時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

高校事変Ⅺ

2021-10-01 | 読書
慧修学院高校襲撃事件後
日本で緊急事態庁が発足
喫緊の問題を次々と解決に導いたことで
内閣支持率は急激に回復していた
国内が落ち着いたかに見える中
結衣の異母妹である凜香は
「探偵の探偵」の紗崎玲奈の行方を追っていた
やがて結衣が帰国を果たし
緊急事態庁を裏で操っていた
優莉架祷斗が本性を露わにしていく
互いの思惑が交錯する中
本土最終決戦に向けて
賽は投げられた
ついに大詰めの11巻!



神奈川県立武蔵小杉高校事件から
はや11巻
ここで完結!
かと思いきや
終わりじゃなかったです

ですが
「高校事変Ⅰ」で
矢幡総理を警護していた
錦織清孝警部
「高校事変Ⅲ」に登場した
錦織の息子
醍醐律紀
「高校事変Ⅳ」
優莉匡太の三男で
結衣の弟にあたる健斗の事件の
生存者
あとは
「探偵の探偵」のヒロイン
紗崎玲奈が実際に出て参りました
それだけでは
ござ~せん
「千里眼」シリーズの
岬美由紀も!
但し
今回は
優莉架禱斗が仕切る
緊急事態庁の指示で
イエメンからの帰国を許されず
伏線的な感じでの
登場にとどまっております
確実に
終わりに近づいてます

今回
結衣の実の母親が判明!
友里佐知子
ここにきて
「千里眼シリーズ」の
悪の根源登場ですよ

友里佐知子は
双子の姉である智佐子を
自分の後継者として引き取り
妹の結衣を
優莉匡太に…

友里佐知子 優莉匡太

=YURI



YURIの名(血)を継ぐ持つ者を
全世界に配置するつもりだったとか?
と言うか
友里=優莉
ひぇ~~
今までそのからくり
1ミリも気づきませんでした

結衣は
ある意味
超サラブレットの血を受け継ぐ
存在だってこと!?
ど~りで
架禱斗が
必要以上に
小さい頃の結衣に対して
暴力的だったか
納得です

結衣は
北朝鮮経由で
ホンジェラスから
日本に戻ってきたものの
女子高生独りで
何ができる!?
国内の「立法権」「行政権」「司法権」が
優莉架禱斗の仕切る
緊急事態庁に掌握され
優莉匡太の理想郷に近づく中
いち女子高生の結衣に
何ができるの!?

なんか
できちゃうっぽいですよ
結衣は独りじゃない!
これまでに
生死を共にしたメンバー
個々に
シビックの下部組織を
戦ってきた人物
反架禱斗派となった兄妹達
最後は
架禱斗と結衣の
ガチンコ対決なか?

まぁ~
流れ的に
結衣が勝つでしょうけど
問題は
その後です

「高校事変Ⅹ」
どう考えても
結衣不利です
紗崎玲奈登場させるなら
結衣の協力者として
「千里眼」シリーズの
岬美由紀登場させて欲しい
と本気で思う
なんだったら
メフィスト・コンサルティング・グループのダビデと
ノン=クオリアも…
結衣の味方にしては?

とσ(^_^;)
申しましたが
真実味
帯びて参りました

ノン=クオリアは
消滅しているので
メフィスト・コンサルティング・グループが
全人員総出で
事態終息に乗り出してもらわないと
収拾つかない!
結衣や凜香たちも
整形して顔変えたり
苗字変えない限り
生きていけないと思うんですけど
日本を救ったんだから
犯罪履歴抹消とか…

岬美由紀が
戦闘機で強引に日本に
帰還とか
ないのかなぁ~
岬美由紀が結衣の
後継人的な存在になるとか…

平凡だけど
最後は
高校卒業した結衣が
桜の散る校舎を出ていくシーンとかで
終わって欲しい

慧修学院の
雲英亜樹凪(あきな)
天才ピアニスト桐宇翔季(きりゆうしょうき)あたりも
再登場するかな?

「高校事変Ⅻ」は
2022年3月25日発売予定です