大門寺は大改装中。山門もこの前まであった姿はない。以前撮った写真をもとに俳画にしてみた。この寺には木村常陸介の経帷子、刀、槍が残されているというがまだ見たことがない。秀吉、秀次に仕え、武人として戦い、また茶道にも長けた彼は、主の秀次の失脚の後、連座。この寺で切腹、最期を終えた。山門をくぐるとき、彼は何を考えたのだろう。長男も死罪の上梟首、娘も磔刑。彼の無念さを思うと、教科書では教えない独裁者秀吉の無慈悲さに強く憤りを覚える。
大門寺は大改装中。山門もこの前まであった姿はない。以前撮った写真をもとに俳画にしてみた。この寺には木村常陸介の経帷子、刀、槍が残されているというがまだ見たことがない。秀吉、秀次に仕え、武人として戦い、また茶道にも長けた彼は、主の秀次の失脚の後、連座。この寺で切腹、最期を終えた。山門をくぐるとき、彼は何を考えたのだろう。長男も死罪の上梟首、娘も磔刑。彼の無念さを思うと、教科書では教えない独裁者秀吉の無慈悲さに強く憤りを覚える。