東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

平成最後の日に伝えたい「天皇の師」小泉信三の教え(田中秀臣 上武大学ビジネス情報学部教授)

2019-04-30 | 日本の素晴らしい文化
「平成」という時代が終わる。平成は経済が停滞したこと、そして日本が大規模な災害に直面したことでも記憶に残る時代となるだろう。個人的な思い出も含めて、一つの時代が終わることに、深い感慨を誰しも抱くに違いない。 平成の経済停滞と大規模災害を振り返るとき、参照すべき一人の人物を想起する。経済学者の小泉信三(1888~1966年)である。 小泉は、天皇陛下の皇太子時代に影響を与えた師として、今日では有 . . . 本文を読む

安岡正篤『人間を磨く』を読む 人間を知らない人間の作った世界の不幸から人間を救い出すために(国際派日本人養成講座)

2019-04-29 | 日本の素晴らしい文化
■1.「無意味な読物、音楽鑑賞、映画見物などが病癖になって」 最近の電車の乗客は10人中8、9人は携帯を覗いている。音楽を聴いている人は以前から多かったが、最近ではテレビや映画を見ている人も増えてきた。先日非常に真剣な顔で画面に向かっている中年男性がいて、どうしたのかと思って画面を見たら、ゲームの最中であった。この光景から思い出したのが、次の言葉である。 夙(つと)に誰か、A・ハックスリーだっ . . . 本文を読む

絶望の果てか、「損切り」を覚悟の民間払い下げか? 中国、新幹線を分割、民間企業に売却という新手(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2019-04-28 | 中国の歴史・中国情勢
中国は新幹線の一部を民間企業に払い下げる。すでに累積赤字は、邦貨換算で87兆円にも達しており、それでも中国は新幹線プロジェクトを強気の投資継続で続行する。その一方で、完成した区間の一部売却なのか、部門売却なのかは明らかではないが、民間企業に払い下げるという新手を思いついた。新華社が伝えた。 初契約は41億8000万ドル(4600億円内外)で、中国の国有銀行団がシンジケートを組み、浙江省政府と民間 . . . 本文を読む

「文在寅、親北反米路線で確信犯」(『週刊新潮』2019年4月25日号 櫻井よしこ)

2019-04-28 | 韓国の歴史・韓国情勢
2019.04.25 (木) 南北両朝鮮が米国に追い詰められている。とりわけ韓国の文在寅大統領への米国の圧力は巧妙である。 4月11日、文氏は“建国”を祝う予定だったが、米韓首脳会談のため、大事なその記念式典を諦めて訪米した。にもかかわらず、ホワイトハウスでのトランプ大統領との会談は、前代未聞の哀れな結果に終わった。 文氏は10日にソウルを出発し、同日夕方にワシントンに到着したが、米国側との . . . 本文を読む

「居眠りジョー」、三度目の正直で2020年大統領に挑む トランプ陣営は早くからバイデンを一番の脅威とみていた(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2019-04-27 | アメリカ情勢
ジョセフ(ジョー)・バイデン前副大統領が「世界の指導者達から強く推挙されて」と非自主的な言辞を吐きつつ、2020年の米国大統領選への立候補を表明した。途端に過去のセックススキャンダルが露呈し、その品格においてトランプを攻撃できない弱い立場にある。 しかしながら、ほかに民主党内からは上下両院議員、閣僚経験者、知事など出馬表明の十九名。並み居るドングリのなか、サンダース上院議員が序盤戦をこれまでにリ . . . 本文を読む

『なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~』シンシアリー著(扶桑社)

2019-04-26 | 韓国の歴史・韓国情勢
著者はこの本を書いた時点で、日本に暮らすようになって3年目。再び3年の滞在許可を得て、将来は日本に帰化するようだ。韓国人が書いた韓国論からは、世界でも稀有なヘンテコな国と国民の実態が露わになり、興味津々だが、そこまで国を挙げて暴走してしまっては、収拾がつかないのではないかと心配になる。コワイモノ見たさと、日本の安全保障の観点から、じつに面白く読んだ。 それにしてもストレート過ぎるタイトルである。 . . . 本文を読む

グラムシの予言に慄然 衰弱する愛国心(加瀬英明のコラム)

2019-04-25 | 歴史の書き換え
アメリカ鷲と中国龍が、アジア太平洋の未来を賭けて争っている。かつての米ソ間の冷戦になぞらえて、「第2の冷戦」といわれている。といって、自由主義対共産主義の抗争ではない。 今日の中国は毛沢東時代と違って、共産主義と呼べない。中国共産党による専制下にあるが、習近平主席の中国は「5000年の偉大な中華文明の復興」を呼号しており、独裁制とナショナリズムである中華主義が結びついている。 習主席の中国は、 . . . 本文を読む

孤立する金正恩氏 中国すら制裁履行でプーチン頼み 専門家「露、大して支援はしないだろう」

2019-04-24 | 北朝鮮関係
2019.4.24 ロシアへ向けて専用列車で出発した正恩氏(ロイター) 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は24日、特別列車で国境を越え、ロシア極東を訪問した。国境に接するハサン駅での歓迎式典出席後、ウラジオストクに向かった。25日にウラジーミル・プーチン大統領との初の首脳会談に臨む。2月の米朝首脳会談決裂後、最大の支援国だった中国すら国際制裁を順守する姿勢を見せるなか、正恩氏に . . . 本文を読む

「国際共産主義はグローバル資本が生み育てた」 ロシア革命、第二次大戦、シナ国共内戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争など争いの種を蒔いてきた(国際派日本人養成講座)再掲載

2019-04-24 | 歴史の書き換え
ロシア革命、第二次大戦、シナ国共内戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争と、国際共産主義を生み育て、争いの種を蒔いてきた勢力の正体。 ■1.「ロシア革命はユダヤ革命」 世界でおよそ1億人を殺害したと言われる共産主義の幕開けは、今からちょうど100年前、1917年に始まったロシア革命だった。その末裔であるシナや北朝鮮が今もわが国の安全を脅かし、国内でも日本共産党が存在感を示していることを考えると、過ぎ去った . . . 本文を読む

【日本の選択①】奇怪な「象徴天皇論」も… ガラパゴス左翼象徴する「令和」にイチャモンつける人々 (新元号は「令和」 岩田温)

2019-04-23 | 日本をダメにする勢力
2019.4.23 新元号「令和」の発表を、多くの国民は好意的に受け止めたのだが 「令和」の御代を迎えることを多くの国民が歓迎している。災害の多かった平成という時代、常に国民に寄り添いながら象徴としての役割を果たしてこられた今上陛下に感謝申し上げると同時に、期待に胸を膨らませながら新たな時代の到来を祝っているのだろう。 「令和」の元号が発表された日、普段、皇室のことを尊敬しているとは思えぬよう . . . 本文を読む

韓国大統領、米韓首脳会談“2分で終了”の屈辱的冷遇…北朝鮮への制裁緩和要求で決裂か(渡邉哲也「よくわかる経済のしくみ」)

2019-04-22 | 韓国の歴史・韓国情勢
2019.04.15 米韓首脳会談での文在寅大統領(左)とドナルド・トランプ大統領(右)(写真:AP/アフロ) 4月11日に行われたアメリカのドナルド・トランプ大統領と韓国の文在寅大統領による米韓首脳会談は、約2分で終了するという結果になった。30分間のうち27分を記者会見に費やし、肝心の会談は2分程度で終わったようだが、通訳に要する時間を考えれば、ほぼあいさつのみで中身のないものであったと考え . . . 本文を読む

「徴用工」から暴走する韓国訴訟、元凶は日本のリベラル知識人 最高裁判決に西岡力氏が警鐘…韓国側の「驚くべき主張」と「最大の弱点」(韓国で徴用工“異常”判決)

2019-04-21 | 韓国の歴史・韓国情勢
2019.4.20 今年2月、三菱重工本社前に押しかけた「元徴用工」訴訟の原告代理人弁護士ら いわゆる「元徴用工」をめぐる韓国最高裁の「異常判決」で、日本にとって最悪の事態が懸念されている。判決で「日本統治不法論」が掲げられているため、戦時労働者問題以外に、日本の朝鮮統治時代のあらゆる政策が賠償の対象になる恐れがあるというのだ。事の発端には日本のリベラル知識人も関わっているという。判決文を精読し . . . 本文を読む

韓国を牛耳る“トンデモ法曹人”たち かつて昭和天皇を「起訴」した次期大統領有力候補 (室谷克実 新・悪韓論)

2019-04-20 | 韓国の歴史・韓国情勢
2019.4.18 韓国の法律条文は、とても整っている。日帝の法律をそのまま受け継いだのだから、当たり前のことだ。しかし、かつての保守政権では「有銭無罪」だったし、いまの左翼政権では「属権無罪」の状況だ。権力集団=文在寅(ムン・ジェイン)グループに属していれば、無事ということだ。韓国の法曹界出身の政治家の言動にスポットを当ててみよう。 弁護士出身の法曹人なのに、外国との条約を守る意思がまったく . . . 本文を読む

文在寅大統領「主流・非主流の世界」 「韓国社会では主流は批判の対象であり、非主流は憐憫の対象だ」と説明し、「現政権関係者は今も自分たちを『非主流』だと考えている」

2019-04-19 | 韓国の歴史・韓国情勢
2019/4/18韓国最大手日刊紙朝鮮日報(日本語版)4月14日付で素晴らしいコラムに出会った。政治部次長の黄大振記者の「文在寅大統領が語る『美しい復讐』の矛盾」というタイトルのコラムだ。同記者は韓国社会を「主流」と「非主流」というキー・ワードで分析し、「韓国社会では主流は批判の対象であり、非主流は憐憫の対象だ」と説明し、「現政権関係者は今も自分たちを『非主流』だと考えている」と述べている。この記 . . . 本文を読む

もし習近平が権力の座に居座り続けるなら 次期指導者は第六世代を飛び越えて「第七世代」から選ばれることになる(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2019-04-19 | 中国の歴史・中国情勢
もし習近平が党の総書記と国家主席という権力トップの座に居座り続けるなら、中国共産党の次期指導者は次期を目された第六世代をさっと飛び越えて、第七世代の若い指導者たちに移行することになる。 では第七世代には、どういう人物がいるのか。1970年から73年生まれ、現時点でのポストは省副省長、市長クラス、あるいは地方の党副書記クラスにいて、注目を集めている指導者ということになる。 世界的なチャイナ・ウォ . . . 本文を読む