この「綱渡り」はうまく行くか。途中で転落するか?
4月14日ショルツ独首相一行が中国を訪問した。大型使節団で、経済界からはBMWのオリバー・ツィプセ社長、メルセデス・ベンツグループのオラ・ケレニウス社長、鉄鋼大手CEOらが同行した。
閣僚も三人の親中派大臣が同行している。ウィッシング運輸相らで、とくにウィッシングは、5G通信網のインフラ構築で、中国の華為技術(ファーウェイ)製の機器の利用を制限 . . . 本文を読む
これまでNATO諸国の対ロシア戦争観は北欧、旧東欧(バルト三国を含む)、西欧、そして南欧と、異質なトルコ、ハンガリーとの間にいくばくかの『温度差』があった。
ハンガリーのオルバン首相かねてからウクライナ支援に消極的で、スウェーデンのNATO加盟にはトルコと共に反対した。ハンガリーはスウェーデンの戦闘機SAABのリースを、トルコはF16供与を取引条件に妥協した。
米国はトルコをなだめすかし、その . . . 本文を読む
3月10日、投開票のポルトガル総選挙で与党社会党がおおきく得票を減らし、コスタ党首は辞任を表明した。賃金、インフレ対策で失策が目立ち、得票率は半減に近い。これでは、単独過半だった左翼政権は連立となるだろう。
第一党の民主同盟(AD)が29・8%、第二党のPS(社会党)は28・7%だった。三倍の大躍進はポルトガルの保守党「チェガ党」で2020年の7%から19%となった。
不法移民、治安対策で保守 . . . 本文を読む
EU首脳会議で、マクロン大統領は「公式に承認された形で現地に軍隊を派遣するという合意は、いまのところないけれども、力の均衡という観点からは、何も排除することはできない」と発言、大きな物議を醸した。
つまりNATOのウクライナ直接派遣も選択肢にあるというわけだ。
マクロン大統領の発言を受けて、多くのNATO加盟国がウクライナへの戦闘部隊派遣を検討しているという考えに反論したもののNATO特殊作戦 . . . 本文を読む
NATOへのスウェーデン加盟に反対したハンガリー。最後には条件付きで折れたが、ハンガリー議会は批准を遅らせた。
オルバン首相は「ほとんどの人はウクライナが(ロシアに)勝利するとは信じていない」と(ホントのことを)発言した。またタッカー・カールソンとのインタビューでオルバン首相は、「トランプが世界を救う。はやくトランプを呼び戻せ」と言った。ハンガリーはEU議会の問題児だ。
EU議会は6月に総選挙 . . . 本文を読む
IFOPの直近世論調査で国民連合(RN)のマリーヌ・ルペンが「2027年の第2回投票でガブリエル・アタルに対抗し大統領に当選する」という結果を発表した。
同調査で、エドゥアール・フィリップと対決した場合、ルペン女史が得票率50パーセントで同点となる。アタルもフィリップも与党の有力政治家で、マクロンの後継とみられている。
アタルはまだ34歳。マクロンのお気に入りで、フランス史上最年少の首相である . . . 本文を読む
2023年にドイツに這入り込んで、亡命を申請した外国人の難民は351,915人。前年比51パーセント増となった。
当局の集計では、最も多い難民申請はシリア人で104561人、次いでトルコが62624人、アフガニスタン人が53582人だった。
チャイニーズは?
ショルツ政権は、ドイツに流入する大量の移民を抑制するため、厳格な新措置をとることにした。亡命手続きの迅速化、亡命希望者への給付制限、国 . . . 本文を読む
年間500億ユーロが移民のために使われ、彼らの宿舎(豪華ホテルを含む)、食費、社会保障、移民の子らの学校の為に『われわれの税金』が使われた。国境を開けっ放しにし、移民を偽善のヒューマズムから歓迎したメルケルと連立与党、リベラル政党の誤りです。
議会でAfDのアリス・ワイデル党首が演説した。
ドイツの世論調査会館フォルサが12月12日から18日にかけて、2500名を対象に行った支持政党の結果は次 . . . 本文を読む
ドイツで人口最大の州はバイエルン(州都はミュンヘン)。人口1300万人、スイス、チェコ、オーストリアと国境を接し、政治風土は保守的。BMWとアウディの本社がある。
バイエルン州知事にあたるマルクス・ゼーダー首長は11月25日に記者会見し、ショルツ首相率いる左翼連立政権はドイツを「深刻な国家危機」に導いたと批判した。
「ベルリン(ドイツ連邦政府)は「この苦境から抜け出す方法をほとんど見つけること . . . 本文を読む
オランダと言えば、ゴッホやフェルメール、レンブラントなど世界有数の芸術家が誕生した国である。日本との関連でいえば鎖国の江戸時代に唯一の貿易相手国として長崎の出島に暮らしていた。シーボルトもオランダ人だった。
そのオランダでも「不法移民排斥」を訴えた「まともな政党」のPVV(自由党)が11月22日に投開票の下院選挙で、第一党となった。
極左メディアは「オランダの極右」などとレッテル貼りに余念が無 . . . 本文を読む
ファイナンシャルタイムズの報道によればNATO高官の話として、冷戦後最大規模のNATO軍事演習が2024年早々にラトビア、エストニア近海で計画されている。
参加する兵力は41000名、航空機は500〜700機。海軍艦船は50隻を予定し、北方バルト海と近辺で展開される。ロシアへの軍事的パワーを見せつける演習をめざし、バルト海は『NATO湖』となる(!)
NATO条約第五条の同盟国が侵略を受けた場 . . . 本文を読む
タッカー・カールソンのインタビューで世界が注目する本物の政治家, ハンガーのオルバン首相についてYouTubeで解説:
オルバンとは、米国の同盟国の首相でありながらバイデン政権に従わない首相。
タッカーのインタビューから3つのポイント:
私はウクライナ支援, ロシア制裁に従わない
バイデンのウクライナ支援、ロシア制裁に従わず、自国の国民を第一。特 . . . 本文を読む
WHOのグローバリズムに対抗するWCH, テス・ローリー博士についてYouTubeで解説しました:
WHOのコンサルタントとして、WHOから賞賛されてきたローリー博士は、コロナウイルスの政策に疑問を持ち、イベルメクチンをきっかけにWHOと対抗する立場になった。
病院がコロナ患者で溢れ、治療法がなく、人々が死んでいく状況を見て、コーリー博士はイベルメクチンが人々の命を救う . . . 本文を読む
安倍首相亡き後の自由世界に五人の愛国的ナショナリスト政治家がいる。
筆頭はいうまでのなくトランプ。ついでトルコのエルドアン、インドのモディ、フランスのルペン、そしてハンガリーのオルバーン首相である。
オルバーンは1998年に35歳という最年少の若さで一度首相に就き、その後も2010年から現在までと、合計17年間、ハンガリーをリードしてきた稀有の政治力量を秘めた愛国政治家だ。
9月2日、EU外 . . . 本文を読む
オルバン首相はウクライナ戦争に西側支援国は飽き飽きしているが、ジョージソロスらが軍需産業にテコ入れして大もうけをしており、「ソロスはウクライナが勝つまで戦争を継続せよと言っている」と真っ向から批判しています。ソロスはハンガリー系ユダヤ人です。
オルバンはまたロシア制裁に加わらないベネズエラ、キューバ、メキシコ、ブラジルを評価し、バイデンをこき下ろす一方で、「すぐに停戦に持って行ける唯一の指導者は . . . 本文を読む