kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合同練習 with kudamatu

2011-01-23 | 陸上競技
土曜日、定期的に実施しようと思っている合同練習の日でした。これまでは単独で練習することが多かったのですが近くに目標を共有できる指導者が転勤してきたこともあり、この冬は継続的に練習を一緒にやっていこうという話になりました。このことは私が孝行で陸上の指導を始めたときからずっと思っていたことです。何人かに「やりたい」と相談したこともありましたが、当時は実績もなく「何を言っているんだ」という感じの部分が多かったので相手にしてもらえない感じでした。とにかく地道にやっていってある程度の成績も残せるようになってきた。本当は近辺の中学校とも一緒にやっていくことで地域の競技力の向上につながると考えていますが、それはさらに実施が難しいので見送っています。本当は「何とか強くしていきたい」という想いを共有できれば簡単なことなんですけどね。

ずっと前から思っていたことをogawa先生に相談したところ「是非やろう」ということだったので冬期練習中は継続的に練習をしていこうという方向で話がまとまりました。いつも同じ指導者が指導するのではなく「持ち回り」でやるようにしようという形にしました。これまでは私が指導することが多かったのですが、将来的なことを考えたときに特定の指導者のみの「言い回し」では伝わらないことがあるのではないかと考えたからです。同じことを伝えようとしても言い方が違ったりニュアンスが違えば多少なりとも受け取る側も考えるようになります。ほかの指導者からの言葉がスムーズに入っていくことも十分考えられます。抱え込むよりも様々な指導者から指導を受けることで伸びを期待したいと思っています。もちろん、指導の方向性や技術的な指導が同じような指導者にしかお願いできませんが。全く違うことをやっていくと話が変わってきますから…。

という事で今回は全てogawa選手に任せることに。前日下関に連れていってもらって当日は学校まで送ってもらいましたから至れり尽くせりです(笑)。練習場所も持ち回りにした方が各校の負担が少なくなるだろうという事でkudamatu高校のホームグランドまで行きました。運搬手段がなかったので卒業生に手伝ってもらいました。最近元気がないという話だったのでリハビリという意味も込めて呼びました。

練習自体は完全に任せることに。申し訳ないとは思いながらグランドの側の体育館で本校バスケ部が中国大会がかかった試合をやっていたのでそれを見に行く事に。私の手から完全に離れたところで練習をさせるというのも大切な経験です。いつも私に頼っていたら勝負の場面でも頼るかもしれない。自分達で判断して行動できるようにならなければいけませんから。

バスケ観戦は前からしてみたいと思っていたのですがなかなか日程が合わずできませんでした。細かいルールは全くありませんが、指導者の先生とはもう9年間の付き合いになりますし、大変お世話になっています。情熱を持って指導されているのを知っていますからそのゲームを一度見てみたいと思っていました。間違いなく自分の指導に生かされる部分が出てくると思ったので。
人数が少ない中でよく戦っていました。観戦したゲームは負けてしまいましたが、3位を決める大切な試合で勝ち見事中国大会に出場が決まりました。できればそのゲームも見たかったですね。「指導者の力でチームが変わる」という顕著な例だと思います。やはりすごい。

ゲームが終わってからグランドに戻ると走練習になっていました。普段とは違う形でしっかりと走るというのは大切な事です。男子は中心となる選手が最初の150mで練習離脱。がっかりです。「腰が痛い」とのこと。なかなか練習が継続できません。ここも繰り返し話していますが怪我をしてから対処しようとするから上手くいかないのです。その前の段階で普段からきちんとやっておく事が必要。怪我をしてからでは遅いですし、回復までに時間がかかります。もったいないですね。fujinoは速く動き切りませんから加速段階で遅れてしまいます。しかし、スピード維持がかなり出来るようになってきていますから400mHへの適性があると思っています。フラットレースがどれくらい走れるようになるかというのもありますが52秒で走れれば55秒は間違いないと思います。インターハイも見えてくるのではないかと考えています。あとは本人が適性があるて理解してくれるかどうかなのですが。

女子は声が出るようになりましたが、スピードはまだまだですね。1年生エースがスピードが微妙な感じで2年生にボコボコにされていました。ここ最近はかなり動きも良くなって12秒2を狙わせたいと考えていたのですが、感覚が本物になっていません。後で確認すると「力を使わないと身体が進まない」とのこと。中四合宿の前と同じような感じでしょうか。感覚的には鋭い方なので修正は可能だと思いますが、自分で動きを戻せるようにならないと今後は厳しくなります。もうワンランク上の走りをしてもらいたいと思います。力があるだけにこちらが求めるものも高くなります。当然ですが。
もう1人の1年生は安定しません。走れる時は他の者と並走に近いスピードが出ますが切れると全く…。この辺りの波が大きいというのは良いことではありません。こちらのイメージしている通りにいけば13秒0前後までは確実に届くと思うのですが…。意識改革が必要かもしれませんね。

2年生女子、何とか形になりつつあります。こちらはこれまでまともに練習が出来ていませんでしたからやっと最低レベルをクリア出来たかなという感じです。。今の練習が11月に出来ていないといけません。予定よりはかなり遅れています。ここからどうやって取り戻せるでしょうか。最大限の練習が出来れば飛躍的に競技力が上がると思っています。感情と意志のコントロールが必要です。

練習後は学校に戻って担当している生徒と陸上部の商業系の選手に簿記会計の補習。担当生徒は思っていたよりもたくさん来ていました。何とか検定に受かりたいという気持ちがあるのでしょう。2時から5時過ぎまで。これまで合格点に程遠かった者も合格ラインに近づいてきています。なんとか全員合格に近づいてもらいたいですね。しかし、本当に来ないといけない者が2名きていませんでした。危機感がまったくありません。提出物は出さない、指導すると予告していた日に学校を欠席する、家で勉強している様子はない・・・。この危機的状況に本人はどう考えているのでしょうか?高校は義務教育ではありません。きちんとやらなければいけない部分があります。この部分も繰り返し話をしてきているのですが伝わりません。どうすれば良いのか・・・。

いろいろとあった1日でした。疲れました・・・。
コメント
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