「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

水に映った紅葉

2007-12-30 09:54:27 | Weblog
「分水嶺」は二つ以上の河川の流れを分ける境界(分水界)となっている山脈をいう。(広辞苑)
横浜市と鎌倉市の市境に位置する場所を歩いて冬の到来を実感することにした。
大船駅からバスで「八軒谷戸」まで行き「鼬川(いたちがわ)」に沿って登って行く。

栄区はこのあたりの道を歩きやすく自然に親しむために造り直したようだ。
日差しが暖かい中を「昇龍橋」という由緒正しい場所から歩き始めた。
夏になるとホタルが出る”せせらぎ”から山野鳥の飛ぶ池まで一気に進む。
「自然観察センター」から急な登りになるが、そのあたりが「分水嶺」なのだろう。

切通しのような場所を幾つか過ぎると鎌倉市に入る。
つまり 分水嶺を過ぎると水は鎌倉へ流れて行く。
二階堂川から滑川への水も、最初の一滴はこのあたりの場所からと思うと愛おしい。
コメント
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