幹事クリタのコーカイブログ

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懲役18年という判決

2018-11-26 23:23:07 | 時事
 僕が裁判員候補になりながら選ばれなかった裁判の結果が新聞に載っていました。強盗殺人と死体遺棄で懲役18年(求刑20年)だったそうです。この裁判の難しいところは犯人が犯行当時18歳の少年だったことで、少年の凶悪犯罪の量刑をどう判断するかがポイントになる事件だろうと地裁で説明を聞いた時に思いました。

 新聞報道によれば犯人の少年は強盗は認めたものの、被害者が死んでいるとは思わなかったし殺意も否定しているそうです。しかし被害者の遺体をスーツケースに詰めて遺棄しているわけですから「死んでいるとは思わなかった」という言い訳は通用しなかったのでしょう。

 民法の改正により18歳は2022年4月からは成年に変わります。2022年春以降なら成年として裁かれますが、現時点では少年ということでしたが、裁判員は「ほぼ成年」として判断したということが「懲役18年」という判決になったのかなと感じました。

 もし自分が裁判員に選ばれていたらどういう判断を下したかは、実際に裁判に立ち会ったわけではないですから軽々には言えません。ただ概ねこの「懲役18年」は僕の感覚と同じなので妥当なのではないかと考えています。そしてやっぱり裁判員をやってみたかったなぁと改めて思いました。
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