小金沢ライブラリー

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8/15のNXT #463  落ち続けるアリーヤ

2019年05月31日 | 今週のNXT
・アリスター・ブラックが襲撃される

先週の放送後、ブラックが何者かに襲撃されてしまい、特番のNXT王座戦はトマソ・チャンパとジョニー・ガルガノによるラストマン・スタンディング戦に変更された。


ストリート・プロフィッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテス・フォード) ◯-× ザ・マイティ(シェイン・ソーン&ニック・ミラー)
(タイツつかみフォール)

長時間捕まっていたドーキンスと交代したフォードがマイティの二人をまとめて蹴散らし、最後はタイツをつかむ反則でフォールしようとしたソーンを引っくり返し、逆にタイツをつかんでフォールを奪った。


カイリ・セイン ◯-× アリーヤ
(逆エビ固め)

いつの間にかヒールターンしたアリーヤは試合前にシェイナ・ベイズラーのアドバイスを受ける。
しかしその甲斐なく実況席にいるシェイナに気を取られた隙に一瞬攻め込んだだけで、カイリに一方的になぶられ、インセイン・エルボー2連発からの逆エビ固めで料理された。
アリーヤの株が登場するたびに落ち続けている。


・ベルベティーン・ドリーム VS EC3前哨戦

ドリームが特番で対決するEC3を挑発するが、ワン・パーセンターで倒されてしまった。


タイラー・ベイト ◯-× ロデリック・ストロング
(タイラードライバー'97)

ゴングと同時にベイトが殴りかかったのを皮切りに、試合中ほとんど動きを止めずにしばき合う。
どちらも主導権を握れないまま試合は進み、ストロングのエンド・オブ・ハートエイクを両足着地で回避する離れ業を見せたベイトが、何度も回避されたタイラードライバー'97を最後にようやく決めて勝利した。
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SCP-1831~1840

2019年05月30日 | SCP紹介
SCP-1831 - I Feel Homesick For A Place I'm Not Even Sure Exists
※未翻訳

SCP-1832 - Faith Half-Healer (信仰半端療法士)
白人男性。額に手をかざすことで怪我や病気を治癒出来る。能力を使用する度に効果は減衰し、他者に感情的な苦痛を与えることで、苦痛の度合いに比例し治癒力が回復する。信仰療法士を装い、まるで神のように振る舞っていた

SCP-1833 - Class of '76 (76年度同窓生)
ある高校の1976年の年鑑。高校を卒業した人物が読むと、自身の高校の年鑑だと思う。読み進めると文章や写真がネガティブな内容になり、しばしば読者自身が被害に遭っている写真が現れる ※他の複数のSCPと密接に関わっている

SCP-1834 - Uriel Fishbones (ユリエル・フィッシュボーンズ)
ユリエル・フィッシュボーンズと名乗る男性。両眼が縫い付けられているが問題ない視力を持ち、カニのように眼柄を自在に伸ばせる。毎日19:30になると眼柄を使ったショーを45分間行う

SCP-1835 - Rupertian Zeppelins (ルペルティアの飛行船)
カナダ及びアメリカ北部に現れる飛行船。高度な技術で造られており無人で20~40分間飛行し、接近すると消滅する。ルペルティア連邦帝国という未知の国のビラをばらまく

SCP-1836 - Mother in the Ice (氷の中の母)
氷山。半径50km以内で海獣が狩猟されていると救出に現れる。船で近付いたり、海獣を傷つけると沈没させ、原始クジラの群れが内部に船員を引きずり込む。内部には氷漬けの女性の遺体があり、シャーマンと美容師だけが立ち入りを許され、祈祷と遺体の髪の手入れを行い不活性化させる

SCP-1837 - Acid Mop (酸モップ)
あらゆる固体を溶かす酸を分泌し続けるモップ。酸で溶かされた物に接触すると、自律行動し損害を修復させる

SCP-1838 - Bob (ボブ)
「レッド・ベア・ボブの食品トラック」と書かれた移動販売車。米国で行われるプロスポーツのイベントに現れ軽食を販売する。食べた者はここで販売された軽食以外を食べられなくなり、また自身で同様の軽食を作る能力を得る。販売車は試合終了の10~20分後に帰って行くが、累計3時間以上、販売を妨害すると社内から店員が無制限に現れ妨害者を殺傷する

SCP-1839 - Reproductive Methods of Bony Fish (硬骨魚類の生殖方法)
「硬骨魚類の生殖方法」というタイトルの教科書。読んだ者は自身を魚と思い込む。文章だけではなくデータ化された物ですら影響を受ける ※記事自体も深刻なミーム汚染を受けている

SCP-1840 - A Persistent Corpse
※未翻訳
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SCP-1821~1830

2019年05月29日 | SCP紹介
SCP-1821 - Light-Extinguishing Gulper (封閃ウナギ)
8mの巨大なウナギ。光を光源ごと捕食する。その5秒後に高速回転する車輪状の光を放出する。光にぶつかった固体は削り取られるが流体は透過する

SCP-1822 - The Quantification of Luck
※未翻訳

SCP-1823 - Rock in a Hard Place (岩挟み)
ノルウェー沖で発見され、世界各地をさまよう巨大な渦潮。付近を通る船を追尾して沈める。不定期に過去に沈めた船の残骸や死体を吐き出すが、どれも腐敗や劣化していない。唯一の生存者は内部は渓谷のようだったと語った

SCP-1824 - A Mother's Son (母の息子)
天使を描いたような落書き。アメリカ本土の人口密度が14000人/km2以上の都市部に出現し、効果範囲内の人物に経済状態を悲観させる精神作用を与える。範囲は徐々に拡大して行き、結果的に景気の停滞と都市の荒廃をもたらす。人口密度が7,000/km2未満の地域には効果を及ぼさない。
※かつてはある男性がこの絵を描くと、範囲内の人物の経済状態を好転させる効果があったが、男性が誤って殺害されると制御を失い、正反対の効果を発揮し出した

SCP-1825 - The Wrecking Pinball (レッキング・ピンボール)
ピンボール台。遊戯を始めると室内の全ての物体が腰から下で固定され、ピンボールの挙動に応じた不可視の動力が室内を移動し甚大な被害をもたらす。固定された物体は動力に当たると腰から上が分断される。ピンボールの得点に応じて動力の重量と密度は増大して行き、終了すると動力が消え解放される。遊戯者は影響を受けない

SCP-1826 - Victims of the Wild Hunt (ワイルドハントの犠牲者たち)
ウクライナのオレクサンドリーヤにある廃ビル。グレゴリオ暦3月に立ち入った雌の動物は角が生え消失する。その後、雄の動物が立ち入ると雌は姿を現して宣戦布告し、雄に武器を与えて戦わせる。どちらかが死亡するか雄が外へ逃げるまで続き、雄が死亡すると翌年に内部でホッキョクオオカミが産まれる

SCP-1827 - A Trap for Turkeys (七面鳥の罠)
並行宇宙に繋がるおよそ2mの空間。毎月、内部から卵型の金属物体が現れる。中には七面鳥にまつわる物品が収められ「七面鳥大王」と名乗る者からの同胞を招くメッセージがある。鳥小屋と七面鳥を入れるよう指示したメッセージが届いたため、財団が隠しカメラを付けた七面鳥を入れた所、転送先で天敵のアオサギに似た生物に捕食される様が映った。その後、七面鳥から元気に暮らしている旨のメッセージが届き、空間異常は徐々に縮小している

SCP-1828 - An Accurate Dollhouse (精密なドールハウス)
木製の箱。現在収容されている施設を12分の1スケールで精密に再現したドールハウスが入っている。毎時17分39秒ごとに更新され、その瞬間の生物も模型で再現される。断続的に不可視の奇妙な生物の模型が現れており、財団は警戒を強めている

SCP-1829 - Carnivorous Waterslide (肉食ウォータースライダー)
ウィスコンシン州アディソンの廃遊園地のウォータースライダー。内部に入った物を捕食する

SCP-1830 - The Guardian Projection (守護者の投影)
現在16歳のアジア人男性。ドイツ軍の歩兵と中国国民革命軍兵士のイメージが現れ彼を守ろうとするが、現実には全く何の影響も与えられない
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8/8のNXT #462  多国籍な新人たち

2019年05月28日 | 今週のNXT
ニッキー・クロス ◯-× アンバー・ノヴァ
(ゴールデンルール)

アンバーはインパクト・レスリングにも参戦しインディで王座歴多数。未契約のゲスト参戦。
モデル体型の長い手足を活かしてニッキーを苦しめるが、極楽固めから脱出されると一気に仕留められた。


リコシェ --- ??
(入場前にアンディスピューテッド・エラに襲われる→不成立)

リコシェが入場前にエラに襲われ試合は流れた。


カシアス・オーノ ◯-× アドリアン・ジャウジ
(エルボースマッシュ)

ジャウジはロスターでレバノン系ブラジル人のアマレス五輪候補だが、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラにコーチしたというMMAスタイルで登場。というかストⅡのリュウの衣装にしか見えない。
ゴングが鳴るとカポエラの動きで幻惑し、アマレス仕込みの技を見せるが、オーノの打撃を次々と浴びる。
怪力でぶっこ抜きのバックドロップを返すが反撃はそこまでで、強烈なエルボーを受けデビュー戦を飾れなかった。


キース・リー ◯-× マーセル・バーセル
(変型ジャックハマー)

ともにデビュー戦を迎えたリーもバーセルもインディで王座歴多数だが、ここではリーの方が格上の扱い。
ドヴォルザーク「新世界より」を入場曲とするドイツ人二世レスラーのバーセルが、リーの油断をついて先制するが、巨体に似合わぬ身軽さのリーが、両手胸板ビンタで反撃し、最後はファイヤーマンズキャリーの体勢からジャックハマーで落として快勝した。


メイ・ヤング・クラシック予選
タイナラ・コンティ ◯-× ヴァネッサ・ボーン
(ガン・スティンガー)

アンディスピューテッド・エラの一員っぽく登場したがその後これといった出番がなかったブラジル人のタイナラが昨年11月以来の参戦。
柔道技で個性をアピールし、最後はクルーシフィックス(十字架固め)に行こうとしたヴァネッサを捕らえ、旋回させてからロックボトム式に落とすビリー・ガンのガン・スティンガーっぽい技で初勝利を上げた。


ジョニー・ガルガノ △-△ アリスター・ブラック
(トマソ・チャンパの乱入によりノーコンテスト)

前の試合が新人ばかりで押したのか、ほとんど残り放送時間が無い中で特番メイン級の一戦が開始。
明らかに急ぎ足で序盤から得意技を連発し合い、クローズラインの相打ちで倒れたところにトマソ・チャンパが乱入し、あっけなく中止となった。

三人は乱闘を繰り広げ収拾が付かなくなり、ウィリアム・リーガルGMは次回特番での三つ巴によるNXT王座戦を命じた。
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今週のキン肉マン #284 その男、厚情につき!!

2019年05月27日 | 今週のキン肉マン
・目の優しさだけでアタルの方だとわかる
・自分をなぶり殺しにしたフェニックスをコーナーにどけるアタル
・【悲報】真ソルジャー死んでた
・黒焦げになったマリポーサや三大奥義で脳天かち割られたビッグボディや骨だけになったゼブラが生き返る世界で死んでたソルジャー
・ナパームストレッチの威力パネェ
・邪悪の神々って自分と同じ属性の王子候補を支援してたからアタルも残虐の素養あるのか
・残虐超人は正義超人の一派だから不思議ではない
・アタル兄さんも黒幕はほのめかすだけ
・スグル&アタルがリアルマッスル・ブラザーズならスグル&グレートはニセマッスル・ブラザーズになってしまう
・まあニセなんだけども
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SCP-1811~1820

2019年05月26日 | SCP紹介
SCP-1811 - Shelf Life
※未翻訳

SCP-1812 - Extralunar Meme (第二の月)
高度約180kmで地球を周回する小惑星。実体は無く、写真や文献で示されることで感染するミーム現象と考えられる。この小惑星を認識した者は、その位置に小惑星が存在した場合の、地球の海面上昇の影響を受け、不可視の水を知覚し、溺死することもある

SCP-1813 - Schrödinger (シュレーディンガー)
マナティ。鳴き声が実際に発せられる前後4~5分にわたって聴こえ、範囲内にいる生物の実体の無い複製を数体作り上げる。複製はその生物のした行動や、これからする行動を模倣するが、長時間続けると大幅に逸脱して行く

SCP-1814 - Fossilized Flame (炎の化石)
炎のような形状の軽石と台座。周囲に酸素があると本物の炎のように活性化し延焼する。酸素が無くなると軽石の塵となるが、台座に接触させると再生する

SCP-1815 - A Mercurial Doppelganger
※未翻訳

SCP-1816 - With Skill and Care (腕と世話がかかる)
盆栽。周囲にいる妊娠初期の女性の胎児に先天的異常を与える。通常なら流産するほどの重症でも無事に生まれ平均寿命を超える。所有者の妻は子供達の本当の父親を盆栽だと言い、腕と世話がかかると語った

SCP-1817 - It is a Mist Eerie (不気味な霧のミステリー)
フランスのある地域。常に濃霧が立ち込め、霧は表土や生体組織を剥ぎ取り、吸入すると体内から発火させる作用を持つ。内部には霧の影響を受けない知的生物が棲息し、地中から現れる敵対的な実体を監視・収容しており、この実体は自分達に任せるよう財団に求めた

SCP-1818 - Flying Rabbits (空飛ぶウサギ)
スコットランドのグラスゴー~ドイツのランゲンハーゲン間で、グリニッジ標準時13:31から13:36の間に離陸したある民間航空機の中で起こる異常現象。ウサギの死骸が現れ、一人の乗客が錯乱し、ウサギが蘇り乗客と戯れる。徐々に内容が逸脱して行き、ついには墜落事故に至り、機内からは「やり方を忘れた」というメモが発見された

SCP-1819 - Darkness is Only Skin Deep (たった皮一枚の闇)
4~13歳の子供に発症する病気。発症すると暗闇で火傷を負うようになる。また一つ目の化け物の存在を知覚するようになり、その化け物の説明を受けた子供にも症状が伝染する。大人には伝染しないが、幼少期に発症した者は14歳以上になっても症状は消えず、その後も子供には伝染力を維持する

SCP-1820 - The Lost Cabin (迷える小屋)
丸太小屋。所在地が特定出来ず、存在するはずの場所を目指してもたどり着けない。計測機器等を持たずに向かったり、機器を使用していても正確に位置を伝えなければたどり着ける。発見すると97%が中に入りたいという強烈な衝動に駆られ、24時間以内を内部で過ごす。出てくると内部の心地よさを語るが、スズメバチを始めとする様々な恐怖症に罹患しており、ほとんどが衰弱や脱水、栄養失調から死に至る
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ミステリ感想-『刀と傘』伊吹亜門

2019年05月21日 | ミステリ感想
~あらすじ~
徳川幕府が倒れ、異国の脅威に揺れる日本。
大志を抱いた後の司法卿・江藤新平は京に上り、協力者を得ようとした矢先に事件に巻き込まれ、尾張藩士の鹿野師光とともに捜査を始める。

2018年本格ミステリ大賞


~感想~
本格ミステリ大賞受賞作と聞くと「あ、はい」となるが地味に良い連作短編集。
被疑者の誰よりも腕が立つのに惨殺された剣豪、間諜として雇われた矢先に密室で切腹した男、死刑寸前に毒殺された死刑囚等々、いかにも本格ミステリらしい事件を上手く維新直後の時代に溶け込ませた。
冒頭の「佐賀から来た男」が伏線満載のロジカルな一編でその先も期待させるが、以降はどちらかというと連作としての、というか物語としての仕掛けを整えるための事件が続きいささか拍子抜け。とはいえいずれも何かしら意表を突くか目をみはらせるものはあり、短編としての質も上々。
結末の「そして、佐賀の乱」である人物が豹変しジョーカー・ゲームの結城中佐みたいになってしまうのは面食らうが、連作として歴史物としてまとめ上げ作品自体を一段引き上げたのは間違いない。本格ミステリ大賞はどうかと思うが、時代物に抵抗がなければ読んで損のない秀作である。


19.5.18
評価:★★★☆ 7
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今週のキン肉マン #283 キン肉マンへの誘惑!!

2019年05月20日 | 今週のキン肉マン
・アリステラのオーバーアクション演説楽しい
・超人の超人による超人のための新時代を作るため、神を殺し我々が神となるのだ!
・大松「同じだぞ」
・説得が下手すぎるアリステラ
・スグル「ちくしょう私は頭が悪いのでこれ以上説明できないのだ」
・アリステラ「星を救う、ザ・マンも神も倒す。両方やらなくっちゃあならないってのがリーダーの辛いところだ」
・パイレートが星を救う、アリステラが神の世を終わらせる、ならマリキータはザ・マンを倒すが最優先なのか
・あいつ強い奴と戦いたいだけだろ
・アリステラとパイレートが話せないのが鍵になりそうと思ったら普通に話し始めた
・「できるわけないだろーっ!」キレッキレのノリツッコミ
・キン肉マンと戦わなければ火事場のクソ力は理解できない
・だが勝っても、復讐の念に囚われた今のアリステラには理解できない
・負ければ意固地になってますます理解できない
・パイレートマンの目にはそんなジレンマが見える
・そしてそこにソルジャー!
・わざわざ背中を見せるかっこいいポーズで!
・どこ経由でその通路に入ったの?
・なんでお前がここで出てくんの?というアリステラの表情
・腕に扉を破った時の傷が無いから真ソルジャーという予想もあったが、それを言うならマンモスマンのショベルハンマーで受けた陥没も無いぞ
・この続きが週プレ買うとすぐ読めるよという強すぎる宣伝
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SCP-1801~1810

2019年05月17日 | SCP紹介
SCP-1801 - Sharing Sickness (共有病)
感染症。感染状況に応じて3種の症状を現す。例えばある感染者からは感染部位が消失し、別の感染者に消失量と同量の人間型の腫瘍が現れる

SCP-1802 - "Skip" ("スキップ")
ガラクタで造られた人形。知性を持ちガラクタを集めて回る。ある男の指示を受け活動しており「スキップ」と名付けられたと語る

SCP-1803 - The Collage (コラージュ)
ドイツで発見された住居。新聞や雑誌、写真や書類等から作られたコラージュで覆われている。コラージュは時折入れ替わり、確認出来た限りでは周囲10km圏内で12ヶ月以内に廃棄された物で、うち●%は機密文書で構成されている

SCP-1804 - Underwood #5
※未翻訳

SCP-1805 - A Real Doll ("ホンモノ"のドール)
ラブドール。男性が使用すると成人女性に匹敵する知能と精神を獲得し、使用者の妻を名乗り自律行動する。使用者のいかなる命令にも従うが非常に独占欲が強く、引き離そうとしたり、使用者が好意を向けた相手を激しく憎悪し攻撃する。効果は使用者が死亡するまで続く

SCP-1806 - Shadow Sculpture (影の彫像)
人間の頭部をかたどった彫像。日光かそれと同等の光源に曝されている時、人間の影が彫像を、または彫像の影が人間を横切った時に、対象の人間に異常な症状を与える。症状は発症者の影に現れる異常から始まり徐々に進行し、やがて視覚、言語能力を奪われ、意思疎通すら不可能となる

SCP-1807 - Home Sweet Okapi (ホーム・スイート・オカピ)
オカピの死体。体内が異常空間に繋がっており、5秒以上、皮膚接触した者を吸収する。内部からはオカピが発見された街で行方不明になった住人達の会話が聞こえる。潜水服を着た謎の人型実体がアルカパ(オカピ)を引き渡すよう求める事件が起こった

SCP-1808 - Spongebob Watches (スポンジボブの時計)
拷問用に作成されたスポンジボブのキャラクターウォッチ。着用すると15分ごとに趾骨を6cmずつ成長させる。竜頭を回すと任意に成長させられ、逆に回すと元に戻るが痛みは残る。首周りに着用すると歯を伸ばせる

SCP-1809 - Microscopic Cellular Housing Enthusiasts (極小サイズの細胞住宅愛好家たち)
ある男性の細胞質に棲息する知性を持った微生物達。モールス信号で他の微生物と会話し、その内容は主に男性の細胞質の物件案内である

SCP-1810 - Mr. Pierrot (Mr. ピエロ)
身長3.8m、体重81.6kgの人型実体。ピエロと呼ばれることを好む。500m以内で遺棄された子供を察知し、かいがいしく世話を焼くが、知性は低く暴力的なため周囲に被害をもたらす
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オカルト三国志  三本足の石

2019年05月14日 | オカルト三国志
「公孫度伝」に曰く。
190年頃、幽州遼東郡襄平の延里にある社に、不思議な石が出現した。長さ1丈(2.4m)あまりで、下に3つの石があり、三本足のようになっていた。
ある人が遼東太守の公孫度(こうそんど)に言った。
「宣帝が即位した時(紀元前74年)にもそっくりな石が現れました。それに村の名前(延里)はあなたの父上(公孫延)と同じ名です。社は土地を支配するものです。これはあなたが皇帝になり、三公(政治のトップ3)があなたを補佐する前兆です」
野心深い公孫度は気を良くし、領土を広げ、王を自称し独立した。
彼の死後も一族は半ば独立勢力として栄え、孫の公孫淵(こうそんえん)はとうとう建国までしたが、魏によって滅ぼされた。
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