時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

FESTIVAL DE LA GEODE Ⅰ

2009-01-22 | 映画
故フランソワ・モリス・アドリヤン・マリー・ミッテランミッテランが
フランス大統領在職当時推進した
‘パリ大改造計画’の一環として
再開発された‘La Villette’

この総合スペースの一角にある
球形映画館Geodéで開催されている
『FESTIVAL DE LA GÉODE』
行って参りました

‘La Villette’にある方は
近未来都市公園 La Villetteがお薦めかな?


この科学博物館を突っ切ったところに球形映画館Géodeがあります

花火みたり舞台見たり
日頃から
お世話になっているエリアです
何度かblogでアップしているので
定期的に見てくれている方はご存知ですかね~

昨年
L'Arc〜en〜Cielが開いたコンサート会場も
このエリア内にあります

 
『自画像』

昨日見てきたのは2本
まずは
『MOI, VAN GOGH』

François Bertrandによる
ヴィンセントゴッホのドキュメンタリー

『馬鈴薯を食べる人たち(食卓についた5人の農民)』
『1足の靴(古靴、古びた靴)』
『タンギー爺さんの肖像(ジュリアン・タンギーの肖像)』
『夜のカフェテラス(アルルのフォラン広場)』
『オーヴェールの教会』
『烏のいる麦畑(カラスのいる麦畑)』
『真昼の休息』
『収穫』
『黄色い家』etc.


『タンギー爺さんの肖像(ジュリアン・タンギーの肖像)』

今も残る
フィンセント・ファン・ゴッホが描いた
カフェや教会
ゴッホが暮した町
訪れた場所

それらが
限りなく近いアングルで
フィルムに収められています

それらの映像を
180度リアルに目に焼き付けることで
彼がキャンバスに描いた
限られた空間が
広がっていくのを
感じることができました


『夜のカフェテラス(アルルのフォラン広場)』

おこがましくも
自分がゴッホになった気分で
目の前に映し出される映像を眺めてみました

彼の生涯について
ゴーギャンと暮した日々の事
彼が弟に宛てた手紙や
手帳に描いたデッサンなども紹介されています

ただ
スクリーンが180度ビュー
Films IMAXなので
風景はともかく
絵画が映し出されると
あまりにもデカくて
見づらかったです

拡大鏡で見ている感じ?
非常に疲れます(笑)
正直
気持ち悪くなりました


『オーヴェールの教会』               『烏のいる麦畑(カラスのいる麦畑)』

2本目は
『DAUPHINS ET BALEINES 3D』
Jean-Jacques Mantelloによって制作された3D作品

ポリネシア
トンガ島周辺
フロリダ沖etc.
これらの美しい海を自由に泳ぐ
イルカ・クジラ・シャチ・マンタ・ジュゴンをひらすら傍観
3Dなので
臨場感が半端じゃない!

海草をで遊ぶイルカ達
母親が赤ちゃんを抱っこするように
胸びれで子供を包むくじら…

なんとも
心和む映像でした



この美しい海を汚してはいけない!
これ以上人間が海を汚すなら
人間は地球上から消えた方がいい!
とさえ思いましたσ(^^;)

次回は来週
2日連続で4本見る予定です