インド
ウッタラーカン州のヒマラヤ山中
標高5,000メートルに抱かれた氷河湖
ループクンド湖で発掘された
200年前の人骨
大学院で遺伝学を学ぶ
七瀬悠(ななせはるか)が
DNA鑑定にかけると
4年前に失踪した妹
七瀬紫陽(ななせしはる)のものと一致した
不可解な鑑定結果から
担当教授である
石見崎明彦に相談しようとするも
石見崎は何者かに殺害される
古人骨を発掘した調査員も襲われ
研究室からは
古人骨が盗まれた
悠は妹・紫陽の生死と
古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し
予測もつかない
大きな企みに巻き込まれていく



面白かったぁ~
第23回『このミステリーがすごい!』で
文庫グランプリを受賞した作品です
内容が
遺伝子に関するものだったので
著者の経歴をみたら
千葉工業大学大学院工学研究科修士課程で
流体力学の研究に従事していたそうです
てっきり
遺伝子工学
学んでいるとばかり…
❛一次元の挿し木❜
このタイトルが
ストーリー全体を
的確に表現しているなぁ~
と思いました
どうしたら
200年前の骨と
4年前に失踪した
紫陽の骨のDNDが
一致するんだ?
紫陽は
過去から来た人物?
タイムスリーパー?
所詮
σ(^_^;)の推理の能力は
その程度ですよ…
浅いですよ…
樹木の会教祖
導師である真鍋宗次郎が
生前残した予言
樹木の会を継ぐのは男たちではない
魂の廻る地から蘇る聖母こそが
すべての生命を強く統合する
樹木の会のメンバーは
真鍋宗次郎と交流の深かった
日江製薬創業者
七瀬弓彦(悠の継父京一の父)の資金力を元に
女性を後継者とする=イコンを
創造してしまった
ホントに創ってしまったんですよ…
それが
七瀬紫陽…
魂の廻る地が
ループクンド湖であり
そこで
発掘された人骨から
無性生殖で複製された
人間を創ろう(創った)のが
仙波佳代子・七瀬京一・石見崎明彦ら
研究者達
そして
創造されたのが
七瀬紫陽 … 詳しいネタバレに関しては
文庫「一次元の挿し木」258頁『3.仙波佳代子/29年前』以降を
戸籍もなく 一読頂きたい
素性が明らかにされれば
世界中から注目を浴び
真っ当に生きていけないであろう
紫陽が選択したのは
樹木の会と言う
強大な組織の庇護下に入ることでした
大きなある意味
自己犠牲的モノです
悠と石見崎真理と
共に生きるのではなく
イコン=マァタジーと
崇められることで
国内の警察・マスコミ・政界・経済界に
入り込んでいる信者たちを使い
自身のいる歪な世界から
悠と石見崎真理を遠ざけ
守ること道を選んだのです
これでいいのか?
と思わないでもないけれど
この選択しか
ないよなぁ~
石見崎明彦らの事件を担当した
多田刑事は急死
黛刑事は突然の人事異動
悠は
博士号を所得後
地元・日江市に戻り
4年の歳月をかけ
母方の祖父が
経営していた
山城美術館を再オープンにこぎつけます
クラウドファンディング
目標額3千万円を目標に対し
3億円調達!?
小さな片田舎の美術館に
3億…
当然の事ながら
樹木の会(紫陽)
関わってるよね~
一気に読んでしまいました
今後の作品
期待したいと思います
ウッタラーカン州のヒマラヤ山中
標高5,000メートルに抱かれた氷河湖
ループクンド湖で発掘された
200年前の人骨
大学院で遺伝学を学ぶ
七瀬悠(ななせはるか)が
DNA鑑定にかけると
4年前に失踪した妹
七瀬紫陽(ななせしはる)のものと一致した
不可解な鑑定結果から
担当教授である
石見崎明彦に相談しようとするも
石見崎は何者かに殺害される
古人骨を発掘した調査員も襲われ
研究室からは
古人骨が盗まれた
悠は妹・紫陽の生死と
古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し
予測もつかない
大きな企みに巻き込まれていく



面白かったぁ~
第23回『このミステリーがすごい!』で
文庫グランプリを受賞した作品です
内容が
遺伝子に関するものだったので
著者の経歴をみたら
千葉工業大学大学院工学研究科修士課程で
流体力学の研究に従事していたそうです
てっきり
遺伝子工学
学んでいるとばかり…
❛一次元の挿し木❜
このタイトルが
ストーリー全体を
的確に表現しているなぁ~
と思いました
どうしたら
200年前の骨と
4年前に失踪した
紫陽の骨のDNDが
一致するんだ?
紫陽は
過去から来た人物?
タイムスリーパー?
所詮
σ(^_^;)の推理の能力は
その程度ですよ…
浅いですよ…
樹木の会教祖
導師である真鍋宗次郎が
生前残した予言
樹木の会を継ぐのは男たちではない
魂の廻る地から蘇る聖母こそが
すべての生命を強く統合する
樹木の会のメンバーは
真鍋宗次郎と交流の深かった
日江製薬創業者
七瀬弓彦(悠の継父京一の父)の資金力を元に
女性を後継者とする=イコンを
創造してしまった
ホントに創ってしまったんですよ…
それが
七瀬紫陽…
魂の廻る地が
ループクンド湖であり
そこで
発掘された人骨から
無性生殖で複製された
人間を創ろう(創った)のが
仙波佳代子・七瀬京一・石見崎明彦ら
研究者達
そして
創造されたのが
七瀬紫陽 … 詳しいネタバレに関しては
文庫「一次元の挿し木」258頁『3.仙波佳代子/29年前』以降を
戸籍もなく 一読頂きたい
素性が明らかにされれば
世界中から注目を浴び
真っ当に生きていけないであろう
紫陽が選択したのは
樹木の会と言う
強大な組織の庇護下に入ることでした
大きなある意味
自己犠牲的モノです
悠と石見崎真理と
共に生きるのではなく
イコン=マァタジーと
崇められることで
国内の警察・マスコミ・政界・経済界に
入り込んでいる信者たちを使い
自身のいる歪な世界から
悠と石見崎真理を遠ざけ
守ること道を選んだのです
これでいいのか?
と思わないでもないけれど
この選択しか
ないよなぁ~
石見崎明彦らの事件を担当した
多田刑事は急死
黛刑事は突然の人事異動
悠は
博士号を所得後
地元・日江市に戻り
4年の歳月をかけ
母方の祖父が
経営していた
山城美術館を再オープンにこぎつけます
クラウドファンディング
目標額3千万円を目標に対し
3億円調達!?
小さな片田舎の美術館に
3億…
当然の事ながら
樹木の会(紫陽)
関わってるよね~
一気に読んでしまいました
今後の作品
期待したいと思います