ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

家の不思議な朝顔 その2

2016-11-30 10:51:10 | 自然
6月の初めに、草取りをしてもらって最初に生えてきた植物が、10年も前のしかもまいてから1年たった朝顔で不思議だという話を書きました。

生垣の後ろの庭が一面朝顔の苗床のようにたくさん双葉ができたので、4分の1ほどに間引きをしたのですが、この苗が非常に良く育ち、生垣の上に緑のじゅうたんのように生い茂ってしまいました。

ところが一面青々とした朝顔なのですが、全く花が咲かないのです。ネットで検索してみると開花は日照時間と関係がありそうなので、そのまま放っておきました。そうするとたぶん8月の下旬ころになりやっと花が咲くようになったのです。

この朝顔の種は赤や紫の大輪の花から採取したものですので、大きな花を期待したのですが、何と原種のような非常に小さな青と白の花しか咲きませんでした。この辺りは遺伝子の面白いところです。人間が育種として何代にもわたり大きな花にしたものが、1回の受粉で元に戻ってしまったわけです。これは優性遺伝とかよりも、遺伝子の中のどの部分が発現するかがかかわっているような気がします。

通常は夏の間に私が自分で何回か草取りをするのですが、今年は7月に体調を崩し、すぐよくなったのですがやや不調になったりを繰り返しており、とても暑い時期に草取りをする気分になれませんでした。雑草が茂りまたひどい状況になってしまいましたので、9月の初旬にまた便利屋さんに頼んで草取りをしてもらいました。

非常にきれいになりましたが、この時期なのでもうそれほど草は生えてこないだろうと思っていました。ところがしばらくして最初に生えてきたのが、なんとまた朝顔の双葉だったのです。このように雑草がなくなって、まず朝顔が出てくるというのは偶然ではないようです。

朝顔は周りに雑草がなくなると、発芽するという機能を持っていると考えられるわけです。では朝顔の種子はどうやって雑草の有無を感知するのでしょうか。

可能性としては、生えている雑草が何らかのシグナルを出しているということです。一つには他の種子の発芽阻害剤の様なものを出している可能性もあります。これは動物での情報伝達物質のような低分子化合物か、サイトカインのようなタンパク質かもしれません。

どちらにせよこれは非常に興味深く、いわば天然の除草剤となりうるわけです。私が現役であれば、こういった物質の単離は得意分野ですので、何らかの実験系が作れたのに、今となっては単に空想するしかありません。

もしかしたら人間の耳には聞こえないような音(波の一種でしょう)なのかもしれません。物質にしろ音にしろ、生えてきた植物が、他の種類が発芽しないような信号を出している可能性は高いような気がしています。

なおこの10月の朝顔は30センチほど育ち、小さな花を咲かせました。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

11月度定例麻雀

2016-11-29 10:34:28 | ギャンブル
今月も日程調整にやや難航しましたが、何とか定例の麻雀を開催することができました。

このところ急激に冷え込み、先日は11月には珍しく都心でも積雪があるほどでした、集合場所の地域はこの辺りでは雪が多い方ですが、さすがに残っているほどは降らなかったようです。

時間前に全員集まり、そこから一番近い雀荘に電話したところ空いており、すぐそこに移動しました。この雀荘は何回かやっていますが、上着や手荷物などの管理もよく、サービスも良いのですが、予約ができないという欠点があります。どうもここは我々のように4人で行ってやるというよりは、会員制となっており一人で来て、場合によっては雀荘スタッフが入ってやるということを優先しているようです。

現在の雀卓は積んだ牌が出て来るだけではなく、配牌の13枚も配られて出てくるシステムになっています。ところが私の仲間は、これでは趣がなく積み牌から4枚ずつ取ってきて、良さそうとかダメだとか思いながら開けていくのも楽しいという意見でした。たぶんこういった人も多いのか、切り替えスイッチがついており、変えられるようになっています。

時間的に考えると配牌まで配られていれば、通常6半荘程度やるところを7半荘できそうですが、色々な楽しみ方ということで配牌は出ないようなシステムでやっています。

今回の麻雀は全体的にそれほど派手な展開にはなりませんでした。私もそれほど良い手が来たわけではありませんが、トップ2回、2位2回、3位2回と4位が一度もない良い展開で、最終的にはまあまあのプラスでトップになりました。

惜しかったのは2半荘目の親の時でしたが、配牌を4枚ずつ持ってきたときに、割とそろっている感じがしました。14枚揃ったところで捨て牌を探したのですが、すぐに見つからないのです。並べなおしてみるとなんとピンフを聴牌していました。

このとき1,4竹の待ちでしたが、不要牌が5竹でもしこれが4竹であれば、やったことも見たこともない天和でした。この時は少し待たせて牌を見ていました。当然ダブルリーチで、少し回ったところで1竹で上がりましたが、それほど高い手ではなかったのですが、やはりついていると言えるようです。

私ではないのですが惜しかったのは、Sさんが中盤西でリーチをかけてきました。普通の捨て牌のように見えたのですが、この一巡の自摸も西でした。この時特に派手な動きはなかったのですが、この局は流れた後Sさんが大いに悔やんでいました。何とホンイツチートイでドラ2というすごい手でした。Sさんは東を待ちにしたのですが、もし西で待てば倍満を上がっていたのです。

これでSさんが倍満であれば、その後の流れも変わっていそうな、大きな選択ミス?となったわけです。おかけで私は2回連続トップとなりましたが、麻雀は本当に面白いものです。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ガン治療革命続々 今後の希望・展望

2016-11-28 10:45:35 | 健康・医療
ガン治療革命の話をいろいろ書いてきましたが、従来のようにガンを発症した臓器の病気ととらえるのではなく、どこの遺伝子が変異したかで治療法を決めるというのが、まさに革命的なことだと感じています。

このためスクラムジャパンという大きなプロジェクトが動き、全国の多くの患者のガン細胞の遺伝子解析が行われています。この一つの細胞の遺伝子を解析するには、約40万円程度かかるようですので、このようなプロジェクトが必要となってきます。

それでもまだこの治療法が一般的になるまでには課題が多く残っています。医療費の問題がその一つで、分子標的薬が高価になってしまうのは前回書きました。

さらに現在の精度では、抗ガン剤の開発は特定のガン種ごとに申請するようになっており、肺ガン用とか胃ガン用とかが決まってしまいます。ですから肝臓ガンに肺ガン用の薬を使うと、保険適用外となってしまうのです。この辺りは日本の医療制度の根幹にかかわる問題ですので、そう簡単に変更はできないかもしれませんが、早急に対策を望むところです。

最近オプジーボという高額の抗ガン剤が、薬価を半分にするということで話題となっています。この薬は免疫チェックポイント阻害剤といわれるように、ガン細胞が免疫の攻撃を受けないようにするシステムを阻害するという、新しいメカニズムであり、年間の治療費が3000万を超すということで注目を集めたようです。

オプジーボは開発当初メラノーマの治療薬として申請され、このガンはそれほど患者数が多くないため、高額な薬価が認められたようです。それが肺ガンの一部にも適用が拡大され、患者数が増えたため医療費が問題となったようです。

この薬は夢の新薬的表現がされていますが、私はその作用メカニズムから、本当にガンに有効なのか、また重篤な副作用が出ないか疑問に思っています。これも抗体医薬ですが、こういったタンパク質を薬として使う場合は、それほど安価にすることは難しいと思われます。

遺伝子が変異し、それによって作られたタンパク質がガン化を引き起こしているのであれば、そのタンパク質の機能を阻害する低分子化合物の探索が必要です。現在使用されている医薬品のほぼすべてが低分子化合物で、その大部分は酵素や受容体というタンパク質をターゲットとしています。

このようなガン化に関連するタンパク質の機能阻害剤は、多くの製薬会社でやっているはずですが、まだそういった情報は入っていません。難しい課題なのかもしれませんが、治療革命には必須なことと考えています。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ある脚本家の死生観

2016-11-27 10:32:33 | その他
脚本家の橋田寿賀子さんが、安楽死を希望しているという記事があり、死生観として興味深く読みました。

橋田さんは今年91歳という高齢ですが、代表作である「渡る世間は鬼ばかり」のたぶん最終話となりそうなドラマの脚本を書くなど、偉人の一人になる人だと思っています(私の仲間ではこういう人は化け物と呼んでいます)。

橋田さんは熱海の田舎に住んでおり、時折スピーカーから徘徊して行方の分からくなった老人をさがす放送が聞こえて来るそうです。こういったことに対し橋田さんは「私は認知症になった場合を考えると、恐ろしくてたまらないのです。何もわからず、ベッドに縛りつけられて生きるなんて考えたくもない。誰にも迷惑をかけないで安らかに逝きたい」ということから安楽死を選択されたようです。

そこでいろいろ調べた結果、スイスの医療団体が日本人も受け入れるということで、認知症の兆候が出たらスイスへ旅立つとしています。ヨーロッパでは何か国か安楽死を認めているが、外国人を受け入れるのはスイスだけのようです。

余談ですが安楽死を目的にスイスに渡航する人は非常に多く、2008年から2012年までの5年間で31か国611人の人が訪れているようです。これは年々増加傾向で、今では申し込みから実行日まで3か月待ちだそうです。

この橋田さんのように思っている人は、たぶんかなり多いような気がします。ただ安楽死を実行する人はほとんどいないとは思います。橋田さんのような人がスイスに旅立つのを、まわりが許すとは思えませんので、橋田さんも実行できないような気もします。

私も当然この意見には賛成というより、もっと過激?な感じを持っています。たぶん60歳を過ぎたあたりから、70まで生きられれば良いという気持ちになってきました(もうすぐですが)。

これは当時健康寿命が70歳程度でしたので、一つの目安として健康でいられるまでということで70歳が出てきました。別に70歳になったら自殺するというわけではなく、たぶん今と同じように過ごすことにはなりそうです。

私は若いころから、健康のために何かするというのが嫌いでした。自分の好きなように過ごして、それで病気になり死んでもやむを得ないというのが基本でした。昔から死という物をそれほど恐れない、もしくは生きていることに拘らないというのが私の死生観なのかもしれません。

幸いここまで大きな病気にもならず、健康を保ってきましたが、今年軽い肺炎になったように年齢による衰えを感じています。現在のような生活ができなくなったときどうするか、それはそうなってから考えるというのが私らしいような気がしています。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

色々なワクチンとその効果

2016-11-26 10:48:21 | 健康・医療
このブログにも書きましたが、私は7月に軽い肺炎にかかりました。

先日かかりつけのクリニックに、喘息の吸入薬をもらいに行ったとき医師から肺炎球菌のワクチンの話が出ました。すっかり忘れていましたが、私は数年前このワクチンを接種していました。なぜこのワクチンを打つ気になったのか忘れてしまいましたが、本質的にはあまりこういったワクチンの効果を信じていません。

結果としてはワクチンを接種したのに、肺炎にかかってしまったわけです。医師に言わせればワクチンのおかげで、発症しても非常に軽く済んだということになるのかもしれません。しかしワクチンの目的からいうと、この説明はおかしなこととなります。

人間の体は免疫システムによって、細菌やウイルス感染から守られています。新たな病原菌が体内に入ってくると、この菌に対する抗体が作られ、免疫系が働いてこの菌をやっつけるということになります。しかしこの抗体ができて働くようになるまで2日程度かかると言われています。

この間に病原菌が増殖してしまうと、発症するつまり病気になるわけです。そこでこの時間差を埋めるために、無毒化した病原菌を入れあらかじめこの病原菌に対する抗体を作っておくというのがワクチン接種です。そうすると病原菌が入ってきたときに、すぐにこの抗体が認識し増殖を防ぐため、発症しないということになります。

人間の体の中には数千種以上の、病原菌だけでなく異物に対する抗体が存在すると言われています。この抗体の異物に対する認識は当然非常に厳密ですが、あまりにもしっかりしすぎているため、ほんの少しの変化でも認識できなくなってしまいます。

このためほとんど変異を起こさない、日本脳炎やはしか、ポリオといった大部分のウイルスには、一度抗体ができてしまえば一生このウイルス病にはかからなくなるわけです。しかしインフルエンザウイルスなどはこの変異が激しいとされ、少しずつ違った形になるため、毎年ワクチンを接種する必要が出てくるわけです。

そこで肺炎球菌ワクチンになりますが、肺炎というのは肺で病原菌が増殖することによって起きる病気で、どんな菌であっても肺炎になるわけです。肺炎球菌というように、この菌が原因菌であることが多いのかもしれませんが、こういった病原菌はそれほど珍しいものではなく、日常的に接触しているはずです。ですから大部分の人はこの菌に対する抗体を持っているような気がします。

わざわざワクチンを接種する意味はないはずですが、最近のようにこの宣伝を増やしているのは、製薬企業の単なる戦略かもしれません。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加