ごっとさんのブログ

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オレオレ詐欺の顛末

2017-08-18 11:05:20 | その他
先日私のところにオレオレ詐欺(別な名前もあるようですが)の電話がかかってきました。

これはすぐ息子ではないことに気が付いたのですが、だまされた振りをして捕まえられないかとそれなりに苦労しました。その顛末を書きます。時刻や内容をメモしましたのでやや詳しく書いてみます。

まず最初が8:40で「俺だけど」とは言わずに話に入りましたが、声が息子とかなり似ていたため、私の方から○○かと言ってしまいました。内容はケータイ入りのバッグをなくして、手続きをして連絡先を私の家の電話にしたから、かかってきたらメモして置いてほしいというものでした。

この段階でおかしいと思いました。息子の家には固定電話もあり、家には嫁さんや子供がいるのに私の家を連絡先にするはずがありません。そのまま続けましたがよく聴くと声も息子とは違っていました。それでも話を合わせ、次がかかってくるのを待ちました。

次に9:10にまだ連絡はないかという電話でしたが、その時そのバッグには携帯以外に財布や会社の書類が入っていたので心配しているとのことでした。3回目が9:50でまだ連絡はないかと、そのバッグの会社の書類の中に銀行の手形も入っており、さっき職場の人と会いいろいろ相談しているということでした。

どうもこのように徐々にお金の話に持っていくようです。これが終わった後警察の電話番号を調べて、いつでも電話できるようにしました。やはり具体的な金額が出てからの方が良いと判断しました。

その次が10:30に横浜駅前派出所と名乗る電話がかかりました。これは本格的なオレオレ詐欺で、私にばれていることに向こうは気づいていないようです。この電話は探している物件が見つかりましたが、ケータイとバッグだけで財布や書類はないとのことでした。

この自称警官はあまり慣れていないのか、ややたどたどしく話を合わせるのも簡単でした。この時連絡先として045からの電話番号を伝えてきました。この連絡先に電話してみようかとも思いましたが、どうせでたらめなのだろうと止めておきました。

するとすぐ5回目の電話が10:40にあり、この横浜駅前派出所の電話番号とかばんとケータイが見つかったことを伝えました。当然良かったすぐ電話してみるということで終わりました。

これからどういう展開になるのか待っていると、10:55に電話があり、ついにお金の話が出てきました。この出てこなかった書類の中の銀行手形は、すぐ銀行のほうに行き手続きをしたが、再発行は月曜日になってしまうということでした(この日は木曜日でした)。

顧客には今日中にこの手形の800万を届けなければいけないが、会社の同僚と自分で準備できる金が400万しか無理で、残りの400万を月曜日まで貸してほしいということでした。ついに金額が出てきました。次に続きます。

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