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素晴らしい「擬態」ハチのような

2016-03-20 10:54:04 | 自然
写真はネットの画像をそのまま張り付けたものですが、どうみてもハチにしか見えません。これは蛾の一種で最近発見されたようです。

この記事によれば発見者は、ハチにしては飛び方がおかしいということで、捕獲して調べたところハチではなく新種の蛾であることが分かったようです。この蛾はスカシバガという種類で、羽に鱗粉などが全くなく全体にハチのような形状になっているようです。

これはスズメガ科に属しており、大部分がこのように蛾にしては珍しい透明な羽を持っているようです。余談ですが私は青虫や毛虫の類が本当に苦手で、歳をとってから少しは良くなったのですが、このスズメガはその虫を連想させるような形をしており、最も苦手な蛾となっています。

このように昆虫だけではなく、他の動植物に似たような形態を持つものを「擬態」と呼んでいますが、これは本当に芸術的なものもあるようです。例えば海の中にも海藻と見分けがつかないような魚や、森でも枯葉にしか見えないような蝶などいろいろとあるようです。

この擬態に関しては、他の動物などに食べられないようにするための防御擬態や、餌となるものを捕まえやすくするための攻撃擬態などに分類されているようです。もっとも簡単なものに保護色といわれている一種の擬態がありますが、この程度のものは身の回りにもいろいろいるようです。私などはあまり本物は見たことがなく、写真や画像で見るだけですが、実際には気が付かないだけで身近なところにもいるのかもしれません。

しかしこの擬態についての研究はあまり進んでいないようです。例えば何のための擬態かを調べるためには、綿密な観察が必要ですが、捕獲してみていても何もわからないわけです。あくまでも自然の中で他の生物などとの関わり合いを調べる必要があり、これはかなり難しいことのようです。

私のような素人には、こういった擬態というのは不思議なことだらけのような気がします。例えば最初のハチにしか見えない蛾の話でも、こういった昆虫を食べる鳥や動物は、ハチには毒があり餌に適していないということが分かっている可能性は十分にあります。ですから蛾がそのハチのような形態をして、捕食されるのを免れるというのは、賢い選択といえます。しかしこの蛾はハチに毒があり食べられないという情報を、どこから手に入れるのでしょうか。

この擬態というのも一種の進化で現れるのだと思いますが、なぜ他の動物に似た形にすると有利だとわかるのか、またその方向に進化するのはどういうきっかけなのか、やはり自然というのは不思議なことだらけです。
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