小金沢ライブラリー

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キン肉マン #319 強力の鉄砲玉!!

2020年08月31日 | 今週のキン肉マン
・絶対レオパルドンが出てくるタイトル
・久々の超人募集!
・むしろ氷室の天地を思い出してしまった
・長州力ばかり話題になって富澤に気づかなかった
・いくらなんでも頭が悪すぎるビッグボディ
・コーナーポストをレオパルドンの砲身に見せかけたミスリードやめろw
・そして御本人登場!
・読者的には満を持しての登場だが物語的には満を持して登場するキャラじゃないからなお前
・「次鋒レオパルドン行きます!」だけで丁寧語キャラにされてたが公式設定に
・1秒で敗退? おかしいな…大会最速記録はモーターマンの37秒負けのはずなのに
・??「都合の悪いことは忘れよ」
・どんどんテンションの下がるランペイジマン
・安心しろ。みんな気持ちはわかってる
・そしてあのセリフがもう一度
・マンモスマンの数倍は言いすぎだがマンモスマンより弱いことは絶対ない
・この展開を完全に予想(というか妄想)していたTwitterマンガは本当にすごい
・0.9秒以内に倒さなければいけないメイドインワリオをいつの間にかやらされてるランペイジマンかわいそう
・そしてこの後に例のスクショ騒動が起こったんだよね…
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ミステリ感想-『間宵の母』歌野晶午

2020年08月26日 | ミステリ感想
~あらすじ~
小学三年生の西崎詩穂と間宵紗江子は親友同士。紗江子の父は人気者で誰からも慕われていたが、詩穂の母と失踪してしまい、残された紗江子の母は狂乱し、詩穂と紗江子の運命も大きく狂わされる。


~感想~
中盤から後半にかけて大きくジャンルが変わり、最終的にどこへ着地するのかはネタバレになるので伏せるが、とりあえずミステリ要素は大きいので、作者のファンは安心して欲しい。
が、理由が付けばいいというものではなく、むしろ無茶でもなんでも理由さえ付けられれば、どこまでミステリとして成立させられるのかに挑戦するかのように、無茶に次ぐ無茶が次々と行列をなして押し寄せる。
結末も実にここ最近の作者らしいもので、ファンでも評価は大きく分かれることだろう。
個人的には全く好みではなく、楽しく読める部分もあったが、良い評価はできない。無茶だし。
近年は作品によって当たり外れの振り幅が大きくなってきたが、歌野晶午には正直あんまりこういう方面の作風は期待してない、というか普通に面白い本格ミステリが書けるのに、なかなか普通に書いてくれないので困る。


20.8.26
評価:★☆ 3
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キン肉マン #318 開幕! 超人vs超神!!

2020年08月24日 | 今週のキン肉マン
・ビッグボディが気になって仕方ない兵馬俑の説明をしてくれるランペイジマン
・強力チーム!?
・どうやって先回りしたの?
・どうやって入ったの?
・説明無しでいきなり襲いかかる三人
・軽く一本背負いされただけで倒れるキャノン・ボーラー
・マンモスマンにも多少のダメージは与えたペンチクローが全く効かない
・なんかしょぼいギミック出た
・パニッシュメント・エングレイバーとかいう強いジャケットシャッター
・ジャイアントスイングにそんな対処法が
・ゴーレムマン、必殺技を出させたなら大健闘
・キャノン・ボーラー弱すぎない?
・他二人はどう見ても致命傷だけどお前背中打っただけだろ
・さて、あいつが出てこなかったわけだが
・瞬殺されてもよし、健闘してもよしと何をやっても楽しいあいつが
・それにしても誰がこんな展開を予想できたよ……?
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コガトナ2020目安箱

2020年08月22日 | お笑い
遅ればせながらコガトナ2020について質問等ありましたらこちらまでお願い致します!
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ミステリ感想-『たかが殺人じゃないか』辻真先

2020年08月18日 | ミステリ感想
~あらすじ~
昭和24年、共学になったばかりの高校三年生の風早勝利は、推理研・映研の合同修学旅行で密室殺人に、そして合同撮影会でバラバラ殺人に遭遇する。2つの事件に繋がりはあるのか?


~感想~
御年88歳の作者にしか書くことのできない、戦中・戦後の暮らしぶりが活写され、それだけでも非常に興味深く話に引き込まれる。
そのうえ転校生の美少女をめぐる一連の物語や、2つの本格ミステリ的な事件が起こり、作者初の(!)読者への挑戦ならぬ読者への質問状まで出されるのだからたまらない。
2つの事件はいずれも豊富な伏線に支えられるが、ちょっと微細すぎるものも多いし、犯人自体は正直かなりわかりやすいものの、犯人を特定するごく些細なロジックと手掛かりは素晴らしいもので、そこへ戦後ならではの強烈な動機と、意味深なタイトルが重なり合う。
とどめとばかりに繰り出された最後の最後に明かされる趣向にはもう感嘆することしきりで、まさにこの作者にしか書き得ない傑作である。
それにしても76歳で「完全恋愛」を書いた時もそうだが、その12年後に本作を書くとは、Twitterで垣間見られる若々しい感性にもつくづく驚かされる。


20.8.16
評価:★★★★☆ 9
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キン肉マン #317 超人と"オメガの未来"!!

2020年08月17日 | 今週のキン肉マン
・祝本誌復帰
・久々のカラーいいなあ!
・ウェブ版を読んでない人はこのメンツを見てぶったまげるだろう
・なんでサンシャインシルエットなのw
・首領格とはいえサンシャイン戦う可能性あるの?
・シルエットの必要性あるの?
・オメガ勢が帰る暇もなく調和の神来襲
・一番手はビッグボディ!
・1億パワーもらってなかったビッグボディ
・始皇帝陵の知識ゼロのビッグボディww
・始皇帝陵に驚くのはただのノイズだよ
・調和の神軍は12人で変更なし
・急速にキャラを立てるビッグボディ
・怪鳥が鳴くコマ絶対いらない
・超人に全滅の天命くだると知れ!
・超人の力を認めたらやめてくれるなら全滅させなくても帰ってくれそうだけども
・超人ではなく超神
・ランペイジマンかっこいい…
・ビッグボディ終了のお知らせだが、疲れてるビッグボディと戦うのは超神的にいいのか?
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ミステリ感想-『風間教場』長岡弘樹

2020年08月15日 | ミステリ感想
~あらすじ~
警察学校教官の風間は、警官の資格なき者に容赦なく退校を命じる鬼教官と知られる。
だが新校長の久光は風間へ「今年度は退校ゼロ、失敗すれば風間が退任」を持ちかける。


~感想~
教場シリーズ初の長編。といっても第一作の「教場」は長編同然の物語を短編集として区切ったものだったし、本作も明確な話の区切りがあるので短編集として読むことも可能。
話題を呼んだ第一作以降は、比べると質は一段も二段も落ちており、本作も長編となれば話も間延びしてしまうかと危惧したが、心配は全くの杞憂で、むしろ「教場」の頃の切れ味が戻ってきた。
各エピソードがそれぞれ独立した短編として成立する、キレのあるトリック・伏線を備える。終盤に起こる衝撃の展開があまりに肩透かしだったのは残念だったが、素晴らしい結末で読後感は最高。シリーズ第一作を楽しんだ読者には強くおすすめしたい良作である。

余談だが、読んでいて脳内の風間のイメージが完全にキムタクに塗り替えられていて笑った。
自分はドラマを視聴すらしていないのだが、CMその他でちょっと見ただけでここまでキムタクにミーム汚染されるとは。キムタクの存在感恐るべしである。


20.8.1
評価:★★★☆ 7
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オカルト三国志  八絶 風気の呉範 5

2020年08月08日 | オカルト三国志
「呉録」に曰く。
呉範(ごはん)は風気で自分の命日を知ると、孫権に「あなたはこの日に軍師を失うでしょう」と言った。
孫権が「俺には軍師はいない」と不思議がると、呉範は「あなたが軍を動かす時、必ず私に相談なさいました。つまり私はあなたの軍師なのです」と答えた。

予言通りの日に呉範は病没した。
長男には先立たれ、他の子も幼く、風気の術を受け継いだ者はいなかった。
孫権はそれを惜しみ呉範のような占いの名手を探し、見つかれば1千戸と爵位を与えようと募ったが、見つからなかったという。
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8月の新刊情報

2020年08月01日 | ミステリ界隈
1日 新潮文庫
今野敏 棲月 隠蔽捜査 7
月原渉 鏡館の殺人

5日 文藝春秋
加納朋子 二百十番館にようこそ

5日 集英社
恩田陸 スキマワラシ

6日 幻冬舎文庫
葉真中顕 凍てつく太陽

6日 光文社文庫
詠坂雄二 T島事件
東野圭吾 殺人現場は雲の上 ※新装版

7日 講談社ノベルス
京極夏彦 今昔百鬼拾遺 月

12日 創元推理文庫
大阪圭吉 死の快走船
アンソロジー 密室と奇蹟

12日 講談社文庫
西尾維新 新本格魔法少女りすか 2

19日 新潮社
白井智之 名探偵のはらわた

19日 角川書店
芦沢央 僕の神さま

19日 講談社
西澤保彦 夢魔の牢獄

25日 角川文庫
我孫子武丸 怪盗不思議紳士
宇佐美まこと るんびにの子供

27日 新潮社
奥泉光 死神の棋譜

28日 角川書店
逸木裕 空想クラブ

31日 東京創元社
山田正紀 デス・レター
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