小金沢ライブラリー

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SCP-2251~2260

2020年11月29日 | SCP紹介
SCP-2251 - The Prince (プリンス)
ベルエアのフレッシュ・プリンス(ウィル・スミス主演のドラマ)の存在しないエピソードを収録したDVD。再生すると映像はさかさまになっており、視聴者の頭の向きに関わらずさかさまの状態を保つ。またこのSCPに関する文章もさかさまになってしまう。ドラマのテーマソングを見るか口ずさむと効果は打ち消される

※読者も自然と効果の打ち消しをされるよう工夫されている

SCP-2252 - Pulling Clothesline
※未翻訳

SCP-2253 - The Alcohol Republic (酒精共和国)
ニュージャージー州スプリングフィールドの醸造所。醸造したアルコール飲料に5%の確率で原形質が混入される。それをイギリス料理の摂取後に飲むと腹痛を引き起こす。所内には16世紀に死亡したスティーヴン・クレインを名乗る霊的実体が住み着き、常に酩酊しており、原形質を垂れ流している。彼は醸造所を制圧しようとする者をテレキネシスで攻撃する

SCP-2254 - The Demon La Hire and the Valley of Lust (魔性のラハイア)
アラバマ州ファロンに現れる人型実体。身長12.8mで複数の目や脚を持ち、赤外線カメラにしか映らない。若者を集めて乱交させ、子供を産ませる。子供は母体から栄養を奪い、衰弱死するまで育児させるが、母親は異常性を認識できず、愛情深く育てる。財団は町の治安を悪化させて人口を抑制し収容している

SCP-2255 - The Most Interesting Rainstorm in the World (世界一面白い暴風雨)
3m程度と計測される扁平積雲の形をした局地的な気象現象。英語を話し、花の女神の使者を自称し、果糖や花びらやダイヤモンドの雨を降らせる。女神は人間の広告を元に彼を創造した為、CMのフレーズをもじった言葉で女神への崇拝を訴える

SCP-2256 - Very Tall Things (とってもノッポな生き物)
ポリネシアの海上に棲息していた巨大な生物。体長1kmの巨体だが反ミーム的カモフラージュにより、他の生物にはほぼ知覚できない。マイキチ島の原住民が使用していた薬物に反ミーム効果を抑制する効力があり、彼等だけが存在を知っていた。財団は同様の効力を持つ記憶補強薬を用いて観察を始めたが、急激に生息数が減っていった。観察により死を招いていると気付いた時には遅く、ついに絶滅させてしまった。その後このSCPに関する記録も徐々に消失している

SCP-2257 - House God (家神)
ウィスコンシン州のある住宅。内部に48時間以上置かれたあらゆる物体は知性と会話能力を獲得する。彼等は「椅子の神」、「電子レンジの神」のように神だと主張し、他の神々とどちらが優れているか言い争いをする

SCP-2258 - The Great Escape (大脱走)
現在36個の風船。固有の人格を持ち、非常に陽気で絶えず話し続ける。内部のヘリウムが減るとテンションが下がり、無くなると知性を失い、ヘリウムを入れても元に戻らない。反抗的になり脱走を試みているが、力は通常の風船と変わりないので困難をきわめている

SCP-2259 - Survival of the Foetest (適児生存)
ガラスの水槽。水を入れ適切に管理するとヒト胎児を生成する。胎児達は共食いをしながら成長していき、生き残った1~3体が乳児へと育つ。その後6歳と4歳まで成長した個体に異常性は見られない

SCP-2260 - Traveler's Journal
※未翻訳
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SCP-2241~2250

2020年11月27日 | SCP紹介
SCP-2241 - Cameron The Crusader
※未翻訳

SCP-2242 - Technical Difficulties
※未翻訳

SCP-2243 - Peep Peepers (ピーチク&パーチク)
2羽のジュウシマツと鳥のおもちゃ。3体を1.9m以内に配置すると半径4.02m以内の人物はジュウシマツと会話が出来る。しかし範囲外の人物には鳥のさえずりか、人間が「ピーチク」か「パーチク」と言っているようにしか聞こえない。また範囲内で記した文章は範囲外へ出ると全て「ピーチク」か「パーチク」に置換される

SCP-2244 - Partition E
※未翻訳

SCP-2245 - A Dream's Nightmare (夢にとっての悪夢)
体長2mの四足哺乳類。約5mの範囲内で眠った人物は未知の睡眠段階に入り、夢の欠如と安息を感じる。睡眠不足や悪夢に悩まされている人物は症状が改善する。また人物が眠っている間、この哺乳類の消化管に栄養素や老廃物が現れ、夢を食していると思われる。長期的暴露の実験をしたところ事件が起こり、ビジネスの妨害を訴える警告が届けられた

SCP-2246 - You Set the Scene
※未翻訳

SCP-2247 - "What did I go through to seek a new employer?" (「私は新しい雇い主を探し出すために何をしてしまったのでしょうか?」)
男性。身体から離れた皮膚や体液が、部位に応じてポリプロピレンやポリエチレンといった物質に変換される。彼は疑問文でのみ会話をし、質問された人物は可能な限り誠実に返答する。自白剤が人間化された可能性がある

SCP-2248 - The Temple of Luna Primogenita (ルナ・プリモジェニータの神殿)
クロアチア領の無人島にある神殿。内部にはローマ神話の女神をかたどった像があり、それを観察した人物は太陽と月が逆転したように、夜目が効き、月光で日焼けし、支障なく太陽を観察できるようになる。神殿内でルナ・プリモジェニータ(長子なる月の女神)を讃える文書が発見された

SCP-2249 - The Failed Dreamland
※未翻訳

SCP-2250 - Duck Hunt (ダックハント)
アラバマ州セルマのブロックパークとその周辺の水鳥に影響を与える異常現象。影響を受けた水鳥は音波を発し、2km以内の犬をおびき寄せる。犬が2m以内に近付くと、水鳥の嘴から触手が現れ、犬を丸呑みする。体格差に関わらず犬は支障なく水鳥の体内に入り、消失する。約2時間後、水鳥は消化された犬の死骸を吐き戻し、激しい苦痛の徴候を示す
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今週のキン肉マン #330 エジプトにかかる虹!!

2020年11月23日 | 今週のキン肉マン
・油断し過ぎのバイコーン
・ゼロ距離レインボー・シャワーからの無名落下技
・三下と侮っていた相手に負けたなら殲滅の必要がない気が
・プリズマンまさかの勝利
・なんか核みたいなの残った
・撃つなよwwwww
・たぶん・気がした・なんとなくで超人絶滅光線を撃つな
・ジェロニモもノリで叫ぶな
・どっこい相打ちのプリズマン
・こんな試合後にジェロニモ相手にカピラリアの欠片だと明かすの!?
・予想通りだけど予想通りじゃないところで話が出てきた
・ジェロニモに欠片が
・このシリーズでジェロニモが勝ちそうだとは思ってたけどこんな展開想像できるか
・アパッチの七光線爆誕
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2020 横浜DeNAベイスターズ私的感想 控え野手編

2020年11月22日 | スポーツ
神里和毅 .308 3 17
オースティンの離脱時を中心に準レギュラー格として年間を通じて安定した活躍。他球団ならスタメンを張れるところもあるだろうに、これだけ打てる選手をサブで使えたのは贅沢だった。
来年もオースティンや梶谷の負傷が懸念されるだけに出番は何かと多いだろう。盗塁も少しは上手くなってきた。


中井大介 .250 2 4
得点圏で全く打てず切り札としては使えなかったが、サブとして去年と遜色ない働き。とりあえずベンチに置いとけば使い道はいくらでもある。しかし右の代打の一番手が捕手の嶺井 or 伊藤光か得点圏1割台の中井というのはお話にならない。細川や伊藤裕、蛯名の成長が待たれる。


乙坂智 .208 1 7
年間を通じて左の代打枠で一軍にいたがろくに打てずじまい。スタメンで出た時のほうが一働きしてくれた感。
ポテンシャル的にはこんな使い方をされていい選手ではないと毎年思うのだが、移籍とかは考えられていないのだろうか。


嶺井博希 .327 0 8
マスクをかぶる機会は限られたが、.220にも届かない捕手陣の中で出色の打力を見せた。もっと出番を与えられるべきだったと思う。セ・リーグは規定打席に達した捕手がいなかったそうで、正捕手固定までは望まない。投手に応じて上手く使い分けてもらいたい。


髙城俊人 .190 3 5
序盤にホームランを連発しこの強打の捕手どこにいたの!?と驚かせたが見る間に打率を落とした。凡退のほとんどが三振という一か八かのスイングでいつ見てもくるくる回っていた。濱口とのコンビ復活も制球難は克服されるどころか悪化している様子で、専属捕手として一枠埋めるのはもったいない気も。せめてもう少し打率を上げて欲しい。


伊藤光 .216 0 6
ベンチの意図に背いたと烙印を押され二軍落ち。事情はわからないので話半分に聞いておくが、2年契約したばかりなのにもったいない。
終盤戦で戻ってきたが持ち前の打撃もいまいちで良いところのない一年だった。監督が代わる来季は戸柱・嶺井を引っ張って欲しい。


山下幸輝 .209 0 1
代打の切り札に押されたがチャンスで全く打てず終盤には二軍へ。チャンス以外では打てていたがそれなら足の早い神里や乙坂・楠本でいい。懸念された守備はほとんど見る機会はなかったが無難だった。


楠本泰史 .154 1 1
主に代打起用されたがチャンスに弱く…というか代打陣チャンスに全員弱いな!
辛抱強く使われているがドラフト順位が順位だけにそろそろ結果を残さないと危ない。


細川成也 .235 1 1
二軍でタイトルを多数獲得。終戦後に4番に座らせるなど首脳陣の期待は大きい。
まずは震えるほど人材不足の右の代打から狙っていこう。それにオースティンがハッスルプレー(※死語)で怪我したら代役一番手ではある。


蝦名達夫 .143 1 1
今年も出てきたロマン砲。開幕一軍は活かせなかったが二軍で数字を残し、再昇格すると初安打をバックスクリーンに叩き込んだ。細川の次にでも出てきてくれれば問題ない。


伊藤裕季也 .286 0 1
終戦後にスタメン起用され、本塁打こそなかったが昨年垣間見せた打力はアピールできた。
数年後に見られるだろう森と伊藤の二遊間が楽しみでならない。


森敬斗 .250 0 0
初打席でラミレスでさえ酷かもと思ったビエイラの154キロを逆方向にあわやホームランの当たりで弾き返したスーパールーキー。他の打席も食らいつく粘りを見せ、二軍成績はそれなりだっただけに本番に強いタイプに思え期待が膨らむばかり。


桑原将志 .139 1 2
なんとしてでも復活してもらいたいが今年も空回りしポップフライを繰り返した。
倉本を復活させたラミレスを持ってしても任期中に果たせなかった復調を来年こそは。
というか来年も駄目ならいよいよまずいぞ。


宮本秀明 .400 0 0
期待のスピードスターは終戦後に片鱗を見せた。4年目となる来季は、神里はともかく乙坂をおびやかして欲しい。


山本祐大 .000 0 0
終戦後に一軍に呼ばれたが出番はほとんどなかった。


石川雄洋 なし
一軍出場はなく、現役続行のためついに退団となった。他球団でももし出番があるなら我々は応援する。お疲れ様でした。


百瀬大騎 .250 0 1
初安打・初タイムリーが最後の思い出になった。二軍でも数字を残せず致し方ないか。お疲れ様でした。
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2020 横浜DeNAベイスターズ私的感想 リリーフ投手編

2020年11月21日 | スポーツ
三嶋一輝 2.45 3勝1敗5H18S
山﨑の凋落で急遽任された守護神にまさかの抜群の適性を示した。
近年のセーブは挙げるが安定感ゼロの山﨑とは異なるシャットアウトをし続け、急造リリーフなどと呼ぶのは申し訳ない大活躍。あの思い切りの良さと好不調の波の無さは、山﨑は学ぶものが多いだろう。
これだけの守護神ぶりを見せつけられては来年以降もお願いしたいところ。実際、山﨑が地位を奪い返すにはかなり高い壁に思える。


石田健大 2.53 1勝4敗25H
シーズン前は先発復帰をささやかれたが、去年と同じ役回りを果たした。
普通に勝ちパターンの一角を担うのはもちろんのこと、ピンチを迎えたら回の途中からでも出てきて火消しした。それなら回の頭から出してよと何度となく思ったけども。
替えの利かない役だけに、本人さえ良ければ来年も続けて欲しいところだが。


エスコバー 2.33 1勝4敗17H
剛球&見え見えだが球速差で打てないカーブのワンパターンながら、わかっていても打つのは難しいハメ技は今年も通じた。通じたどころか防御率は過去最高を記録。問題は絶対の忠誠を誓ったラミレスが退団した後のモチベーション維持だが、ロペスもパットンもいなくなるのだから球団はきちんとケアして欲しい。


パットン 4.92 3勝2敗19H
防御率は悪いが、打たれる時にむちゃくちゃ点を取られるから悪化しているだけで、普通に何試合も無失点を続けることも多々あった。4年間で101H積み上げた鉄腕が抜けるのは痛いが、メジャー復帰が叶ったなら喜ばしい。将軍お疲れ様でした。


国吉佑樹 3.13 3勝4敗10H
謎の161キロは再現されず、コントロールも悪くなった気がするが防御率はむちゃくちゃ向上。わりと打たれてる場面ばかり記憶しているが現実改変でもした?
この体格ならあのくらいのパワーはあるよなと納得の決勝タイムリーはよく覚えているのだが。
パットンの抜ける来季は鉄腕としてフル回転を願う。


平田真吾 2.84 1勝1敗11H
オープン戦で抜群の成績を残すも、開幕したら打たれやっぱり駄目かと思いきや、すぐに持ち直しシーズンを通して安定感を見せた。こんな平田は初めて。
さらにオープナーで登板したらあれよあれよと投げ続けて5回もってしまい、プロ初勝利まで転がり込んだ。謎の先発適正まで示してしまい、本人にとっては最高の一年だったのでは。


伊勢大夢 1.80 3勝1敗4H
村上宗隆に勝るとも劣らないふてぶてしい表情(※当社比)から剛速球を放ち続けた。サイドスローであの球威はおかしいし、変化球も良い。
新人とあってか勝ちパターンではほぼ使われなかったが、防御率1点台はすごすぎる。森下・戸郷がいなければ新人王に名前が挙がってもおかしくなかった。フルに一年過ごした経験が足される来年以降はもっと楽しみ。


山﨑康晃 5.68 0勝3敗8H6S
シーズン前は南場オーナーにインタビューしたり野球のできない中で盛り上げてくれたが、開幕したらなんか肥えてた。体重の増えた分、球速は増したが現代野球では160キロを超えない限り意味はないと言って過言ではない。配球も多少はあるだろうが見え見えのツーシームは見切られ、打たれ出したらもう止まらない。ついにリリーフを降ろされると代役の三嶋が素晴らしい守護神ぶりを見せたこともあり、中継ぎに配置転換された。
ところがその後も全く変わらぬ不安定さで、三者凡退に抑えた場面をほとんど見た覚えがないほど。カットボールを投げたり牽制したり試行錯誤したが調子はとうとう戻らずじまい。来年どう使われるか不明だがまず痩せよう。


三上朋也 2.77 0勝0敗0H
去年は棒に振ったが今年は復帰の芽を見せた。中継ぎは水物だし来年はパットンが抜けるのでまた三上に期待がかかる。砂田と同じく過去の姿を思い出させる内容だったので、来年は楽しみ。


砂田毅樹 2.65 0勝0敗4H
去年と同じく二軍で無双していたが全然呼ばれず、さては素行かと思いきや後半戦は復帰を果たした。エスコバーと石田しかいない左の中継ぎは手薄すぎるのでいてもらわないと困るし、以前と同じ安定した投げっぷりで一安心した。


武藤祐太 7.47 0勝1敗0H
今年はオープナーで使われた記憶ばかり残っている。同じく戦力外から移籍してきた藤岡が退団したが武藤は残った。来年は去就を賭けた戦いになるだろう。


進藤拓也 5.06 0勝0敗0H
数字的には悪いが、危険な場面の火消しを何度か見せて、印象点は結構良かった。


笠井崇正 18.00 0勝0敗0H
去年あれだけ使われたが今年の出番は1回限りに。一軍に何度となく登録されたが全く投げずに二軍に戻ることもしばしば。伊勢と平田が現れ三上も戻ってきたらさすがに序列は下がる。まだ若いし去年にアピールはできている。あわてず二軍で経験を積んでもらいたい。


櫻井周斗 7.36 0勝0敗0H
清宮の株が年々下がっているので清宮キラーの肩書はもういるまい。先発でも使われるが、砂田に続く左腕リリーフが出てこないので個人的にはそっちで期待したい。


藤岡好明 21.60 0勝0敗1H
昨年完全復活を果たしたが夢の時間は2年続かなかった。あの復活劇を思い出すと魔法が解けた感がある。
年齢もありあえなく解雇となったが、戦力外から防御率1点台への復活はきっと忘れない。お疲れ様でした。
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2020 横浜DeNAベイスターズ私的感想 先発投手編

2020年11月20日 | スポーツ
大貫晋一 2.53 10勝6敗
10勝到達した今年の柱。力味のないフォームから安定した投球を続けた。投手はやはり制球力が命である。
長らく左腕王国と呼ばれていたが、平良とともに今年は右腕のほうが目立った。
あのフォームならそうそうスランプも故障もなさそうだが、今永も東も別に変則フォームというわけでもないんだよな…。


平良拳太郎 2.27 4勝6敗
故障前に打ち込まれた以外はほとんど無双状態で抑え続けた。しかし登板時に限って援護がもらえず、あの内容で借金2とは。終盤に復帰し、遜色ない姿を見せてくれて安心した。来年は無事にシーズンを終えて二桁勝利を目指して欲しい。


井納翔一 3.94 6勝7敗
近年はリリーフに回されたり谷間の先発をしたりと便利に使われたが、今年は先発でローテーションを守った。
FA権を取得し去就は不明だが、残ってくれれば計算の立つ右腕が来年も三人もいることに。
もし出て行っても応援したい選手である。


濱口遥大 4.60 6勝5敗
完封したり早期KOされたりと安定感は全く無かったがローテーションにはだいたいいてくれた。
コントロールの悪さが年々目立ってきて、抑える時でも球数が多すぎるのがネック。髙城の復帰は特に功を奏さなかった。今永・東の先行きが不透明なのでいてくれないと困る。


上茶谷大河 4.12 2勝3敗
故障で一、二軍を行ったり来たりの一年だった。そうこうしている間に大貫と平良が頭角を現し、うかうかしていられなくなった。上茶谷と京山がもし開花すればそれこそ右腕王国が爆誕するので、ドラフト1位の本領をそろそろ発揮して欲しい。


今永昇太 3.23 5勝3敗
さすがのピッチングを見せていたが故障から復帰できず。今永の離脱が実質的にシーズンエンドだった。
想像よりはるかに重症らしく来年どうなるかも不透明とか。万全なら普通にリーグ屈指の左腕なので、いるといないとでは戦力が大きく変わる。


ピープルズ 4.97 2勝2敗
外国人枠に阻まれ出番は限られた。見切るにはまだ早いし本人も契約を望んでいるがはたしてどうなるか。
パットンも抜けることだしリリーフとしても使えないだろうか。もう一年見てみたい。


坂本裕哉 5.67 4勝1敗
プロ初登板で好投し「先輩の東に今年は任せたと言われた」と最高のエピソードを披露したが、その試合で負傷し長く離脱した。思えば今年の横浜を象徴しているような話だった。
防御率は悪いながら3つも貯金を作っており勝ち運はある。一年通じて投げる姿を次は見せて欲しい。


京山将弥 4.66 2勝1敗
勝ち運は相変わらずで限られた出番で貯金を1つ稼いだ。大貫、平良が飛躍し尻に火がついてきた。右腕王国とまでは言わないが京山と上茶谷のどちらかが開花すれば選択肢は大いに増える。ローテーションに入る力はあるはず。


阪口皓亮 7.50 0勝2敗
夏に2回の登板で炎上したが、終戦後に軽快にヒットは打たれながらもいちおう5回は抑えた。終わりよければ。
先発右腕が続々と出てきて猶予も無くなってきた。ドラフト3位だし来季は割って入って欲しい。


中川虎大 7.11 0勝1敗0H
昨年二軍で二冠を獲得したが今年も一軍でアピールできず。国吉km…161kmも遠かった。
先発に着々と右腕が増えているのでそろそろ実力を見せて欲しい。来年こそは。


東克樹 なし
開幕前のトミー・ジョン手術で今季終了。最悪、東か今永のどちらかだけでも来季は無事でいてくれ。
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2020 横浜DeNAベイスターズ私的感想 レギュラー野手+監督編

2020年11月19日 | スポーツ
梶谷隆幸 .323 19 53
怪我なく一年やり通せばこれくらいはやってくれるはず、という「俺達の梶谷」が本当に具現化された。
一部で天才と呼ばれる力を遺憾なく発揮し、我々は「これが梶谷じゃーい!」と大ゴマでガッツポーズを決めている。あまりに理想型そのまま過ぎて、実は集団幻覚を見せられているのではとも、鹿目まどかのようにベイファンの夢を叶えた概念として消え去るのではともささやかれる。(※調査中)
この輝きが今年だけのものだったとしても我々は満足である。


ソト .252 25 78
3年連続のタイトルは逃したが終盤には猛追を見せた。守備範囲はことあるごとに狭い狭いと解説者にディスられながらも年々向上を見せており、一塁二塁右翼を試合中にもコロコロ変えられながらも無難に守った。特に二塁守備は安定感が増したし、一塁守備はロペスに何か習ったのか反応が良くなっている。去就は不明ながらロペスを退団させたら一塁はソトに任せるしかなく、契約の目処が立っているのだと思いたい。


オースティン .286 20 56
外角の落ちる球に弱い前評判を、オープン戦で平然と見送り続けて覆すと、コンパクトなフォームからとんでもない弾道を連発。のみならず怪我を恐れない果敢な守備や、隙あらば次の塁を狙う積極さでファンの心をわしづかみにした。結果的に怪我は多かったがこのファイトスタイルでは仕方ない。
後半戦で実際に外角の落ちる球に苦戦し始めるも10月に入るや克服し、恐ろしい勢いでホームランを量産。ラミレスの「ロペスやソトより1段階上の選手かも」という絶賛もあながちリップサービスとは思えなくなってきた。
来年フルに出られた時の成績が楽しみでならない。


佐野恵太 .328 20 69
4番キャプテン抜擢は適任者だとは思うが、一年通してスタメンで出たこともないし数字的には.270 20本くらい残してくれれば満足と考えていたがまさかの首位打者獲得。
序盤なかなかホームランが出ず本人はやきもきしていたが、一本出たらドバドバ出始めた。きっと本田圭佑とケチャップも喜んでいる。
筒香がもしメジャー挑戦しなかったとして同等の成績を残したとは限らず、筒香の穴を埋めて余りある素晴らしい活躍だった。他球団ファンから見たら宮﨑やら佐野やらソトやら前評判の特に高くないところから急に首位打者や本塁打王が生えてくるからわけわからないだろう。我々だって意味不明である。


宮﨑敏郎 .301 14 53
毎年このくらいの成績なら残せますよ?と言わんばかりの涼しい顔で3割復帰。点差が付けば8回以降は柴田や倉本と交代するこまめな休息が良かったのか目立った怪我もなかった。
打撃の安定感は抜群で、三振と併殺は少なく、存在そのものが相手投手には厄介だろう。
守備範囲が狭くなった感はあるが、捕れる範囲は相変わらず軽快にさばいていた。
今後衰えても代打屋もできそうだし、宮﨑については何を心配することがあろうか。


ロペス .246 12 42
とうとう退団が決まったベイスターズの屋台骨。日本人登録になり残留させると思っていたが…。
今年は明らかにパワーが衰え、当てるだけのヒット狙いにシフトしたり、一発だけ考えたホームラン狙いにしたりと試行錯誤していた。去年までならレフト上段に行っていた打球がフェンス前で失速することも多く、狙わなければホームランにならなくなっていた様子。パワーは失われても鉄壁の守備と、チームのまとめ役の面での貢献は大きく、代わりのいる人材ではない。年齢的にも遅かれ早かれ退団は迫っていたが、とうとうこの日が来てしまった…。


戸柱恭孝 .212 5 23
打点乞食とからかい半分に呼ばれた勝負強さは稀にしか見られなくなったが、捕手としてのリードは格段に良くなったと評され、正捕手の座をかなり奪い返した。盗塁をもう少し刺せて、打撃も.250打ってくれれば文句はない。今年は再起を果たしたのだから、来年は一回り大きくなってくれることを願う。


大和 .281 4 23
ショートは大和・柴田・倉本の三人体制で回していたので三人ともレギュラーに入れておく。
大和は打撃好調。併用が功を奏したのか一年通じて調子の波が落ち着いていた。久々の二塁守備も巧みだった。
ショートを固定できれば最高だが、森や伊藤が独り立ちするまでは、いればなんにでも使えるこの三人で回すのはありっちゃありではある。


柴田竜拓 .266 2 20
例年と同等の成績を残した。二塁で使うと一試合に一回は菊池ばりの美技を見せてくれるが、ショートではなぜか凡ミスを何度か見せた。もともとショートだったはずだが忘れた? 今年は三塁で使われることも多々あり、そちらは軽快に守っていた。スタメンを完全に任せるには物足りないが、一軍に置いておけば毎年このくらいは安定してやってくれるだろう信頼感がもはやある。


倉本寿彦 .276 1 17
「アヘ単でいいんだよ」というラミレスのアドバイスにより俺達の倉本が復活。左専門で打ちまくり一時は3割を超えるが終盤は「左のほうが打てる」から「左しか打てない」にジョブチェンジし、対右1割台、対左4割という極端な成績になった。あと満塁弾は笑った。
守備は見違えるほどではないが目に見えて良化し、範囲が狭く肩も弱いならと、捕ってからできるだけ早く投げることに集中していた。あとは謎の勝負強さが戻ってくれば申し分ない。ともあれおかえりなさい!


ラミレス
とうとうお役御免に。契約最終年が4位ではやむなし。今年は奇策は目立たず、普通にやって普通に負けた感。
先発投手陣に故障が多すぎたのが何より誤算で、そちらは酷使していたどころか5~6回で早々と交代するケースも多かっただけに、練習やケアのほうが原因ではとちょっと気になるところ。
佐野の4番キャプテン抜擢は他の監督にはなかなかできない選択だし、山﨑に代わる守護神三島、戸柱・倉本プチ復活と、人を見る目は常に正しかった。全く機能しない8番投手や、打たれ続けても山﨑起用に固執したり、2年契約したばかりの伊藤光を干したりと頑固なところは変わらなかったが。
とにかくこの5年間は楽しかった。中畑が人気を取り戻してチームを再生し、ラミレスが戦える態勢を整えていった。5年で優勝こそならなかったがDeNA体制初の日本シリーズ進出を果たした手腕は讃えられるべき。
就任が確実視される三浦番長が果たしてどんな監督キャラで、どんな采配を振るうのか来年が楽しみである。
…っていうか退団後即Youtuberデビュー!? フットワーク異常に軽いな!
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今週のキン肉マン #329 憤怒の逆鱗!!

2020年11月16日 | 今週のキン肉マン
・まず効くはずのない光線を知性チームの一員が撃つな
・真の姿なのになぜか贅肉を戻す
・レインボー・シャワーはこっちのほうが面積が広い分、強力なのか?
・ナパームストレッチにもほどがある技
・貫通はまずいだろww
・貫通したら話が変わるのよ
・貫通は決定打だろ
・でも全然元気なバイコーン
・そして大したダメージのない技をもう一発撃ってしまうバイコーン
・即死技をおとりにして落下技を狙っていたプリズマン
・即死ビームを無尽蔵に撃てる超人にしかできない発想
・バイコーン必殺技級を決めまくってるけどプリズマンがしぶとい
・プリズマン玉砕かと思いきや相打ちならありえる展開になった
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SCP-2231~2240

2020年11月15日 | SCP紹介
SCP-2231 - A Shared Identity (共有人格)
ジョナサン・トランという人物の人格を共有する3人の男女。3つの身体と4つの人格を認識しながら、当人は矛盾や異常性を知覚していない。発見されたジョナサン・トランは他3人の人格を認識していなかったが、彼が死亡すると他3人も同時に脳機能を停止させた

SCP-2232 - Birdphone. Think Different. (そう、BirdPhoneならね。)
スマホ。電話を掛けると九官鳥に変身し、小さな九官鳥を生成する。小さな方は電話を掛けた相手のもとへと飛んで行き、到着すると双方の九官鳥を介して会話が出来る。どちらかの九官鳥を引っくり返すと通話は終了し、元の方はスマホに戻り、小さな方は消滅する。メールの場合は伝書鳩に、機内モードを使用するとペリカンに変身する。飛行能力は実際の鳥に準じるため実用には適さない

SCP-2233 - Sociosophy (ソシオソフィー)
「ソシオソフィー」と呼ばれる学問分野と、それを記述した本。本を新聞や書籍等の紙メディアに接近させると、内容をソシオソフィーに関する物へと変換させる。読者はソシオソフィーを拡散させようと試み、収容に失敗すれば情報崩壊による世界終焉をもたらす

SCP-2234 - Great Deals on Pineal Removal (松果腺切除がお買い得)
コンピューターウィルス。感染すると認識災害をもたらすシンボルやターゲッティング広告を、画面上だけではなく文書上にすら表示させる

URA-9611 - The Ozymandias Effect (オジマンディアス効果)
歴史的人物のデータに影響する情報災害。影響を受けたデータは次第に失われて行き、記録された媒体も崩壊し、記憶からも失われる。これにより何人もの人物の記録が歴史から抹消された

SCP-2236 - Optical Instrument (光学機器)
初期のポケット顕微鏡に似た光学機器。これを用いて観察した文章は変化する

※執筆者の執筆当時の心理に変化している?

SCP-2237 - "There is always a cost…" (「代償は常に付き物だ……」)
太陽系を周回する財団の製作した何隻もの宇宙船。世界終焉が訪れた時、もしくは財団との交信が途絶えた時に、あるSCPで構築された惑星に向かい、地球文明を再生させる。その際に先住文明がいれば、初めから地球人類が住んでいたと現実改変させる

SCP-2238 - "Broadcasting Live From Out of Time" (『別時代より生放送でお届けしております』)
アメリカ南部で放送される歴史ドキュメンタリー番組に現れる異常現象。実際の歴史とは異なる、異世界の歴史が流される。一貫して同じ異世界の歴史が流されており、時系列がまとめられた。その後、財団と世界オカルト連合の戦争を描いた番組も放送された

SCP-2239 - Gatherer of Gratitudes (感謝の収集者)
現在イヌザメの姿をしている、身体構造を変化させる生物。0.5m以上の生物に変身したことは無い。尾で砂をならし言葉を記して会話出来る。以前は人間だったが現状に満足しており「甘え」を求めていると日本語で語った

SCP-2240 - Young Floridian Couple
※未翻訳
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ミステリ感想-『鏡館の殺人』月原渉

2020年11月11日 | ミステリ感想
~あらすじ~
富豪の妾の娘たちが暮らす鏡館。そこは左右対称の形状で、48枚の姿見が飾られていた。
父は年に一度だけ訪れ、娘たちに政略結婚の嫁ぎ先を言い渡す。
籠の鳥のような少女に、鏡の中から死んだはずの姉が微笑む。


~感想~
館の形がほのめかすようなある真相に序盤で気づいてしまうかもしれないが心配無用、それは早くに明かされる一要素にしか過ぎない。
むしろ問題はその先で、尋常ではないほどぼんやりした信頼できなさすぎる語り手のせいでやりたい放題になってしまっているのがネック。
こいつが依井貴裕とかのパズラーの登場人物くらい都合よくあれもこれも忘れているおかげで、どんなありえないことでも成立させてしまい、納得がいかない。
最後、ある人物が病院送りになるが、むしろ入院させるべきはこいつの方であり、ここまで胡乱すぎるとちょっと本格ミステリとして禁じ手としか思えない。
だが語り手さえおいとけば雰囲気やロジックは良好だし、非常に読みやすい文章も好感を抱いた。また予備知識無しで読んだおかげで誰が探偵役かも知らず、珍しい体験ができた。本作は全く口に合わなかったが機会があればまた別の作品を読んでみたいとは思う。


20.11.7
評価:★☆ 3
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