ぶっちゃけ時間さえ掛ければ火村はいらなかった気さえする。
対して火村パートは到着早々に新証拠を次々と見つけ一気に調査を進めるが、(ほとんど言いがかりに等しいが)言ってしまえばただの本格ミステリに戻っており、本作の特徴だった一歩ずつ着実に進める、サッカーに例えれば遅攻の楽しさは無い。
また真相や解決や動機が、個別に取り出してみればこれだけの長編を支えられるものでは全くないのも厳しいところ。一人の鍵の掛かった男の正体を追う物語としては面白かったが、大長編の本格ミステリとしては高い評価はとてもできない。

同じ題材で書かせたら、東野圭吾ならば本格ミステリに特化して枝葉末節をカットし短くしたか、ミステリ味をもっと削ぎ落として「白夜行」・「幻夜」のように仕立て上げただろうし、宮部みゆきなら絶対もっと面白かったはず、というかそれが「火車」である。
正直なところ自分は作者があまり好きではないため評価は辛くなったが、それでも前半パートを中心に楽しく読めたので、作者のファンなら文句なしに楽しめ、シリーズでも上位にランクインさせるほどの作品だろうとは思う。


21.10.22
評価:★★★ 6
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昨年9/30のNXT #584  ジョーイ・ピスタチオ(仮名)

2021年10月22日 | 今週のNXT
ショッツィ・ブラックハート ◯-× ダコタ・カイ
(スクールガール)

特番直前回。
ショッツィはエプロンで不知火を敢行するが、掛かりが不完全で自分も頭から突き刺さり相打ちとなる。
さらにラクエル・ゴンザレスに足をすくわれ頭を打つが、そこへリア・リプリーが駆けつけラクエルを排除。その隙にダコタを丸め込んで辛勝した。


キャメロン・グライムス ◯-× ジョーイ・ピスタチオ
(ケイヴイン)

グライムスの招待試合。本名(アリエル・ドミンゲス)が思いっきり書かれたコートを着て現れたピスタチオを一瞬で踏み潰した。


キャメロン・グライムス ◯-× リッジ・ホランド
(ブレイク無視により反則)

続いて二人目を呼び込むが、それを蹴散らしてリッジ・ホランドが名乗りを上げる。
圧倒的にいたぶられ、グライムスはロープに逃げたが構わず蹴りつけられ、反則裁定が下った。


KUSHIDA ◯-× トニー・ニース
(ホバーボードロック)

KUSHIDAが筋肉自慢中のニースに延髄斬りを浴びせれば、ニースは地獄突きを返し、ロープに首を叩きつける。だが怒れるKUSHIDAはコーナーポストに叩きつけてやり返すと、腕へのブルドッグを連発し、ホバーボードロックで絞め上げ圧勝した。


アダム・コール ◯-× オースティン・セオリー
(ラストショット)

コールはカイル・オライリーを侮辱した(?)セオリーを呼び出し対戦を要求。
8:2くらいのポゼッションで次々と技を決め続け、しぶとく粘るセオリーを下した。


ケイデン・カーター ◯-× ザイア・リー
(ロールアップ)

ヒールターンしつつあるザイアはなごやかにタッチしたが、次第にラフファイトに移って行く。
最後は丸め込み合戦をケイデンが制すると、気遣う彼女をザイアは突き倒して帰っていった。


・フィン・ベイラー VS カイル・オライリー

特番でのNXT王座戦を控える両者が、ショーン・マイケルズ立ち会いのもと対談した。


紫雷イオ&ダミアン・プリースト ×-◯ ジョニー・ガルガノ&キャンディス・レラエ
(ワンファイナルビート)

王者組は意気投合し、ゴング前から挑戦者夫妻に殴りかかる。
ガルガノは夫婦揃ってコーナーに倒れると、自分だけイオのダブルニーアタックを避けてキャンディスには直撃する失態を見せるが、イオのタイガーブーメランから妻をかばって汚名返上。
だがイオはガルガノにスワンダイブミサイルキックとアッパーカットを喰らわせ、さらにプリーストのアシストを得てムーンサルトプレスも浴びせる。
プリーストがレコニングでとどめを刺そうとしたが、キャンディスが急所蹴りでそれを阻止し、ガルガノがワンファイナルビートで逆転勝ちし、夫妻は相手のベルトを我が物顔で掲げてみせた。
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昨年9/23のNXT #583  知らない女だらけのバトルロイヤル

2021年10月21日 | 今週のNXT
・5人がレトリビューションへ

視聴者の9割が絶対コケると思ってた一軍の新チームのレトリビューションの正体が、ドミニク・ダイジャコビッチ、シェイン・ソーン、ディオ・マディン(NXT未登場)、ミア・イム、メルセデス・マルティネスと明かされた。
リーダーが小物のムスタファ・アリの時点で絶対ダメだと思った。なおメルセデス・マルティネスはすぐに離脱しNXTへ復帰するし、レトリビューション自体も半年で崩壊する模様。


NXT女子王座挑戦権争奪バトルロイヤル
○ キャンディス・レラエ

例によって知らない女子がいっぱいいるバトルロイヤルは楽しい。
まずティーガン・ノックスが試合前にキャンディス・レラエに襲われ欠場。
リア・リプリーにジーア・ローマンが、ラクエル・ゴンザレスにレイヴェン・マリーが落とされる。
リアはエリー・ハイルを放り捨て、久々登場のマリナ・シャフィールも落とす。シェイナ・ベイズラーと組んでたしロデリック・ストロングの嫁のマリナが初登場に混じってこんなあっさりと?
ラクエルがエイブリー・テイラーと誰なのか調べるのに一番手間取ったブランディ・ローレンとリタ・レイスを落とし、リアがエミリー・アンズリスを、ラクエルはキャロリーナを落とす。
問題外がいなくなり、ケイシー・カタンザーロがアリーヤに落とされるが、両足着地しなかったため倒立で復帰。
リアはアリーヤのアクセサリー?を奪い、殴りつけるとロバート・ストーンが支え切れずに脱落した。
ケイデン・カーターがザイア・リーを落とし、またも落とされかけたが場外フェンスに捕まって耐えるケイシーを助けようとしたケイデンが、ラクエルに蹴られて落下。ケイシーはケイデンの肩に乗ってリングに戻り、優勝候補のリアとラクエルが相打ちになって脱落。
ケイシーはインディ・ハートウェルを落とすが、キャンディスとダコタ・カイに狙われついに脱落。
ここまで全く目立たなかったショッツィ・ブラックハートがダコタのブートをかわして落とし、キャンディスとの一騎打ちへ。キャンディスは階段に落とされるが、上手くショッツィを両足で跳ね飛ばし、勝利を飾った。

ちなみに参加者を全員特定するために2時間ほど掛かったし、19人いるのに主要メンバーだけ数えて11人バトルロイヤル扱いされている模様。


トマソ・チャンパ ◯-× ジェイク・アトラス
(フェアリーテール・エンディング)

アトラスはラフファイトで大健闘しチャンパを振り回したが、とどめのDDTに向けロープ上を側転中に蹴り落とされ、ウィローズベルを浴びる。チャンパはさんざん罵った末にフェアリーテール・エンディングでとどめを刺した。


ロデリック・ストロング&ダニー・バーチ ◯-× ファビアン・アイクナー&ラウル・メンドーサ
(ハングマン式ダイヤモンドカッター)

タッグ王座を狙う4チームが混成タッグを組んで対決。
特に連携は見られず、バーチが長時間捕まったが交代するとストロングが二人まとめて蹴散らし、その間に回復したバーチがメンドーサを仕留めた。


ダミアン・プリースト ◯-× オースティン・セオリー
(レコニング)

はじめは相手を舐めてへらへら笑っていた両者だが、手強さに余裕を失って真剣にしばき合う。
セオリーはパワーを見せつけるように大柄なプリーストを何度も軽々と担ぎ上げて技を掛けるが、プリーストは強烈な打撃で悶絶させる。
最後は場外での竜巻蹴りからエプロンへのレイザーズ・エッジを決めたプリーストが、レコニングで仕留めた。

だがジョニー・ガルガノに襲われ、特番に向けて強引に因縁が作られた。
その後、紫雷イオのインタビューにガルガノが妻とともにちょっかいを入れていると、プリーストに報復された。


リッジ・ホランド ◯-× アントニオ・デ・ルカ
(ノーザンライトボム)

ルカは未契約。なすすべもなくいたぶられた。


NXT北米王座挑戦権争奪ガントレット・エリミネーター戦
KUSHIDA ○ カイル・オライリー ブロンソン・リード ティモシー・サッチャー キャメロン・グライムス

北米王座への挑戦権を賭けて5人でのガントレット戦(勝ち抜き戦)が行われる。今回は4分ごとに次の参戦者が現れる、ロイヤルランブルに似たルール。
まずはKUSHIDAとオライリーが関節を取り合い、3番手のリードは巨体で二人を圧倒。リードとオライリーがトップロープで揉み合っていると、ベルベティーン・ドリームが乱入しKUSHIDAをデスバレーボムで叩きつけ、コーナー上に残ったリードがスプラッシュで押し潰した。

4人が入り乱れて戦い、リードがサッチャーへのスプラッシュを自爆すると、すかさずオライリーがダイビングニードロップを背中に突き刺し3カウントを奪った。

波に乗るオライリーはサッチャーに絡みつかれるが、上手く体勢を入れ替えスクールボーイで丸め込んだ。

そこへグライムスがケイヴインで飛び込み踏み潰すが、オライリーはかろうじてロープに逃げる。
グライムスは動揺しながらも次々と技を決めるが、一番手入場ながらオライリーは粘りを見せ、最後は脚を絡み取ってヒールホールドでタップさせた。
コメント

ミステリ感想-『隠された帝―天智天皇暗殺事件―』井沢元彦

2021年10月19日 | ミステリ感想
~あらすじ~
人気キャスターの五条広臣は極右テロリストを挑発したその日にバズーカで襲撃される。
五条は巻き添えで死んだアシスタントの無念を晴らすため、彼が研究していた「天智天皇は暗殺された」とする異説を立証しようと試みる。

1990年このミス4位

~感想~
わけのわからないあらすじから無理くり天智天皇につながるが、研究の方はガチで、丹念に状況証拠を積み重ねて暗殺説を立証していく。
いちおう襲撃事件に絡めて謎解きやちょっとしたトリックもあるものの、主眼はそこにはなく、暗殺説と密接なつながりを見せたりもしない。
歴史好きなら文句なく楽しめるだろうが、言うまでもなく歴史に興味がないならそもそも読むべきではない。
刊行から30年経ち、研究もさらに進んでいるだろうから、この暗殺説に現在はどの程度の信憑性があるのか興味も湧いた。


21.10.11
評価:★★★☆ 7
コメント

今週のキン肉マン #361 運命の喉!!

2021年10月18日 | 今週のキン肉マン
・左腕が落ちた
・大損害だよ
・アシュラマンも声援を送るのは熱いが思いっ切りそれに気を取られたようにも見えてしまう
・エクスキューショナーが喉を潰させないためにわざと止めたようにも見える
・左腕が落ちたまま戻らない
・すると腹の大穴は自力で回復させていた?
・じゃあおたけびをスグルが喰らったら即死か瀕死じゃん
・ジェロニモ最強説
・さらに正体をほのめかすエクスキューショナー
・鈍いジェロニモもさすがに気づいた
・だがスーパーマンロードの最後の試練と同じく相手が誰だろうと勝ちに行く
・これがⅡ世だったらうだうだ悩んでからそれを思い出してたよ
・ここでテリーマンのテキサスクローバーホールド!
・サンシャインもギブアップさせかけた技に落下のアレンジ
・テリーマンもこれなら使えそう
・カピラリア一切関係なく普通に勝った
・まあカピラリアで削ったから落下技でとどめを刺せたし、左腕も再生できなかったのだろう
コメント

昨年9/16のNXT #582  世界一やさしいスパイク

2021年10月17日 | 今週のNXT
紫雷イオ ◯-× ショッツィ・ブラックハート
(ムーンサルトプレス)

ノンタイトル戦ながら力を示したいショッツィはタイガースープレックスホールドからそのままキャトルミューティレーションに固めるが、イオはなんとか逃れる。
ムーンサルトプレスも崩して雪崩式フランケンシュタイナーを浴びせるが、イオにエプロンでのジャーマンを突き刺されて場外へ落下し、リングに戻されムーンサルトプレスで仕留められた。


トマソ・チャンパ ◯-× デスモンド・トロイ
(ウィローズベル)

デンゼル・デジャーネット改めデスモンド・トロイに何もさせずチャンパが完勝した。

その後、病院送りにされたジェイク・アトラスが現れ、恐れ知らずにも喧嘩を売った。


オープンチャレンジ戦
オースティン・セオリー ×-◯ KUSHIDA
(ホバーボードロック)

セオリーが対戦者を募ると怒れるKUSHIDAが応じる。ラフファイトで左腕を痛めつけ、鉄柱に誤爆し痛がるセオリーに容赦なく肩を外す勢いでブルドッグを左腕に浴びせ、命乞いを無視してホバーボードロックでタップさせた。


NXTタッグ王座戦
ブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ) ◯-× インペリウム(ファビアン・アイクナー&マーセル・バーセル)
(ウラカンラナ)防衛成功

インペリウムがゴングを待たずに殴りかかり、勢いに乗ってファンダンゴを孤立させる。
ノーダメージのブリーズへの交代にこぎ着けるが逆転には至らず、ブリーズもアイクナーのブレーンバスターで大ダメージを負うが、ファンダンゴが余力を振り絞り、フォールを許さない。
最後もパワーボムに担ぎ上げられたブリーズにあえてドロップキックを浴びせて相手のツープラトンを崩し、ブリーズがアイクナーを丸め込んだ。


ケイシー・カタンザーロ&ケイデン・カーター ◯-× ザイア・リー&ジェシー・カミーア
(ジャックナイフフォール)

ヒールかフェイスかはっきりしなかったジェシーはいちおうフェイスの模様。元バレーボール選手の前歴を活かしたスパイクがすごく優しいエルボーで吹いた。
ケイシー&ケイデンのフィジカルタッグは連携が良くなってきて、ケイデンがクルーシフィックスに捕らえたザイアをケイシーが蹴り倒し、ジャックナイフフォールに固めてケイデンと入れ替わるツープラトンで勝利した。

敗れたザイアはグータッチを拒否して去り、不満をあらわにした。


ドレイク・マーベリック&キリアン・デイン ◯-× アンディスピューテッド・エラ(ロデリック・ストロング&ボビー・フィッシュ)
(イス使用により反則)

デインが現れず、マーベリックは二人がかりでボコられる。デインはバックステージでそれを見て笑っていたが、ウィリアム・リーガルGMに叱責され、しぶしぶリングへ。マーベリックをリングに無理やり戻して帰ろうとするが、ストロングに罵られて怒り、一人でエラの二人を蹴散らす。
フィッシュがイスを持ち出したため反則決着となったが、問題なくエラをリングから追い出し、ついでにマーベリックを殴り倒した。


・ジェイク・アトラス報復失敗

試合を待つまでもなく駐車場でチャンパがアトラスを襲い、次週の試合が決定した。


NXT北米王座戦
ダミアン・プリースト ◯-× ティモシー・サッチャー
(レコニング)防衛成功

プリーストは打撃中心で攻め、サッチャーの関節地獄に対抗するが、打撃も次第に見切られ絡め取られていく。
だが長い脚を打撃だけではなくロープブレイクにも利用し、フジワラアームバーから逃れると、トップロープからの豪快なフライングニールキックでなぎ倒し、ローリングカッター改めレコニングでベルトを死守した。
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