小金沢ライブラリー

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3/21のNXT #440  ノリノリのババア

2018年11月30日 | 今週のNXT
・トマソ・チャンパをジョニー・ガルガノが襲撃

チャンパが観客の掲げるサインボードを次々と破っていく。ノリノリの60過ぎのババアには親指を下に向けられ、覆面をした観客に近づくと正体はガルガノで殴りかかられた。


ダスティ・ローデス杯一回戦
オニー・ローキャン&ダニー・バーチ ×-◯ ロデリック・ストロング&ピート・ダン
(エンド・オブ・ハートエイク)

タイラー・ベイトが負傷したためムスタッシュ・マウンテン(ベイト&トレント・セブン)は欠場となり、代わりに前回の放送で共闘したストロングとダンがタッグ結成。

急に優勝候補筆頭とやらされることになったローキャン組は、瞬殺されるかと思いきや大健闘。大健闘どころか特に連携の妙で勝ったりすることもなく、急造タッグを普通に圧倒する。
バーチがダンをクロスフェイスに、ローキャンがストロングをハーフボストンクラブに捉えた時には大金星も見えたが、ローキャンが倒れている隙に次々と大技を決められ、最後はバーチがストロングの必殺技に沈んだ。


エンバー・ムーン ◯-× アリーヤ
(イクリプス)

試合中にシェイナ・ベイズラーが現れ実況席に割り込んだが、試合には介入せずエンバーが完勝した。


・アンドラーデ・シエン・アルマスが演説

ラウル・メンドーサがリングに向かおうとしたが背後からスーツ姿のアルマスに襲われ試合中止に。
アルマスは抗争中のアリスター・ブラックに対してまくしたてた。


カシアス・オーノ ×-◯ アダム・コール
(シャイニングウィザード)

コールはエプロンへの着地時に足を捻ったふりでオーノをおびき寄せて先制。
すさまじい打撃音の右ストレートから反撃に出たオーノは、エルボーやブートを次々決めるが必殺のローリング・ビッグブートもカウント2で返されると、コールの垂直落下式牛殺しから後頭部へのシャイニングウィザードで仕留められた。
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今週のキン肉マン #267 怒涛の関節地獄!!

2018年11月26日 | 今週のキン肉マン
・相手がザ・マンならザ・マンが怒涛の関節地獄を掛けまくるタイトル
・動きは少ないがwww
・オメガの底力の語呂いいな
・これハンゾウの釣鐘割りじゃない?
・サイコマンがブロッケンに掛けていた謎関節にも似ている
・片足の負傷がセントエルモス・ファイヤーに響くと予想されてるけど、アシュラ稲綱落としをこらえ腕がブチブチ言ってたのにノーダメージのジャスティスマンを思い出すべき
・グローバルプレーンスピンからのフライングパンチというおっさんファン歓喜の流れ
・スピンはともかくフライングパンチが無印のどこで出た技か即答できたらすごい
・友情パワーに耐えきってしまったパイレートマン
・強すぎるぞパイレートマン
・フライングパンチで決まったら残念だったけど
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ミステリ感想-『上手なミステリの書き方教えます』浦賀和宏

2018年11月25日 | ミステリ感想
~あらすじ~
世界を呪う八木剛士は、松浦純菜と一緒にいるところをからかわれ、自棄酒をあおり二日酔いに苦しむ。
妹が昏睡状態から脱してから数年後、エロ小説家の松本楽太郎を名乗り、妹からも蔑まれ、隣室で男といちゃつく声に耳を澄ませる。男は去り、そして……。

松浦純菜シリーズ第三弾。


~感想~
各章ごとにタイトル通り「上手なミステリの書き方」の指南が挟まれるが、物語はそれとは真逆に、「妹のパンツの匂いを嗅いだ後にアッガイのプラモデルを作り始めるつもりだった」とかいうパワーワードから、八木の日常や萌え全般への呪い節が延々と描かれる。
事件が起こるのは中盤を過ぎてからで、誰も引っ掛からないようなトリックが明かされ、全く意味のわからない出題がなされるとともに電光石火で解決され、誰得の官能小説で締められる。
もう読者を選ぶどころか全ての読者を突き放すような内容で、今後のシリーズの展開をチラ見せしてはいたが、ミステリ要素はこの調子で希釈されていくのだろうかと危惧させた。

だが本作の主眼は最後の最後であり、あんなことをされては笑顔で本を閉じる他ないではないか。
特に河野だ。八割は純菜に好かれるためでも、残りの二割は誰のためにやったのか。
ミステリ要素はゴ…平均以下でも、青春小説としては最高の締めくくりだった。


18.11.25
評価:★★☆ 5
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SCP-1661~1670

2018年11月23日 | SCP紹介
SCP-1661 - Gremlins (グレムリン)
航空機の部品から造られたオートマトン。群れで航空機を襲い、分解した部品から自身の複製を造る

SCP-1662 - Paupers' Post (貧者達の郵便)
針金の身体を持つ人型生物。鳩やリス等の小動物を生成し、ホームレスに手紙を届ける。手紙を読んだ人物は希望を感じ95%が1ヶ月後に職と家を手に入れる

SCP-1663 - Containment Site 1663-0 (隔離サイト1663-0)
5ドル硬貨。見る、触れる、あるいは存在を知るだけで暴露し、影響を受けた者はあらゆる財産を忌避し放棄する。やがては水や食物でさえ拒絶し餓死に至る。感染力の高さから収容したサイト自体を隔離し、情報を極端に制限することで対処している

SCP-1664 - Living Ink
未翻訳

SCP-1665 - 8 Across, 18 Across (横の8,横の18)
クロスワードパズル。それについて文書で記録しようとすると全てクロスワードパズルの形式に置換される

SCP-1666 - The Devil's Music (悪魔の音楽)
LPレコード。第5トラック部分がメビウスの輪のようにねじれており、その部分を逆再生すると未知の言語によるボーカルが流れ、聴いた者は現実にズレを感じる強迫観念に襲われ、やがて妄想の中に囚われる

SCP-1667 - Shoe-In
未翻訳

SCP-1668 - Deliver Us From Knowledge (我らを知識より救い出し給え)
様々な楽曲で構成された録音。冒頭から数十分聴くと、残りの曲を全く知らなくても自然と思い出すことが出来る。曲はおおむね時系列順に並べられており、未来の曲ですら思い出せることになる。ある人物がこの現象を発見し、ついに未知の曲を思い出せるサンプルを発見し、財団に研究を求めた

SCP-1669 - Self-Terminating Loop (自己終了ループ)
イスラエル人生物学者のダニエル・アイザック博士。およそ161日ごとに博士の複製体が30m以内に現れ、博士を殺害する。殺害に成功すると複製体の出現から本体の殺害までの記憶だけを失った状態で、複製体が意識を取り戻し、以降は本体として活動する。複製体は異常な身体能力を発揮し、また機動部隊等で殺害の阻止を試みると、備えを上回る強力な装備を身に着けた複製体が現れるため、一度も阻止出来たことはない

SCP-1670 - Interdimensional House of Pancakes (次元の狭間のパンケーキ屋)
あるレストランチェーン店。チェーン店として運営されていないと営業中の状態へと逆行する。その際には付近の住民が客や店員として内部に現れ、彼らは以前から通っていると主張する。外見は普通だが時折、異常な存在も現れる。財団職員が店員になり開店しておけば逆行現象は起きないため、わざと低サービスで営業し客を遠ざけている
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SCP-1651~1660

2018年11月20日 | SCP紹介
SCP-1651 - Carnival Prize (カーニバルの景品)
あちこち破損した象のぬいぐるみ。接触した人物に若い夫婦の幻覚を見せる。幻覚の中で夫が事故死し、妻は思い出のぬいぐるみに夫の魂が宿ったような反応を見せている

SCP-1652 - Mercy in the Storm (嵐の中の慈悲)
テネシー州のある野原。草が0.8m以上に伸びていると、定期的に銃声や爆発音が響き、内部から野犬が現れる。野犬は第一次世界大戦で使用された武器で負傷しており、死亡すると急速に腐敗する

SCP-1653 - I Want (ほしいのです)
高さ310cm、直径30.8cmのガラスの円柱。内部に人間の脳組織で造られた円柱があり、生命反応を示す。周囲に無線ネットワークがあるとTwitterアカウントを取得し、天気や希望することを呟く。しばしば花について言及し、花の描かれたステンレス製の四面体の生物が、この円柱に接続を試みる

SCP-1654 - Knowledge of the Cause (因果の知識)
フランシス・ベイコンの著書。人間が近付き、異常性に気付くとそれに応じて周囲の時空間を捻じ曲げる。異常空間は範囲内の人間が死滅するまで拡大して行き15分経過すれば世界崩壊を招くと推測されるが、冷却によって進行を遅らせることが出来る。17日間放置しても効果が発揮されるため15日ごとにDクラス職員を用いて起動させている

SCP-1655 - Sorrow Tick (悲哀のダニ)
マダニに酷似した虫。噛まれた生物は、わずかでも愛着を感じている相手に忘れ去られ、一切認識されなくなり、接触すると不快感を訴えられる。発症後に新たに愛着を感じた相手にも同様の効果が現れる

SCP-1656 - Jealous Limbs (嫉妬深い四肢)
人間の上肢に現れる原因不明の疾患。腕の機能が徐々に失われ、過去に腕を切断したという認識を植え付けられる。やがて腕は知性を獲得し筆記でコミュニケーションを図るが本体には無視される。そして外傷なく腕が身体から分離し、ついには消滅する

SCP-1657 - MAN EGG (男卵)
74個の卵。0℃から15℃に保てば無期限に保存出来る。一定の温度・湿度を維持すると孵化し、人間に類似した生物に急速に育ち、約17日で死亡する。育った個体は集合記憶を有し、安全が保たれると卵を産む

SCP-1658 - Textual Mold (モジカビ)
文字の形をしたカビ。感染した生物を死に至らしめる。その文字は見る人によって別の言語に読め、特に印刷物に多く現れる。カビ自身が意識を持っている可能性もある

SCP-1659 - Directorate K (理事会K)
全世界の人間に無作為に現れる「理事会K」に所属しているという感覚。理事会Kは世界を股にかける巨大組織で、世界各地に小組織があり、構成員は全く無意味にしか思えない任務を指示される。現在31万人以上が構成員として確認されている。公使を名乗る女性が現れ、財団と協定を結んだ

SCP-1660 - Unearthly Forest (神秘の森)
銀、珊瑚、オウムガイの殻から作られたオイルランプ。点火すると大量の煙を吐き出し、煙が形作った門から異次元の森へ移動出来る。森には地球の生物に似ているが様々な相違点のある動植物が棲息している
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今週のキン肉マン #266 日本代表の友情!!

2018年11月19日 | 今週のキン肉マン
・スグルを怒らせるため急に口が悪くなるパイレートマン
・ド低脳→クサレ脳ミソを思い出すウルフマンの煽り
・カナディアンマンの魂がいないのは超人様で生きている設定だからか?
・スピンオフが本編に影響を与えるのはいいなあ
・見ていなかったはずのリビルト・カナディアンバックブリーカー
・カメハメ最後の関節技
・カメハメは52の関節技を教えられずに死んだからそもそも最後も何もないんだけど
・??「都合の悪いことは忘れよ」
・シャットダウンクラッチとかいう結構グリム・リーインカーネーション
・最後の関節技、次回余裕で外されそう
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2018 横浜DeNAベイスターズ私的感想 控え野手編

2018年11月18日 | スポーツ
柴田竜拓 .219 3 13
目下のライバル倉本が沈没しレギュラー定着の大チャンスだったが全く活かせず。打撃はもちろん四球・バント・盗塁は去年からの上積みが見えず、選手としての限界を露呈してしまった感も。守備はどこでも守れるのでバントを磨いて、巨人寺内のような便利屋を目指すしかないか。


倉本寿彦 .232 1 14
オープン戦でピークを迎えてしまい、長所の得点圏・左殺しが失われ、やばい守備と絶対に外野の頭を超えないパワーFだけが残った。
去年は戸柱と合わせて100打点上げていたこの二人が20点に激減したのだからそりゃ4位になるわ。
それでも限られた出番で4回ほどヒーローインタビューを受けたりと謎の勝負強さは健在で、せめて2塁守備だけでも人並みに改善して欲しい。倉本のいない一軍は少々エンタメ性が足りないのでな…。


伊藤光 .195 1 11
緊急補強でやってきた打てる捕手。結果的に打てなかったがシーズン中盤の移籍でリーグも変わり、捕手として他に覚えることも星の数で、すぐ適応しろと言うのも無茶な話。
来年以降の活躍に期待したいし、現在の捕手事情では期待せざるを得ない。


神里和毅 .251 5 21
待望の盗塁できる一番打者。守備は桑原に、打撃は梶谷に及ばないが全スペックが高く、そのイケメンぶりは横浜野手全員を合わせても敵わないとか。横浜野手のルックスは個性派揃いだけどな。
桑原と併用されていたが死球で骨折しシーズン終了。影響なければ来年は大いに期待が持てる。


佐野恵太 .230 5 14
待望の左の代打が誕生したかと思いきやチャンスで全く打てず。先発起用するには守備に不安がありと、まだ成長途中。捕手陣が大変なことになってるのでコンバートもありなんじゃないかとパワプロ脳で考えてしまいたくなる。


梶谷隆幸 .268 8 18
例年通りの俺達の梶谷の勇姿を見せてくれたのは100日足らずで、怪我であっという間にシーズンエンド。
打撃はやはり桑原よりも上で、併用できれば戦力は格段に上がる。まずは飯を食え。


楠本泰史 .205 0 2
シーズン序盤はノーヒットなのに淡々と四球を選び続ける余裕が大物ぶりをうかがわせ、ボーンヘッドで二軍落ちするも戻ってくるとわりとヒットを打っていた。代打や代走で便利に使うよりも二軍で経験を積ませて欲しいところだが。


戸柱恭孝 .179 1 6
今年の大誤算。打点乞食と呼ばれた去年から一変して全く打てず、リードも不安定で緊急補強を招いた。去年は倉本と合わせて100打点(ry。チャンスどころか二軍でもさっぱり打てておらず真剣に心配せざるを得ない。第三捕手をどうのこうのしている場合ではなく、正捕手争いをしてもらわなければ困る存在である。


中川大志 .228 2 7
後藤に代わり右の代打枠をつかみかけたが確実性が足りず二軍を行ったり来たり。細川にまだ不安があるのであと1年でいいからいてくれれば問題はない。


乙坂智 .204 0 7
メキシコから一向に帰国しないままキャリアワーストを記録。オフには移籍しそうな空気がすごい。
横浜高校生え抜きだから芽を出して欲しいが、このままくすぶり続けるのは乙坂のためになるのかどうか。


石川雄洋 .230 0 7
準レギュラーと呼べるほどではないが、全く固定できない二塁手の中では出場のたびに好印象を残した。
持てる技術の限りを尽くして四球を選ぶ様はベテランの貫禄で、新人投手に石川を打ち取るだけでもこんなに難しいというプロの厳しさを教え込んでいた。
来季もスタメン奪取はさすがに無理だと思うが何かと出番があるだろう。


山下幸輝 .222 1 3
涙のサヨナラヒットだけになってしまったが、今年のベストシーン候補だから文句はない。石川さんに押し出されたのはどうかと思うが。
イップスも治ったようだし、また困った時に上がってきてくれれば助かる。


宮本秀明 .160 2 2
何人目かのハマのスピードスター。プロ初安打が逆方向へのホームラン、翌日にも一発かましレギュラー奪取かと思いきやそれっきりだった。盗塁を期待してたら謎のパンチ力も持っているので期待値は跳ね上がった。アピールは十分できたのでまずは二軍で経験を積んでもらおう。


細川成也 .222 1 2
着々と育っているロマン砲。一軍にいたのは一瞬ながら去年のイメージを損なわなかった。
だがセンター細川、レフト筒香、ライトソトというロマンの塊のような外野陣は二度と絶対に死んでも頼むからお願いだからやらないで欲しい。
守備のまずさを見る限り、まだスタメンでは使い物にならないだろうか…。


関根大気 .280 0 3
顔を見るたびにわりと打っていたが結局ほとんど使われず。乙坂と同じく横浜にいることが本人のためになるのかどうか。楠本、神里らが出てきたし移籍も視野に入りそう。


田中浩康 .188 0 3
本人でさえ今年は一軍に呼ばれないと思っていたのに緊急昇格。さすがに限界を見せて引退が決まった。
コーチで戻ってきてくれてもいいんですよ?


荒波翔 .000 0 0
まるっきり打てず引退が決まった。去年の時点で明らかにスピードが衰えており納得。
いずれコーチとして戻ってきてもいいんですよ?
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2018 横浜DeNAベイスターズ私的感想 リリーフ投手編

2018年11月17日 | スポーツ
山﨑康晃 2.72 2勝4敗3H37S
前半戦の防御率1.13は何かの冗談だろと思っていたらやっぱり嘘だった。
終盤戦を除いて三者凡退はほとんど無く、ランナーを塁に貯めながらもやっとこ抑えていたが後半は普通に抑えられなくなった。というかどこでツーシーム放るか見え見えな一本調子のリードにも問題はあると思います。
筒香に公開説教されてから見違えていたので今後も積極的にパワハラもとい指導を受けてもらいたい。


パットン 2.57 5勝1敗33H
前半戦は癖でも見抜かれたのかと不安になるくらい打ち込まれていたが、後半にかけて調子を上げ、ランナーは景気良く出していたものの得点は容易に許さなかった。初の退場は球場内でたぶんパットン一人だけ怒っていて悪いが笑えた。
マイコラスやブレイシアがブレイクし、メジャーに戻るなら今が好機か。いなくなったら非常に困るが感謝しかない。


三上朋也 3.05 1勝1敗25H
球種を問わず威勢よくド真ん中に放り、抑えられるかどうかは運次第の三上ガチャが今年はわりとSRを排出し続けた。何より被本塁打が激減したのが素晴らしい。三上に関してはもう願掛けとかジンクスとかそういうのを重視して、細かいこと考えずに全力でブン投げてもらえればいいと思う。


砂田毅樹 3.61 0勝2敗24H
去年と同じく制球は安定しているがやはり決め球が無いためフルカウントの我慢比べを強いられた。タナケンどころかエスコバーさえいなくなり、中後は光の速さで消えて行き、左の中継ぎの座をたった一人で守っていた時期が2ヶ月ほどあったような。良く耐えてくれたが今年も言うけど阿部慎之助の意識高すぎる3位指名はなんだったのあれ。


三嶋一輝 3.97 7勝2敗15H
東に次ぐ勝ち星を稼いでしまったが、自身の失点で先発の勝ちを消したケースはほとんど無く自力で7勝は偉い。
後半になるにつれ成績が下り坂になってきたが、攻略されたというよりも単純に初のフル稼働による疲労だろう。リリーフにとってこういう勝ち運は大事だし、今年で経験を積み、故障さえなければ来年も期待できそう。


エスコバー 3.57 4勝3敗13H
前半戦はほとんど無双状態だったが先発が足りなくなり外国人枠の関係で二軍に落ち、戻ってきたらポンコツ化していた。出れば打たれる状態で、終盤は持ち直したが剛速球とランダムカーブは変えようがないし、来年以降に大いに不安を抱かせた。というかそもそも来年はいるのだろうか?


国吉佑樹 4.86 0勝0敗1H
オープン戦で生まれ変わった姿を見せかけたが最後の方ではもう冷えてたし、シーズンが始まっても変わらなかった。基本的に散々だが最終盤になぜか広島相手に快投を披露したりと、4試合に1回くらいは素晴らしい投球を見せるのでまだ俺たちは諦めちゃいない。


武藤祐太 6.46 0勝0敗4H
ビハインド時に何度か使われるが良いところはあまりなく一、二軍を行ったり来たり。正直これなら平田や進藤を使って経験を積ませて欲しい。来年はいないかと思ったが契約する模様。出番は少ないだろうなあ。


中後悠平 3.68 0勝0敗1H
柏田や野村がわりと通用してたメジャーの左の中継ぎなんてこんなもんである。
一軍に上がると前半ほとんど投げてないから疲れてないだろうと酷使されてたのは笑った。
左のリリーフなんて何人いても困らないしエスコバーの去就も不透明なので、タナケンと中後のどちらかが砂田を助けてくれればいい。


田中健二朗 6.57 1勝0敗1H
藤浪に歴史的な満塁ホームランを献上しシーズンエンド。二軍ではものすごい成績を残していたし盟友須田の分も粘りを見せて欲しい。


藤岡好明 6.14 1勝0敗1H
倉本と仲良しという謎の人脈が明らかとなったお立ち台しか覚えていない。


平田真吾 6.66 0勝0敗0H
去年と打って変わって行方不明となり三嶋にだいぶ水を空けられた。熊原と平田のどっちかだけでもいいから来年は消息がつかめるとうれしいのだが。
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2018 横浜DeNAベイスターズ私的感想 先発投手編

2018年11月16日 | スポーツ
石田健大 4.97 3勝7敗
調子が上がってこないままシーズンを終えた2年連続開幕投手。安定の初回3失点で、オールスター前に二番手で出てきた時もやっぱり初回に打たれた。終わってみればクオリティ・スタートくらいなのだが初回に確実に捕まっていると試合のペースはつかめない。とはいえ今永、濱口よりは安定して登板しているのでそれだけでも助かった。立ち上がりを改善してくれ。


今永昇太 6.80 4勝11敗4H
調子が上がって来たかと思いきや急降下してシーズンを終えたエース格。見るからに速球の威力が落ちていてそりゃ打たれるわと納得の姿だったし、あのノビ1みたいな速球でリリーフをやらせることは誰がどう考えても間違い。フォーム改造なりなんなりでどうか立ち直って欲しい。


濱口遥大 3.90 4勝5敗1H
打線の援護に恵まれないまま終わった2年目。荒れ球というか単にコントロールが悪くなった気もするが、おおむね去年と変わらず、後は運次第だろう。東の離脱により同じチームの左の若手だからという謎の理屈で侍ジャパンに選ばれたのは笑った。


東克樹 2.45 11勝5敗
いなければ最下位もありえた新人王確定。開幕前は左腕カルテットや!Vやねん!と沸いていたが蓋を開けたら一番不透明の東だけが元気だった。立ち上がりの制球が妙に悪いが崩れるところまでは行かず、回を追うごとにコントロールが増して行くのは圧巻だった。あれだけ安定してた今永があんなことになったのでどうしても不安は残るが、来年も同等の活躍を期待したい。


ウィーランド 4.99 4勝9敗
対策されてるはずがなんか去年より打ってた準二刀流。その力味の抜けた軸のぶれないバッティングを誤算連中は見習うべき。だが肝心の投手の方はおおむね去年と同じで、悪くはないが良くもなく、とりあえず誰にでも打たれた。よくよく考えると結構ソトに似てるバッティングはまた見たいが今年でお別れだろう。代打ウィーランドが落ち着いて四球を選び、球場の盛り上がりに乗って倉本がすかさずとどめを刺したあの試合は最高だった。


バリオス 3.33 2勝5敗
何かの役には立つだろうくらいの感覚で獲っておいたら思いのほか役に立った新助っ人。伊達にソフトバンクで一軍にいない。もう少しイニングを食えれば文句なしなのだが、そもそも構想外に近かったので贅沢は言うまい。来年も残れば、新助っ人次第だが出番はますます増えそう。


井納翔一 3.54 6勝3敗8H1S
成績だけ見ると大活躍した気がするが誰も活躍したと思ってないという数字のマジック。
どう考えても中継ぎは向いてないし、数少ないイニングを食える先発なので来年は戻ってくれることを切に願うばかり。


飯塚悟史 4.74 1勝6敗
序盤戦で成長を見せたが打線の援護と勝ち星に恵まれず。5試合投げて援護3点とかで本当に気の毒だった。波に乗れていればそのまま覚醒した可能性も高く、野球はやはり難しい。ローテーションを完全に任せられるのはまだ数年先だろうか。


京山将弥 5.64 6勝6敗
4月に連勝し月間MVPや!新人王や!と沸きかけた瞬間に急速冷凍された。最序盤の学徒動員だけかと思いきや終盤にローテーションに復帰。まだまだ力不足は露呈したがこの経験は必ず来年以降に生きてくるだろう。


平良拳太郎 3.49 5勝3敗
先発陣の希望の星。菅野に投げ勝った試合はしびれた。井納が井納なので実は右のエース格に一番近い。将来を見据えれば山口メンバーと引き換えられたなんて本当に良い選択をしたものだ。
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2018 横浜DeNAベイスターズ私的感想 レギュラー野手+監督編

2018年11月15日 | スポーツ
桑原将志 .261 9 26
去年獲得したスキル「調子極端」を実装したまま開幕を迎えてしまい、あっさり神里にレギュラーを奪われる。
7月に驚異的に打ちまくりサイクルヒットまで達成。完全復活と思いきや調子極端がぶり返して元に戻り、準レギュラーのまま終戦を迎えた。
チャンスで思いっきりぶん回しては三振を繰り返していたシーンも印象悪いが、全力プレーこそ桑原なのでこのまま行ってもらうしかあるまい。


大和 .244 2 27
前半戦はそんなに打たないとは聞いていたが、ここまでとは聞いてないぞじいちゃん!な有様だったものの、1番に起用されると持ち直し、前評判くらいの打者成績に落ち着いた。
守備力は噂通りで勝負強く、不安視されたスタミナは故障休みもあって問題なかった。
真価を問われるのは来年からだし、発揮してもらわなければ困る。


ロペス .288 26 77
短期離脱もありキャリアハイを出した去年ほどの成績は無理だったが安定感は抜群。ビデオ判定でファールの直後に打ち直した一発は球史に残る。
年齢を考えるとそろそろ後継者を考える時期だが、一塁手として史上初のエラー0を達成した守備力もあり、まだ数年は活躍してくれるだろう。


筒香嘉智 .295 38 89
数字上は文句無しだしここぞという場面で打ってくれるので印象は悪くないが、得点圏打率は四番としては致命的に低い。ここぞ以外の普通のチャンスでは凡退を繰り返した。まさかの1番起用は、得点圏の弱さ・威圧感による四球奪取・2番がソト or 宮﨑でどうせバントしない、の3点から完璧に機能しており、飛び道具として来年もどこかで使うのではなかろうか。


宮﨑敏郎 .318 34 71
あっさりキャリアハイを達成した本塁打も量産できる安打製造機。
去年ほど華麗な守備力は見せずポカも多かったが、いつの間にかスペ体質を克服し隙が消えた。
この先どれほどの選手になってしまうのかちょっと想像が付かなくなってきた。我々は球史に残りうる天才を見ているのかもしれないとすら思う。


ソト .310 41 95
1月遅れで実戦投入されながら恐ろしいペースで打ち続け、筒香の成績をあっさり抜き去った超優良助っ人。
弱点が発見されたかと思うとすかさずアジャストし、不安視されたライト守備はそつなく、一塁も無難に守れた。2塁はお前やったことあるって言ったの絶対嘘だろというくらい乱暴な送球で笑ったが。
バレンティンその他のようなパワーではなく、ボールに逆らわず合わせて打っており、よほどのことがなければ、今年と同等は無理にしても良い成績を残してくれるはず。


嶺井博希 .177 5 25
謎の長打力と起死回生の一発は持つが、普段の打席でさっぱり打てず2割すら大きく下回った。
嶺井がこの有様なのに上がれなかった戸柱はいったいどうなってるんだ。
誰かが2割5分打てれば問題ないと思っていたがまさか2割すら高望みになるなんて想像だにしなかった。
リード云々はもうこの際どうでもいいので頼むから打って欲しい。


ラミレス
手駒が大きく増え、嬉々としてスタメン・ローテーションを入れ替え続けた。昨年に続き酷使したはずの中継ぎ陣はなぜか故障しなかったが、先発陣が揃って調子を崩し、不動のスタメンは固定できていたはずのセンターラインにぽっかり大穴…どころか捕手から中堅まで続く地割れが走った。それでも前半戦は借金4で踏みとどまるも一向に戻ってこない先発陣に頭を悩ませ、終盤の粘り腰でCSに手が届きかけたものの力尽き借金7で幕を閉じた。

采配は打撃に関しては相変わらず冴え渡り、突然のスタメン抜擢は9割方当たり、1番筒香、代打ウィーランドと奇策もはまったが、ローテーションは最後まで固定できず、先発も5回程度で見切りをつけ続け、ファンをやきもきさせた。あと8番投手は今年は良いところゼロだった。
とはいえ先発総崩れやセンターライン崩壊まで監督に責を負わせるのは無茶な話で、万全な態勢でもう一年見たい気持ちは変わらず、続投はうれしい限り。コーチ陣も一新されるそうで、立て直しに期待したい。
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