お茶を点てるときに大切なのは
抹茶と茶碗と茶筅です。
使い古された竹細工の茶筅を
心を込めて手向ける儀式が行われます。
初夏の建長寺は比較的静かです。
唐門のそばに行くと着物の女性が大勢おられます。
吉田正道管長猊下が香華を手向けられて
茶筅供養会の開始期です。
僧侶たちが般若心経を唱えます。
次々に焼香台に香を手向け
燃える火に茶筅をくべます。
(普段着の私も参列しました)
やがて管長猊下の法話があって
静かに式典が終わりました。
(昨年までの堂内から外に移っています)