東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

『神道が世界を救う』マンリオ・カデロ、加瀬英明共著(勉誠出版) 神道は日常を律するこころの信仰、フィロソフィー=人生哲学だ 教典もない、信徒もいない。神社境内には異教徒でも誰でも入れる

2018-08-31 | 世界が賞賛する日本・日本人
神道を語らせたら、この二人ほど適切な語り部はいないだろう。 カデロ(サンマリノ大使)は、在京外国大使団の長(在日外交団長)も努められる人だが、サンマリノに自ら音頭を取って神社を建立されたほど日本文化、歴史に造詣が深い。 加瀬氏は外交評論家として八面六臂の活躍をされているが、他方で『論語』など中国古典、漢籍に明るく、そのうえ神道に詳しいことは氏の著作『ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか』を読 . . . 本文を読む

シリコンバレーは反トランプの巣窟。ハリウッドは中国資本漬け カリフォルニア州は、アメリカのなかの「別の国」だ(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2018-08-30 | アメリカ情勢
シリコンバレーは左翼リベラルの巣窟、赤いハリウッドより左翼的との批判がある。 8月28日に、トランプ大統領はツィッターで「メディアの垂れ流す70%はフェイクニュースだ」としたうえで、グーグルを攻撃した。 「トランプ自身のニュースの検索結果が不利になるよう『不正に操作』されている」とも発言している。印象操作は政治宣伝の初歩である。翌日になってグーグルは正式に反論し、「いかなる操作もしていない」 . . . 本文を読む

中国・深圳で労働者支援の学生ら50人一斉拘束 天安門30年を前に勃発した労働争議が意味するもの(中国新聞趣聞~チャイナ・ゴシップス 福島 香織)

2018-08-29 | 中国の歴史・中国情勢
2018年8月29日 国際社会も注目する労働争議が起こった中国・深圳市 5月から深圳で続いていた深圳佳士科技公司(JASIC)の労働争議で、8月24日に支援者の学生ら50人が一斉に身柄拘束された。中国の工場において労働争議自体は珍しくないが、この労働争議の目的が賃上げや待遇改善にとどまらず、共産党に支配されない労働者による自主的労働組合を設立するという政治的要求が中心になっていること、大学生 . . . 本文を読む

「日本人の責務」 皇室の利他心が伝染して、代々の国民の努力で築かれたこの幸福な国に生まれた我々には、その恩に報いる責務がある(国際派日本人養成講座)

2018-08-28 | 日本の素晴らしい文化
■1.「良き日本人」度のテスト 「国際人」ではなく「国際派日本人」を目指そう、というのが、弊誌の20年来の主張だが、過去40年間で11年を欧米で過ごし、業務、学会、観光などで5大陸、32カ国を訪問した現在、その確信はますます強まるばかりだ。 「国際人」とは、文字通り「国と国との際(きわ)にいる人」とすれば、そういう人は難民でしかない。人は誰しも母国を持っており、母国への愛情がその人の根っことな . . . 本文を読む

『裏口からの参戦 ルーズベルト外交の正体 1933−1941』チャールズ・カラン・タンシル著・渡辺惣樹訳(草思社)

2018-08-27 | 歴史の真実
ヒトラーはルーズベルトの挑発をことごとく黙殺した 米国は「東洋にヒトラーの代役」(つまり戦勝国史観の悪役)を捜しあてた ***************************************************************************************** 副題は「ルーズベルト外交の正体 1933−1941」である。分厚い翻訳本、しかも上下二巻。渡辺惣 . . . 本文を読む

「日本国憲法を「絶対善」とする不可思議 改憲で自由なくなるなら根拠示すべきだ」(『週刊ダイヤモンド』2018年8月25日号 櫻井よしこ)

2018-08-26 | 日本をダメにする勢力
2018.08.25 (土) 夏休みは、NHKのプロパガンダの季節か。そのように感じさせる戦争にまつわる番組を、NHKは何本も放映していた。 日本は大東亜戦争で敗北したのである。辛い体験であるのは当然だが、NHKの報じ方はあえて言えば「軍と政府が悪い」「国民が犠牲にされた」という相も変わらぬ短絡な構図だった。 そんな中、加地伸行氏の『マスコミ偽善者列伝 建て前を言いつのる人々』(飛鳥新社)が . . . 本文を読む

文在寅政権、破綻した経済路線の固守確認 “権威”守るため…北も南も同じ(室谷克実 新・悪韓論)

2018-08-25 | 韓国の歴史・韓国情勢
2018.8.23 聞こえがいいことを言うが、実態が伴わない文大統領(AP) 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、もはやズタズタになった「所得主導成長」路線の固守を確認した。所得主導成長路線とは、国民にさまざまな交付金・補助金を与えることで、購買力を高め、好景気を持続するという“夢の経済政策”であり、最低賃金の大幅引き上げも、その一環だ。 ところが現実は、最低賃金層の解雇が大幅に増え、零細企 . . . 本文を読む

米中貿易戦争、第二幕が開演。秋の第三幕で合計2500億ドル分に制裁関税 商業レベルで見れば「狂気の沙汰」だが、長期戦略の原点に立ち帰ってみると(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2018-08-24 | アメリカ情勢
なぜ商人の発想しか出来ないのか、日本のメディアの論調を読んでつくづく思った。 7月6日に発動されたトランプ政権の対中制裁関税の第一幕は160億ドル。(前史として鉄鋼とアルミへの25%関税があった)。そして8月23日の第二幕は340億ドル分、合計500億ドルの中国からの輸入品に対して25%の関税をかける。中国はただちに応戦し、同額の関税を報復課税で応じた。 9月以降に予想される第三幕では200 . . . 本文を読む

それは習近平子飼いの陳全国がウィグル自治区書記に任命されてから始まった 残虐なウィグル族弾圧、収容所に放り込み拷問、再教育。棄教を迫る(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2018-08-23 | 中国の歴史・中国情勢
エジプト留学から帰国したウィグル族の若者が当局に拘束されて行方を絶った。家族が心配して心当たりを捜しても行方不明。同様な「事件」が頻発し始めたのが2017年からである。 なかには家族が偽りの電話を強要され、父親が病気とかで、急いで留学先から帰ると強制収容所に放り込まれた。そのまま一年以上。合計8000名のウィグル族の若者の留学帰りが、杳として行方知れずとなった。いずれもイスラム圏への留学という共 . . . 本文を読む

中国新疆・ムスリムの強制収容所が急速に拡大 トランプ政権、ウイグル問題を「対中外交カード」に(中国新聞趣聞~チャイナ・ゴシップス 福島 香織)

2018-08-22 | 中国の歴史・中国情勢
2018年8月22日 日本外国特派員協会で2015年に会見する世界ウイグル会議前代表のラビア・カーディル(写真:AFP/アフロ) 中国でウイグル・ムスリムを対象とする強制収容所が急速に拡大していることが、米国の衛星写真などから判明している。収容者は少なく見積もっても100万人、あるいは200万人を超えているという推計もあり、中国の宗教、“少数民族”政策の苛酷さがこの2年で急激に増していること . . . 本文を読む

英露のグレートゲームと幕末・明治の日本 幕末・明治の暴風雨を乗り切った我が先人たちの「世界史の教訓」は我々への贈り物(国際派日本人養成講座 )

2018-08-21 | 日本の歴史
■1.先人からの「世界史の教訓」という贈り物 中西輝政・京都大学名誉教授の最新刊『日本人として知っておきたい 世界史の教訓』[1]からは、幕末日本は、北朝鮮や中国からの脅威を受けている現代日本以上の危機的状況にあったが、我々の先人たちはその危機を見事に克服して独立を維持した事をよく学ぶ事ができる。その「世界史の教訓」は先人から我々への、きわめて貴重な贈り物となっている。 アメリカの黒船艦隊が浦 . . . 本文を読む

マーシャルプランは公共財の提供による欧州の経済復興だった 中国のシルクロードは過剰在庫処分と失業者の輸出、高利の金貸しが実態(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2018-08-20 | 中国の歴史・中国情勢
戦後の欧州復興計画は、荒廃したヨーロッパの社会インフラ、経済の立て直しを図ろうとして、米国務長官だったマーシャルが立案し、当時の金額で100億ドルの支援と援助をなした。後半には軍事援助が主体となってNATOへの足がかりとなるのだが、とりわけドイツの復興に力点が置かれた。マーシャルはこれによりノーベル平和賞を贈られている。 つまりマーシャルプランとは「公共財」の提供によって援助対象国を経済的に豊か . . . 本文を読む

AI(人工知能)の開発競争で、中国の猛追ぶりは凄いが、三つの欠陥がある それは「創新」「開源」、そして「人才」。基本特許は依然、米国がトップ(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2018-08-19 | 中国の歴史・中国情勢
2017年の世界のAI開発のシェアは中国が27・6%、中国人の専門家は18232人。地球的規模でみると全世界の研究者の数は、米国が13・9%に対して、中国は8・9%である。AI開発の三傑のなかには米、中についで日本も戦列に加わっている。主として日本企業の開発センターに個々に所属している。 またAI企業数をみると、2018年6月現在で、中国のAI企業は1011社。売り上げは23億元(390億円前 . . . 本文を読む

「中国マネーが席巻する征服と略奪の網 日本は負の流れ変える歴史的使命がある」(『週刊ダイヤモンド』2018年8月11・18日号 櫻井よしこ) 

2018-08-18 | 中国の歴史・中国情勢
2018.08.18 (土) 中国で異変が起きている。7月26日、北京の米大使館付近で爆発事件が発生、中国当局は内蒙古自治区出身の26歳の男を拘束した。情報筋は、少数民族に対する苛酷な監視の網をくぐってモンゴル系の青年が爆弾を所持して北京中心部の米大使館に近づくなど、あり得ないと強調する。 「産経新聞」の藤本欣也記者が7月17日に北京発で報じたのは、(1)7月第2週、屋内外の習近平中国国家主席の . . . 本文を読む

中国国有企業の「負債はケタ違い」 衝撃の欧米リポート(瀕死の習中国⑤ 宮崎正弘)

2018-08-17 | 中国の歴史・中国情勢
2018.8.6 習主席率いる中国は、巨大な負債を抱える国有企業を切り捨て始めた 米中貿易戦争の勃発を奇貨として、国有企業の整理を断行するタイミングを得たと判断した中国共産党は、お荷物だったゾンビ企業をバッサバッサと切り捨てる政策に切り替えた。 香港を拠点にするアジアタイムズによると、国有企業の負債総額はGDP(国内総生産)の159%に達した(2017年末速報)。すでに約2100社の倒産が . . . 本文を読む